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包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2018年2月】

02/28 名古屋支社を開設/新たな営業・物流拠点――折兼

衛生設備も充実の名古屋支社
 折兼(名古屋市)は、愛知県北名古屋市に新たな営業・物流拠点である「名古屋支社」を開設した。2月5日から営業開始した名古屋支社は、延床面積は約8000m2の規模を誇る鉄骨造の4階建で、食品包装資材専門商社の拠点としては業界トップクラスだ。一宮ICから車で5分の好立地も魅力だ。大規模な支社の開設と好立地条件により、中部地区の顧客に対して安定した製品提供を行える体制を構築した。また食品衛生に配慮した設備も充実させている。(2月28日11:15 包装タイムス02月26日号に詳報)
02/27 国内外で評価高く実績増/人手不足や省力化対応機提案――トタニ技研工業
 トタニ技研工業(京都市南区)は、多様化するマーケットニーズを捉えた差別化製品を提案し出荷実績が国内外で伸長している。2018年1月期売上高は113.8億円となり過去最高の前年を上回った。今後は機械開発から出荷までの期間短縮、さらに人手不足や省力化対応など加工現場が抱える課題解消に取り組み競争優位性に一段と拍車を掛ける考え。 国内では高速安定生産、高品質加工などの要望に応え、増加する製袋需要にソリューションを図る機械および新たな機構開発が評価に結び付き出荷実績が拡大している。一方、海外拠点も順調だ。北・南米エリアをカバーする「トタニアメリカ」、ロシアからEU圏、中東までを担当する「トタニヨーロッパ」、東南アジア地域の拠点「トタニ・アジア・パシフィック」、そして中国の「大連戸谷技研工業有限公司」などのエリアで競争力を発揮。世界57カ国地域で同社の製袋機が実稼働している。(2月27日10:10 包装タイムス2月26日号に詳報)
02/26 JFLP10部門で入賞/7社8作品が最優秀賞に――世界ラベルコンテスト
 2017年9月にベルギー・ブリュッセルで行われた第29回世界ラベルコンテスト審査会(トニー・ホワイト委員長)の審査結果が2月15日、世界同時に発表された。全22部門で競い合う同コンテストで、今回は全日本シール印刷協同組合連合会(田中祐会長、以下JFLP)が8作品で最優秀賞、2作品で審査員特別賞に輝いた。「フレキソ(ワイン、酒)」でタカラ(東京都世田谷区)、「レタープレス(線画と網点)」で丸信(福岡県久留米市)、「同(カラープロセス)」では福岡県のサトープリンティング(福岡市東区)、「同(ワイン、酒)」で同じくサトープリンティング、「オフセット(カラープロセス)」で進和ラベル(山形県上山市)、「同(ワイン、酒)」で精英堂印刷(山形県米沢市)、「複合(カラープロセス)」でサンメック(新潟市西区)、「新規開発」でシバタセスコ(大阪市東住吉区)の8作品が受賞した。審査員特別賞では、「複合(ワイン・酒)」で丸信、「スクリーン印刷」でシーベル産業(群馬県千代田町)が受賞した。(02月26日13:35 包装タイムス02月26日号に詳報)
02/26 米・包装機メーカーを買収/米国市場に本格進出へ――京都製作所

イリノイ州に拠点を置くPMI社
 京都製作所(京都市伏見区)は、米国包装機市場に本格進出する。現地の有力包装機械メーカー、PMI CARTONING(以下=PMI社)を買収・グループ会社化し、北米市場の開拓強化に弾みを付ける。今回の買収で京都製作所は、カートニングマシンなどを展開する米・PMI社の全株式を取得し、グループ会社化した。PMI社の優れた技術開発力と既存ユーザーおよび、販売網を最大限に活用し、本格的に米国包装機市場に進出する狙い。(2月26日13:35 包装タイムス02月26日号に詳報)
02/23 新規需要取り込みに一役/機械スペックの高さも評価――三條機械製作所

