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包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2019年2月】

02/15 ハイブリで高速乾燥実現/IJやフレキソ印刷に最適――ヘレウス社
 真空紫外から中波長赤外領域までの工業用特殊光源およびシステムメーカーのヘレウス・ノーブルライト社(独・ハーナウ市)は、赤外線の輻射加熱とエアロマネジメントを組み合わせたインクジェットやフレキソ印刷の高速乾燥に最適な乾燥システム「Infradry(インフラドライ」を開発、販売を開始した。日本国内では、ヘレウス(東京都文京区)が同システムを販売する。
 同システムは、高出力なツインチューブ赤外線ヒーターの輻射加熱と、エアロマネジメントを組み合わせたハイブリッド型乾燥ユニットだ。通常、コーティングや印刷インキを乾燥するためには、多くのエネルギーを必要とする。同システムの場合、乾燥に必要とされる熱エネルギーは、赤外線輻射により効率的に供給され、ユニット内で理想的な風の流れを作ることにより、高速乾燥を実現。また、周囲への熱気漏れを防ぐ構造になっている
 同社は、日本国内においても、デジタルインクジェット印刷、水性インクやコート加熱乾燥といった用途で多くの納入実績がある。(2月15日10:15 包装タイムス2月11日号に詳報)
02/15 「中小企業庁長官賞」を受賞/超音波加熱シール採用のシステムで――フジキカイ
 フジキカイ(名古屋市西区)は、1月28日に発表された「平成30年度優秀省エネ機器・システム表彰」(主催・日本機械工業連合会)において、超音波加熱シール式横形ピロー包装機(new TLM−αシステム)が、「中小企業庁長官賞」を受賞した。超音波加熱シール方式を採用した高速横型ピロー包装機「α wrapper8」に、独シューベルト社と共同開発した多列自動ピッキングシステム「TLM」を組み込んだ一連の包装システム。
 超音波加熱シール方式を搭載した次世代機「α wrapper8」は、熱放射をなくし、製品へのダメージ防止だけでなく、従来のヒートシールに比べ、圧倒的な省エネ性能を誇る。優れた省エネ性を備えるほか、操作性など使いやすさを追求した点も大きな特徴。(2月15日10:15 包装タイムス2月11日号に詳報)
02/14 「倉敷工場」操業開始/生産基盤の拡大に向け――新工場外観

新工場外観
 岐阜プラスチック工業(岐阜市)は生産基盤の拡大に向け1月25日、岡山県倉敷市に「倉敷工場」を竣工し、創業を開始した。約73億円を投資した工場には、こだわりぬいた設備、仕組みによって短納期で高品質な商品を提供できる体制を構築した。水島港や岡山空港も配備された工業団地でもある玉島ハーバーアイランドに建設された新工場の概要は敷地面積5万36m2、延床面積1万7129m2。生産品は、樹脂パレット、ゲリラ豪雨対策で需要増となっている雨水貯留浸透槽「レインスタジアム」、無印商品を展開する良品計画向け収納用品など。同工場は設備間隔まで追求したレイアウトで導線の効率化を行い、無人搬送機などを導入し省人化を図っている。デジタル技術も活用し、工場内部間の情報をつなげ、人と設備の融合を実現している。(02月14日10:10 包装タイムス02月11日号に詳報)
02/14 展開に弾み、新たな離陸へ/LLDPE増設、セルロース新設――フタムラ化学
 フタムラ化学(名古屋市中村区)の好調な展開に弾みが付く。2019年10月からLLDPEの新規製膜ラインを本格稼動させ、月産1000t規模の増産に乗り出す。LLDPE需要が今後に向けても拡大すると判断、安定供給を考慮した。"元祖・生分解性包材"として改めて注目されるセロファンの原料であるビスコースで大幅な環境負荷を実現した製造方法を確立、2020年度にはいわば新生セルロースの新たな製造ラインの商業稼動を始める予定。同社は従来、OPP・CPPで包装フィルム市場をけん引してきたが、最近では蓄積した技術ノウハウを駆使、新たな離陸を遂げようとしている。(02月14日10:10 包装タイムス02月11日号に詳報)
02/13 浴室でも使える紙パック開発/SDGsや海洋汚染問題を受け――凸版印刷

