カートンボックス 7月号目次(2001)


■特別企画 Special issue
インキ・二スからみた紙器印刷の高品質化・差別化・環境対応
広がる紙器印刷加工の地平

紙器印刷加工の地平が広がろうとしている。印刷業界では、価格競争一辺倒の傾向を脱却しようと、印刷物の高品質化、差別化、環境対応に取り組む姿勢が積極化している。否、むしろこの傾向は印刷紙器に顕著になっている。 油性インキの作業性とUV乾燥を併せ持ったハイブリッドインキの登場、オフセットとフレキソの融合を模索した新しい印刷方式、オフセットにはない効果を持つUVフレキソインキの出現など、印刷紙器の付加価値を高める革新技術が続々と登場している。特別企画では、紙器印刷の高品質化・差別化・環境対応について、インキ・ニスの観点からインキメーカー6社の現況を紹介する。

コーターとフレキソ印刷に焦点合わせた高品位差別化製品/ザ・インクテック
オフとフレキソの融合に対応した機能性ニスの開発/サカタインクス
油性インキの作業性とUV乾燥方式を両立/大日本インキ化学工業
オフにない効果を持つUVフレキソ"500"シリーズ/T&K TOKA
無溶剤、瞬時硬化、常温硬化をベースに各種製品/東洋インキ製造
業界に先駆けUVインキに大豆油を使用/女神インキ工業

[関連ニュース]
セミナー・ダイジェスト「マイケルマン パフォーマンス コーティングセミナー/主催:岩井通商」
富士通と共同でPRTRシステムを開発/東洋インキ製造




■最前線レポート The front line
シリーズ/リターナブルボックス[PART2.プラスチックコンテナー]
いかに回収システムを構築するか

リターナブルコンテナ導入で最大の課題となるのが回収ルートの確立。こうした中、「デポジット制」というシステムで急速に需要を伸ばしているイフコジャパンのケーススタディを紹介する。
クリアパッケージ
時代の“不透明感”バネに勢い加速!?

素材間競争[PP vs A-PET]も激化



■“人と企業” People & Companies
トップインタビュー
高木 正年氏 高木包装 社長
独自技術で差別化図る
話題のペーパーパッケージング
紙トレー・インラインラミネートシステムを開発
東京食品機械



■技術 Technique
コルゲータの自動化とシステムソリューション
エアハルト ライマー ジャパン



■連載 Column
生活者の眼(39)
美味しさ、楽しさを演出するパッケ−ジの個性化
カートンファイル(60)
スカーフのディスプレイカートン
ユーザー直伝
紙器・段ボール箱営業マン情報整理法(13・完)
実践 紙器・段ボール工場ISO9000導入ハンドブックPARTU(17)
第29章 [不適合品処理規定] 第30章 [ 印刷管理規定]
コミック
21世紀型包装営業マンの心得
明日のために その6 まだまだ、これから



■経営 Management
段ボール労働災害統計から



■デザイン Design
JPCにみるパッケージデザインの40年



■News&Topics
新会社「王子コンテナー」を10月設立/王子製紙
ロールツーシーター「カットスター」新発表/ハイデルベルグ・ジャパン
自動平盤打抜機を発表/三川鉄工協業組合
紙粉除去システムを開発/伸興



■SIDE NEWS
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