機長3.5mのコンパクトなサイズ感も好評
 三條機械製作所(新潟県三条市)から発売のデジタル印刷機「SEP‐300」が、ラベルやパッケージの新規需要取り込みに一役買っている。贈答用ラベルやリブランディングに沿った新たなラベルやパッケージの製造を実現し、売上増の成果を生み出している。機長3.5mのコンパクトさなど機械スペックに対する評価も高く、印刷業界を中心に多くの引き合いを得ている。相模原市の賀詞交換会では、同印刷機で製造したラベルがレセプションの日本酒に採用された。(2月23日10:25 包装タイムス2月19日号に詳報)
02/23 ゲート型RFIDリーダー発売/マスプロ電工と共同開発で――トッパンフォームズ

ゲート外への電波漏れを抑制し、
高精度な読み取りが可能
 トッパンフォームズ(東京都港区)は、ゲートを1〜2秒通すだけで箱を開封せずに複数の物品に取り付けられたICタグを一括で読み取り、入出庫時の検品作業などを効率化する「ゲート型RFIDリーダー」(特許出願中)をマスプロ電工(愛知県日進市)と共同開発し、このほど販売を開始した。「ゲート型RFIDリーダー」がゲート内を通過する複数のICタグを高精度に読み取れる理由は、トンネル形状の金属筐体の内側に設置された狭指向性アンテナから放射される電波を、特定エリア内に閉じ込めることで、対象エリア外への電波漏れを抑制する仕組みのためだ。(2月23日10:25 包装タイムス2月19日号に詳報)
02/22 OPP内需、5年ぶり前年割れ/平成29年OP・CP暦年実績――日本ポリプロピレンフィルム工業会
 平成29年暦年のOPPフィルム、CPPフィルムの出荷実績がこのほど、日本ポリプロピレンフィルム工業会から公表された。出荷合計はOPPが24万5427tで前年比横ばい、CPPが同1.0%増の16万862tで、前年増は2年連続。内需に限ればOPPが同0.4%減の23万8763tで、5年ぶりの前年割れに転じた。分母が小さいながら前年比20.8%増(6664t)を記録した輸出が合計値の「横ばい」を支えた。CPP内需は15万5458tで同1.2%増となり2年連続の前年アップとなった。(2月22日10:10 包装タイムス2月19日号に詳報)
02/22 光るEPSが優秀賞に/蓄光性顔料を添加することで実現――東京ビジネスデザインアワード2017

防災用品ケースなどでの用途を想定
 東京都が主催する企業参加型のデザイン・事業提案コンペティション「2017年度東京ビジネスデザインアワード」の優秀賞に「光る発泡スチロール」が輝いた。これは、さまざまな発泡スチロール(EPS)製品の製造・販売を行う石山(東京都墨田区)とデザイン会社のhitoe(東京都港区)の協働により生まれた製品。蓄光性顔料を発泡スチロールに添加することにより発光を実現している。(2月22日10:10 包装タイムス2月19日号に詳報)
02/21 PET素材の新容器を採用/利便性とエコの両立を訴求――キッコーマン食品

いつでも新鮮
しぼりたて生しょうゆ MILD
 キッコーマン食品(東京都港区)は、密封ボトル入りしょうゆ「いつでも新鮮」シリーズの新商品に、新開発のPET容器を採用した。従来から高い評価を得ていた押し出し式容器の機能性はそのままに、材質を見直すことで環境適性を向上させた。新たに開発したのは、PET素材を使った二重構造の「密封eco(エコ)ボトル」。これまで同シリーズの容器は、開栓後90日間にわたり鮮度を保つ機能や、吐出量を自在に調節できる使いやすさを特徴としていた。新容器はこれらに加え、使用する素材をPEからPETに変更することで、1本当たりの樹脂使用量を10%削減。PETボトルとしてのリサイクルにも対応するなど、"環境への配慮"を兼ね備えた。新容器を採用した「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ MILD」450mlは、2月5日から全国販売中。(2月21日10:00 包装タイムス2月19日号に詳報)
02/20 偽造品検出に効果発揮/二重符号化シンボル用スキャナー――テララコード研究所

開発した二重符号化シンボル用
スキャナー「TC1200」
 テララコード研究所(愛知県東海市)はこのほど、二つの識別可能な黒色系の普通黒(赤外線吸収)と特殊黒(赤外線透過)で二次元コードやバーコードの黒モジュールを符号化した二重符号化シンボル用スキャナーを開発した。通常のバーコードや二次元コードの読み取りも行え、POS端末に接続した場合、販売時に偽造品検出も可能。医薬品など偽造品の混入を抑えたいPOS市場などに向け提案を本格化する。(2月20日11:00 包装タイムス2月19日号に詳報)
02/19 独自包装システムを開発/採寸から製函・封函まで自動化――タナックス

