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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2016年9月】

09/30 液切れ向上のポアラー装着/石塚硝子グループと共同開発―チョーヤ梅酒

液だれを防ぐ「エクセレンドポアラー」
 チョーヤ梅酒(大阪府羽曳野市)は、「チョーヤ梅酒 エクセレント」に液切れ性を高めた「エクセレントポアラー」の標準装着を開始した。同ポアラーは石塚硝子および、同グループ会社の久金属工業、ウイストンと共同開発し、特許も出願中。関西を中心に順次切り替えを進めており、今後は全国にも出荷を拡大する予定だ。(09月30日10:00 包装タイムス09月26日号に詳報)
09/29 印刷工場にプラパレ新提案/木製パレットよりも衛生的で軽量――ワコン

リニューアルした「リブレット」
 ワコン(和歌山県紀の川市)は、中空プラスチックパネルを用いた衛生的なパレット「リブレット」をリニューアルし、オフセット印刷の現場への導入提案を進めている。今回の改良は医薬品・食品業界へパッケージを供給する紙器印刷工場向けのもの。パレットの脚部分(ブロック)のバリエーションを増やし、四方差しに対応できるようにした。オフセット枚葉印刷機に合わせて、規格サイズは4種類(菊全・菊半・四六半・四六全)をラインアップする。(9月29日13:25 包装タイムス9月26日号に詳報)
09/28 紙緩衝システムの最新機種/生産ラインに柔軟に対応する軽量さ――ストロパックジャパン

PAPER plus Papillon
 ストロパックジャパン(神奈川県海老名市)はペーパー緩衝材システム「PAPER plus」シリーズの最新機種「PAPER plus Papillon(パピヨン)」を発売する。パピヨンは、生産現場で緩衝材を即時製造する特徴はそのままに、軽量であるため持ち運びが容易で、生産ラインに柔軟に対応するのが特徴。さらなる改良が施された同システムは、海外のユーザーに採用された実績を持ち、操作性や生産性に優れることで高い評価を得ている。(9月28日10:00 包装タイムス9月26日号に詳報)
09/27 レトルト可能な紙容器/200ml追加で国内提案を強化――日本テトラパック

200、340、390、500mlの4アイテムに
 日本テトラパック(東京都千代田区)は、レトルト処理が可能な紙容器「テトラ・リカルト」(以下リカルト)の事業展開を加速する。シリーズ最小となる200mℓタイプの追加によって国内のマーケットニーズに対応する計4サイズのラインアップが整ったことから、認知度のさらなる向上と受注獲得を目指して需要業界への提案を強める。(9月27日17:00 包装タイムス9月26日号に詳報)
09/26 次世代製品の開発拠点/技術部門集約のT3C10月竣工――司化成工業

10月に完成するTsukasa Tukuba
Technical Center(=T3C)
 司化成工業(東京都台東区)は、茨城県つくばみらい市野堀のつくば工場の近接地に、「司化成つくばテクニカルセンター(Tsukasa Tsukuba Technical Center[=T3C])」の建設を進めており、10月には竣工する予定だ。敷地面積は7996m2。各地に分散している製造部門、研究開発部門、品質保証部門を集約し、三位一体の技術部門として高度化、効率化を図る。(9月26日11:40 包装タイムス9月26日号に詳報)
09/23 幅広い用途に対応/リバーシブル刺身容器発売――シーピー化成

盛り付けに合わせて
2通りの高さが活用できる
 本体トレーの表裏両面を容器底にできる“リバーシブル”仕様の食品容器が登場した。シーピー化成(岡山県井原市)が製品化した「BS鮮両シリーズ」がそれ。表裏で皿の深さが異なるため、一つの容器で2通りの見せ方ができる点が画期的だとして、今春の展示会でも大いに注目を集めた。6月から本格的な販売を開始しており、取引先から高い評価を得ている。主に刺身商品に向けて販売を進めていく。(9月23日14:50 包装タイムス9月19日号に詳報)
09/21 環境配慮とUD追求/紙箱とフィルム包装を一体化――凸版印刷

サンプルイメージ
 凸版印刷(東京都千代田区)は、台紙と紙箱が一体成型された「台紙付きシュリンクパッケージ 付属品収納タイプ」を業界に先駆けて開発、9月上旬から販売を開始した。台紙付きシュリンクパッケージは、熱をかけると収縮するフィルムで商品を包み込み、台紙に固定させるもの。今回発表したタイプは、従来の台紙付きシュリンクパッケージと紙箱を一体化。今後はトイレタリー業界はもちろん、日用雑貨や文具、工具などを取り扱う企業向けに拡販し、2018年度に約5億円の売上を目指す。(9月21日10:10 包装タイムス9月19日号に詳報)
09/20 上位概念から包装開発/2室分離袋で途上国の衛生対策を提案――三井化学

