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【ニュース分類】
環境関連のニュースは次のように分類されています。
東日本大震災関連 廃棄物・リサイクル 温暖化防止・環境総合

【2016年11月】
11/30 ネット販売HPを開設/防災用品やLEDなど――加山興業

開設した「エコロクル」
 総合リサイクル・廃棄物処理事業を展開する加山興業(愛知県豊川市)は、防災用品やLEDなどを販売するホームページ「エコロクル」を開設した。一昨年4月から防災用品の販売を始めたところ、ヤシ殻と銀を配合した非常用トイレ「抗菌ヤシレット」や防災リュックなどが好評を博し、高まるニーズに対応するためエコロクルを立ち上げた。抗菌ヤシレットは、銀を配合することで抗菌・消臭・固化力を高めており、10年間の保存が可能。一般家庭や自治会・企業向けの備蓄にも適した1〜100回分のタイプを揃える。(11月30日14:15 循環経済新聞12月5日号詳細掲載)
11/29 産廃処理業務研修会を開催/処理業界の人材育成方策で――全産廃連

研修会のもよう
 (公財)全国産業廃棄物連合会は11月29日、都内で2016年度第1回産業廃棄物処理業務研修会(主任レベル)を開催した。同研修は、処理業界の人材育成方策として将来の資格制度創設に向け、現場のニーズに合った研修内容を固めるため、カリキュラムやテキストの改善に必要な意見を集約するのが目的。対象者は主任レベルとされるが、廃棄物処理法や安全衛生などを理解した上で、チームの中心メンバーとして部下を指導し、円滑に業務を遂行できる者。来年1月までに、福岡、名古屋、大阪、仙台の4会場で開催する。(11月29日16:30)
11/28 第3回産廃管理能力検定実施/来年2月東京、大阪、名古屋で――企業環境リスク解決機構
 (一社)企業環境リスク解決機構は来年2月23日、東京、大阪、名古屋で、2月26日東京のみで第3回産業廃棄物適正管理能力検定試験を実施する。同検定は、各企業の産廃担当者が自信を持って適正な管理業務を行うとともに、環境対策面のリスクから守ることを目的に設立された。第1回は排出事業者、処理業者など78人が受験、第2回は同様に61人が受験した。処理業者の受験が全体の2割を占め、また、高得点の合格者が誕生している。(11月28日11:10 循環経済新聞12月5日号詳細掲載)
11/25 燃え殻などを資源化/不溶化材の販売本格化――アムスエンジニアリング
 アムスエンジニアリング(宮城県東松島市)は、木質バイオマス発電所から出る燃え殻を不溶化する「エコハーモニィ」の販売を本格化する。同製品を重金属などの有害物質含む燃え殻などと混練処理すれば、環境基準値以下にでき、盛土や植生用土、再生下層路盤材や生物育成用二次製品として有効利用できるという。同社の阿部社長は「最終処分費を下げるため、燃え殻のリサイクルはきわめて有益。不溶化したリサイクル資材の用途開発を進めると同時に、(木質バイオマス発電所に)積極的に提案していく」と話している。(11月25日13:10 循環経済新聞12月5日号詳細掲載)
11/24 バイオマスセミナーを開催/業界の発展を後押し――緑産
 緑産(神奈川県相模原市)は10月9日、京都府綾部市で「2016木質バイオマスセミナー京綾部」を開催した。バイオマス先進国であるオーストリアの事例と最新の林業機械についての講演が行われ、林業関係者はじめ木質バイオマス発電関係者、森林組合等関係者約70人が参加した。同セミナーの冒頭、挨拶に立った同社の小菅社長は、木質バイオマスに関する現況と今後の取り組みや同セミナーの主旨などを説明した。(11月24日13:00 循環経済新聞11月28日号詳細掲載)
11/22 第5回日中古紙セミナーを開催/「交流を深めることが重要」――古紙再生促進センター
 (公財)古紙再生促進センター(渡良司理事長)は11月17日午後1時から、憲政記念館で第5回日中古紙セミナーを開催した。渡理事長は、「中国は日本の古紙の最大輸出先であり、互いに理解や交流を深めることが重要」と述べ、同セミナーが「両国の発展に寄与するもの」と期待を寄せた。セミナーでは、日中両国の製紙業や古紙再生業関係者が古紙リサイクルの現状や課題についてそれぞれ発表、質疑応答が行われた。(11月22日9:40)
11/21 古紙の海外輸出、累計314万1989トン/雑紙とパルプは増加――貿易統計
 貿易統計によると、古紙の2016年1-9月累計輸出は314万1989トン(金額589億6475万円)。前年同月比95%で16万トン減らした。国別では中国が222万9421トンで前年9万トン減、ベトナムが22万4763トンで昨年とほぼ同じ。例年10、11月は消費量が増える時期のため、輸出量増加が見込まれる。今年も400万tは超えるが、昨年よりも少なく、ぎりぎりになりそう。区分していない(雑がみ)とパルプ輸出は増えた。(11月21日17:00 産廃NEXTメルマガ11月第3週号より抜粋)
11/18 国内初の燃料電池フォークリフト/市販1号車を関空に納入――環境省/豊田自動織機
 環境省は11月15日、国内初の燃料電池フォークリフトが豊田自動織機(愛知県刈谷市)から今月発売されると発表した。第1号車は関西国際空港に導入が決まり、空港内の貨物運搬に使用される予定だ。同省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」で開発・実証した技術を搭載、「物流分野におけるCO2削減対策促進事業」の補助金を活用した。(11月18日17:00 循環経済新聞11月28日号詳細掲載予定)
11/17 ビッグデータ解析で/焼却炉の運転最適化――東京二十三区清掃一部事務組合
 東京二十三区清掃一部事務組合は10月、焼却施設の制御技術高度化に向け、民間企業と連携した杉並清掃工場のビッグデータ解析による最適運転管理システムの開発を開始した。焼却炉で得られるごみの燃焼温度や空気量、排気ガス量など、1日で数十万点以上のデータを活用し、高度な知能化制御システムの開発に取り組む。(11月17日16:10 循環経済新聞11月21日号詳細掲載予定)
11/16 17tクラスの新型機を発表/秋の大展示会を開催――コベルコ建機