「TXP-600」プロトタイプのイメージ
 タナックス(京都市下京区)の物流ソリューション事業部はこのほど、3辺自動切出し製函封函機「TXP―600」を独自開発した。現在プロトタイプの製造を終え、製品化に着手している。同システムは、商品サイズを計測し、ジャストサイズの段ボール箱を製函後、封函するという一連の作業を自動化。包装する商品のサイズに合った箱を1個単位で製造できる。通販や多品種を扱う工場の出荷現場に適しており、人手不足の改善、コストダウンにつながる。(2月19日11:40 包装タイムス2月19日号に詳報)
02/16 卵かたどったケーキ包材/イースター市場のニーズ狙う――天満紙器
 製菓・製パン包材メーカーの天満紙器(大阪市浪速区)は、新たなマーケットとして期待される“イースター(復活祭)”に向けた提案に力を注ぐ。同社では、そのシンボルである卵やウサギをイメージした、これまでにない形状・デザインのアイテムを取りそろえ、ニーズの獲得を狙う。とりわけ注目される「ラウンドカップ」は、丸みのあるフォルムがかわいらしい紙製ベーキングカップ。PET製透明蓋をかぶせれば、まるで卵のような形状になり、売り場で存在感を発揮する。PETラミネートを施した1枚の紙をプレス成形しているため、水分量の多い中身でも漏れにくい。トップカールにより口径部の変形を抑制し、安定性を考慮して底面の一部はフラットにしているので、焼き菓子などの焼成やデコレーションも容易だ。容量は110ccで、2種類の柄を用意。今後、同形状のシリーズ展開も検討しているという。(02月16日16:10 包装タイムス02月12日号に詳報)
02/15 協働ロボ等のレンタル事業/町田の展示室で見学・実演も――オリックス・レンテック