握れば1つに混ざる
「FASTAID」の使用イメージ
 三井化学(東京都港区)の2室分離袋「FASTAID(ファストエイド:仮称)」が、着実に多方面で注目され始めている。特殊な樹脂を用い、分離された異なる2液が袋を強く握ると一つに混ざる仕組み。栄養剤と清潔な水を組み合わせれば、途上国の難民キャンプなどで衛生対策にも大きな貢献が期待できる。注目すべきは「素材ありき」でマーケティングされた製品ではなく「今の世界で何が問題であり、化学企業として何ができるか」という上位概念から開発された点だ。(9月20日15:35 包装タイムス9月19日号に詳報)
09/16 新型PET容器採用/レンジで再加温が可能に――伊藤園

ラベルには加温にあたっての
注意事項など記載
 伊藤園(東京都渋谷区)は、電子レンジで再加温が可能な新型PETボトル製品をマーケットに投入する。新型容器を採用したのは、9月5日にコンビニ限定で発売した「お〜いお茶 緑茶」「お〜いお茶 ほうじ茶」ホット専用500mlPETボトルの2品。中身が冷めてしまった場合でも、キャップを外してそのまま電子レンジで再加温できる。シュリンクラベルの裏面には、再加温についての注意事項や残量目盛りとレンジ加温時間の目安などを記載した。(9月16日11:30 包装タイムス9月12日号に詳報)
09/15 ポリテックを吸収合併/経営資源集中し効率化図る――RP東プラ
 アァルピィ東プラ(=RP東プラ、大阪府吹田市)は、先ごろ100%子会社化したA-PETシート専業メーカーのポリテックを吸収合併し、シート事業の拡充を図ることを明らかにした。期日は今年10月1日で、両社の持つ優位性を生かしながらマーケットにおける競争力向上に一段と拍車を掛けることに加え、経営資源を集中して効率化を図る考えだ。(9月15日17:50 包装タイムス9月12日号に詳報)
09/14 メタル紙で緩衝・仕切り材に/贈答品や訪日外国人向け商品に最適――凸版印刷

「メタリック TPトレー」のサンプル
 凸版印刷(東京都千代田区)は、段ボールや板紙を商品形状に合わせて加工する緩衝・仕切り材「TPトレー」で、美粧性の高いメタル紙を用いたプレス成型に業界で初めて成功した。「メタリック TPトレー」として、贈答品や訪日外国人向け商品などの緩衝・仕切り材として9月から販売を開始。同製品は10月4〜7日に東京ビッグサイトで開催される「2016東京国際包装展」のトッパンブースで紹介を予定している。(9月14日11:00 包装タイムス9月12日号に詳報)
09/13 台湾メーカーと業務提携/ラベラー事業拡大を目指す――大阪シーリング印刷
 大阪シーリング印刷(大阪市天王寺区)は、台湾の包装機メーカー、PACK LEADER MACHINERY(台中市)と8月1日付で業務提携したことを発表した。ラベリングマシンの販売およびメンテナンスサービスの協力体制を構築し、本格的な海外販路の拡大に乗り出す方針だ。今後はラベリングマシンに関する技術交流を進めながら、保守点検サービスの強化を図る。両社ともに販売領域の拡大を目指すという。(9月13日16:10 包装タイムス9月12日号に詳報)
09/12 バーコードによる偽造防止/情報付加の二重符号化技術で実現――テララコード研究所

特殊インクなどを活用し偽造防止
 テララコード研究所(愛知県東海市)は、既存のバーコードや2次元コードに情報を付加する「二重符号化技術」を開発し、その特殊技術を用いた「偽造防止システム」を確立した。二重符号化技術は、バーコードの黒エレメントを通常の黒インクと他の黒系インクを用いて符号化する手法。医薬品やブランド品の偽造防止用途のほか、TPP発効などに伴う食品偽装対応にも活用が期待されている。9月14〜16日に東京ビッグサイトで開催される自動認識総合展の同社ブースで公開する。(9月12日17:40 包装タイムス9月12日号に詳報)
09/09 「折り鶴」再生事業に参加/包材にも水平展開――クラウン・パッケージ

