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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2016年7月】
07/29 景気の上昇感を感じられず/アンケート結果で見えてくる業界図/第8回包材ディーラー実態調査
 景気の上昇感を「感じない」と回答した企業が昨年と同様に9割を超え、あらためて厳しい業界情勢が浮き彫りとなった――。週刊包装タイムスではこのほど「第8回包材ディーラー実態調査」を実施。45社から回答を得た。アンケート結果からは、一昨年の消費税増税による消費低迷、円安傾向による食料品原料など輸入価格の上昇、人材確保、物流コストの増加など、業界がいまなお多くの課題を抱えている現状が浮き彫りになった。(7月29日14:00 包装タイムス7月25日号に詳報)
07/28 小間数は過去10年で最多/10月開催のTOKYO PACK2016

前回2014の会場風景
 今年10月の「TOKYO PACK2016(2016東京国際包装展)」が前回を上回る展示規模で開催される運びとなった。主催の日本包装技術協会(=JPI)は、7月20日に記者発表会を開き、開催概要を発表した。7月15日現在の出展社数は681、小間数は2568。特に小間数は過去10年でも最多となっている。同展は約18万人が入場する業界有数のビッグイベントだけに今回も大きな盛り上がりをみせそうだ。会場は東京ビッグサイト東ホール全館、会期は10月4〜7日の4日間。(7月28日13:30 包装タイムス7月25日号に詳報)
07/27 上半期ビールびん好調/薬びんがインバウンド消費で堅調――日本ガラスびん協会、ガラスびん3R促進協議会
 日本ガラスびん協会とガラスびん3R促進協議会は7月13日、「平成28年度事業計画記者説明会」を開催した。平成28年上半期の出荷重量は前年比1.4%減の55.3万t、出荷数量は0.8%減の31億4800万本と低調となったが、従来下半期に出荷実績が伸びる傾向にあることから7月以降の動向が注目される。低調の背景にはウイスキーびんが原酒不足の影響を受けたほか、その他洋雑酒びんも昨年の反動があった。一方、ビールびんは引き続き好調を維持、清酒びんも堅調に推移。薬びんと化粧品びんはインバウンド消費の後押しで底堅い動きを示した。(7月27日13:10 包装タイムス7月25日号に詳報)
07/26 初の90%超えを達成/EPSの再資源化率が過去最高――JEPSA
 発泡スチロール協会(JEPSA)は7月12日、東京・霞が関の霞山会館で2015年度の活動報告を行い、国内で出荷される発泡スチロール(EPS)の再資源化率が過去最高の90.2%を記録したと発表した。前年比0.9%のプラスで初の90%台を達成。同協会は「サーマルリサイクルの中の固形燃料(RPF)の利用が増えたことが大きい」と分析している。(7月26日14:20 包装タイムス7月25日号に詳報)
07/25 第1位は中村屋「純欧風ビーフカリー」/春のパッケージデザイン好感度調査――プラグ

背景に黒、ブランドやネーミングに
金色を使い高級感を演出
 パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを行うプラグ(東京都港区)は、2016年春の新商品パッケージデザインランキングを発表した。今年春に発売された21カテゴリー・447商品を対象にパッケージデザインの好感度調査を実施したもので、第1位には中村屋の「純欧風ビーフカリー コク深いデミの芳醇リッチ」が選ばれた。黒を背景に、ブランドやネーミングは金色を使い高級感を出し、具がゴロゴロと入ったシズルを大写しにしたパッケージが「高級感」「本格的」「濃厚」と評価を得た。同社では昨年春と秋にも同様の調査を行っている。調査対象は10代から50代までの男女延べ2万1000人に及び、パッケージに関する調査では国内最大級の規模と思われる。 (7月25日15:00 包装タイムス7月25日号に詳報)
07/22 本紙校正用のIJP/大阪・JP2016展でも注目――MTJN

実機展示された「Proof Jet F780」
 SCREENグループの国内販売会社、メディアテクノロジージャパン(=MTJN、東京都江東区)は、本紙校正用のインクジェットプリンター(IJP)「Proof Jet F780」を発表し、関心を集めている。今年6月にインテックス大阪で開催されたJP2016情報・印刷産業展で正式出品。来場者からは新たな色校正のかたちとして期待が寄せられた。同機は水性顔料インクによる四六全判(B1サイズ)対応IJP。見当性に優れたフラットベッド型で両面印刷ができ、オリジナルに近い網点も出力する。(7月22日11:00 包装タイムス7月18日号に詳報)
07/21 電子写真方式で参入/新型のデジタルラベル印刷機――三條機械製作所