ロボ事業最初の製品となった
協働ロボ「YuMi」(ABB製)
 オリックス・レンテック(東京都品川区)は、協働ロボやAGV(無人搬送車)などのロボットレンタルサービス事業「RoboRen」の展開を進めている。15メーカー25機種の協働ロボを取りそろえるなど充実したラインアップが強みの一つだ。東京・町田にある同社東京技術センター内のショールーム「Tokyo Robot Lab.」でロボットの見学が可能。多種多様なロボットの動き、ワークを使った実演などを確認できる。「6カ月お試しレンタルパック」の料金は、協働ロボの「YuMi」(ABB製)が月額23万9千円、追従運搬ロボ「サウザー」(日本電産シンポ製)が月額12万円。レンタルした製品の買い取りもできる。(2月15日11:45 包装タイムス02月12日号に詳報)
02/15 荷卸システムにAI搭載/認識能力向上で省人化促進――IHI
 IHI(東京都江東区)とIHI物流産業システム(東京都江東区)は、昨年12月にパレットに積載されたダンボールの荷卸作業を自動で行うデパレタイズシステムにAIを搭載した「IHIデパレタイズシステム(=AADS)」を開発、国内での販売を開始している。AI搭載により認識能力を大幅に向上させ省人化を促進する。同システムはAIや3次元ビジョンを活用したデパレタイズロボットシステムの開発実績がある米・Kinema Systems社と共同で開発した、AIによる物体認識技術を活用し、事前の画像データの登録やティーチングが不要なデパレタイズシステムをベースにした。人間1人の能力に相当する1時間450ケースのデパレタイズ能力を有する。(2月15日11:45 包装タイムス02月12日号に詳報)
02/14 軽量などで優位性を持つ/ワンウェイ業務用ビール容器採用拡大――メイクラフト
 クラフトビールの普及促進事業を展開するメイクラフト(神奈川県大和市)は、昨年8月からPP製ワンウェイ業務用ビール容器「MAYKEG(メイケグ)」の本格的な販売を開始し、クラフトビールメーカーを中心に採用や引き合いが拡大している。メイケグは従来の金属樽と比較して軽量という利点を持つ。10リットル容器で比べた場合、約6分の1の重量となる。ヘッド部分は、国内で多く使用されているサンキー(S型)に対応しているので、専用ヘッドを用意する必要がない。滅菌処理済みのため、配送後すぐに充填作業が可能で、作業の時間を短縮できる。現在、10リットル容量で展開しているが、今後はバリエーションを増やしていくことも視野に入れている。(2月14日10:15 包装タイムス02月12日号に詳報)
02/14 Wエンボスで滑りにくい/ソフトストレッチ抗菌手袋を提案――尚美堂
 尚美堂(東京本社・東京都台東区)はこのほど、食品加工や介護など幅広く活用できる「ソフトストレッチ抗菌手袋 FSG800シリーズ」を新発売、本格的な営業活動を開始した。抗菌性を備えたメタロセンLDPEフィルムを使い、手袋の内・外面にエンボス加工を施し高いグリップ性を付与しているのが特徴。食品工場でテスト的に用いたユーザーからも好評価にて、すでに導入も進んでいる。(2月14日10:15 包装タイムス02月12日号に詳報)
02/13 BIB自動充填設備が稼働/業界初の機構で生産性向上実現――オタフクソース
 品質精度の向上や生産の安定性、省力化に向け、設備導入を積極的に進めているオタフクソース(広島市西区)は、このほど業界初の2ヘッドノズルや省スペース・省力機構を装備したBIB製品向け自動充填設備を導入し稼働を始めたことを発表した。生産性向上や“働き方改革”など企業の動向が注目される中で、人気ブランドを展開する有力企業の先進的な取り組みが脚光を浴びている。(2月13日13:30 包装タイムス02月12日号に詳報)
02/13 2月21日からインテックス大阪で/医薬・化粧品関連ソリューション一堂に――第4回インターフェックス大阪
 第4回インターフェックス大阪(主催・リードジャパン)がいよいよ2月21日に開幕する。会期は2月21日〜23日の3日間で、インテックス大阪を舞台に内外から200社が出展する。医薬・化粧品の専門技術展として定評のある「インターフェックス」が今年も大阪で開催。会期中は専門セミナーといった注目の併催イベントなども多数企画されており前回以上の盛り上がりとなりそうだ。展示会では、医薬・化粧品関連の製造・製剤装置をはじめ、測定・分析装置、検査機器、クリーン製品、包装機械・資材、受託サービス、IT、物流・搬送機器などを中心に国内外の最新技術や関連情報が一堂に集結する見通し。本特集では同展注目のサプライヤー及び戦略製品の情報などをピックアップして紹介する。(2月13日13:30 包装タイムス02月12日号に詳報)
02/13 2月14日から3日間開催/小売・中食などの最新情報発信――FOOD TABLE in JAPAN
 小売・中食・外食業会の垣根を越えた商談展示会「FOOD TABLE in JAPAN(フードテーブルインジャパン)」が2月14〜16日の3日間、千葉・幕張メッセの全館を用いて開催される。これは4つの食にまつわる専門展で構成され、今年で3回目を迎える。構成される専門展には、スーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する商談展示会「スーパーマーケットトレードショー」や中食産業の最新情報を発信する商談展示会「デリカテッセン・トレードショー」などもあり、業界注目のイベントとなっている。(2月13日13:30 包装タイムス02月12日号に詳報)
02/09 冊子付き新包材で地域活性/食文化を発信する新サービス――凸版印刷
 凸版印刷(東京都千代田区)はこのほど、地域の特産食品と、その背景にある多彩な情報や生産者の物語をストーリーとしてまとめた情報冊子をブック型パッケージに一体化し、食文化を発信する新サービス「ふうどぶっく」の提供を、地方自治体やお土産を製造するメーカーなどに向けて本格的に開始した。新サービス「ふうどぶっく」は、特産食品そのものと、生産者のこだわりやおいしい食べ方、地域の魅力などの情報をまとめた冊子を結びつけ一冊の本のような形で提供することで、特産食品の魅力を食文化として発信するもの。同社が従来培ってきた編集や撮影、パッケージ製作のノウハウを生かし、冊子の企画からパッケージ化までワンストップで提供する。同サービスの本格的な提供の開始に先立ち、第一弾として、滋賀県が開発に取り組む「環境こだわり農産物」の販促資材として採用された。(02月9日10:20 包装タイムス02月5日号に詳報)
02/09 防災協定を鳥取県と締結/管内13府県に広がる支援の輪――西段工
 西日本段ボール工業組合(=西段工、大坪清理事長)は1月16日、鳥取県との間で「災害時における段ボール製品の調達に関する協定(以下、防災協定)」を締結した。今回で13例目となる。締結式は鳥取県知事公邸で行われ、平井伸治県知事、西段工の大坪理事長、全国段ボール工業組合連合会の水谷嘉浩・防災アドバイザーら7人が出席した。防災協定の目的は、災害時の避難所環境を向上させる段ボール製資材の調達を円滑に行うこと。段ボール製の簡易ベッド、シート、間仕切りなどは、長期避難による心身両面の負担軽減やエコノミークラス症候群の予防などに重要な役割を果たす。(02月9日10:20 包装タイムス02月5日号に詳報)
02/08 オフセット業界初/蒸着紙などの検査にも対応――ニューリー

