CBバックナンバー11月・1999年
カートンボックス 11月号目次(1999)

■特集
容器包装リサイクル法
再商品化コスト負担はこうなる

紙製包材のコスト負担は58.636円/kg
21世紀の包装産業の行末を左右するといっても過言ではない容器包装リサイクル法。製造業者と包装ユーザー、さらに法律上は適用外とされている小規模業者であってもその影響を免れることはない。来年4月の本格実施まで残された時間は少ないが、「どのくらいの負担が生じるのか」という一番大切な情報さえいまだ明らかになっていないのが現状だ。株式会社日報では、10月6日、東京有明のビッグサイト会議棟で容器包装リサイクル法セミナー「容リ法、ズバリ再商品化コスト負担はこれだ!」を開催。約240名の参加者を集めた。同セミナーの概要と、再商品化委託単価の算定係数表を紹介する。

■特集
ここまで来た!
紙器・段ボールのデジタル技術

IGAS'99にみる技術トレンド
高品質・低価格・短納期といったユーザーニーズ実現の切り札と期待されているのが90年代に入って急速に進展したきたデジタル技術。IGAS'99で紹介されたデジタル技術は、紙器・紙工・段ボール業界の明日を拓くツールとなり得るか。注目製品をピックアップしながら検証していく。


■トップインタビュー
三川鉄工協業組合/寺田恭夫代表理事
高い技術レベルで合理化推進


■消費者の眼 VOL.19
大切にしたいパッケージの文化的な側面
(シニアライフアドバイザー・宇野 圭子)


■話題のペーパーパッケージング
キョクヨーシグマ
オール紙製封筒式包装材「ジィフィーバッグ」が宅配便と通販向けで需要拡大


■トップ企業のパテントにみるパッケージ最新開発事例
農産物用段ボール箱の底組みロック


■カートンファイル(40)
…ドーナッツのキャリヤー


■技術
段ボール貼合接着技術の現状と今後


■連載
紙器・段ボール工場ISO導入ハンドブック
第8章 品質マニュアルの具体事例(その4)
コストダウン・品質アップに役立つ段ボール圧縮強度論(10)
包装される商品の圧縮強度と段ボール箱の圧縮強度との調和(2)


■注目企業
旧内田製作所のメンテナンス会社「ユーテック」が軌道に/梅谷製作所
パソコンを営業ツールとしてフル活用/大鹿印刷所



■テクニカルニュース
新型フレキソグルアを発表/ISOWA


■SIDE NEWS
・業務案内・情報BOX ・海外技術ニュース・特許情報・DATA BANK
・編集後記・編集委員・表紙の言葉・広告索引