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包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2018年1月】

01/31 冷蔵・冷凍でも粘着力保持/梱包用の独自OPP粘着テープ――デンカ
 デンカは寒冷地・低温下での梱包に適したOPP粘着テープ「#444 PP‐40TK」の本格販売を開始した。「冷凍・冷蔵環境下でも粘着力を保持できるテープが欲しい」というユーザーの要望により開発したもので、冷凍・冷蔵商品の梱包や、寒冷地での梱包用として提案を進める。マイナス10度Cの環境下でテストした際、初期粘着力については5.7N/平方メートルを、SUS粘着力に関しては5.7N/平方メートルを記録。両数値ともに同社従来品よりも高い数値が示され、高品質な結果を導き出した。(1月31日10:25/包装タイムス1月29日号に詳報)
01/30 全国から印刷資材集結/過去最大、90社の出展規模で開催――モトヤ
 モトヤは2月1〜2日の2日間、大阪マーチャンダイズ・マート(OMMビル)で「販促MOTOYA COLLABORATION FAIR2018」を開催する。全国から90社の印刷関連企業が集結し、販促効果を高める各種ソリューションなどを提案する。印刷機材では最新のインクジェットプリンターやレーザー加工機、シュリンク包装機などを紹介する。期間中に開催する講演会では、実践的な内容を中心に解説する。(1月30日10:10/包装タイムス1月29日号に詳報)
01/30 新春賀詞交換会で発表/2020年FOOMA、大阪で開催――日本食品機械工業会
 日本食品機械工業会は1月17日、東京・丸の内パレスホテル東京で新春賀詞交歓会を開催した。冒頭の挨拶に立った林会長は、2020年の国際食品工業展「FOOMA JAPAN」をインテックス大阪で6月23〜26日に開催することを明らかにした。今年については、6月12〜15日に「食の技術は無限大。」をキャッチフレーズに過去最大規模で、来年は7月9〜12日に東京ビッグサイト西館、新築される南館を使用して開催する。(1月30日10:10/包装タイムス1月29日号に詳報)
01/30 Printing South China 2018 & Sino-Label 2018―――パッケージ・ラベル印刷の専門展
 アジア太平洋地域でさまざまな産業展示会を主催・運営しているAdsale Exhibition Servicesは3月10日〜12日の3日間、中国・広州市の中国輸出入商品交易会展示館エリアAで第25回華南国際印刷工業展示会(Printing South China 2018)と中国国際ラベル展示会(Sino-Label 2018)を開催する。会期中は、包装機械を中心とする第25回中国国際包装工業展示会(Sino-Pack 2018)と中国(広州)国際包装製品展示会(PACKINNO 2018)が同時開催され、パッケージ資機材から印刷までトータルな展示を一堂にみることができる。
 Printing South China 2018とSino-Label 2018はワンストップの印刷、ラベルソリューションを提供できる展示会。包装産業関係者には「ポストプレスと包装加工ゾーン」、「グリーンフレキソ印刷ゾーン」、「段ボール印刷ゾーン」などが特に注目される。四つの展示会を合わせた展示規模は10万m2以上。出展社は約1200にのぼる。現在、事前登録を受け付けている。(1月30日10:10)
Printing South China 2018:https://goo.gl/5d8r7H
Sino-Label 2018:https://goo.gl/odkjK2

展示会の詳細は次のURLから。
www.printingsouthchina.com
www.sinolabelexpo.com

01/29 Sino-Pack 2018 & PACKINNO 2018―――3月10日〜12日、中国・広州市で開催
 中国を代表する包装展、第25回中国国際包装工業展示会(Sino-Pack 2018)と中国(広州)国際包装製品展示会(PACKINNO 2018)が3月10日(土)から12日(日)の3日間、広州市の中国輸出入商品交易会展示館 エリアA(中国広州海珠区閲江中路380号)で開催される。両展は、Sino-Pack 2018は今回で25回目を数える中国国内最大の包装機械展で、PACKINNO 2018と併せて包装機材・資材の総合的な展示をみることができる。さまざまな工業用の包装機械を中心に、食品・飲料用包装、日用品、化粧品、ヘルスケア品、電子用品、物流、通販など多元化な商品や分野を含まれた国際包装展として評価が確立している。
