日本印刷産業連合会主催の「2018ジャパンパッケージングコンペティション(=JPC)」で、湖池屋と花王の製品が大賞の経済産業大臣賞に選ばれた。湖池屋の「KOIKEYA PRIDE POTATO」は、シンプルなデザインにメタリック要素を入れて質感を出したパッケージが特徴。花王の「スマートホルダー&ラクラクecoパック」は、詰め替えがしやすいラクラクecoパックを、専用のスマートホルダーに「付け替え」することで、最後まで無駄なく使える環境対応に加え、簡単な操作によりユーザビリティーを向上させた。(4月18日11:15 包装タイムス4月16日号に詳報)
パッケージデザインを担当した学生の皆さん
静岡県立沼津商業高等学校は、人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のキャラクターをパッケージデザインに、同アニメのシーンに登場したポップコーンを再現し、「SUNSHINE PARTY POP!!」として商品化した。エルシャート(リヴィエールマラン=静岡県長泉町)、雄大(静岡県沼津市)、栄和化学工業(同)の3社との産学協同。4月1日から雄大グループが運営するJR沼津駅前の「SUN!SUN!サンシャインCafe」で販売している。価格は紙容器タイプ、プラ容器タイプいずれも70グラム入りで、800円(税込)。(4月13日10:35 包装タイムス4月16日号に詳報)
サントリーホールディングス(大阪市北区)は、リサイクル原料メーカーの協栄産業(栃木県小山市)などと共同で、飲料用PETボトルのリサイクルにおける新たな技術「F to Pダイレクトリサイクル技術」を開発した。同技術は、回収した使用済みPETボトルの洗浄済みフレークを、高温・減圧下で一定時間処理し、溶解・ろ過した後、直接プリフォームを製造するもの。結晶化処理や乾燥などの工程が不要となり、CO2排出量を従来比約25%削減できるという。2018年夏以降、清涼飲料のPETボトルでの採用を予定している。(4月3日11:10 包装タイムス4月2日号に詳報)