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【ニュース分類】
環境関連のニュースは次のように分類されています。
東日本大震災関連 廃棄物・リサイクル 温暖化防止・環境総合

【2016年9月】
09/30 プレス式収集車を一新/年間300台の販売目指す――モリタエコノス

プレス式塵芥収集車「Press Master(プレスマスター)」
 モリタエコノス(大阪府)は、プレス式塵芥収集車「Press Master(プレスマスター)」をフルモデルチェンジし、12月から販売を開始する。ごみ収集作業の効率化、安全性の改善・負担軽減のため表示器類の充実化とボディ形状の一新を図った。容積は4.3立方メートル(同社比5%向上)で適用車種は2〜3トンとした。販売価格は910万円(税別)から。すでに受注を開始し、年間300台の販売を目指す。(9月29日10:00 週刊循環経済新聞10月10日号掲載予定)
09/29 小型無人機で不法投棄強化/今年度5台を導入――青森県
 青森県は、小型無人機「ドローン」を使った不法投棄監視を強化した。県環境保全課によると、今年度5台を導入、8月から利用を開始し、不法投棄監視用の車両に常時積み込んでいるという。現在、不法投棄現場での投棄行為の発見に至った例はないが、着実に実績を上げていく考え。同機を使った方策として、中間処理施設や最終処分場への立ち入り調査の際の活用なども視野に入れている。(9月29日13:25)
09/28 全車種で排ガス規制クリア/PMやNOxなど大幅削減――トヨタ自動車織機

2014年基準をクリアした10〜23トン積
ディーゼルエンジンフォークリフト
 トヨタ自動車織機とトヨタL&Fカンパニーは、オフロード法2014年基準をクリアした10〜23トン積ディーゼルエンジンフォークリフトの販売を開始した。販売するすべての車種が最新の排ガス規制に適合したのは、業界初。同シリーズの特長は、新クリーンエンジンを搭載した点にある。排出したガスの処理装置としてディーゼル微粒子捕集フィルター(連続再生式DPF)や選択触媒還元(尿素SCR)を採用。そのため、これまでのエンジンパワーは損なわず、PMやNOxなどの環境負荷物質を大幅に削減できた。(9月28日10:00)
09/27 2025年度までに2600万t活用/バイオマス利活用推進計画を決定――政府
 政府は9月16日、新たな「バイオマス活用推進基本計画」を閣議決定した。前回計画の2020年度までの目標値、炭素換算量2600万トンのバイオマス活用を2025年度までに達成することとした。また、すべての都道府県市町村がバイオマス活用利用推進計画を25年度までに策定することを明示。バイオマスタウン構想から市町村バイオマス利活用推進計画への切替えを促す。(9月27日17:00)
09/26 過熱蒸気処理装置を発売/一般環境下で手軽な実験可能に――三星ダイヤモンド工業

過熱蒸気小型リアクター
 FPD用ガラスの分断・加工事業を主力とする三星ダイヤモンド工業(大阪府)は、過熱蒸気処理装置の開発・製造・販売で、環境ビジネスに参入した。まず、一般環境下で手軽に処理実験できる過熱蒸気小型リアクター「Mera−AQUA3・5HG」を発売。10月には含水率の高い有機物も処理可能な縦型低温炭化装置「Mera−TANC」の市場投入も予定しており、幅広い分野で用途開拓を進めていく。(9月26日11:40)
09/23 11月18日医療廃棄物セミナー/排出側の実務担当者向け――東京都産廃協
 (一社)東京都産業廃棄物協会(高橋俊美会長)は11月18日午後1時30分から都内で「第2回医療廃棄物排出事業者向けセミナー」を開催する。同セミナーは、医療関係機関などで医療廃棄物処理に携わる実務担当者が対象。排出者責任を問われた実際の事故事例などの解説や、第三者評価制度活用の重要性、処理業者の立場から実際に役立つ分別方法や保管方法、廃棄物データシートなどについて理解を深める。(9月23日14:50)
09/21 3R先進事例発表会を開催/10月14日、東京で――産業環境管理協会
 (一社)産業環境管理協会は10月14日午前10時から午後4時35分まで、機械振興会館(東京・港区)で2016年度「リサイクル技術開発本多賞」、「資源循環技術・システム表彰」表彰式と3R先進事例発表会を開催する。参加費は無料。定員150人。問い合わせは表彰式・3R先進事例発表会事務局(電話03-5209-7704)まで。(9月21日10:10)
09/20 公園池の水質を浄化/バイオファンで実験――佐々木工作所ほか
 魚釣りが楽しめる、きれいな池に――。横浜市の二ツ池公園で、耕水機「バイオファン」を使った駒岡池の水質浄化実験が9月17日から始まった。池の水面に放射状に広げて浮かべた水かき羽根を低速で回転させると、水底の水が水面に導かれ、循環水流が生じ、バイオの力が活性化、池の水質を浄化する仕組み。実験は来年3月まで。アオコや悪臭の除去、水質改善などのデータを集積する。(9月20日15:35 循環経済新聞9月26日号詳細掲載予定)