デモンストレーションを終え、
重機の前に整列するオペレーター
 コベルコ建機は11月5日、6日の2日間、東日本コベルコ建機市川センター(千葉県市川市)で「秋の大展示会2016」を開催した。会場で来年3月に上市する新型機「SK170」を発表。運転質量は17トンクラスながら、20トンクラスのエンジンを搭載、20トンクラスの先端アタッチメントの装着が可能となった。専用カスタム対応により、アタッチメント装着時でも運転質量は20トン未満。都市部での階上解体工事をターゲットに販売する。(11月16日14:00 循環経済新聞11月21日号詳細掲載予定)
11/15 食品事業者に食リを周知/リーフレットなど4万2700部配布――千葉市
 千葉市は、市内の外食チェーンなど食品関連事業者を対象に、食品廃棄物の資源化に向けた周知・啓発に力を入れている。食品リサイクルに特化したリーフレットをはじめ事業所ごみ通信など計4万2700部を作成、配布した。千葉市収集業務課の金子剛士氏は「かなり高い配布率になると思う。食品リサイクルへの関心が高まり、よい方向に向かうのではないか」と話している。(11月15日09:45 循環経済新聞11月21日号詳細掲載予定)
11/14 中型最高の清掃能力/最新バキュームスイーパーを発売へ――ケルヒャージャパン

搭乗式バキュームスイーパー
「KM125/130RG」
 清掃機器の最大手、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャージャパン(宮城県)は12月1日から、中型機種で最高の清掃能力で小回りが利く搭乗式バキュームスイーパー「KM125/130RG」と「KM125/130RD」を発売する。大型機種では清掃しにくい狭い範囲や壁際まで効率よく清掃できる。(11月14日11:20 循環経済新聞11月21日号詳細掲載)
11/11 スプレー缶穴あけ機が好調/自治体受託業務用に展開――テクノリンクス

スプレー缶穴あけ機「あけ太郎」
 テクノリンクス(神奈川県茅ヶ崎市)は、スプレー缶穴あけ機「あけ太郎」の納入実績を伸ばしている。すでに処理業者や自治体など6件に納入。引き合いも続いており、自治体から選別業務などを受託する業者を中心に展開していく。「あけ太郎」はエアモーターパンチ穴あけ方式を採用しており、搬送用のインデックスシリンダーと穴あけ用のエアーシリンダーを搭載。投入したスプレー缶を1缶ずつ搬送し、穴を開けて排出する。(11月10日10:00 循環経済新聞11月21日号詳細掲載)
11/10 水の脈動で対象物を選別/比重差で素材別に回収――アール・アンド・イー

