カートンボックス 6月号目次(2000)

■特集 マイクロフルートの技術テーマと今後の可能性
フレキソ・ポストプリントはオフセットに迫れるか！？
2000年。ペーパーパッケージ業界で最も注目されている素材がマイクロフルートであることは衆目の一致するところだろう。マイクロフルートの登場が紙器と段ボールという二つの業態のボーダーレス化を促進し、業界再編に拍車をかけると予測する関係者もある。
ボブストジャパン（本社：東京）では、このマイクロフルートの技術課題と解決策をテーマにしたセミナーを東京・大阪で開催。多くの業界関係者を集めた。特集ではこのセミナーの概要を紹介するとともに、本誌が実施したマイクロフルートに関する包装ユーザーアンケートの結果をお送りする。


■マイクロフルート関連アンケート（日報実施)
ユーザー：メーカーで認識の違いが浮き彫り

■コミック　21世紀型包装営業マンの心得
明日のために　その2　“職人”と“プロ”の違いとは！？
デジタル技術が登場した当初は業界でも「職人不要論」が巻き起こったが、最近になって、「次の世代に伝えたい技術の伝承がうまくいかない」「会社に職人がいなくなった」と嘆く声が各企業で聞かれるようにもなってきた。今回は実際の事例を元に、ベテランの技術担当者と若い営業マンとのストーリーをお送りする。


■トップインタビュー
清水　宏和氏（清水印刷紙工(株)　社長）
現場との適度な距離感が新しい発想を生む
若干26歳で社長に就任。「一時は会社を清算することを真剣に考えた」ほど追い詰められた状況に陥りながらも、強力なリーダーシップにより、「環境」を軸とした製品ラインナップを次々に開発し、“オンリーワン企業”としての地歩を着実に固めている。

■リレー・コラム「生活者の眼」VOL.26
「分ければ資源・混ぜればごみ」（シニアライフ・アドバイザー・関　悦子）

■話題のペーパーパッケージング
段ボール製汚物処理容器「クリーンボックス」を開発／吉田段ボール
緊急用簡易担架「レスキューボード」を開発／安達紙器工業


■技術
高速インクジェット印刷システムの現状と展望／サイテックスジャパン
製版用インクジェットシステム「プリメイクシステム」の開発と特性／三菱樹脂

■連載
図解と事例とニーズでみる包装設計ヒント集（4）
ユニバーサル・デザイン的便利性

実践　紙器・段ボール工場ISO9000導入ハンドブック
第5章[品質システム見直し規定]ほか

■デザイン
ジャパンパッケージングコンペティション（JPC2000）
カートン・ファイル47

■インタビュー
渡辺工業所社長・渡辺　英雄氏
コンビニスタイルの小規模貼合設備に活路

■ユニーク企業
京都ベンチャー企業で評価／三幸

■NEWS＆TOPICS ・段ボールのネット調達をスタート／ジャパンエナジー
・紙・板紙のネット販売を6月にスタート／日商岩井とＮＴＴ−Ｘ
・中央製版（新潟県）がISO9002取得
・ダブルコーター実演会／大日本インキ化学工業
・水性ニスラインでセミナー・展示会／ハイデルベルグ・ジャパン
・段ボールの紙粉除去用クリーナーを開発／伸興
・カス取り装置付き平盤打抜機を発表／三川鉄工協業組合
・ピン上下方式の自動落丁機「マスターブランカー」を開発／レザック
・グリーン購入フェア大阪に参加/東濃コアー
・中小企業活路開拓で事業報告書発刊/大阪府紙器段ボール箱工業組合

■データでみる段ボールマーケット


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