サンプル例
 凸版印刷(東京都千代田区)は、これまでのプラスチックボトルからの代替が可能な新しい紙パック「キューブパック」を開発した。独自構造により、従来の紙パックでは不可能だった、洗面所やバスルームなど濡れた場所での常時使用が可能な新しい容器として、まずはトイレタリー業界などに向けこの2月からサンプル出荷を始めた。
 新開発のキューブパックは、水回りでの使用時に水と常時接着する底部付近に紙端部を設けない独自構造により、プラスチックボトルとほぼ同等の耐水性を実現した。従来の紙パックではその構造上不可能だった、口栓を中央につけられる形状も実現しており、ポンプを付け替える「付け替え容器」や広口容器としての使用も可能だ。充填には、既存のプラスチック容器の充填機の流用ができるので、大型の設備投資も不要だという。
 価格は従来のプラスチックボトルとほぼ同等。トイレタリー業界はもちろん、食品業界などプラスチックボトルを使用する企業に向け拡販、2020年度に約10億円の売上を目指す。(02月13日11:05 包装タイムス02月11日号に詳報)
02/13 中抜きクズ自動で除去/特許許諾で既設機も改造で対応――三條機械製作所

中抜きクズ処理したラベル
 これまで手作業で行ってきた平抜き(=フラットベッドダイカット)による中抜きラベルのカス取りを、三條機械製作所(新潟県三条市)は、自動で除去できる特許システム「中抜きクズ処理装置」のライセンサーとこのほど使用許諾契約を交わし、同装置についてライセンシーとして本格的に事業展開していくことを明らかにした。同処理装置が画期的なのは、直径1mmの中抜きラベルはもちろん、直径10〜12mmであればほぼ完全に、自動で中抜きラベルのクズを印刷加工の1工程の中で除去処理ができるという点だ。
 ライセンサーと同社が同処理装置の開発に着手したのが2017年。昨年7月に開催された「IGAS2018」にその試作機を出展した。実際のラベル印刷加工の事業所内で稼働させ、検証したところ、週当たり約20時間の工数削減をもたらし、省力・省人化を実現できるという装置であるという評価を得た。(02月13日11:05 包装タイムス02月11日号に詳報)
02/12 輸送技術の特許取得/EPSとエアーバッグを有効活用――郵船ロジスティクス

新技術を用いたコンテナ内の様子
 郵船ロジスティクス(東京都港区)は、「エアーバッグと発泡スチロール(EPS)を用いた輸送技術」を新たに開発し、特許を取得したと発表した。重量物の海上コンテナへの高い積載効率と振動・衝撃に強いサービスを提供できるとしている。
 このほど同社が発表した伸輸送技術は、貨物とコンテナ側壁の波板形状にそれぞれ合わせた2種類の形状のEPSブロックとエアーバッグを用いる。2種類のEPSブロックを貨物とコンテナの間に入れ、さらにその間にエアーバッグを挟んで膨らます。接地圧を利用して、EPSがずれず、貨物を固定する仕組みとなっている。エアーバッグの空気量を調整することで、あらゆる貨物サイズに柔軟に対応できる。またEPSの特性として、貨物形状に合わせた金型で作製できる汎用性の高さがあり、貨物や場所の要望に応えやすいとしている。並列できない大きさの貨物もエアーバッグとEPSブロックの組み合わせによって斜めに段積みも可能だ。(2月12日00:00 包装タイムス2月4日号に詳報)
02/08 「物流を語る会」を開催/自然災害や人手不足に集中――物流連
 日本物流団体連合会(=物流連、田村修二会長)は1月23日、東京・平河町の海運クラブで「新年の物流を語る会」を開催し、物流連とその加盟会員8団体・2社の代表者が一堂に会し、それぞれの業界を取り巻く状況、今後の展望などを述べた。会場に集った聴講者は296人。
 物流連を代表し、田村会長は昨年の取り組みとして、「教科書への物流に関する記載を増やすよう継続して働きかけてきた」ことや「社会インフラとしての機能強化の取り組み」、さらに「国際的な課題への取り組み強化」の3点を紹介。特に、「社会インフラとしての機能強化の取り組み」に関して、女性・高齢者の働き方改革による物流人材確保の検討、自然災害による道路、鉄道、港湾、空港などの物流関連基盤インフラが被災し、物流が寸断される事態が多発したことを受け、昨年10月に「物流関連基盤インフラの防災機能強化についての要望書」を石井啓一国土交通省大臣宛に提出したことを報告した。
 今年の展望について、田村会長は「グローバリズムと一国主義」「自然災害と地球環境問題」「労働不足の問題」の3つのキーワードを提示。なかでも人手不足問題について「技術革新を取り入れたり、働き方改革を行うことによって、生産性を向上するというのがキーポイントである」と語った。(2月8日9:55 包装タイムス2月4日号に詳報)
02/07 AI活用の新システム/荷ぞろえ業務などを自動化――レンゴーロジスティクス