カラフルウィッシュの紙器採用例
 クラウン・パッケージ(研究開発室=東京都台東区)は、広島市の「折り鶴の再生・循環プロジェクト」に参加し、同社を含めた4社共同の取り組みを開始する。広島市の平和記念公園には国内外から年間約1000万羽の折り鶴が捧げられる。クラウン・パッケージでは2015年4月から展示後の折り鶴を広島市から預かり、紙の素材として再生して「カラフルウィッシュ」のブランド名で商品化。1年をかけ禁忌品の除去など品質管理体制を構築した。この素材を使用したパッケージには、同事業の認定の証である「折り鶴ロゴマーク」を入れられる。(9月9日17:10 包装タイムス9月5日号に詳報)
09/08 勢い鮮明、縦横易開封基材/「キレポリ」易開封の新代名詞に――日本ポリエチレン
 日本ポリエチレン(東京都千代田区)の展開する「キレポリ」事業がここにきて拡大基調を鮮明にしている。流れ方向に対し縦はもちろん横にも容易に切れるフィルム(樹脂)で、インフレーションでもTダイでも製膜が可能。シーラント機能も有することからラミネートレスも可能などの特性も備える。テスト販売から5年、商品化が新たな商品化を生む好循環が続いており、拡大しつづけるユニバーサルデザインニーズも追い風に、易カット基材市場の従来版図を塗り替え、市場の新たな代名詞として定着する可能性が膨らんでいる。(9月8日16:20 包装タイムス9月5日号に詳報)
09/07 賢太郎氏が新社長に/大木勝志氏は会長に就任――オオキ

社長交代報告会で抱負を述べる大木新社長
 包装商社のオオキ(山梨県中央市)は、7月1日付けで大木賢太郎常務取締役が代表取締役社長に就任した。25年にわたって代表取締役社長を務めた大木勝志氏は代表取締役会長に就く。8月25日には甲府富士屋ホテルで経営発表会および社長交代報告会を開催し、メーカーや関係者ら150人以上が集まった。(9月7日17:00 包装タイムス9月5日号に詳報)
09/06 水性IJタイプを発売/イニシャルコスト大幅に抑え――SCREEN

ラベルプリンティングシステム
「Truepress Jet L250AQ」
 SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ(京都市上京区)はこのほど、イニシャルコストを抑えた水性インクジェット(IJ)ラベルプリンティングシステム「Truepress Jet L250AQ」の販売を始める。インクは専用の水性タイプを使用し、最高解像度1600×1600dpi、最小1〜2ピコℓの液滴により階調豊かで自然なグラデーションを再現できる。最高印刷速度は1分間に18mで、中小ロットのラベルをストレスなく生産することができる。(9月6日14:00 包装タイムス9月5日号に詳報)
09/05 上下問わずセット可能/ヤマサキの詰め替えパックに最高賞の栄冠――2016日本パッケージングコンテスト

より簡単になった詰め替え工程
 日本包装技術協会の「2016日本パッケージングコンテスト」で、各カテゴリーの頂点となる“ジャパンスター賞 経済産業大臣賞”に、ヤマサキの「ラサーナ シャンプー・トリートメント詰め替えパック」が選ばれた。詰め替え製品をボトルに注ぎ入れる一般的な方法と異なり、同社が5年ほど前から採用しているカートリッジ式は詰め替えパックごと専用ボトルに入れる簡便性が特徴。今回、評価の対象となったリニューアルポイントは「より使いやすく、最後の1滴までムダにしない」をコンセプトに、上下どちらからでもセット可能な独自の詰め替え方式を採用した点だ。(9月5日14:00 包装タイムス9月5日号に詳報)
09/02 耐熱トレーの拡販図る/展示会でも引き合いを得る――伊藤景パック産業

条件次第では50回の使用可能
 伊藤景パック産業(東京都台東区)は、耐熱樹脂素材を使用した「新IFトレー」のさらなる拡販を図る。調理パンの製造などで使う新IFトレーは、ファンにより熱風を対流させるスチームコンベクションオーブンにも対応し、条件次第では約50回も焼成できるプラスチック製の焼き型だ。耐熱温度190℃から耐寒温度マイナス20℃まで幅広い温度帯で使用できる。同社では単身所帯や女性の社会進出、高齢者の増加により、調理パンの需要が拡大していくと見込んでおり、今後は既存の顧客だけでなく介護施設や病院などでの採用を目指す。(9月2日17:50 包装タイムス8月29日号に詳報)
09/01 新発想“密封抽出”を提案/珈琲などの風味逃がさず保持――悠心
 コーヒーやお茶を密閉状態の容器内で抽出するという新発想の飲用スタイルが話題を呼んでいる。注ぎ口に逆止機能のフィルム弁を持つ特殊2重構造の自立型液体容器「P・I・D」(パウチ・イン・ディスペンサー)とその充填システムを展開する悠心(新潟県三条市)が、同容器の新たな使い方として提案を始めた“密封抽出”がそれ。風味を容器内に閉じ込めたまま保持するため、素材本来の香りを長く楽しめる。(9月1日17:20 包装タイムス8月29日号に詳報)
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