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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2016年5月】
05/31 特殊形状容器で新市場創造/高いデザイン性と機能性を持つ――日本製紙

欧州では多くの採用実績を誇る
「Pure-Pak」
 日本製紙(東京都千代田区)は、高いデザイン性と機能性を持つ特殊形状チルド用液体紙容器で新たな飲料市場を創造する。ノルウェーのElopak(エロパック)社と「Pure‐Pak(ピュアパック)シリーズ」における新たなライセンス契約を3月1日に締結。欧州で多くの採用実績を誇る「Pure-Pak(ピュアパック)Curve(カーブ)」と「同Sense(センス)」をラインナップし、順次生産、販売を行う。(5月31日11:30 包装タイムス5月30日号に詳報)
05/30 “価値ある印刷”を提案/パッケージ向け新製品も紹介――コダック
 コダック(東京都品川区)は、5月31日〜6月10日にドイツのデュッセルドルフで開催される世界最大の印刷機材展「drupa2016」に出展。「PRINT FOR GOOD(価値ある印刷)」をテーマに、2500m2のブースを構え、サーマルCTP、フレキソソリューション、デジタル印刷などの幅広い新製品を提案する。ブースレイアウトは大きく分けて、商業、パッケージ、出版、ワークフローなどで構成される。drupa出展後は日本国内10都市で報告セミナーを開催する予定だ。(5月30日14:40 包装タイムス5月30日号に詳報)
05/27 「トップレベル事業所」に認定/八潮工場、埼玉県の温暖化対策で――レンゴー
 レンゴー(大阪市北区)の八潮工場(埼玉県八潮市)はこのほど、埼玉県地球温暖化対策推進条例に基づく目標設定型排出量取引制度で規定される、優良大規模事業所「トップレベル事業所」に認定された。すでに同工場は準トップ事業所の認定を受けていたが、今回県内初のトップ事業所にあらためて認定された。(5月27日13:30 包装タイムス5月23日号に詳報)
05/26 トレーにバイオプラ配合/シリーズ20型を切り替え――アロン・トレーディング
 アロン・トレーディング(東京都千代田区)はこのほど、業務用耐寒PP「アルパトレー」シリーズ20型すべての素材を、バイオマスプラスチックPEを25%配合したものに切り替えた。製品名は「アルパトレー・バイオ25」シリーズ。試算では従来のPPシート単体の製品と比べて、CO2排出量を1kgあたり825g削減できる。同社では、顧客や新規取引先などに環境保全適性を訴求できる点をアピールし、シリーズのさらなる拡販を図る方針だ。(5月26日10:30 包装タイムス5月23日号に詳報)
05/25 新型レーザー 6月発売/10Wと30Wで計20機種を展開――日立産機システム

「LM‐C300」シリーズ
(右のタッチスクリーンはオプション)
 日立産機システム(東京都千代田区)は6月から、新型のCO2レーザーマーカー「LM-C300」シリーズを発売する。従来機は出力30Wのみの展開だったが、新型機では10Wと30Wを用意し、さらに印字範囲、文字サイズなどが異なる計20機種をラインアップした。同月7日から開催のFOOMA JAPANで公開する。(5月25日13:30 包装タイムス5月23日号に詳報)
05/24 相互販売契約を締結/多様化する食品包装形態に対応――サトー、EDM

EDMのラベリングシステム
 サトー(東京都目黒区)と、イーデーエム(東京都板橋区、以下EDM)はこのほど、製品・ソリューションにおける相互販売契約を締結し、5月から相互販売を始めた。今回の契約締結で、サトーでは容器や包装に対し上・下・側面貼り、胴巻き、帯び掛けなど、さまざまな貼り付け方式を標準で提供できるEDMのラベリングシステムを販売。一方、EDMはサトーの各種機器・システム、シール・ラベル製品をEDMの製品ラインアップに加えることで販売力を強化する考えだ。(5月24日10:20 包装タイムス5月23日号に詳報)
05/23 両面別印刷の大型袋可能に/2枚合わせで業界史的快挙――西部機械
 西部機械(名古屋市守山区)は、このほど両面に違う絵柄の印刷された大型パウチ(800mm幅)を製造できる製袋機「HSE-800SPGZ」を開発した。両面異なった印刷デザイン、異なった基材の上下ロールを、2枚合わせで製袋する。すでに海外では商業稼動が開始され、両面に異なる文字・絵柄の印刷された大型ガゼット袋が登場し、高い反響を呼んでいる。(5月23日15:00 包装タイムス5月23日号に詳報)
05/20 本社工場2号棟が完成/製函機増産への対応を視野に――ISOWA

