カートンボックス 10月号目次(2000)


■DSJ2000(第4回ダイカッテイング・シンポジウム・ジャパン)開催迫る
10月20、21日、大阪で初の開催/打抜き技術の向上を目指して
2年に1回、過去3回東京で開催された抜型関連機器・システム・資材の展示会と、セミナーを融合したユニークなイベント「DSJ2000(第4回ダイカッティング・シンポジウム・ジャパン)」が、初めて大阪を舞台に行われる。
この催しは、紙器、段ボール、シール・ラベル、プラスチックの抜型技術に関しての最新技術を集めたもので、単に展示会だけでなく、セミナーも併せて開催するのが従来のイベントと違うところ。セミナーは段ボール、紙器、ラベル・フィルムその他という3つの会場で同時進行。段ボール、紙器、ラベル・シールそれぞれの現場からの提案に始まり、機械、抜型、刃材などそれぞれの立場からの講習が行われる。今回の特徴はまずラベル・シール関連が充実していること。また最新技術であるCADシステム、サンプルカッティングの講演もあり、IT時代を反映したデジタル通信やインターネットも盛り込まれている。特集ではDSJ2000の概要を紹介する。



■トップインタビュー
谷口 有三氏[有功社シトー貿易(株) チーフディレクター]
今年のテーマは“キラリ!新世紀ダイカッティング”

■リレーコラム「生活者の眼」vol.30
「再利用を考慮したカートンボックスを」(シニアライフアドバイザー・関 悦子)

■話題のペーパーパッケージング
紙質改良、厚みを変えずに軽量化実現 嵩高増す界面活性剤開発/花王
段ボール製成形緩衝材を本格化/凸版印刷
鮮度保持に木炭を利用/丸定



■ワールド・レポート
スペイン・イベリカ社製枚葉打抜機
独自機構で抜群の高速安定性

■企業レポート
紙管業界で初のISO14001認証取得/日本化工機材

■デジタルソリューション
最新オンデマンド印刷システム「UltraStream2000」の本格販売スタート/東洋インキ製造

■技術
環境対応型紙工用接着剤の開発目的と特性/コニシ
紙器厚紙と段ボールの紙粉除去対策/伸興
紙工業における静電気対策とその進め方/シシド静電気

■連載
次代を担う紙器・段ボール箱営業マン情報整理法
連載4 紙器・段ボール箱は、なぜ変化に富んでいるかA
図解と事例とニーズでみる包装設計ヒント集
(8)天フラップの封緘(ロック)方法 事例「前傾斜型ディスプレー・カートン」
実践 紙器・段ボール工場ISO9000導入ハンドブック PARTU
社内規格編G

■デザイン
カートンファイル<50>個包装の天面開閉のアイデア・2種

■容器包装リサイクル法
識別表示のポイント

■news&topics
ギフトショーに東京紙器工組が出展

■テクニカルニュース
高性能自動曲げ機「ABS-302FA」を発表/イデオン

■注目ソフト
満了特許公開閲覧システム「知恵子」/エル・シー・シー

■CARTON BOX DATA FILE
段ボール産業の労働時間実態調査(日段工及び全段連の平成11年度調査)
日段工・全段連合同による段ボール産業時短推進委員会が発表した「段ボール産業の労働時間実態調査」によると、99年度(平成11年度)の年間総実労働時間は2,052時間(日段工2,010時間、全段連2,094時間)と、対前年比10時間の微増となった。製造業の平均総実労働時間が1,842時間で対前年比37時間減、紙パルプ産業平均が1,957時間で13時間減という状況の中、格差は拡大傾向にある。



■SIDE NEWS
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