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包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2017年7月】

07/31 超軟質のPP製ボトル/特殊原料を用いた製品開発――北村化学産業
 北村化学産業は、原料から製品までトータルに提案できる強みを前面に打ち出す。先般の化粧品産業技術展では、原料部門が扱う特殊な合成樹脂原料を用いた新製品を披露し、来場者に向けて積極的な訴求を図った。
 中でも、軟質PPボトル「スクイージーブローボトル」は、高い弾性を持つ成分を原料に配合したことで、PE並みのスクイーズ性を実現した画期的な製品。PE製品に比べて高温での充填に対応できるほか、トラベル用などの小容量ボトルでも十分な軟らかさを発揮できるといった優位性を持つ。パール調の外観としっとりとした質感が差別化に繋がるとして高評価を得ており、現在数社で評価が進んでいる。今後は化粧品のほか、食品分野での需要開拓も視野に含めつつ、営業提案を進める構えだ。(7月31日16:10 包装タイムス7月24日号に詳報)
07/28 過去の実績220点を展示/ロングセラー商品も多数紹介――アイ工房
 パッケージデザインを主力に扱うデザイン会社アイ工房が、創業45周年を記念したパッケージデザイン展覧会を同社ギャラリーで開催している。創業以来、同社がこれまで手掛けたパッケージデザイン220点を展示。実物がないものについては、写真パネルで紹介するなど、約半世紀にわたるパッケージデザインの変遷を振り返る。期間は今月28日まで。入場無料で、事前連絡を必要としている。
 同社ではこれまで、創業者で代表取締役の池田毅氏を中心に、数多くのパッケージデザインを手掛けてきた。1986年に誕生したロート製薬の「ロートジー」をはじめ、酒造メーカー白鷹の主力商品「極上白鷹」のラベルデザインなど。池田氏自身、過去には製紙メーカーと共同でIJP対応の和紙開発を進めるなど、包装資材への深い知見を示している。「パッケージデザイナーだからこそ、包材への知識を深めなければならない」とし、「デザイナーと包装資材メーカーは仲間」であることを強調する。10時半から18時半。土日祝は休み。問い合せは同社まで。(7月28日11:40 包装タイムス7月24日号に詳報)
07/27 検査機にラベルマーカー搭載/不良品は倍の長さでシートカット――ヤスコーポレーション
 ヤスコーポレーションは、モジュール型セットアップ検査装置「YSS‐350」に、ラベルマーカー(ラベラー)を搭載したタイプを、先般開催された「ラベルフォーラムジャパン2017」で発表した。今回発表した機種ではラベルマーカーを搭載した検査装置「YSS‐350」に、シートカットの「PTカッター」と連動させている。検査装置で検出した不良品のラベルの裏側に、その印としてラベルを自動貼りし、その不良品に対してPTカッターは設定枚数の倍の枚数(長さ)でカットする。オペレーターはその長くカットされたシートだけを抜き取ると、PTカッター上には良品だけが残る。また抜き取ったシートも、不良品のラベルだけを剥がし良品のラベルに貼り替えて、シートの半分をカットすれば、設定枚数の2枚のシートが良品に加えることができる。来場者からも高い関心が寄せられていた。(7月27日13:05 包装タイムス7月24日号に詳報)
07/26 加速度増す"デジタルの波”/専門会議で食品企業の包装事例も紹介――凸版印刷
 凸版印刷が7月7日、「デジタルプリントカンファレンスin福岡2017」を開催し、具体的なユーザー事例などを中心に解説した。カンファレンスではデジタル印刷で同社のパートナーとなる日本HPも講師として登壇し、世界のデジタル潮流と活用事例を紹介した。また凸版印刷からは、デジタルがブランドオーナーに従来の“BtoC”から“BtoB”への道を開く可能性も示唆された。デジタル印刷を活用するブランドオーナー事例では、まず養命酒製造とロッテが登壇。カンファレンスの最後に登壇したSEGマーケティング(イスラエル)のラフィ・アルボCEOからは「デジタルプリントの未来革命」と題しエネルギッシュな講演が行われた。(7月25日10:30 包装タイムス7月24日号・姉妹誌「食品包装」9月号以降に詳報)
07/25 故・小松安弘氏「お別れの会」/福山、東京合わせ3500人参列――エフピコ