光沢がある紙や透明な
容器包装の検査にも対応する
 イメージスキャナーや各種検査装置を開発し製造販売しているニューリー(京都府久御山町)は、オフセット印刷業界向けの欠点検出の検査では、これまで難しいとされてきた光沢面を持つ蒸着紙やクリアパッケージ用途の印刷検査装置「iSCAMERA PM FP1000‐R」(以下FP1000‐R)を開発した。オフセット業界として初の検査装置であり、業界が待望していた検査装置でもある。今回新たに開発したFP1000‐Rは、金銀などの表面に光沢がある蒸着紙やクリアカートン、クリアパッケージといった透明な容器包装の検査にも対応する。バキューム吸着コントロールにより、反りのある紙面も強力に固定し、安定検査を実現。独自開発の検査アプリケーション(Quick Inspection)により誤検知を少なくし、ヒッキー、ブラン凹み、黄汚れ、赤点汚れ、文字潰れ、文字抜けなどの欠点を確実に検出する。(2月8日10:15 包装タイムス2月5日号に詳報)
02/07 今秋機能性シートを増産/5種7層対応製品を本格提案――RP東プラ
 アァルピィ東プラ(以下、RP東プラ、大阪府吹田市)は競争力確保へ差別化製品の提案に力を注いでいる。PPを主体とする5種7層対応の機能性シート「ノアバリアー」の引き合いが高まっており、今秋稼働に向け生産体制の増強を図る。本格稼働により今後、需要の裾野を一段と広げるものと注目されている。食品のロングライフ化要望の高まりを受けバリア材としての評価も進む中で、需要拡大を図る目的から関東群馬工場に生産設備の増設を決めた。生産設備の稼働は9月頃を予定しており、生産の効率化を進めながらマーケット優位性に拍車を掛ける考えだ。(2月7日10:00 包装タイムス02月5日号に詳報)
02/07 詰め替えの手間を半減/容量2倍のハンドソープ発売――ライオン