八潮流通センター
 レンゴーの連結子会社であるレンゴーロジスティクス(大阪市西淀川区)は、埼玉県八潮市の八潮流通センターで、AI技術を活用した製品荷ぞろえ計画・トラック誘導の新システムを完成させ、このほど運用を開始した。新システムは独自開発のAI技術により、オペレーターが行っていた製品荷ぞろえ位置の立案作業を自動化するとともに、最も効率的で、フォークリフトの交錯も考慮した安全性の高い計画の立案が可能となった。また、担当者ごとに生じる計画のばらつきが解消し、平準化と全体的な計画精度の向上により、積み込み時間を短縮。トラックの入場誘導から製品の荷ぞろえ、積み込みに至る一連のシステムが完成したことで、物流センターの運営効率化と同時に、トラックドライバーの拘束時間も削減できた。(2月7日10:10 包装タイムス2月4日号に詳報)
02/07 クロー式真空ポンプの新型/腐食耐性、清掃性に強み――ライボルト
 ライボルト(横浜市)は、クロー式真空ポンプ「CLAWVAC」シリーズの提案を進めている。クローの材質にステンレス鋼材を使用することで腐食耐性を高め、食品工場などで使いやすい仕様にした。またクローなどの部品の取り外しが可能で、清掃しやすい点に強みがある。運転温度が低いため、冷却水が不要な空冷式を採用した。オイル交換なしで使えるドライ式でありながら、低コストで導入しやすい。可変速ドライブ運転でエネルギー消費を最大50%減らす。到達真空が50mbarの「CP65」と「CP150」、140mbarの「CP300」の3つをラインアップする。すでに食品メーカーなどから引き合いがあり、現在は酒の真空蒸留、肉製品へのソースの漬け込みなどで試験的な導入が進んでいるという。(2月7日10:10 包装タイムス2月4日号に詳報)
02/06 CLOMAに入会/プラ製品製造の印刷業界代表として――日印産連
 日本印刷産業連合会(=日印産連、金子眞吾会長)はこのほど、経済産業省主導のもと2018年11月20日に設立された「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(=CLOMA、澤田道隆会長)に入会した。
 CLOMAは、地球環境の新たな課題である海洋プラスチックごみの問題解決に向けて、プラスチック製品のより持続可能な使用並びにプラスチック廃棄物の削減につながる革新的な代替品の開発及び導入普及を図るため、業界の垣根を越えて経済界全体としての活動を企画・推進し、官民一体となって素材を通じた持続可能な発展を推進する母体となることを目的に、159の企業・団体が参加して設立された。
 今回、加入した日印産連は、プラスチック製品を数多く製造する印刷業界の代表として、CLOMAの事業計画推進に携わっていく。(2月6日10:30 包装タイムス2月4日号に詳報)
02/06 空気圧を利用した助力装置の新製品/安全性など追求したグローバルモデル――CKD