あいさつする佐藤社長(東京会場)
 エフピコの創業者で代表取締役会長の故・小松安弘氏の「お別れの会」(委員長・佐藤守正社長)が、7月10日に福山会場(広島県福山市の福山ニューキャッスルホテル)と、7月14日に東京会場(東京都千代田区のホテルニューオータニ東京)の2つの会場で執り行われた。これには福山会場が1500人、東京会場が2000人、合わせて3500人の参列者が出席。故人をしのび、献花を行った。
 2017年5月23日、79歳で死去した小松氏は、発泡ポリスチレン製食品容器の将来性に着目し、1962年7月に福山パール紙工(現エフピコ)を創業。以来、現場主義、顧客第一主義を経営理念に未来を見据えた大胆な先行投資を実行し、新素材、新製品の開発に情熱を注ぎ、エフピコグループを業界トップに押し上げた。
 代表あいさつとして佐藤社長が、「喪失感は大きいが、現場主義、顧客第一主義を受け継ぎ、エフピコグループを良い会社にしていきたい」と多くの参列者に決意を述べた。(7月25日11:30 包装タイムス7月24日号に詳報)
07/24 新グレード「TTPS」に高い反響/第一弾8製品、一挙発売――タマポリ
 タマポリ(東京都豊島区)が高機能包装フィルムの販促を積極化する。「TTPS(TAMAPOLY Total Package Solution Films)」の名称を冠する新シリーズの展開に乗り出し、幅広い用途で需要の掘り起こし、取り込みを本格化する。第一弾としてピーラブルフィルムからBIB用フィルムまで新開発品、既存改良品併せて一挙に8製品を投入、蓄積した製膜やアロイ等々各種技術ノウハウを駆使、高性能高機能はもちろん、差別化にも優れるなど高い商品力を誇る。TTPSは東京ビッグサイトで先般開催された「インターフェックスジャパン」で初公開、業界内外の幅広い関係者を刺激、熱心な関心を浴びた。卓越した製膜・ラミの両技術を両翼に独歩高の推移を続ける同社の新たなスプリングボード、多くの分野で従来勢力版図の塗替えも進む包装機能フィルム市場を展望する上からも、極めて注目できそうだ。(7月24日16:15 包装タイムス7月17日号に詳報)
07/21 高付加価値分野に展開加速/紙とプラの複合容器など多彩に――四国化工機

最新鋭の東洋科学・阿見工場
 四国化工機(徳島県板野郡北島町)は昨年末、グループ傘下に加えたプラスチック射出成形品の製造販売を行う東洋科学(茨城県古河市)の事業効率向上や、グループの一体化を進めている。今後、本格的にグループ総合力を生かした新たな提案が行われるものと期待されている。
 同社グループは充填包装機などを製造販売する「機械事業」、食品用包装資材を製造販売する「包装資材事業」、大豆加工食品などを製造販売する「食品事業」の三事業が相乗効果を発揮する三位一体の"システム経営"を進め「優良国際中堅企業」として世界視野で事業展開を積極的に進めている。(7月21日14:15 包装タイムス7月17日号に詳報)
07/20 インクジェット事業で攻勢/軟包装向けシステムも正式販売――FFGS/富士フイルムデジタルプレス
 富士フイルムグループはインクジェットデジタルプレス(IJDP)事業で攻勢をかける。富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(=FFGS、東京都港区)が7月3日に本社内で開いた新社長記者発表会の席上、FFGSの辻重紀社長、事業けん引の中核を担う富士フイルムデジタルプレス(=FFDP、東京都江東区)の松本聡社長が、それぞれの立場から、IJDP事業の積極的な展開を明らかにした。多くの印刷用途で関心の膨らむIJDPの市場性、国内外で有力各社が覇を競い始めた軟包材向け"実機としてのIJP"商戦を展望する上からも、富士フイルムグループあげたIJDP事業の展開は当分、幅広い関係者の切実な関心を浴び続けることになりそうだ。(7月20日11:45 包装タイムス7月17日号に詳報)
07/19 CRパッケージを提案/世界初のPTPにラベル――CKD/岩田レーベル
 子どもによる医薬品の誤飲防止のためにPTP包装の取り出し面にラベルを貼付するという医療安全を目的とするPTP包装と、その包装システム「LABELonBLISTER(ラベルオンブリスタ)」が、6月28〜30日に東京で開催されたインターフェックスジャパンで一般公開された。PTP包装機の製造販売でトップシェアを誇るCKD(愛知県小牧市)と、医薬品向けタックラベルとラベラーの製造販売でリーディングカンパニーの岩田レーベル(愛知県一宮市)が共同で開発したもので、世界でも初めての試み。(7月19日15:15 包装タイムス7月17日号に詳報)