7月9〜11日に本社で開催した
内覧会で発表
 間欠式ラベル凸版印刷機で国内シェアを大きく伸ばしてきた三條機械製作所(新潟県三条市)は、新たにロールtoロール(R2R)タイプのオンデマンドラベル印刷機「SEP-300」を開発した。かねて開発を進めてきた電子写真方式のエンジンを搭載したフルカラーのラベル印刷機で、専門メーカーならではのラミネートから抜き加工、カス上げまでをワンパスで仕上げ加工ができるフラットダイカット式フィニシング装置と連結させるというシステムなどを搭載している。(7月21日11:00 包装タイムス7月18日号に詳報)
07/20 再生PET事業を増強/関東に大規模工場建設も予定――エフピコ

新工場完成で、効率的な生産が可能に
 食品トレーメーカー国内大手のエフピコ(広島県福山市)は、リサイクルPET製品の展開強化の姿勢を鮮明にしている。7月6日には、3月に完成した「中部エコペット工場」(岐阜県安八郡)に機関投資家や金融関係者、プレス関係者など約50人を集めてお披露目を兼ねた見学会を開催。来年8月に建設予定の「関東エコペット工場(仮称)」の計画などを紹介した。(7月20日11:20 包装タイムス7月18日号に詳報)
07/19 液体小袋の新規市場開拓/反響拡大、底材なしの小型自立袋――大成ラミック

単品単独の例えば小袋スープ
製品誕生を促す「V-Pack」
 大成ラミック(埼玉県白岡市)は、底材なしで開封後も立て置きができる小型パウチ「V-Pack」を新開発した。ロングセラーを続ける自動充填包装機「DANGAN Gシリーズ」のパーツ交換などを行えば、容易に製造(充填)が可能。新開発パウチの反響はすでに高く、少量液体調味料が近く、小売店頭に単独単品製品として並ぶことになりそうだ。(7月19日17:40 包装タイムス7月18日号に詳報)
07/15 新たな鶏卵容器を提案/1個ずつ吊下げ販売が可能――エフピコダイヤフーズ

タマゴを1個ずつ吊り下げて
ディスプレーできる
 オリジナリティの高い発想力で、これまでの販売コーナー以外の場所でも商品陳列が行えると話題の鶏卵用パッケージが脚光を浴びている。エフピコダイヤフーズ(大阪府池田市)が新製品として営業提案を本格化する1個入りの鶏卵パック「1Mフック付縦型―嵌合」がそれ。包材自体にフック穴を設け、什器などでタマゴ1個ずつの吊り下げ販売を可能にした。従来の平置きディスプレーとは違い、購入者の目線を上にする新しい販売スタイルとして引き合いも活発化している。(7月15日17:20 包装タイムス7月11日号に詳報)
07/14 多品種小ロット対応充填システム/ボトル洗浄・充填工程など一体化――メイワ

設置スペースを
従来機比で4割削減
 メイワ(和歌山県紀の川市)は、ボトルの洗浄・充填・打栓といった一連の工程をコンパクトにシステム化した新型ボトリング装置を開発した。新製品は、設置スペースを従来機比で4割削減するなどシステムのコンパクト化やコストパフォーマンスを追求。柔軟な品種切り替え対応力を確保する本体構造なども特徴で、多品種小ロット生産が要求される充填ライン向けに最適な仕様となっている。飲料をはじめドレッシングや醤油といった多品種小ロット対応が求められる調味料関連分野など幅広い方面で需要の取り込みを狙う。(7月14日13:40 包装タイムス7月11日号に詳報)
07/13 SIGと日本市場で協業/紙容器と充填システム――大日本印刷

SIG社の口栓付き飲料紙容器
「コンビドーム」
 大日本印刷(東京都新宿区、以下DNP)は、飲料や食品向け紙容器メーカーの世界大手で、スイスに本社を置くSIGコンビブロックグループ(以下SIG社)と日本市場における飲料・食品用紙容器事業で協業することに合意した。SIG社は飲料カートンを欧州で最初に製造した企業で、食品・飲料の無菌充填カートンビジネスで40年以上の実績がある。DNPは、2017年春からSIG社が展開する「コンビドーム」や「コンビフィット」などの飲料・食品用紙容器と、充填システム「ドリンクスプラス」の日本市場における販売を目指す。(7月13日11:10 包装タイムス7月11日号に詳報)
07/12 独自形状の可変パレット/省スペース化に役立つ新発想で――富山環境整備

3本の基材をX型のジョイントバーで
計4箇所つないだ独特の形状
 富山環境整備(富山県富山市)は一つのパレットで3段階にサイズ調整できる可変式パレット「TPS-1112H」を開発し、このほど発売した。出荷時や返却物流の際にかさ張りがちなパレットの積載効率を高め、空間をより有効に活用できるよう開発されたもの。ネスティング可能な3本の基材をX型のジョイントバーで計4箇所つないだ独特の形状を有する。縦幅1100mmの基材の横幅を調整すると、900mm、1000mm、1100mmと3段階に調整でき、さまざまな用途に柔軟に対応する。同社では食品メーカーを中心に営業展開を加速させ、年間数万枚の販売を目指す。(7月12日13:40 包装タイムス7月11日号に詳報)
07/11 金型拠点の世界化を構想/納期迅速化へ、まず米国現法が準備に着手――日精エー・エス・ビー機械

