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包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2019年5月】

05/31 アジアでのパレット共用化へ/総会を日本で開催――APSF
 日中韓らアジア10カ国が加盟するアジアパレットシステム連盟(=APSF)は5月15日、東京都港区の品川プリンスホテルで第14回APSF総会を行った。アジアにおけるパレットの標準化やリターナブルシステムの実現に向けて協議する年次会議で、今年と来年は会長国である日本での開催。山崎和彦会長(日本パレット協会会長)は懇親会のあいさつで、活発な意見交換が行われたことに謝意を表し、次回にはこれまでの協議の成果を目に見える形にしたいとの意向を示した。(5月31日10:00 包装タイムス5月27日号に詳報)
05/30 パスタサラダなど惣菜に対応/液粘体高速充填機で可能に――大成ラミック
 大成ラミック(埼玉県白岡市)は、パスタサラダなど惣菜を充填できる仕様にした液体・粘体高速充填包装機「DANGAN G2」を展示会に出品するなど提案を進めている。製袋品に近い仕上がりを実現でき、生産性の向上、製袋加工費のカット、フィルム納期の短縮などにつながる。従来の仕様と比べてパウチに空気が入りにくく、内容物にもよるが水中に入れると沈みやすくなり、充填工程後のボイル殺菌などが容易になる。最大包装能力は毎分100個で、自立袋「Inst Pouch(インストパウチ)」などの製袋が可能となる。充填できる量は5〜500gとワイドレンジに対応する。(5月30日10:20 包装タイムス5月27日号に詳報)
05/30 持ち帰っても温かくサクサク/産学連携のとんかつ弁当容器――芝浦工業大学

30分後でも温かい弁当を実現
 芝浦工業大学(東京都港区)デザイン工学部教授(当時)の戸澤幸一氏はゼミ生とともに、「持ち帰っても温かく、サクサクした食感が楽しめるとんかつ弁当を提供したい」という要望に応えた容器を企画・開発し、実用化を果たした。研究機関ならではの細かな検証で実現したとんかつ弁当は、エンドユーザーにも好評を博している。
 リンガーハット(東京都品川区)との共同開発によるもので、昨年12月には同社が運営する全国の「とんかつ濱かつ」店舗で採用され始めた。温かさの実現には、穀物のオオムギを使った保温材を独自開発した。レンジ加熱することで、長時間にわたって一定の温度を保つことができる。折箱型の本体容器は従来のものだが、“サクサク感”を高める工夫として、蓋の裏面に蒸気を吸水する特殊紙を貼付。さらに、容器底面に触れる下側の揚げ衣のべたつきを抑えるため、油や水分を吸い取るポリマーシートを敷いた。(5月30日10:20 包装タイムス5月27日号に詳報)
05/29 重量物の移動を楽に/「らくらく台車」を開発――ダイサン
 ダイサン(栃木県足利市)は、1トン級の重量物を1人の作業者が楽に移動できる「らくらく台車」を開発した。工場内の搬送で採用されているほか、物流業界にも提案を行っている。スチール製アングルの内側に直径75mmの回転式キャスターを四隅と中央の5カ所に配した構造で、上にパレットを載せて使用する。高さを地面から110mmに設定したことで低重心と安定性が確保され、使用しない時は段積みでき、幅1.6mのスペースがあれば旋回に対応する。荷積み・荷降ろし作業の大幅な効率化と労力軽減が期待される。2台をアタッチメントでつなぐことも可能だ。(5月29日10:10 包装タイムス5月27日号に詳報)
05/28 白山の新工場棟が完成/今年9月から本格操業――ホクショー