子どもが開封しにくいチャイルドレジスタンス(CR)パッケージ
07/18 食品ラベル用IJ印刷機/低浸透インクも新たに開発――SCREEN GA

食品パッケージ用ラベルに対応した
UVインクジェット(IJ)印刷機
「Truepress Jet L350UV+LM」
 SCREENグラフィックソリューションズはこのほど、食品パッケージ用ラベルに対応したUVインクジェット(IJ)印刷機「Truepress Jet L350UV+LM」を開発した。今後、2017年9月末の販売開始に向けて製品化を進める方針だ。対象マーケットを食品パッケージ市場にも広げ、同社のデジタルラベル印刷機の事業拡大を目指す。今回発表した「Truepress Jet L350UV+LM」は、食品向けパッケージに必要とされるさまざまな機能を搭載している。安全性を高めたローマイグレーション(低浸透)インクを新たに開発したほか、UVインク硬化を促進する窒素パージ機構の搭載により、食品向けパッケージに使用するラベル印刷を可能にした。最速毎分60メートルの印刷スピードを実現。C、M、Y、K、白に加えてオレンジインクにも対応することで、より広い色域が再現できるようになった。さらに、UVランプによる熱の影響を受けやすい薄膜基材を安定して搬送・印刷するため、搬送ローラー部分に冷却用のチルローラーの搭載も可能に。PETボトルなどで使用される薄膜基材を用いたロールラベル印刷に対応できる。これらの機能により、従来のラベルから食品パッケージ用ラベルまで、一台で幅広い印刷用途での対応ができる。(7月18日13:35 包装タイムス7月10日号に詳報)
07/14 毎分300袋の高速ケースパッカー/優れた生産性、使いやすさ等追求――豪・tna

インターパックで
公式発表した「ropac5」
 食品加工・包装ソリューション大手のtnaは、先にドイツで行われたインターパックで超高速ケースパッカー「ropac5」を公式発表した。最大毎分300袋の高速処理を実現。業界内で最もコンパクトなサイドローディング方式のケースパッカーで、独自のセミロータリー式袋集積技術を活用、小型から中型のピロー形態のスナック袋などを迅速かつ効率的に箱詰めする。
 また同機は、バキュームによるピック&プレース技術を用いる一般的なケースパッカーとは異なり、独自のセミロータリー方式を用いて箱詰めする。高速かつ安定した処理能力を備えるとともに、バキュームヘッドが袋をつかんだり落としたりする工程が不要で、デリケートな取り扱いにより商品の破損などを効果的に回避できる。
 サイズ変更は、セミオートかつツール不要で10分以内に完了でき、柔軟な品種切り替え対応力を備えるほか、シンプルな本体構造でメンテナンス性にも優れる。 (7月14日16:10 包装タイムス7月10日号に詳報)
07/13 チルド用液体小型紙器導入/個人の飲用シーンに向け展開強化――日本製紙