今年1月から移転開設した
米国の現地法人Nissei ASB Company
 プラスチック容器成形機メーカーの日精エー・エス・ビー機械(長野県小諸市)は、米国の現地法人Nissei ASB Company(ジョージア州アトランタ)の事務所建物内で金型生産拠点の設置準備を進めており、早ければ来年にも稼働の見込みであることを明らかにした。顧客への納期対応や柔軟なサービスの充実を図り、現地の競合金型メーカーに対抗する。(7月11日16:40 包装タイムス07月11日号に詳報)
07/08 「上田包装企業」の株取得/連結子会社「エフピコ上田」に――エフピコ
 エフピコ(広島県福山市)は、6月24日開催の取締役会で鳥取県米子市の「上田包装企業」の発行済株式を100%取得することを決議し、7月1日付で連結子会社化した。併せて、同日付けで社名を「エフピコ上田株式会社」に変更しており、今後はエフピコグループとしてのシナジーを発揮しながら事業展開を進めていく。(7月8日10:40 包装タイムス7月4日号に詳報)
07/07 PETシート工場が稼働/開発迅速化し差別化に拍車――シーピー化成

順調稼働するPETシート工場
 シーピー化成(岡山県井原市)は、PETシートの生産体制を拡充し、多様化の進む透明容器需要に積極的に対応を図る。かねて建設を進めていたシート工場が今年3月に完成。設置の機械台数、生産能力の詳細は明らかにしていないが「順調稼働すれば、約3倍程度まで能力アップできる体制を構築した」という。また、引き続き需要が拡大基調にあることから供給力アップを目的に、工場棟内に来夏、生産ラインの増設も計画も視野に入れて展開する考えだ。(7月7日15:30 包装タイムス7月4日号に詳報)
07/06 ミッドレンジ機を発表/高速ロータリー充填包装機で――三光機械

FOOMAで初公開された「SR650」
 三光機械(相模原市中央区)は、顆粒や粉末製品向けの高速ロータリー充填包装機「SRシリーズ」で、ミッドレンジモデルとなる「SR650」を先頃発表した。シリーズのハイエンド機「SR1000」とスタンダード機「SR500」の間に位置するモデルで、かねて要望が高かったこのレンジに対応する新型機の投入により、市場ニーズをカバーする製品ラインアップが整った。同機は先のFOOMAで初公開され、大きな注目を浴びた。(7月6日13:00 包装タイムス7月4日号に詳報)
07/05 36歳の安永氏が社長就任/長期的視野に立ち、大胆な人事――川上産業
 空気を内包する粒状の突起をフィルムシート表面に無数に持つ“くうきシート”メーカー首位の川上産業(東京都千代田区)は、6月16日付で安永圭佑氏が代表取締役社長に就任したと発表した。前社長の川上肇氏は会長職に相当する「取締役指針寺(ししんでら)」に就いた。(7月5日13:30 包装タイムス7月4日号に詳報)
07/04 液体紙容器事業を強化/米社から原紙事業を買収――日本製紙
 日本製紙(東京都千代田区)は、世界でも有数の総合林産企業グループである米国ウェアーハウザー社との間で、ワシントン州における液体紙容器原紙事業を、日本製紙が新設する連結子会社が譲り受けることで合意した。6月15日開催の取締役会で事業譲渡(資産買収)契約を締結、決議。同事業譲受けは関係当局への届出に対する待機期間満了を要件としており、平成28年度第4四半期中の完了を目指す考えだ。譲受事業は、ジュースおよび牛乳等向けの液体用紙容器の原紙、カップ容器用の原紙などの製造・加工・販売で、売上高は日本円で約362億円(1ドル100円計算)。(7月4日14:30 包装タイムス7月4日号に詳報)
07/01 2色同時プリンター発売/コンパクトプリンター市場で初――寺岡精工

赤黒印字ライナーレスサーマルプリンター
「acamo(アカモ)」(GP‐1500)
 寺岡精工(東京都大田区)は、コンパクトプリンター市場で初めて2色同時のプリントアウトを実現した赤黒印字ライナーレスサーマルプリンター「acamo(アカモ)」(GP‐1500)を7月上旬から全国発売する。赤黒2色の同時印字を可能にしたことで、強調表示を可能とし、訴求効果も高められる。フリーラベル作成ソフトを内蔵しているので、自由にかつ簡単にレイアウトできる。販売価格は49.8万円(税別)。初年度の売上目標は2500台。(7月1日13:40 包装タイムス6月27日号に詳報)
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