 ホクショー(金沢市)は5月15日、主要生産拠点である白山工場(石川県白山市)の敷地内に建設を進めていた新工場棟「第3工場」が完成したと発表した。今年9月から本格操業に入る。近年の受注増を受け、組み立て・出荷待ち保管スペースが慢性的に不足するなど、工場の拡張が課題となっていた。新規導入設備を含めた総投資額は約30億円としている。今後は第1工場で稼動している粉体塗装自動化ラインおよび、第2工場で稼動しているファイバーレーザー加工機を第3工場に集約。さらなるリードタイムの短縮を実現することで生産性を一段と高める。(5月28日10:30 包装タイムス5月27日号に詳報)
05/28 レタス袋をシリーズ提案/入れやすく傷つきにくく――ベルグリーンワイズ
 鮮度保持用包材を中心に生産・販売するベルグリーンワイズ(名古屋市中区)は、「レタス用袋シリーズ」のラインアップを拡充し、サイズ、用途、作業性の要求に応える4タイプをそろえ提案する。大きめレタスも楽に入れられる「4玉用ガゼット袋」、横スリットで入れやすい「レタスルーパック」、袋を裏返して包み傷がつきにくい「ラクラクレタス・ラクポスレタス」、入れて絞るテープいらずの「玉レタス袋」がそれ。「消費者の元へ大切に運びたい、傷つけずに陳列したいとの要望に対応する」として作業現場の“悩み”に応えるシリーズの周知を強めていく考え。(5月28日10:30 包装タイムス5月27日号に詳報)

大きめレタスの包装も簡単「ラクラクレタス」

テープが不要の「玉レタス袋」
05/27 AIでピッキングを自動で/学習いらずで導入コスト抑制も――富士ソフト
 富士ソフト(横浜市中区)は、AIでロボットを制御してピッキング作業などを自動化できるシステムの開発を進め、先のAI・人工知能展で参考出品するなど訴求を強めている。3Dカメラで対象物の点群データを取得し、3次元で物体を検出。検出した物体の点群データをもとにAIで形状識別や表面の状況の推測を行い、サイズや距離などを分析する。分析結果をもとにコントローラーが制御信号を出力。対象物の形状や面を見極めてどのようにつかむかを判断し、ロボットアームが動作を行う。AIにワークを事前に学習させずに形状の識別などが可能で、イニシャルコストの抑制につながる。(5月27日13:10 包装タイムス5月20日号に詳報)
05/24 独自嵌合で広がる市場/アウトパック対応の弁当容器も――シーピー化成
 シーピー化成(岡山県井原市)の「強嵌合」シリーズが好調だ。盛り付け作業の時短に貢献する機能性や、輸送時でも蓋が外れにくい安全性などの特長から、人手不足に悩む流通・小売のニーズを反映した提案として高く評価されている。同シリーズは、本体と蓋の嵌合部が深い独自の嵌合方式により、蓋を嵌めやすく、テープ貼りなしでも外れにくいのが特徴。商品持ち上げ時の蓋の外れやすさを解消できるほか、両手で上から押さえれば「カチッ」という音とともにしっかり嵌合し、閉まったことが分かりやすいため、作業効率アップにつながるなど多くの利点を持つ。今春には新サイズ・新柄を含め300アイテムを追加し、市場拡大に弾みを付ける。(5月24日10:00 包装タイムス5月20日号に詳報)
05/23 絞りやすい薄肉チューブ/利便性と環境配慮を訴求――凸版印刷
 凸版印刷(東京都千代田区)は、ラミネートチューブとパウチの特徴を兼備した「チューブなパウチ」を開発し、サンプル出荷を開始した。ラミネートチューブ胴体の厚みを薄く設計した新構造により、高齢者や子どもでも軽い力で中身を絞り出しやすく、最後まで使い切りやすい。消費者の利便性向上と省資源化による環境配慮を両立した高機能パッケージとして提案する。湿気に弱い顆粒状の調味料や固形物、みそなど高粘度の内容物にも対応可能。用途に応じてキャップ形状を設計し、組み合わせることができる。(5月23日10:00 包装タイムス5月20日号に詳報)
05/22 飲料工場にパワードウエアを導入/従業員の負担を軽減――アサヒ飲料