Pure-Pak Diamond Curve
 日本製紙は6月8日、ノルウェーのElopak (エロパック)社と小型サイズにも対応した口栓付きチルド用液体紙容器の国内初導入についてライセンス契約を結んだ。個人の飲用シーンにも活用できる容器として今後展開を強めていく考えだ。
 導入する製品は「Pure‐Pak Diamond(ピュアパック ダイアモンド)」と「Pure‐Pak Diamond Curve(ピュアパックダイアモンドカーブ)」の二つ。両容器ともミニカートン(57ミリ角)にも対応することができる形状で、屋根部前面のクリースをスマイル曲線にしたことで大型口栓を装着することもできる。日常生活のパーソナルな飲用シーンをサポートする新しい口栓装着可能なチルド用液体紙容器として、今後、PETボトルと同等の飲用シーンで普及を図っていく。
 日本製紙は昨年3月にエロパック社とチルド用液体紙容器「Pure-Pak Curve」と「Pure-Pak sense」の2つの製品の国内初導入に関する契約を結んでいる。前者は、4つの辺のうち1つの辺のカーブ状がユニークな製品。後者は容器上部のエンボス加工で見た目と持ちやすさに優位性を持つ製品となっている。今回導入の両容器は、これらの容器に続くラインアップとなる。(7月13日15:10 包装タイムス7月10日号に詳報)
07/12 DateLaseとHAVI提携/店頭でパッケージに印字――サトーグループ
 インライン・デジタル・プリンティグを専門とする、サトーグループの英・DateLaseは、包装、アナリティクス、市場分析およびサプライチェーン管理を専門とする米・HAVIグループと提携し、レストラン、コンビニ、ファストフード店などの食品サービス業界向けに、店頭で個々の消費者に応じたメッセージを商品パッケージに印字できるソリューションの共同開発に着手した。
 DataLaseのインライン・デジタル・プリンティングを用いたソリューションは、高解像度の画像やロゴ、さらに対象となる顧客層に向けた可変情報を、パッケージ上にレーザーで印字することができる。これにより、商品やパッケージの充填や梱包工程、または使用時点において即時性の高いマーケティングを行う能力を提供することが可能になる。
 HAVIは、POS(販売時点情報管理)のデータを収集し、納入業者や提携企業と共有している。食品サービスのブランド企業は、同社のデータと、レーザー照射で変色するDataLaseの顔料を組み合わせることによって、個々の消費者にとって意味のあるパーソナライズされた情報を、サプライチェーンのいずれの段階でも商品や包装資材に印字することができるようになる。店舗でパーソナライズされた商品パッケージを通じ、消費者との関わりを深め、消費者のブランドへの愛着を高めることができるという。(7月12日17:00 包装タイムス7月10日号に詳報)
07/11 高機能な金属検出機を発売/検出感度と安定性がアップ――アンリツインフィビス

操作性やライン適合性にも優れる
 アンリツインフィビスは、高機能モデルの金属検出機「M6‐hシリーズ」を発売した。新技術を組み合わせ、検出感度と安定性の向上を実現。従来機種を大幅に上回る感度で金属を検出できるようになった。
 同機は高機能モデル「スーパーメポリVSシリーズ」の後継機。操作性やライン適合性にも優れ、食品の品質や生産効率の向上に寄与する。センサー構造を最適化することで、従来よりも安定した磁界が生成できるようになり、微小な金属異物の検出を可能にした。また商品と金属異物の影響を分離する同社独自の検出アルゴリズムを追加したシステム「マルチリミット」を搭載することで、デジタル信号処理を高度化し、検出感度の向上につなげた。同シリーズはワークのサイズ、防水機能の有無、検出ヘッド別に42機種と、豊富なラインアップを取りそろえる。
今年6月に18機種を発売した。8月に24機種を追加する予定。また同社のオートチェッカー「SSVシリーズ」との一体型モデルも発売している。(7月11日15:30 包装タイムス7月3日号に詳報)
07/10 札幌パック盛況裏に閉幕/前回超す1万8千人が来場
 2年ごとに開催される北海道最大級の産業イベント「2017札幌パック」が盛況のうちに閉幕した。6月21〜23日の3日間、札幌市内のアクセスサッポロ(札幌流通総合会館)で開かれ、延べ1万8245人が訪れた。前回より規模を拡大し、総来場者数も1千人ほど増加。場内は例年に増して活気あふれる商談の場となった。
 出展社数は前回から14社(11%)増の146社、小間数は同57小間(22%)増の321小間。フルレイアウトとなった会場では、包装機械や包装資材をはじめ、食品機械、製菓・製パン機械、品質検査機器、印字・印刷機械、洗浄機器、衛生関連製品、物流機器など、多彩なソリューションの提案が繰り広げられた。初日から多く関係者が詰めかけ、3日間の来場者数は前回(1万7202人)を1043人上回った。なお次回開催は2019年を予定している。(7月10日17:00 包装タイムス7月3日号に詳報)
07/05 特殊素材で新作開発/“今までにないシール”の創出へ――大阪シーリング印刷

