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包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2019年4月】

04/26 AGV無線充電システムに新型/既存の搬送車に取り付け可能――ダイフク
 ダイフク(大阪市西淀川区)は、無人搬送車(=AGV)に装着可能なワイヤレス充電システム「D-PAD」の新型モデルを4月1日に発売。既存のAGVに取り付けも可能で、安定的な稼動に寄与する。手軽な自動ワイヤレス充電を実現する同製品。新型モデルは従来品比約60%小型化した充電コントローラに加え、マルチ電圧設定や幅広い電池特性に対応することで低床式を含む既存のAGVにも装着が可能となった。(4月26日10:05 包装タイムス4月22日号に詳報)
04/25 バイオ・バリア材“協業”推進/シールドエアー社と市場開拓――クラレ
 クラレの米国法人、クラレアメリカ(テキサス州)はこのほど、米国の有力食品包装メーカーであるシールドエアー社と北米におけるバイオマス由来のガスバリア材「PLANTIC(プランティック)」樹脂販売に関する契約を締結した。両社はすでに北米におけるプランティックフィルムの販売代理店契約を締結しており、今後は協業体制の拡充、プランティック基材の食品包装用フィルムの需要掘り起しの積極化、新たなマーケットの拡大を目指す。(4月25日10:30 包装タイムス4月22日号に詳報)
04/24 増築と新設備で能力増強/万能平盤打抜機の受注増に対応――櫻井鉄工

本社・工場の増設部分
 万能平盤打抜機などを製造する櫻井鉄工(大阪市生野区)は2018年11月下旬、隣接地を活用して本社・工場の増築を行い、加工および組み立てスペースを広げた。このほど、既存工場部分のリフォームも実施し、大型トラックによる搬入が可能になった。新たな製造設備の導入にも踏み切り、生産能力の増強につながった。導入したのは金属部品の切削や旋盤など多彩な加工を数値制御で行う自動マシニングセンタ(OKK製)。代表取締役社長の櫻井純一氏は「機械導入により、人手で4時間かかっていた加工が2時間で仕上がり、その間に作業者は別の仕事ができるようになった」と評価する。(4月24日10:00 包装タイムス4月22日号に詳報)
04/24 生産増強で優位性発揮/今秋「第3工場」稼働へ――船場化成

工場棟が完成した西長峰工場「第3工場」
 船場化成(徳島市)は生産体制を増強し競争優位性に拍車を掛ける。西長峰工場(徳島県阿波市)で今秋稼働を目指し第3工場建設を進める。このほど工場棟も完成し、HDPEフィルム製膜機2台の設置計画も明らかにした。将来的にはグラビア印刷機の設置予定もあり、クリーン化対策など環境整備や付帯設備設置を急ぎ進めていく考え。工場棟は4月1日に竣工。建築面積は約2000平方メートルで、自家消費用途に太陽光パネルを工場棟屋根に設置する予定。(4月24日10:00 包装タイムス4月22日号に詳報)
04/23 グラビア向け環境配慮認定制度/インキ4月、印刷物6月から運用――印刷インキ工業連合会

バイオマスファーストインキマーク
 印刷インキ工業連合会は、グラビアインキ向け環境配慮型インキ認定制度「バイオファーストインキマーク制度」の運用を開始した。グラビアインキを対象にインキ乾燥塗膜中のバイオマス成分量を指標として、基準を満たしたインキおよび当該インキを用いた印刷物にバイオファーストインキマークの貼付ができ、環境への配慮を広く訴求することが可能になる。グラビアインキの運用は4月1日から、制度が認定したグラビアインキを使用した印刷物の運用は6月をめどに開始する。(4月23日10:20 包装タイムス4月22日号に詳報)
04/23 事業軸足「環境」にもシフト/バイオ・生分解チャック袋発売――生産日本社
 生産日本社(東京都千代田区)が事業展開の軸足を「環境」にも傾ける。SDGsや政府行政の資源循環方針を配慮、なにより国内外の需要家で急速に高まる“環境適応包材”の要請に応える。バイオマス原料配合のチャック袋、生分解性原料使用のチャック袋などを開発。バイオマス系パウチはこの4月から、生分解性系パウチは今夏から全国発売に乗り出す。軟包装業界を代表する有力企業の新たな展開は、プラスチック包材業界の直面する踊り場事情を映し出して鮮明ともいえそうだ。(4月23日10:20 包装タイムス4月22日号に詳報)
04/22 紙製ストロー生産機/福井の工場で開発、今夏発表――ミヤコシ