 アサヒ飲料(東京都墨田区)は、従業員の負担軽減と業務効率向上を目的にATOUN(奈良市)が展開するパワードウェアの導入を発表した。原材料の搬入などの作業現場で使用される。床面付近から腰の高さでの荷物の持ち上げ・下げの際に、腰の負担を軽減する“着る”ロボットで、従来モデルから約4割減の4.5kgと、軽量さや動きを妨げないアシスト制御、スマートなフレームを特徴としている。明石、富士山、群馬の主要3工場で導入した。(5月22日10:00 包装タイムス5月20日号に詳報)
05/22 再生材使用も突破口に/「プラ削減プロジェクト」が発足――パルシステム連合会ほか
 首都圏を中心とする地域生協組織のパルシステム生活協同組合連合会とその取引先は5月9日、都内で「プラスチック削減プロジェクト」の発足設立会議を開催した。包装を中心とするプラスチックの資源循環かつ持続可能な社会実現に向けた協同パートナーシップを推し進めたい考え。新プロジェクトは、取引先やメーカーを主体的に巻き込むことでこれを推し進めるべく立ち上げた。商品を安全に保護する包装の役割は押さえつつ、プラ製のトレーや留め具を使わないといった手法や、紙など他素材への切り替え、容器サイズの見直しなどを図る。また、再生原料使用プラ包材への切り替え促進も今回の取り組みの対象。(5月22日10:00 包装タイムス5月20日号に詳報)
05/21 新型容器を積極提案/包装システムの連動に注目――彫刻プラスト
 彫刻プラスト(大阪府寝屋川市)が提案する環境配慮(Eco)とアイキャッチ性(Look)を備えたトップフィルム型包装容器「EcoLook」の引き合いが活発化している。本体前方を斜めにカットすることで、アイキャッチ性を高めつつ、環境への配慮を実現した。シート蓋にシュリンクフィルムを要する通常容器に比べ、トップフィルム蓋のみのスタイルが可能で減量化を実現。密封シールでMAP包装に対応でき、ロングライフ化と食品ロス削減の提案が可能。(5月21日11:05 包装タイムス5月20日号に詳報)
05/21 畑で結束、そのまま出荷/省力化に役立つ自走式結束機――田中昇降機

自走式結束機「TN-M35」
 田中昇降機(新潟県燕市)は、野沢菜や枝豆などの出荷作業の省力化につながる自走式結束機「TN-M35」を開発し提案を進めている。移動と結束を1台で行える点が特徴。畑で野沢菜などをPPひもで3重に結束し、運送車に積み込んでそのまま市場に出荷できるようになる。従来機よりも移動速度や結束スピードなどを高めた。野沢菜を生産する新潟・津南町の農協などの要望を受けて機械を開発。野沢菜だけでなく、枝豆・大根などの出荷作業の改善につながると見込んでいる。(5月21日11:05 包装タイムス5月20日号に詳報)
05/20 熱+圧で紙に“透け感”/製紙メーカーと共同開発――カクケイ
 カクケイ(愛媛県四国中央市)は、熱と圧力を加えることで透け感を表現するオリジナル原紙「メルティペーパー SNOW(スノウ)」を発表した。製紙メーカーと共同開発したもの。付加価値を高める特殊紙として採用実績の構築を目指す。熱と圧を加えた部分の表面が半透明状態となる点が特徴で、例えば裏面に赤いベタ印刷を施した場合、表面部分が熱で溶けるため、うっすら赤い色の透け感を表現できる。裏面への印刷は現在、オフセット印刷に対応するが、将来的にはデジタル印刷機対応の原紙に育てたいとしている。(5月20日13:45 包装タイムス5月13日号に詳報)
05/17 2周波数に対応したICタグ/短・長距離の通信機能を1枚に実装――トッパン・フォームズ
 トッパン・フォームズ(東京都港区)は、短距離通信(HF帯・NFC)と長距離通信(UHF帯)の両機能を備えた新しいICタグ「2周波数帯対応ICタグ」を開発した。製造現場の工程管理や真贋判定などで個体管理する際に有効なHF帯の特長と、棚卸しや在庫管理など複数のものを一括で読み取り管理する時に有効なUHF帯の特長を兼備する。1枚のICタグで短距離・長距離両方の通信に対応し、製品のライフサイクルにおける一連の利用シーンにおいて、従来のようなICタグの使い分けや付け替えが不要。一貫したトレーサビリティーデータのリアルタイム把握を実現し、製品ライフサイクルの見える化や最適化に貢献する。(5月17日10:20 包装タイムス5月13日号に詳報)