 今回は4万8000平米の展示面積に22カ国・地域から680が出展。会場内は「スマート包装」「物流包装」「食品包装」「一般包装」の四つのテーマゾーンで構成される。主催者のAdsale Exhibition Services は現在、同展の事前登録を受け付けている。事前登録を行うと展示会への無料や指定ホテルの宿泊割引、航空券購入の割引(指定航空会社)、ノベルティやショーカタログの提供(在庫限り)、セミナーの優先参加などの特典が受けられる。(1月29日11:20)
Sino-Pack 2018:https://goo.gl/w5idpW
PACKINNO 2018:https://goo.gl/foMQBC

展示会の詳細は次のURLから。
https://www.chinasinopack.com
www.packinno.com

01/29 容器が傾かない中食レジ袋/18年3月から販売を開始―――伊藤忠リーテイルリンク
 伊藤忠リーテイルリンク(東京都中央区)は紙袋と同等の水平保持力を実現したレジ袋「ランチビークル」の量産体制を整え、2018年3月から本格的に販売を開始する。従来のレジ袋の、コンビニやスーパーで購入した弁当・中食用器が持ち帰りの際に傾いてしまうという課題を解決。基本構造を発案したのはアスラビット(川崎市)の長内紀己雄代表取締役だ。
 従来のレジ袋の性能に手提げ袋の特徴を備え、弁当容器を底板として機能させることで振るフラットな平底を実現。取っ手が壁の役割となるため容器を重ねても傾きにくく、PETボトルなどの飲料を同梱してももぐり込みや傾きの心配は少ない。(1月29日11:20 包装タイムス1月22日号に詳報)
01/29 主力商品にPET採用/ニーズに応えた容器刷新―――ヤマキ
 ヤマキは液体調味料商品にPET容器を採用すると発表した。主力の「めんつゆ」など3商品で使いやすさに配慮した新開発の「くびれボトル」を採用するほか、全12商品をユーザビリティに配慮したパッケージに刷新し、2月20日に発売する。高齢化や環境配慮への高まりといった社会の変化に伴って多様化するニーズに対応し、ユーザーに魅力を訴求するのが狙い。
 今回のリニューアルでは主力商品の容器を瓶からPETボトルに変更するほか、安心・安全のためのキャップシールの装着や、中身がなめらかに注げる形状のキャップ、分別廃棄しやすいシュリンクラベルを採用するなど、大幅なパッケージ刷新に踏み切った。ラベルデザインは従来のものを踏襲している。(1月29日11:20 包装タイムス1月22日号に詳報)
01/26 ワールドスター賞に輝く/飲料包装と外装の2作品―――レンゴー
 レンゴー(大阪市北区)の2作品が世界包装機構(WPO)主催の「ワールドスターコンテスト2018」でワールドスター賞に輝いた。受賞対象となったのは「ホワイトベルグ コロコロストッカー」と「エコキュート(貯湯タンク)の包装」。
 前者はサッポロビールとの共同開発品で、8缶入りの段ボール箱がそのまま冷蔵庫でストッカーとなる、遊び心あふれるパッケージ。後者はダイキン工業との共同開発品の段ボール外装包装で、必要な強度を満たしつつ、環境保全とコストパフォーマンスを追求した。(1月26日10:50 包装タイムス1月22日号に詳報)
01/25 スチレン系樹脂等値上げ/16日分から1kg15円以上―――旭化成
 旭化成はスチレン系樹脂などの価格を改定した。対象製品はスチレン系特殊透明樹脂「アサフレックス」、スチレン系熱可塑性エラストマー「タフプレン」「アサプレンT」、水添スチレン系熱可塑性エラストマー「タフテック」「S.O.E.」など。改定幅は各製品とも1kg当たり15円以上で、1月16日分から実施した。
 ナフサやスチレンモノマーなどの原料市況の上昇を背景に、製品の安定供給に価格改定が不可避と判断した。(1月25日10:05 包装タイムス1月22日号に詳報)
01/24 次世代に向けた挑戦/包装界合同新年会を開催―――JPIなど包装関連10団体
 日本包装技術協会(=JPI、藤重貞慶会長)など包装関連10団体による包装界合同新年会が1月10日、東京・文京区のホテル椿山荘で開かれ、約700人が参加した。  主催団体を代表してJPIの藤重会長(ライオン相談役)があいさつ。包装界の現状と課題について「いっそうの高度化・グローバル化が求められている。特にフードロスの削減や高齢化への対応、地球環境保全の課題への対策は次世代に向けた大きな挑戦であり、今後の包装産業の発展と豊かな社会形成への大きな貢献につながると信じている」とした。(1月24日10:40 包装タイムス1月22日号に詳報)
