CBバックナンバー9月・1999年
カートンボックス 9月号目次(1999)

■特集 IGAS’99直前レポート
    International Graphic Arts Show
“景気回復の起爆剤として期待 技術トレンド&注目製品ハイライト
アジア地域最大規模の印刷機材総合展、IGAS’99(国際グラフィックアーツ総合機材展、主催:印刷機材団体協議会)が、9月20日〜24日までの5日間、東京ビッグサイト全館を使用して開催される。開催規模は出展社数約370社、約4,300小間。海外メーカー約250社の製品も出展されている。出展製品はプリプレスからプレス、ポストプレスまで印刷・紙工関連分野を網羅しており、20世紀最後の開催ということから、各企業から21世紀に向けてのプレゼンテーションが行われる模様。さらに印刷分野はもちろん、国内屈指の産業機材展ということから、やや先行き感が出てきた景気回復の起爆剤としても期待がかかる。

■特集 第19回段ボール産業安全衛生大会 Part1.
    段ボール産業の労働災害の実態

労働災害(平成10年度)30件減少も、下半期から増加傾向
日段工・全段連合同で開かれる段ボール産業安全衛生大会が、7月2日〜3日の2日間、250名の参加者を集め豊橋市内のホテルで開催された。今回で19回目を迎えた同大会では、「回転物に手を出すな はさまれ・巻き込まれ災害の撲滅」をメインテーマに、災害事例および再発防止対策6件、安全活動事例3件の事例報告が行われた。 98年度の段ボール産業の労働災害は269件と前年から30件減少。災害の重さを示す強度率は前年の1/5と、97年の上半期から3半期連続で改善を見た。しかし昨年下半期から悪化に転ずるなど課題も残されており、労使一体となったさらなる取組みを参加者全員で誓い合った。今特集では、事例報告の概要を中心に、同大会の模様を紹介する。


■トップインタビュー
トオーショウ ロジテック/島田社長に聞く
重量物包装設計でニーズ


■消費者の眼 vol.17
望まれる少量のパッケージ
(シニアライフアドバイザー・松本 貞子)


■話題のペーパーパッケージング
容器包装リサイクル法対象外で、脚光浴びる“ミニ段”


■トップ企業のパテントにみるパッケージ最新開発事例
曲面スタンディングカートン


■カートンファイル(38)
楽しいアイデアのキャンディーカートン


■デザイナーの視点 なるほどなるほど


■連載
紙器・段ボール工場ISO導入ハンドブック(6)
第6章 品質マニュアルの具体事例その2


■ユーザー包装改善事例
Xレイフィルム化粧箱の材質及び形状変更の改善事例/コニカ


■環境マネジメント
紙・パルプ関連企業ISO14001取得企業一覧
国内認証取得企業が1年で倍増


■データでみる包装事情
紙器用板紙需要業界別投入量 食品向け比率がさらに拡大



■ニュース
・ハイデルベルグ社がインフォーラム99開催
・話題のリサイクル型強耐水段ボール「SPC」/王子製紙


■新製品
・リサイクル型防湿段ボール「DPC」を開発/王子製紙


■トピックス
・超強耐水紙容器「ソリッドボード」に強い関心/レンゴー
・紙器メーカーで初のISO14001取得/河原紙器


■SIDE NEWS
・業務案内・情報BOX・海外技術ニュース・特許情報・DATA BANK
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