カートンボックス 4月号目次(2001)


■特別企画 “ハコ”以外の用途展開の現状と今後の可能性
――防災用品、介護用品、建材、POP・ディスプレイ
これまでの「ハコ作り」で培った加工技術を生かし、包装以外の用途展開に果敢に乗り出している企業が少なくない。「紙」という極めて魅力的な素材と高度な加工技術の組合せで、大きな成果をあげている事例も出てきている。いくつかのケース・スタディを紹介する。

■容器包装リサイクル法本格施行から1年  包装ユーザーの視点[ソニー]
“環境負荷低減”の視点から、ベストチョイスは紙への移行
独自の環境配慮表示「Eco info」で情報開示

ソニーは包装材料の資源有効活用のコンセプトとしてRecycle=再資源化、Reuse=再利用、Reduce=削減、Replaceの「4R」を包装設計の基本方針として強く意識している。紙系包装材料はReplaceの素材として今最も同社が期待しているものだ。

■4月から義務付け  容器包装リサイクル法・識別マークの対応
4月1日から紙製およびプラスチック製容器包装に識別マークを付けることが義務付けられた。これに対し全日本紙器段ボール箱工業組合連合会では、「容器包装リサイクル法・識別マークの対応(平成13年度対応版)」と題する小冊子をまとめた。



■トップインタビュー
吉田 義道氏[吉田紙器製作所 社長]
経営に活きる技術者の視点

■リレーコラム「生活者の眼」vol.36
「シニアから見た紙パッケージの開封表示」(シニアライフアドバイザー・小原 淑子)

■話題のペーパーパッケージング
洗剤製品の容器にGフルート採用/ライオン

■デザイン
カートンファイル<57> 「ギフト生酒3本セットの仕切りアイデア」



■技術
段ボール用プラテン出口の自動ライン化/富士キネティクス



■連載
図解と事例とニーズでみる包装設計ヒント集(14)
手提げの各種形態(その2)
<事例>徐々に拡幅するジッパ・カット
実践 紙器・段ボール工場ISO9000導入ハンドブックPARTU(14)
第23章[品質記録管理規定]・第24章[製造業務規定]
紙器・段ボール箱営業マン情報整理法(10)

■企業ルポ
公正抜型製作所(埼玉県八潮市)/ユーザーニーズは“商品管理”から“品質管理”へ

■ワールド・レポート
コーレンス/プレプリント用フレキソ印刷機「Conprinta-IMD」を販売開始

■News&Topics
識別表示マークで説明会/大阪府紙器段ボール箱工業組合
紙加工労使でセミナー/日本紙加工産業労働組合協議会
「リサイクル推進シンボル」のガイドライン策定/段ボールリサイクル協議会
業務推進で合意/大日本紙業・日本ハイパック
ファイバーモールドパッケージ(パルプモールド)に活発な引き合い/日本ハートマン
「Score!」をシステム販売/ミマキエンジニアリング
循環型社会に対応する表面加工技術「トランス・タバック」開発/トーツヤ
カミコンボードを本格展開/オカベカミコン
包装技術研究大会中部大会に170人/JPI中部
機能紙を貼り合わせた紙製トレー、大学生協で採用へ/秀英
グラビア製版システムをCMM JAPANに出展/ハイデルベルグ・ジャパン
Packaging Intarum2開催へ/ハイデルベルグ・ジャパン
「第51回東京インターナショナルギフトショー春2001」開催/ビジネスガイド社
印刷業界向けデジタルデータ共有サービスの実証テストを展開/凸版印刷

■SIDE NEWS
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