01/23 液体梱包箱を本格発売/積載効率に優れ、段ボール製―――タカムラ産業
 タカムラ産業(栃木県大田原市)は、オール段ボール製の液体梱包箱「PAPER IBC」の本格発売を開始した。付属の内袋に1000ℓの容量が入り、専用のバルブを用いることで梱包箱に収納したままの状態で液体の出し入れが可能な包装形態だ。同容量のドラム缶と比べて約20%積載効率に優れる。こうした特徴を訴求し、今後、化学品や食品向けに金属製やプラスチック製のドラム缶、IBCコンテナなどからの代替を進める方針だ。(1月23日10:45 包装タイムス1月22日号に詳報)
01/23 155社過去最大規模で開催/最新鋭機材を実機実演で披露―――光文堂
 印刷総合商社の光文堂(名古屋市中区)は1月24日・25日の2日間、名古屋市吹上ホールにて「第54回光文堂新春機材展 Print Doors 2018」を開催する。出展者数は過去最大の155社375小間で、印刷機から検査器、後加工機などの最新機材が集結。同展の特徴でもある実機実演の多さもみどころだ。
 会場中央に配置する同社ブースでは、昨年発表した9つの最新アイテムを展示。ラベル印刷機や集客系デジタルサイネージなど多彩なアイテムをそろえ、最新情報の発信に力を注ぐ。(1月23日10:45 包装タイムス1月22日号に詳報)
01/22 薬剤臭吸着剤、PTPで採用/2020年へ売上高3億円目指す――大日本印刷
 大日本印刷(以下、DNP)が開発した高機能性フィルム「DNPにおい吸着包材(アルデヒド・ケトン用)」がこのほど、高血圧治療薬の錠剤用PTP包装材として採用された。複数の医療品メーカーが採用に乗り出しており、2020年度に向け、医薬品分野での同フィルム売上高3億円を目指す。
 採用された包材は、特定の臭いを吸着する材両をフィルムに添加したもので、医薬品を包装することにより、臭いの成分となるアウトガスをフィルムが吸着し、取り除く仕組み。パッケージ開封時にはほぼ無臭で、臭いによる不快感は軽減される。アルデヒド系やケトン系の臭気のほか、滅菌処理臭や樹脂分散臭などの吸着にも効果を示す。(1月22日10:45)
01/19 IJ段ボ4色機、日本初上陸へ/毎分150mの高速印刷実現――オーシャンテクノロジー
 オーシャンテクノロジーはこのほど、デジタル段ボール印刷機「GLORY1604」を今春から日本国内で発売すると発表した。印刷方式には4色(CMYK)フルカラー印刷ができるインクジェット(IJ)方式を採用。毎分150mの高速印刷を実現する。京セラ製のグレースケールプリントヘッドを採用し、高精度で高性能の印刷を保証する。
 デジタルオンデマンド印刷により、バリアブル印刷はもちろんのこと、バーコードやQRコードといった可変情報の印字も可能とした。価格は標準仕様で3億円。(1月19日9:45)
01/18 今春、「鳥取工場」設置へ/25台の製袋機稼働目指す――メイワパックス
 メイワパックスはこのほど、グループ企業「明和産商」で新たに「鳥取工場」設置計画を明らかにした。稼働時期は今年4月中旬とし、第1期として8台の製袋機からスタートする。最終的には25台の設置を計画しており、20億円規模の総投資額になるものとみられる。軟包材の提供を進める中でグループ内製率の引き上げに力を注ぎ、競争優位性に拍車を掛ける考えだ。(1月18日11:00)
01/17 「GL」にバリア紙が加入/関連含め2025年100億円目指す――凸版印刷
 透明バリア包材として世界トップシェアを誇る凸版印刷の「GL BARRIER」のラインアップに初めて、紙素材でありながらそれ自体がバリア性を有するバリア紙が加わった。これまで不可能だった内容物の鮮度を保持できる紙製包材の実現を可能にする。2018年春から国内外の食品・トイレタリー業界向けのサンプル出荷に乗り出し、19年の量産化に取り組む。包材用バリア紙の開発を推し進めラインアップを拡充、包材向けバリア紙で関連受注も含め、25年に約100億円の売上を目指す。(1月17日12:55)
01/16 レザックと国内外で販売提携/高速・高精度パッケージ製作提案で――独・KBA社
 独・KBA社は2017年11月末、世界最高速の毎時1万5千枚処理を可能としたロータリーダイカッター「Rapida(ラピダ)RDC106」を開発したことを発表した。販売については、レザックと提携契約を結び、ワールドワイドでの展開を加速させる。ブランキングシステムにはレザックのハイエンドモデル「MASTER BLANKER(マスターブランカー)CBL」が対応するとしており、ポストプレスの新たな提案に力を注ぐ。(1月16日11:05)