網下気室型湿式選別システム
 環境事業とエンジニアリング事業、建材事業、金属事業を手掛けるアール・アンド・イー(北海道登別市)は網下気室型湿式選別システム「RETAC・JIG®」を開発した。水の脈動を利用して対象物を素材別に選別する。システム内には、対象物を入れる選別室が上部にあり、水を充填した脈動室が下部に設置してある。脈動室では入排気口があり、空気を出し入れすることで水を脈動させる。(11月10日11:30 循環経済新聞11月14日号詳細掲載)
11/09 パリ協定承認/環境技術の普及を促進――日本政府
 温室効果ガスの排出削減目標等を定めたパリ協定が11月8日国会での承認を受けた。山本公一環境大臣は談話を発表し、二国間クレジット(JCM)等を活用した環境・エネルギー技術の普及促進などの方針を示した。日本は2030年度までに温室効果ガス排出を26%、50年度までに80%削減する目標を設定しており、長期戦略の策定などが必要となっている。同日夜に外務省は国連本部(米・ニューヨーク州)で国連事務総長宛に同協定の受託書を寄託したことを発表した。(11月9日15:45 循環経済新聞11月14日号詳細掲載)
11/08 リサイクル物流の最適化に貢献/新製品2種類を発売――インターアクション

コンテナスロープ「バンステージ」
 リレーバッグ(フレコンバッグ)の製造販売を展開するインターアクション(大阪市)は、小型の耐候性バッグ「RB35R2B‐DO‐BK」(ブラック35)と、可動式コンテナスロープ「バンステージ」の2製品を新たに発売した。運搬作業の効率化に役立つ容器や荷役機器の展開で、リサイクル物流の効率化やコスト削減に貢献する。(11月8日15:20 循環経済新聞11月14日号詳細掲載予定)
11/07 廃食用油の回収量が約3倍に/地元密着、B100を販売――あぐりーんみやぎ

精製したBDFをポリタンクに給油
 宮城県内から出る廃食用油を回収、バイオディーゼル燃料(BDF)を精製している大崎バイオマス事業所あぐりーんみやぎ(宮城県大崎市)は、開設から5年で回収量が約3倍に増えた。地元密着でB100に特化し、販売。着実に利用を広げている。廃食用油は、生協の各店舗などから有価で買い取り、専用車で回収、処理施設に搬入する。回収地域は仙台市、大崎市など県内がほとんど。排出先はみやぎ生協の30店舗をはじめスーパーマーケット、居酒屋、飲食チェーン店など約150カ所に上る。(11月7日15:30 循環経済新聞11月14日号詳細掲載予定)
11/04 中型トラック搭載型クレーン/基本性能を向上――古河ユニック
 古河ユニックは11月7日から、中型トラック搭載型クレーン「ユニッククレーン」をフルモデルチェンジし、「URG370シリーズ」、「URG340シリーズ」の販売を開始する。「URG370シリーズ」、「URG340シリーズ」は、≪安心性能の追求≫をコンセプトに過負荷によるクレーン折損や転倒事故を予防する「デジタル式荷重計」や、安全をサポートする「巻過自動停止装置」を全機種に装備するなど基本性能をグレードアップした。(11月4日9:40 循環経済新聞11月14日号詳細掲載予定)
11/02 過熱蒸気で有機性廃棄物を処理/オンサイトで減容可能――エコネット

有機性廃棄物処理装置
「Casumi Carbon Coupe」
 エコネット(滋賀県)は、東洋技研製の有機性廃棄物処理装置「Casumi Carbon Coupe」を総括販売店4社とともに、主として愛知県エリアで販売することになった。装置は、酸触媒である化炭(かすみ)と過熱蒸気を用いて、有機性廃棄物を分解・炭化するもの。処理対象は食品製造工場や老人福祉施設、スーパーなどから出る食品残さ、紙おむつ、感染性廃棄物等。同社を含む総括販売店(計5社)を軸に拡販を進め、年間100台の販売を目指す。(11月2日13:00 循環経済新聞11月14日号詳細掲載)
11/01 靴の中を除菌、消臭/産廃業界向けに販売――ミツミ環境システム

靴の中に差し込まれた
「くつとあしの消臭除菌」
 ミツミ環境システム(神奈川県横須賀市)は、靴の中を二酸化塩素で除菌する消臭除菌剤「くつとあしの消臭除菌」を開発、産廃業業界向けに販売を開始した。靴を脱いだ後の中の臭いは皮膚の角質などをえさに細菌が増殖することで発生する。そのため、靴の内部を除菌できれば臭いの元を絶つことができる。同製品は顆粒状二酸化塩素発生剤「クロサイド」(開発元=大阪ソーダ)を活用。すでに複数の産廃業者にサンプルを提供、反響は上々という。同社はキャンペーン期間として11月末まで無償でサンプルを提供する方針。(11月1日10:10)
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