稼動した新工場棟
 段ボール機械メーカーのISOWA(愛知県春日井市)は、建設を進めていた本社工場2号棟を竣工させ、このほど運用を開始した。製函機増産への対応を視野に入れた新棟は、設備の配置なども考慮されており、作業効率や安全性も向上。将来的には工場のショールーム化も検討するという。(5月20日11:00 包装タイムス5月16日号に詳報)
05/19 自然な風合いを表現/業界初のホロ12種開発――村田金箔
 村田金箔グループ(東京都文京区)と、同グループで各種ホログラムを国内で製造しているケー・レーザー・テクノロジー・ジャパン(大阪府東大阪市)は5月から、業界では初めてとなる立体的でリアルな水滴柄、動きのある動物柄など12種類のホログラムを「ネイチャーホログラムホイル」の商品名で発売した。不均一であるのが最大の特徴で、よりリアルさと自然な風合いを表現した。(5月19日11:00 包装タイムス5月16日号に詳報)
05/18 紙パックを米容器に/JA全農みえが採用販売へ――凸版印刷/こしじ販売

JA全農みえの
「三重県特産米 紙パック商品シリーズ」
 凸版印刷(東京都千代田区)は、口栓付き紙パック「EP-PAK(イーピーパック)」を米穀商品向け容器に展開、こしじ販売(新潟県十日町)と共同で、自治体や流通・小売業界向けに米商品の製造・充填・販売を行うサービスを本格的に開始した。EP-PAKの製造と米商品の販売は凸版印刷が、充填はこしじ販売が行う。同企画による商品は、JA全農みえが「三重県特産米 紙パック商品シリーズ」で4月27日から展開している。(5月18日16:00 包装タイムス5月16日号に詳報)
05/17 記者会見で新製品を紹介/包装のシンプル化を合言葉に――ESKO
 パッケージングCADデザイン、プリプレスに関するソリューションを展開するエスコグラフィックス(=ESKO、東京都江東区)は4月22日、「drupa2016」に向けたプレスカンファレンスを東京本社で開催した。今回の展示コンセプトは「PACKAGING SIMPLIFIED」。新製品ではクラウド対応可能などにバージョンアップしたパレタイジングソフトウェアやフレキソCTP、Kongsberg製新カッティングテーブルなどを出展する。(5月17日10:30 包装タイムス5月16日号に詳報)
05/16 キーワードは“ソルベントフリー”/安心・環境配慮を追求――FFGS
 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(FFGS)は、5月31日〜6月10日にドイツで開かれる印刷展「drupa2016」で、“ソルベントフリー”をキーワードにフレキソ・デジタルの新技術を発信する。パッケージビジネスの中核と位置づけるフレキソ印刷関連では、ダイレクトレーザー彫刻(DLEタイプ)の「FLENEX FDシリーズ」と水現像タイプの「FLENEX FWシリーズ」という2つの製版システムを軸に出展。デジタル関連では、軟包装用UVインクジェットプレス「MJP20W」などを出展する。(5月16日17:40 包装タイムス5月16日号に詳報)

軟包装に特化した「MJP20W」
05/13 JSP酒井氏が新会長/第26期総会・懇親会を開催――JASFA

会長に選任された酒井幸男氏(JSP社長)
 発泡スチレンシート工業会(JASFA)は4月20日、東京・神保町の学士会館で総会を開催、第25期の事業報告と第26期の役員人事、事業計画、収支予算などを審議、承認した。役員改選で柏原正人会長の任期満了により、JSP代表取締役副社長の酒井幸男氏が選任された。(05月13日16:00 包装タイムス05月09日号に詳報)
05/12 「西風新都」に新工場完成/水性フレキソ、ノンソルで業界に新風――アドプレックス
 アドプレックス(広島市中区)がかねて進めていた「西風新都パッケージ工場」が完成し、4月15日に竣工披露会を催した。中国電力グループの同社が広島市佐伯区に建設した新工場は、中国地方では初めてとされる食品パッケージ向け水性フレキソ印刷による軟包装資材の加工を目的として、稼働を開始した。昨年7月に旧社名「産興」から「環境負荷の少ない特殊印刷技術を用いた食品パッケージなどの印刷・加工事業や新しい事業分野へのチャレンジを続ける業務内容を象徴的に表現」するため現社名に変更。新工場建設に取り組んでいた。(05月12日17:00 包装タイムス05月09日号に詳報)
05/11 透明PP蓋を製品追加/耐久性、コストで優位性発揮――西宗