01/15 春限定デザインを投入/「ハレの日」狙って、赤飯市場活性化へ――イチビキ
 イチビキは、「らくらく炊きたて赤飯おこわ」の春限定パッケージを1月5日から全国出荷する。日本最大の料理レシピサービス、クックパッドと連動させた広告プロモーションにも取り組む。元旦をはじめ、成人式、ひな祭り、卒業、入学、受験の合格祝いなど「ハレの日」が続く時期を狙い、赤飯市場の活性化を狙う。
 春限定パッケージでは、通常デザインに華やかなピンクの桜柄をちりばめ、春らしい季節感を演出。シズル感を押し出した「お赤飯カップ寿司」の調理写真をパッケージ前面に掲載し、「ハレの日」期間だからこそ楽しめる赤飯の食し方を訴求する。(1月15日11:30)
01/12 オリジナルパッケージ作製サービス開始/一環製造で小ロットでも低価格実現――新居紙器
 新居紙器はオリジナルで作る箱やパッケージなどの紙加工製品を小ロットでも安く提供できるサービス「ORiPA(オリパ)」を17年11月22日から開始した。使用する原材料や印刷色を限定しつつ、デジタル印刷機と独自加工を組み合わせた同社ならではの一貫製造で小ロット・多品種・低価格・短納期に対応する。箔押しやフィルム張りなどのオプション加工も対応できるほか、実機を利用した印刷済みのサンプル提供の実施や、版代・量産時のサンプルおよび校正代が不要で、単色でもフルカラーでも同単価などコスト上での利点も多い。(1月12日11:15)
01/11 主力商品にキャラクターデザイン/製品イメージにあわせて擬人化――江崎グリコ
 江崎グリコは主力商品「ポッキー」の新企画として、12月26日から主力5品のパッケージに各製品のイメージに合わせた男性キャラクターの掲載を開始した。バレンタインシーズンに向け、「恋人はポッキー」キャンペーンとして展開する。
 製品の内袋にはイラストやキャラクターをイメージしたせりふを印刷しているほか、スマートフォンでARアプリを起動し、パッケージにかざすと人気声優が演じるキャラクターが時間帯によってさまざまなパターンで話しかけるARボイスとアニメーションも楽しめる。(1月11日13:55)
01/10 ガラス表面へのDLC成膜技術開発/医薬用ガラス包装容器に応用――ニプロ
 ニプロは12月28日、慶應義塾大学理工学部・鈴木哲也教授と共同開発のもと、ガラス表面へ「ダイヤモンドライクカーボン(DLC)」を成膜する技術開発に成功したことを発表した。ニプロでは今回成功した成膜技術を応用することで、低リスクかつ画期的な医薬用ガラス包装容器の商品企画開発を目指す。
 DLCとは生体組織から異物として認識されにくい性質を持つ炭素の同素体をいう。人体に多く含まれ、高撥水性、低摩擦性、高生体適合性、抗血栓性といった特性を持つ。複雑な分子構造を持つバイオ医薬品等への影響を抑制できる。ニプロでは医薬用ガラス包装容器での展開に取り組むとしている。(1月10日17:00)
01/09 OPPフィルム値上げ/原料価格高騰や円安背景に―――グンゼ
 グンゼは、プラスチックカンパニーが販売するOPPフィルムとナイロンフィルムについて、いずれも価格改定すると発表した。OPPは12月21日出荷分からすでに実施しており、価格改定幅は20マイクロm換算で1連当たり300円、値上げ率は約10%。ナイロンのヘプタックス各種タイプ全般は1月21日出荷分から実施し、価格改定幅は15マイクロm換算で1連当たり500円、値上げ率は約5%となる。
 値上げの背景について「原油価格が上昇し、為替の影響もあいまって国産ナフサ価格も上昇している」とし、樹脂原料メーカーからの原料値上げの申し入れに加え、「電力などの燃料費や副資材費の上昇も避けられない状況となっている」としている。(1月9日13:15)
01/09 神奈川県と災害協力協定/災害時に段ボール製品を提供―――東日本段ボール工業組合
 東日本段ボール工業組合(東段工)は、2017年12月20日、神奈川県と「災害時における段ボール製品の調達に関する協定」(東段工災害協力協定)を締結した。これにより県は災害発生時、避難所などの運営に必要な段ボール製品(段ボールベッド、間仕切りなど)の供給について東段工に協力を要請することができる。東日本大震災を契機に、調達が容易でさまざまな用途に使用できる段ボール製品は避難所生活の支援物資として高い評価を得ている。全国四つの段ボール工業組合は、全国の自治体と災害協力協定を締結する取り組みを加速化しており、2013年12月の佐賀県との協定締結以来、今回の神奈川県が32番目の事例となる。(1月9日13:15)
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