伸びる性質をもった特殊素材
で開発「のび〜るテープ」
 総合パッケージメーカーの大阪シーリング印刷は、7月5日〜7日東京ビッグサイトで開催される第28回国際文具・紙製品展(「ISOT」)へ出展する。技術力とアイデアの融合で生み出したオリジナル自社製品「Item OSP」を中心に出品する。すでに商品化へと結びつけている人気アイテム「ひとことアニマルズ」や「フルーツメッセージ」、「ピッタラップ」については、一部リニューアルをして出品。伸びる素材や樹脂素材に挑戦した二つの新作アイテムも出品する。日常生活を向上させるイノベーションアイテムとしてアピールする。
 また本展示会では海外への対応も充実を図っている。英語版のカタログや会社案内も用意しており、ブース内では常時、通訳スタッフが対応する。海外展開を視野に入れた体制を整え臨むという。(7月5日09:35 包装タイムス7月3日号に詳報)
07/04 新型縦ピロー機を国内初公開/使いやすさ追求、優れた生産性――イシダ

人間工学に基づいた本体設計
 イシダは、使いやすさや安定稼働を追求した縦型ピロー包装機の新製品「INSPIRA」を開発、先のFOOMAで国内初公開した。高速かつ美しい包装仕上がりを実現するとともに、オペレーターの作業負担を効果的に軽減する本体構造が特徴。最大毎分120袋の処理能力を備え、あらゆる製造現場の生産性向上に貢献する。
 新製品は、オペレーターの作業負担を軽減するアクセシビリティが大きな特徴で、人間工学に基づいて本体を設計した。従来機と比べアクセス性が大幅に向上し、女性でも無理のない姿勢で簡単にフォーマーの着脱が行える。さらにテンションローラーが自動で上下する機能を備え、オペレーターは容易にフィルムセットが可能。また重いフィルムでも両手でしっかり保持したままセットでき足腰に負荷が掛からない設計で、フィルム交換作業の負荷を軽減する。(7月4日10:05 包装タイムス7月3日号に詳報)
07/03 ミニ手提げ袋用の持ち手/10色のPE樹脂製で新登場――ハヤセ

小さな紙袋へ簡単に取り付けられる
 手提げ袋に用いるプラスチック製の持ち手「ハッピータック」の製造元として知られるハヤセ(岡山県美作市)の新開発品、小さな袋向けの「ハッピータックチェリー」が注目を浴びている。
 同製品はポリエチレンや再生ポリエチレン製の長さ約210ミリの持ち手でシルバーなど含む10色を規格品としてラインナップ。千本単位での出荷に対応している。
 お菓子や小物を入れるのに最適な手のひらに乗るような手提げ袋はハロウィンやバレンタインデーなどで近年需要の高まりを見せており、取り付け・付け替えが容易な同製品はコスト削減や納期の短縮につながると袋業界からも好評だという。
 製袋工程を合理化するとともに、デザイン面でも10色展開する同製品は今後さらに存在感を増していくと予想される。また、紙管の持ち手など、手提げ袋以外への用途展開も考えられる。(7月3日14:40 包装タイムス7月3日号に詳報)
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