「バイオファン」の取り付け作業
 

水面に浮かぶ「バイオファン」の頭部。
水面下で水かき羽根が低速回転中
09/16 第23回お客様交流会を開催/見える化で事故削減――データ・テック

第23回お客様交流会のもよう
 データ・テック(東京)は9月2日、東京都内で第23回お客様交流会を開き、全国の運送業者など約150人が参加した。ダイキン工業やイワタ輸送センターでの業務用ドライブレコーダ「セイフティレコーダ」の活用事例などが報告された。ユーザー企業間で安全運転などを競う「SRグランプリ」も第6回目を迎え、明送や越野運送、東電物流などが受賞した。(9月16日11:30 週刊循環経済新聞9月19日号詳細掲載)
09/15 重りに鉛を使用しない/ごみ散乱防止ネット――ニューマテリアル
 ニューマテリアル(埼玉県さいたま市)は重りに鉛を使用しないごみ散乱防止ネットとカラス除けネットを開発し、販売を本格化する。自治体のごみ散乱防止用ネットやカラス除けネット、防鳥ネットなどの仕様書を見ると、ほとんどが鉛入りのロープを指定。同社は鉛入りロープの代替としてテトロンロープを使った同製品を開発した。テトロンロープは比重が重く、強度や耐候性もあり、鉛入りロープとの重さの差はない。使用後に焼却しても鉛の蓄積の心配はなく、リサイクルがしやすいという利点がある。(9月15日17:50)
09/14 11月13日全国9会場で検定/9月30日まで受付――3R・低炭素社会検定実行委員会
 3R・低炭素社会検定実行委員会(大阪市)は、11月13日に全国9会場「第9回3R・低炭素社会検定」を行う。申し込みは9月30日まで。同検定では、3R部門と低炭素社会部門の2試験を実施。検定料(税込)は2部門5400円、1部門のみ4320円。申し込みは、検定事務センターのホームページ(http://www.3r-teitanso.jp/)で受け付ける。(9月14日11:00)
09/13 電源不要の不投監視カメラ納入広がる/太陽光発電を搭載――NSK