オープンハウスであいさつする宮腰社長
 印刷機メーカーのミヤコシ(千葉県習志野市)が、紙製ストローの製造装置を開発中であることを明らかにした。3月19日に秋田県大仙市にある宮腰精機・国見工場で行われた「オープンハウス2019春」の参加者の前で発表された。プラスチックによる海洋汚染、マイクロプラスチック問題などが社会問題化し、プラスチック製ストローを廃止する動きがある中での公での発表でもあり、今後の動向に注目される。(4月22日16:10 包装タイムス4月15日号に詳報)
04/19 再配達負担減らす封筒/挿入するとハニカム構造に――王子タック
 王子タック(東京都中央区)は緩衝機能を持ち、郵便受けにも投函でき、再配達負担を減らす紙素材の封筒「紙Net封筒」の営業活動を本格的に進めている。被包装物を挿入すると、封筒の中に内装したメッシュ状のシートが開いてセル状の緩衝材が形成される。被包装物を入れる前はフラットなので、保管スペースを取らない。また素材全てが紙製なので、分別する必要はなく古紙としてリサイクルできる。(4月19日10:30 包装タイムス4月15日号に詳報)

紙製の緩衝封筒

被包装物を挿入するとハニカム構造に
04/18 合弁会社設立で連携強化/SCでの統合的ソリューション拡大――JDA/パナソニック
 JDAソフトウェア(=JDA)とパナソニックは4月1日、合弁会社を設立する覚書を締結したと発表した。連携を強化することでサプライチェーン(SC)領域における製造・物流・流通分野に向けた統合的ソリューションを拡大する。合弁会社は2019年10月を目標に設立する予定。JDAのサプライチェーン領域における高い専門性、パナソニックが持つロボティクス・画像分析の技術といったそれぞれの強みを生かす。(4月18日10:00 包装タイムス4月15日号に詳報)
04/17 FtoPライン増設へ/来春稼働、倍増の6億本体制に――サントリーHD/協栄産業

現在稼働するプリフォーム製造設備の
第1ライン
 サントリーホールディングスは、使用済みPETボトルをフレーク(F)化して直接プリフォーム(P)製造まで行う「FtoP製造ライン」の生産能力を現在の2倍の年間約6億本に引き上げる。第1ラインが稼働する協栄産業(栃木県小山市)の「東日本FtoPファクトリー」(茨城県笠間市)に同規模の第2ラインを増設し、来春の稼働を目指す。3月29日に開催したファクトリーの見学会で明らかにした。(4月17日10:15 包装タイムス4月15日号に詳報)
04/17 250μmPETフィルムで成功/擬似エンボス、1工程で美しく――ミラクル工業
 ミラクル工業(大阪市平野区)は、独自開発した擬似エンボス技術が厚さ250μmのPETフィルム(ロール状)に対応することを明らかにした。化粧品で使うクリアケースの製造に展開する。独自の擬似エンボス技術は、EPSON製「Sure Press L‐634VW」を活用して開発。4色カラーと印刷ニスをインラインで同時に施し、擬似エンボスを1工程で仕上げる。超微小液滴を吐出するEPSONのインクジェット技術と、同社が強みとする入稿データの処理ノウハウを組み合わせて実現した。(4月17日10:15 包装タイムス4月15日号に詳報)
04/16 スパウト付き自立袋で/小ロットでも美粧印刷可能に――福島印刷工業

すでに化粧品分野から引き合いが
 福島印刷工業(東京都板橋区)は、スパウト付きスタンディングパウチの印刷について、オフセット仕様のフルカラーデジタル印刷機により小ロットでも提供できる体制を構築した。ヤマトマテリアルと共同で実現。従来はスパウト付きシール・ラベルの自動貼りは難しく手貼りでの対応が求めるなどといった課題があった。同社はこれまでにも、フィルム製袋加工品などの小ロット印刷のニーズに対して、フルカラーデジタル印刷機で対応してきた実績がある。(4月16日10:15 包装タイムス4月15日号に詳報)
04/16 食品軟包材用途で初採用/紙製バリア素材が岐阜の老舗菓匠に――日本製紙
 日本製紙(東京都千代田区)の紙製バリア素材「シールドプラス」が、老舗菓匠の長良園(岐阜市)が3月28日に発売した「もっとやさしい鵜飼せんべい」の個包装に採用された。これまで紙筒用途での採用はあったが、食品軟包材用途での採用は今回が初めて。シールドプラスは紙基材に片面バリア塗工を施した新素材。製紙メーカーの知見を総動員し、同社で初めて開発された紙製バリア素材としてKOPやEVOHに相当するバリア性を有している。(4月16日10:15 包装タイムス4月15日号に詳報)
04/15 段ボールつぶし機を発売/開梱後の空箱処理が容易に――プラントシステム

