カートンボックス 3月号目次(2001)


■スペシャルレポート 特許から見た容器包装分野の環境技術の現状と今後の課題
「特許庁では昨年、容器包装に関する特許技術動向とアンケート結果を分析し報告書にまとめた。容器包装分野の環境技術関連特許は、経済状況に関係なく年間400〜500件の規模で出願されている。この報告書を元に最近の傾向、今後の方向性についてレポートする。

■技術
フレキソインキのトータルコストセービングPart2./富士キネティクス
新開発のインク粘度調整装置の導入で、インクを、無駄なく有効かつ高品質に使用しかつ環境に対する負荷も下げるトータルコストセイビングが可能になる。

サンプルカッター開発の軌跡と技術動向──マシン選択のキーワード/サカタインクス
技術革新と業界再編、厳しい状況の日本の段ボール業界にあって、活発な設備投資が行われている段ボール用見本作成システム"サンプルカッター"について、日本への登場から12年の軌跡と、多様化する技術革新の時代にあって、市場ニーズと開発の立場から見たサンプルカッター選択のキーワードを検討した。

■経営
IT時代における紙器・段ボール業界の特許戦略/LCC
特許戦略はただ「人と金」をかければ良いというものではない。少人数で経費を最小限にする方法はいくらでもある。特許庁の方針変更で具体的に紙器・段ボール業界でどのようなことが特許戦略で可能になったかを検証する。



■トップインタビュー
鈴木 基一氏[鈴木松風堂 社長]
21世紀は紙の時代
伝統生かし、新技術を展開

■リレーコラム「生活者の眼」vol.35
「分かりやすい『環境ラベル』に」(シニアライフアドバイザー・宇野 圭子)

■期待の素材
軽量・高強度古紙パネル「グリッドコア」――紙製としては比類ない強度を実現/太平洋セメント

■コミック――21世紀型営業マンの心得
あしたのために その5――紙器営業マンが押さえておきたい「ユーザー情報」

■デザイン
カートンファイル<56> 取っ手部分のジョイントのアイデア

■マーケティング
化粧品・日用雑貨業界、春の新商品が一堂に/プラネットマーケティングフェア



■連載
図解と事例とニーズでみる包装設計ヒント集(13)
手提げの各種形態(その1)
<事例>事例 ワンタッチ式直立ボード
紙器・段ボール箱営業マン情報整理法(9)
紙器・段ボール箱の変化の実態を掴む5
実践 紙器・段ボール工場ISO9000導入ハンドブックPARTU(13)
第22章「是正処置・予防処置管理規定」

■テクニカルニュース
ボックスメーカー向け自動平盤打抜機の新機種を発表/旭マシナリー

■企業ルポ
エーワンパッケージ・トラストパッケージ(岐阜県可児市)/Fフルート用SFを設置

■News&Topics
来年秋をメドに全商品に「材質表示」導入/ライオン
環境配慮型商品の情報サイトを開設/グリーン購入ネットワーク
「環境に関する自主行動計画」を改定/日本製紙連合会
印刷関連機器サービス体制を強化/大日本スクリーン製造
ガムテープディスペンサー「BP555e」梱包箱のサイズを自動計測/パックウェル
2001年紙・板紙需要予測――過去最高を予想/日本製紙連合会
梱包材の再利用手法でビジネスモデル特許出願/トォーショウロジテック

■carton box data file
容器包装リサイクル法「再商品化義務量の算定に係る量、比率」(平成13年度保存版)

■新製品
小口段ボール印刷用製版システム「インバーン」/シャチハタ



■SIDE NEWS
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