PAWシリーズ
 CKD(愛知県小牧市)はこのほど、重量物の搬送作業をアシストする空気圧を利用した新型助力装置「パワフルアームグローバルモデル PAWシリーズ」を発表した。
 今回、発表したPAWシリーズは、安全性の高いデザインを採用。欧州安全規格CEマーキングに適合し、国内はもとより海外でも販売するグローバルモデルで、重量物の持ち上げ作業をはじめ、狭い空間での重量物の横方向搬送作業などでの活用を想定する。
 可搬重量は80kg。本体部には空気圧シリンダーを内蔵し、関節部にベアリングを設けることで滑らかな操作が可能となり、搬送作業への高い追従性を実現した。水平動作範囲は、最大2.3m。垂直動作範囲が最大で2.6m。また、安全性に配慮した点なども大きな特徴だ。(2月6日10:30 包装タイムス2月4日号に詳報)
02/05 充填セット事業を強化/各種充填機など積極投資――ショーエイコーポレーション
 ショーエイコーポレーション(大阪市中央区、)は一気通貫型サービスの拡充へ積極投資を図る。先にも健康食品用充填機を導入し生産を開始。フェイスマスクも専用充填機を設置し2月生産を目指し準備を進めている。「中期経営計画」の2020年3月期に売上高200億円、経常利益10億円の実現へ充填セット事業の強化も課題の一つに掲げており、今後の動向が注目されている。(2月5日13:00 包装タイムス2月4日号に詳報)
02/05 モモをつかめるロボハンド/柔軟物、不定形物に対応――スキューズ

モモを優しくつかむ5本指ハンド。
人が使う手袋も装着できる
 柔軟物や不定形物など取り扱いが難しいワークの出荷作業の省力化につながりそうだ。スキューズ(京都市)は、モモをつかめる5本指ロボットハンドを先のロボデックスで披露した。会場ではモモの検査装置、搬送装置などを組み込み、モモの検査から段ボールへの箱詰めまでの自動ラインを展示した。
 モモをつかめる5本指ロボットハンドは形状に個体差のある果実などハンドリングが難しいワークに対応する。空気圧アクチュエータを使用し、指ごとの拮抗制御(対向する二つの力を釣り合わせて複数の指関節角度を調整する制御)によってワークの形状に沿った安定した把持を実現する。人が使う手袋を装着できる点、1100gと軽量な点なども特徴に持つ。(2月5日13:00 包装タイムス2月4日号に詳報)
02/04 持続的成長へ足場固め着々/生産増強、製品開発も加速――不双産業/友和産業
 包装機械メーカーの不双産業(静岡県菊川市)と友和産業(同牧之原市)は、持続的成長に向けた足場固めを着々と進めている。工場建設などで生産能力の生産能力の増強を図るとともに、市場ニーズをとらえた製品開発をさらに加速させている。
 三角錐形ティーバッグ包装機やコーヒーのドリップバッグ包装機を製造する不双産業は、2019年5月をめどに本社工場の増築工事に乗り出す。給袋式の真空包装気などを製造する友和産業も2018年8月に新本社工場を稼動し、製造スペースを従来の2倍とした。(2月4日14:30 包装タイムス1月28日号に詳報)
02/04 無菌充填豆腐を発売/法改正で常温販売が可能に――森永乳業
 森永乳業(東京都港区)は1月22日、常温販売が可能な無菌充填豆腐「森永とうふ」シリーズを宅配専用で発売した。国内では1974年に規定された食品衛生法の規定に基づき、豆腐は冷蔵穂損する必要があったが、2018年に「豆腐の規格基準」「食品表示基準」が改正され、常温保存できる豆腐の販売が可能になった。
 豆腐の無菌充填は、牛乳の無菌充填包装に使われる手法を応用したもので、食器と容器を別々に殺菌し、保存料や防腐剤を使用せず、無菌充填することで豆腐のロングライフ化が可能になる。(2月4日14:30 包装タイムス1月28日号に詳報)
02/01 オフセットインキ値上げ/中国の環境規制強化など影響――東洋インキほか
 東洋インキ(東京都中央区)は1月16日出荷分から、油性およびUV硬化型のオフセットインキ製品を値上げした。価格改定幅は、枚葉インキと輪転インキが1キロ30〜50円、UVインキが1キロ100〜150円、新聞インキが1キロ20〜60円。
 有機顔料やUVインキの光重合開始剤、油性インキのロジン系樹脂などの基幹材料は、中間体を含む原料生産のほとんどを中国に依存している。しかし中国当局は環境規制を強化しており、著しい原産を余儀なくされ、需給バランスが悪化して大幅な価格高騰が続いているのに加え、物流コストや副資材の価格も上昇している。
 他のインキメーカーも相次いで値上げを発表し、東洋インキを除く各社の実施時期はいずれも2月1日出荷分からを予定している。(2月1日10:20 包装タイムス1月14日号に詳報)
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