“戻り”が少ないつぶし方を採用
 プラントシステム(静岡市清水区)は4月1日、段ボールつぶし機「DANBAAN―QR(ダンバーン・キュア)」を発売した。かさばる段ボール箱を連続圧縮する機械で、開梱後の処理や保管に困っていた現場への導入を見込む。段ボールの素材・大きさ・形を選ばず、空箱を連続的に圧縮していく。上下のキャタピラーが異なるスピードで回転し、進行方向へ斜めにつぶしていくため、処理後の"戻り"は極めて少ない。振動や騒音、紙粉を抑えてクリーンな作業環境を実現し、消費電力が抑制できる点もメリット。(4月15日13:00 包装タイムス4月8日号に詳報)
04/12 京急グループ運営施設で/生分解性プラ使用ストローが採用――三菱ケミカル
 三菱ケミカル(東京都千代田区)の生分解性プラスチック「BioPBS」を用いたストローの使用が、京浜急行電鉄(東京都港区)およびそのグループ会社が運営する施設で4月1日から始まった。BioPBSを用いたストローが実店舗で使用されるのは、日本で初めてという。京急グループ各社が運営する飲食店や百貨店、ストア業、ホテルなどの13社68施設において年間約16万本使用するストローを、BioPBSを用いたストローに切り替えることでプラスチックごみの削減を図る考えだ。(4月12日10:10 包装タイムス4月8日号に詳報)
04/11 “令和”シール、続々登場/デジタル印刷活用か!?――明光舎印刷所/新日本カレンダー
 新元号「令和」の発表を受け、印刷業界が動き出した。記念グッズやシールなど、「令和」と印字したグッズが次々と投入されている。明光舎印刷所(大阪市天王寺区)が運営する印刷通販「印刷ネットドットコム」は4月1日、新元号発表直後に「令和シール」の発売を開始した。新日本カレンダー(大阪市東成区)では「新元年記念グッズ」として壁掛・卓上兼用カレンダーやクリアファイル、シールの発売を4月20日頃から開始する。(4月11日10:10 包装タイムス4月8日号に詳報)
04/10 物流危機の今こそ商慣習変革へ/田村会長ら理事会後に会見――物流連
 日本物流団体連合会(=物流連)は3月28日、都内で2018年度の第5回理事会を開催し、終了後に田村修二会長ら代表理事3人による記者会見を行った。田村会長は席上、物流危機が社会的にクローズアップされる今こそ商慣習を変革し、新たな物流を構築する好機との考えを示した。田村会長は、自身もキックオフ会議(昨年12月)に出席した「ホワイト物流」推進運動について「物流業界全体の生産性向上や働き方改革の実現につながることを期待し、当連合会としても協力していきたい」などと述べた。(4月10日11:00 包装タイムス4月8日号に詳報)
04/10 次世代型コンビニ開店/パナがフランチャイジーで――ファミリーマート/パナソニック

顔認証で買い物決済
 ファミリーマートとパナソニックは4月2日、IoTを活用した次世代型コンビニエンスストアの実証実験店舗「ファミリーマート 佐江戸店」(横浜市都筑区)をオープンし、報道関係者らに発表した。顔認証で買い物の決済が可能で、パナソニックがフランチャイジーとなって店舗運営を行う。同店は広さ約250m2で、パナソニックの研究開発部門などのある施設の近くに開設。顔認証やモバイルオーダー、電子棚札による店内POP、IoTデータマーケティングといったさまざまな取り組みを行う。(4月10日11:00 包装タイムス4月8日号に詳報)
04/09 復旧に向け順次生産再開へ/国盛化学の生産計画を発表――住化プラステック
 住化プラステック(東京都中央区)は2月21日、同社の販売・加工代理店で組織する「サンプライ会」を都内で開催、2018年度の業績および2019年度の販売計画などを発表した。昨年10月、同社のプラスチック段ボール「サンプライ」、低発泡PPシート「スミセラー」の委託製造先である国盛化学の本社工場(愛知県小牧市)が火災で焼失。シート供給が需要に追いつかない状況となっていたが段階的に生産を再開する計画が発表された。(4月9日11:10 包装タイムス4月8日号に詳報)
04/09 有償サンプルの提供開始/不織布の風合いに評価高く――ベリーシュリンク
 ベリーシュリンク(大阪市北区)は、不織布シュリンクフィルム「KISARA(きさら)」の需要拡大に向けて有償サンプル品の提供を開始した。素材の持つ風合いの評価を試験的に行えるよう半折タイプ500mm幅、30m巻きを1万円の有償で提供する。高級品などへの提案が進むものと思われる。同社は「評価試験用途はもちろん、ロットの小さな商品などにもコスト負担を抑えて導入してもらえるのでは」と期待を込める。(4月9日11:10 包装タイムス4月8日号に詳報)
04/08 今春、国内1号機を納入/あらゆる形状、1台で自動梱包――伊藤敏