透明PP蓋を追加した「KTパック」
 西宗(大阪市中央区)は、主力の透明正方形容器「KTパック」の蓋材にPP樹脂を素材に用いた「KTPフタ」を新たに追加した。PS素材に比べ透明性は劣るものの、耐久性、コスト面で優位性を持つ。KTPフタは、PP樹脂を素材に用いたことで薄肉・軽量化を実現し、強度アップが図れ、割れなどの問題がない。また、透明PPの採用でPS製に比べ遜色のない透明感が得られ、店頭での中身商品の訴求力向上にも結びつく。(05月11日17:00 包装タイムス05月09日号に詳報)
05/10 小型ダイカット開発/小ロット短納期に対応――ザイコン
 ザイコンジャパン(東京都文京区)はこのほど、紙器印刷会社向けに開発したフラットベット型ダイカットユニット「Xeikon FDU」をリリースすることを発表した。同機は、親会社でデジタル印刷システムソリューションを手掛けるザイコン社(ベルギー・リール市)が製作した。小ロット短納期が求められる紙器印刷の現場で、ザイコン社のデジタル印刷機とともに、より効率的な生産を実現するために開発された。またコンベンショナル印刷方式で印刷された板紙の打ち抜きに活用できるとしている。(05月10日17:00 包装タイムス05月09日号に詳報)
05/09 欧州のプラ消費は包装が最大/シェアで39.5%――欧州プラスチック製品工業協会
 プラスチック産業は世界各地で堅調に推移しており、現状、中国が世界をけん引する中、ヨーロッパ(EU)では包装産業がポリマー材料の約40%を消費するなど、依然として高いプレゼンスを主張している。欧州プラスチック製品工業協会によれば、2014年に世界のプラスチック生産量は約3億1100万t(2012年比4%増)を記録。このうち2.6億tはプラスチック応用製品に使用されるポリマー材料となる。また、ポリマー材料を製造するトップは中国でシェア26%、欧州が20%、北米・カナダ・メキシコのNAFTA地域が19%と続く。ちなみに日本は4%。また欧州におけるポリマー材料のユーザー業界別需要シェアは包装産業が39.5%とダントツで、建設の20.1%のほぼ2倍に相当する。(05月09日14:10 包装タイムス05月09日号に詳報)
05/06 アジアの紙工機械が集結/中国で段ボールや紙器の展示会/SinoCorrugated South 2016 ほか

700社以上の機器・資材が一堂に
 アジアを代表する段ボール機械の展示会「SinoCorrugated South 2016(華南国際段ボール展)」が4月14〜16日の3日間、中国・広東省東莞市の広東現代国際展覧センターで開催された。今回は、印刷紙器や貼箱の機器・資材を展示する「SinoFoldingCarton 2016(中国国際折畳箱展)」のほか、新たに「SinoFlexoGraphy 2016(中国フレキソ印刷技術展)」と「PACKCON(中国包装容器展)」も同時開催。中国やアジアの紙工機械メーカーなど700社超が出展し、計3万3539人が来場した。(5月6日10:00 包装タイムス5月9日号に詳報)
05/02 詰替式の1.5ℓタイプ開発/鮮度保つ液体容器「P.I.D」で――悠心
 注ぎ終わると袋口が自ら閉じて空気が中に入らない状態を保つ特殊構造の液体容器「P.I.D」(パウチ・イン・ディスペンサー)とその充填システムを展開する悠心(新潟県三条市)は、新たに詰め替え式の容量1.5ℓタイプを開発し、業務用市場などの開拓に乗り出した。2009年からヤマサ醤油の「鮮度の一滴」シリーズで採用されているP.I.Dは、開封後も使い切るまで中身の新鮮さを保つという液体容器の新たな価値を示した先駆的なパッケージ。これまでは一般家庭向けの調味料や清涼飲料など、主に容量1ℓまでの商品で採用されてきたが、同社ではより大容量の容器に対するニーズが強まってきたことから1.5ℓタイプをこのほど追加。併せて取っ手付きのジョッキ型専用ディスペンサーを開発し、詰め替え方式の新アイテムとして営業活動を開始した。(5月2日11:30 包装タイムス5月9日号に詳報)

内袋を蓋に挟んでセットする
だけで簡単に詰め替えできる

注ぎ出しがスムーズで
脈動が少ないのも特徴
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