通常サイズ(左)と大型サイズ(右)
 トイレタリー分野で詰め替え商品の需要が伸長する中、ユーザビリティに配慮した容器、包装の開発が活発化している。ライオン(東京都墨田区)は、主力のハンドソープ商品に、従来品の2倍の容量の「本体大型サイズ」を3月22日に発売する。大型容器の採用で、消費者が面倒に感じる詰め替え作業の回数を半減させるとともに、詰め替えやすさの向上を図る。新発売の「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ 本体大型サイズ」の容量は、通常サイズの2倍の500ml。通常サイズで約2回分の「つめかえ用大型サイズ450ml」が一度に入るため、作業回数を半分に減らせる。ボトル側面には内容量が見える幅広のスリット入りで、液面の高さが見やすく、液あふれの軽減にも貢献。通常サイズに比べ底面積が広く安定感があるため、詰め替え時に倒れにくく、小さな子どもが使う場合でもポンプが押しやすい。(2月7日10:00 包装タイムス02月5日号に詳報)
02/06 間欠オフで軟包装印刷/四国化工が3月に導入――ミヤコシ
 ミヤコシ(千葉県習志野市)が開発した軟包装印刷を小ロット、低コスト、無溶剤で実現する間欠式オフセット輪転機「VAR18B」を、共押出多層インフレーションフィルムメーカーでグラビア印刷も手掛ける四国化工(香川県東かがわ市)が3月中に導入する。ミヤコシが開発した間欠式オフセット輪転「VAR18B」は製版が極めて容易で、軟包装を印刷するコストもグラビア印刷に比べ極めて低く抑えることができる。さらにオフセット印刷の課題であった、天地サイズ変更についても、間欠方式を採用することで、版胴交換が不要になり、ジョブ入れ替え時間を大幅に短縮することができ、本機校正も可能にした。しかも、溶剤を使用しないので、環境に負荷を与えることのない軟包装印刷を実現した。
 ミヤコシでは今回の「VAR18B」の納品を前に、2月20日と21日の両日、同社の製造会社である宮腰精機の国見工場(秋田県大仙市大田町国見字稲荷堂102)において、オープンハウスを実施する。(2月6日10:50 包装タイムス2月5日号に詳報)
02/06 昌弘機工を子会社化/機械工具販売の領域拡大へ――イチネンHD
 イチネンホールディングス(大阪市淀川区)は1月25日、昌弘機工(大阪府四條畷市)の全株式を取得、子会社化したと発表した。買収額は数億円と見られる。今回の買収でイチネンHDは、機械工具販売事業における取扱商品の分野を充実させ新たな商圏に進出することで、事業拡大を目指すとしている。また、同日付で昌弘機工では新たにイチネングループから三村一雄氏が代表取締役社長に就任した。(2月6日10:50 包装タイムス2月5日号に詳報)
02/05 超高感度の金属検出機/微小なSUS針金にも対応――ニッカ電測
 ニッカ電測の微小金属検出機「NTシリーズ」が、の安全・安心に対するニーズの高まりを受け、採用の裾野を広げている。同シリーズでは、従来方式の金属検出機では困難だった微小な金属異物にも対応する。食磁性金属が発する微弱な磁界のみを感知する。被検査体の包装形態(アルミ箔、アルミ蒸着、アルミトレーなど)や性質(温度、塩分濃度、水分量など)の影響を受けない。X線異物検査装置のように管球交換などの必要がないためランニングコストも低く抑えられる。(2月5日10:55/包装タイムス1月29日号に詳報)
02/02 シリコン製のロボハンド/軟らかいワークの移載可能――立命館大学
 立命館大学のソフトロボティクス研究室(平井慎一教授)がシリコン製のロボットハンド「空気圧駆動プリンタブルソフトロボットハンド」を開発した。パンや紙カップに入った煮豆など軟らかいワークを傷付けずにつかんで移載する。画期的なハンドとして、食品工場での弁当詰めなどの自動化実現に一役買う。(2月2日16:20/包装タイムス1月29日号に詳報)
02/01 世界初!パステル発色ホログラム/全6色のカラーバリエーション――凸版印刷
 凸版印刷は、世界初となるパステル調の構造色を発色するホログラム「セキュアカラー」を開発した。ナノ構造技術を応用し、同社独自の製造方法を確立。光の干渉・散乱現象をコントロールすることで、パステル調の構造色を発色させる。医療医薬製品をはじめ、化粧品、高級ブランド品、機械部品などの偽造・模倣防止用途向けや、商品券などの有価証券類に向け、1月から販売を開始している。ブランドプロテクト効果に対し、高い期待が寄せられている。(2月1日10:50/包装タイムス1月29日号に詳報)
02/01 包装業界へも訴求/「Page2018」に出展――エプソン販売
 エプソン販売は、2月7〜9日の3日間、東京・池袋のサンシャインシティで開催される「Page2018」(JAGAT主催)に出展する。各種大判インクジェットプリンター(IJP)をはじめフルカラーでラベルを出力するデジタルプリントシステムを展示、印刷業界はもとより包装業界に対し、魅力あるシステムソリューションとして訴求する。国内外で、およそ300台の販売実績を誇る6色+白インク搭載のデジタルラベル印刷機「Sure Press(シュアプレス)L-4533AW」については、動画で紹介する。(2月1日10:50/包装タイムス1月29日号に詳報)
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