スパイラル包装で安定した
自動梱包を実現「AT‐A」
 伊藤敏(大阪市旭区)は、販売を手掛けるストレッチフィルム包装結束機「AT‐A」の1号機をこの春納入した。納入先では、出荷工程における省力化、省人化を見込む。「AT‐A」はスパイラル駆動を搭載した自動包装結束機で、ラッピングステージに梱包物をセット後、巻き付け方法を設定すればスパイラル包装を自動的に開始。自己粘着性のストレッチフィルムによって、安定した梱包を実現する。(4月8日14:10 包装タイムス4月1日号に詳報)
04/05 ワンタッチ装填の紙ケース/作業効率化と美粧性を両立――トービ

底部から商品を入れるだけでセットできる
 化粧品パッケージで多くの実績を持つトービ(大阪市中央区)は、作業効率アップと美粧性を両立したワンタッチ装填ケース「エコの紙技」の提案を進めている。化粧品・医薬部外品など小物商品のパッケージとしての活用を見込む。特許取得済みの特殊設計で、ケースの組み立てや商品装填後の封緘などを必要としない点が最大の特徴。省人化につながる機能性が大手メーカーでも評価を得ている。(4月5日10:05 包装タイムス4月1日号に詳報)
04/04 超・超大型製袋で存在感/30m級製品をクリーン環境で――イデグチ製袋
 イデグチ製袋(大阪市西淀川区)は、差別化を図った生産環境が評価され、フィルム長さが30mクラスの「超・超大型製袋」加工で出荷実績を増やしている。塵埃を抑えたクリーンな生産環境と、小口化と短納期での加工に対応しただけでなく、大型サイズの加工にも対応できるとして信頼を集めており、関連業界で存在感を発揮。同社の塩見俊子社長は、「今後もユーザーの加工現場で使いやすいように品質の高い製品の提供に努めていきたい」という。(4月4日10:15 包装タイムス4月1日号に詳報)
04/03 機械工具販売部門で合併/新体制スタート、事業基盤強化へ――イチネンMTM
 イチネンHD(大阪市淀川区)の機械工具販売セグメントに位置する5社が4月1日付けで合併、新商号をイチネンMTMとする。この合併により販売力および商品開発力の強化を図る。また経営の効率化を実現し、事業基盤の強化を図ることで持続的な成長を目指す。トヨシマを存続会社とする吸収合併方式で、イチネン前田、イチネンミツトモ、ゴンドー、イチネンSHOKOは解散。トヨシマならびにイチネンSHOKOの代表取締役社長三村一雄氏が代表に就任する。(4月3日10:05 包装タイムス4月1日号 5面に三村社長のインタビューを掲載)
04/03 自動線引き装置で簡単色分け/分包機に搭載、作業を効率化――タカゾノ
 タカゾノ(東京都港区)は自動線引き装置を開発し、先のドラッグストアショーで同装置を搭載した全自動分割分包機「クレステージ・ソロ2」を披露した。分包後の色分け作業が自動で行えるようになり、調剤業務の効率化に役立つ。自動線引き装置は、分包と同時に分包紙に自動でラインの印字を行うもの。色分け作業はどの時間帯に服用するかといった用法を患者に分かりやすく示すために必要となる作業だが、従来は手作業で色分けを行っており手間がかかっていた。(4月3日10:05 包装タイムス4月1日号に詳報)
04/02 令和ハイチュウ求めて大行列/菓子作成サービスを活用――森永製菓
 「令和ハイチュウ」を求めて東京・渋谷マークシティ前は一時ヒトで溢れ返った。森永製菓(東京都港区)は4月1日、元号の発表に合わせて作成した令和ハイチュウを無料で配布した。オリジナル菓子作成サービス「おかしプリント」を活用して実現したもの。配布を実現すべく、通常のおかしプリントの作成とは異なる体制で臨んだという。ツイッターで渋谷での配布を告知したところ、「予想を上回る数のヒトが詰めかけた」(森永製菓スタッフ)という。わずか15分ほどで用意した1千個のハイチュウがなくなった。ハイチュウを手に入れた女性(10代・学生)は「ヒトが多くて不安だったが運良く手に入れられた。とても良い記念になった」と喜んでいた。(4月2日15:15 包装タイムス4月8日号に詳報)

