カートンボックス 6月号目次(2001)


■最前線レポート The front line
シリーズ/リターナブルボックス[PART1.プラスチック段ボール]
包装ユーザーで相次ぐ通い箱導入
−HACCP・ISO 14001導入で食品・医薬品大手が包装見直しを検討−

容器包装リサイクル法も本格施行2年目を迎え、包装ユーザーの取組みも新たな段階に入ったようだ。大手ユーザーの視線の先にあるのは、容リ法の対象外となった“リサイクルの優等生”段ボールの見直し。昨年頃から食品や医薬品などの大手企業で、段ボール箱からリターナブルボックス(通い箱)への切替えを検討する動きが目立つ。この動きにはHACCPやISO 14001認証取得の増加が背景にあるようだ。
今月号からスタートする「最前線レポート」では、リターナブルボックスの最新動向をシリーズで追っていく。[文責:編集部]



■特集 Special issue
A-PACK 2001 OSAKA
-包装・物流・食品加工・環境対応への最新技術

「包装・物流・食品加工・環境対応への最新技術/アジアで拓こう21世紀」をテーマに「A-PACK 2001 OSAKA」が、6月13日(水)より16日(土)までの4日間、インテックス大阪1〜5号館で開催される。紙器・段ボール、関連機器を中心に概要を紹介する。



■環境 Environment
家電業界が容器包装識別表示のガイドライン策定
-消費者の視点を重視

家電製品協会では、4月1日から施行された「資源有効利用促進法」により義務付けられた「容器包装識別表示」に関するガイドラインをまとめた。多種多様な包装形態を大きく7品目に整理。一括表示を行う際は全体一括表示を推奨し、表示に使用する用語の統一も図るなど、消費者の視点に立った情報提供を意識したものになっている。



■スペシャルレポート Special report
フレキソ製版と知的財産
版と製版過程での知的財産の所有権は別物



■“人と企業” People & Companies
トップインタビュー
早川 宏氏 エコロジー開発 代表取締役
経営者の“若さ”が伸びる企業のキーワード
話題のペーパーパッケージング
ビール業界初「鮮度ギフト」システムを開発
アサヒビール
物流新展開
運送便マッチングシステムを発表/トオーショウ ロジテック
鳴尾浜配送センターを再構築/コープこうべ
新機軸
マイクロフルートの本格展開を開始
食品分野に積極攻勢
大日本紙業



■技術 Technique
ハイブリッドインキ開発の背景およびその特性/東洋インキ製造



■ワールド・レポート World report
米チャールストンでICCA(国際段ボール協会)経営者会議
欧米で進む青果物段ボール箱の規格化
日本も標準規格化を共同推進



■連載 Column
生活者の眼(38)
技術開発の成果を効率よく知りたい
カートンファイル(59)
「日本酒びん、保護と化粧のアイデア」
実践 紙器・段ボール工場ISO9000導入ハンドブックPARTU(16)
第27章[指図書管理規定] 第28章[設備管理規定]
ユーザー直伝
紙器・段ボール箱営業マン情報整理法(13)



■News&Topics
EU(欧州連合)対日輸出促進キャンペーンEU「Gateway to Japan」
包装・物流機器含む10産業分野で成果
Packaging Inforum2大阪開催/ハイデルベルグ・ジャパン
共栄印刷紙業に両面兼用厚紙印刷機「SPC102」導入/ハイデルベルグ・ジャパン
レンゴーがタイの有力段ボールメーカー「V&S」買収
JP2001でデジタルワークソリューションを展開/小森コーポレーション
昨年、米市場にコンプリートマシン12台納入/BHSが米コルゲータ市場を席巻
欧米との関係強める韓国段ボール企業/東段工が韓国に海外研修団派遣



■SIDE NEWS
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