ソーラー式不法投棄監視カメラ
 NSK(名古屋市)は、自治体を中心に「ソーラー式不法投棄監視カメラ」の納入を広げている。太陽光発電システムを搭載して一般電源を不要としており、自立型、分離型などを用意。設置場所の移動にも柔軟な対応ができ、より効果的な不法投棄監視活動につながっているという。(9月13日16:10)
09/12 第2回産廃管理検定を実施/11月10日東京、大阪で――企業環境リスク解決機構
 (一社)企業環境リスク解決機構は11月10日東京、大阪で第2回産業廃棄物適正管理能力検定試験を実施する。申し込みは11月4日まで。同検定は、各企業の産廃担当者が自信を持って管理業務に従事するとともに、各企業を環境対策面でのリスクから守ることを目的に設立。近年、排出事業者が処理業者を選ぶ際、環境法令などの専門知識が求められ、処理業者の社員のスキルアップに有益として注目されている。また、受講者を対象にした事前対策セミナーが10月20日東京で、21日大阪でそれぞれ開催される。(9月12日17:40)
09/09 家畜排せつ物の液状分をバイオガス化など/モデル事業で2件採択――環境省
 環境省は9月8日、「平成28年度環境調和型バイオマス資源活用モデル事業委託業務」で、熊本市と富士開拓農業協同組合の2件を採択した。熊本市は、市が整備する家畜排せつ物処理施設の堆肥生成過程で生じた家畜排せつ物の液状分を下水処理施設の消化タンクに投入し、バイオガスを生成。バイオガスは、発電機で電力や熱源として下水処理場内で利用する。富士開拓農業協同組合は同組合管内の家畜排せつ物を原料としたバイオマスプラントで生じた消化液を下水処理場に運搬・処理。発電された電力はバイオマスプラント内で利用、下水処理場に供給し、消化液の処理に必要なエネルギーとして利用する。(9月8日17:10)
09/08 「XLKT-325PK」の販売を開始/オリジナル多結晶太陽電池モジュール――エクソル
 エクソル(東京)は、販売中のオリジナル多結晶太陽電池モジュール「XLKT-310PK」の後継品である「XLKT-325PK」の販売を開始した。同シリーズはラインアップが豊富で、住宅屋根から広大な土地まで、設置する環境や条件に合わせて種類を選ぶことができる。また、同社のオリジナル太陽電池モジュールには製品保証10年、出力保証25年を付帯している。(9月8日16:20)
09/07 里山モデル事業、4地区で実施/一部で今年度から除染作業着手――復興庁ほか
 復興庁と農林水産省、環境省は9月6日、福島県川俣町、広野町、川内村、葛尾村の4地区を里山モデル事業地区として選定したことを発表した。一部の地区では今年度から除染作業に着手する。モデル事業地区として選定されたのは▽第二親子の森(川俣町)▽Jヴィレッジスタジアム周辺(広野町)▽かわうち保育園周辺(川内村)▽村営住宅団地周辺(葛尾村)の4地区。第二親子の森(区域面積約2ヘクタール)では国による直轄除染(学校林)、間伐等の森林整備、町による線量マップの作成などを実施する。実施期間は2016〜19年度で、今年度にも除染作業に着手する。(9月7日17:00)
09/06 破集袋・選別機を発売/R業務の効率化に――テヅカ

全自動破集袋機
 スクラップシャーなどを製造・販売するテヅカ(福岡県)はこのほど、「全自動破集袋機」を発売した。缶、びん、PETボトルなど飲料容器が混在する袋の破袋・集袋、選別作業を全自動で行う機器で、飲料ディーラーや廃棄物処理業者などへの展開を図る。上部の投入口に飲料容器入りの袋を投入すると、ローラーに付いた独自の爪構造が袋を破り、回収して飲料容器のみ排出口へ落とし込む。磁力選別等と組み合わせれば、飲料容器の選別も自動化できる。構造がシンプルでメンテナンスが容易なのも特徴だ。(9月6日14:00)
09/05 電子マニ、年間2185万6000件/電子化率44%――JWセンター
 (公財)日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)は、直近1年間(2015年8月〜2016年7月)の電子マニフェスト登録件数が2185万6000件となった。電子化率は44%。7月度の月間登録件数は194万4000件で前年同月比7.6%増となった。(9月5日14:00)
09/02 ラオス首都で医廃処理を支援/JICAの採択受けシステム導入検証――加山興業
 総合リサイクル・廃棄物処理事業を展開する加山興業(愛知県)は、ラオスの首都・ビエンチェン市で医療廃棄物処理システムの導入検証に乗り出す。独立行政法人国際協力機構(JICA)から「中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」の採択を受けて実施するもの。同社が持つ処理技術を活用し、医療廃棄物の安全で効率的な処理を実現する。(9月2日17:50 週刊循環経済新聞9月5日号に詳細掲載)
09/01 超音波センサーでごみ量を把握/ごみ収集の効率化に――Enevo Japan

実証実験中のごみ箱
 Enevo Japan(東京)は、ハウステンボスリゾート内で超音波センサーを用いた効率的なごみ収集システムの実証実験を開始した。ごみの蓄積状況をセンサーで感知し、アラートで知らせる仕組み。10月末まで実証実験を行い、結果を基に、より効率的なごみ回収システムを提案する。(9月1日17:20)
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