生産体制を整え、1週間かかる作成期間を
6時間で実現

わずか15分ほどで1千個の
ハイチュウがなくなった

スタッフ総出で対応
04/02 半自動梱包機の新シリーズ/DCモーター採用の省エネ型――ストラパック

標準型の「iQ‐400」
 ストラパック(営業企画室=横浜市神奈川区)は3月18日から、半自動梱包機の新シリーズ「iQ‐400」の販売を開始した。DCモーターを採用した省エネ型で、機械質量を従来機比で1割削減した。二つの引き締め方式(トルクモードとストロークモード)を選択でき、あらゆる梱包物に対応。引き締め力の強弱にかかわらずバンドの引き戻し速度が変わらないため梱包作業の効率化に貢献する。シンプルでメンテナンスが行いやすい構造も特徴。多湿環境用のステンレス仕様や低床型もラインアップする。(4月2日10:00 包装タイムス4月1日号に詳報)
04/02 軟包装向け水なしオフ/PET12μmなど薄手にも対応――ミヤコシ

間欠方式の6色機水なしオフ輪転機
 ミヤコシ(千葉県習志野市)は3月18、19日の2日間、秋田県大仙市にある宮腰精機・国見工場で開催した「オープンハウス2019春」で、業界初となる薄手フィルム仕様の軟包装向け水なし・間欠方式の6色オフセット印刷機「VPP13WL」を発表した。食品や生活用品で身近で一般的な軟包装向けのPETフィルム12μm厚、OPPフィルム20μm厚の薄手フィルムに対応する。同社は昨年3月、軟包装向け間欠式オフセット印刷機「VAR18B」を披露し、四国のコンバーターに納入した実績がある。(4月2日10:00 包装タイムス4月1日号に詳報)
04/01 中栓を取り外せるキャップ/紙パック焼酎5品種で採用――サッポロビール
 サッポロビールは、紙パック焼酎のキャップを回すだけで中栓を取り外せる「簡単キャップ」を採用した。3月以降順次に紙パック容器入り焼酎5品種を変更している。簡単キャップは中栓と一体になっている仕様で、商品購入後、キャップを回すだけで中栓も同時に開栓できる。中栓を引き抜く力が不要で、女性や高齢者などの消費者でも開けやすくなっている。容器の屋根部である裏面に簡単キャップの開栓方法をイラスト入りで記載している。同社では今後も、さまざまな工夫を行いながら消費者の利便性向上を図っていく構えだ。(4月1日11:20 包装タイムス3月25日号10面に詳報)
04/01 ショット飲みを新容器で提案/日本酒の次世代ユーザーに――月桂冠

「新酒質・新容器・新しい飲み方」を提案
 月桂冠は新しい酒質と容器、飲み方の「月桂冠『THE SHOT』(ザ・ショット)」シリーズの「艶めくリッチ本醸造」「華やぐドライ大吟醸」を3月25日から全国で発売する。一般的な日本酒の味わいを超越した酒質と、既存のイメージと異なる180mlのオリジナル瓶で、日本酒では珍しい「ショット飲み」を提案。日本酒の「NEXTユーザー」と位置付ける30〜50代に向けてリリースする。「洋酒のショットボトルのようにおしゃれに、キャップを開閉しながら直接飲む」という斬新なスタイルを実現する瓶は直径55mm(口径38mm)、高さ132mmの美しいフォルムと飲みやすさを両立。ワイングラスのように飲み口を少し狭めて香りを溜めやすくしており、豊かな風味が楽しめる。リキャップ可能なスクリュー式の上蓋を採用し、洋酒のショットボトルのように手になじむものとした。(4月1日11:20 包装タイムス3月25日号10面に詳報)
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