05/16 米国でEVOHを3000トン増強/世界的に市場拡大で事業拡充――三菱ケミカル
 三菱ケミカルは、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(以下EVOH、製品名「ソアノール」)の米国での生産能力を増強する。優れたガスバリア性を有するEVOHは食品包材用途での支持が世界的に高まっており、伸長する需要の取り込みを図る。連結子会社であるNoltex.L.L.C.(テキサス州)の生産能力を3000トン増強し、4万1000トンに引き上げる。2020年夏の稼働を予定している。同社はEVOHで世界有数の市場シェアを誇るが、今回の増強によりさらなる拡充を進める。(5月16日10:05 包装タイムス5月13日号に詳報)
05/16 液体の品質をAIで判定/フィルムのシワの検知も――AnyTech
 AnyTech(東京都渋谷区)は、液体に特化したAI画像認識システム「DeepLiquid」を開発し、提案を進めている。流動体の「揺らぎ」を検知するアルゴリズムを用い、動画を撮影してAIで100種類超のデータを分析。従来目視で行っていた品質検査作業などの省力化・省人化につながる。フィルムのシワの検知が可能で、ボトルに巻いたシュリンクフィルムの仕上がりの検査にも役立ちそうだ。すでに水処理施設などで採用実績があり、水族館、大手飲料メーカーほか多種多様な業界から引き合いを得ている。(5月16日10:05 包装タイムス5月13日号に詳報)
05/15 ヒートシールPET拡大/透明性、強度など物性面が向上――日生化学
 日生化学(香川県東かがわ市)は、低温ヒートシール性を有したPETフィルム「HS-PET」の透明性と強度など物性面を向上させた「Cタイプ」を製品化し、営業活動を本格化している。防虫剤の包材で採用されたほか、食品・飲料分野からの引き合いも多いことから、今後、製品認知の拡大に力を注ぐ考え。LLDPEなどのシーラントフィルムに比べて臭いや薬剤の包材吸着性が低く、LL品同等の低温ヒートシール性を持つ。単体フィルムなのでデラミ、PE臭対策などに効果的だ。再生PET原料混入率がほぼ100%の「HSR-PET」もラインアップに加えている。(5月15日13:55 包装タイムス5月13日号に詳報)
05/14 パレット不足で供給制限/大型GWの需要増と回収減で――JPR
 日本パレットレンタル(=JPR、東京都千代田区)は4月26日、本社で会見を開き、パレット在庫の不足でレンタルサービスに支障が出ている状況を説明した。ゴールデンウィーク(GW)前の需要が予測を上回る一方、回収が下回ったことで在庫がショート。新規受注の停止や既存顧客への供給枚数制限などの対応を迫られていることを明らかにした。空きパレットの回収強化、デポ間での在庫調整、海外関係会社からの調達などに取り組みつつ、同業他社からの借り受けなどでパレットの供給量確保と事態収拾を目指している。(5月14日10:25 包装タイムス5月13日号に詳報)
05/14 熱くなりにくいトレー/レンジ加熱後に底面を手で――東京食品機械

レンジ加熱後の熱伝導率を大幅に減らした
 東京食品機械(東京都中央区)は、底が熱くなりにくいトレー「FOLEC PACK」を開発した。冷凍、レンジ加熱に対応。レンジ加熱後の熱伝導率を大幅に減らし、トレー底面を手で触ることができる仕様にした。先の「2019食肉産業展」に出展したほか、すでに一正蒲鉾(新潟市東区)のうなぎ蒲焼風かまぼこ「うな次郎 長持ちパック」に採用されている。
 断熱性・保冷性などに優れたポリオレフィン発泡シート「FOLEC」を活用。トップシール材と底材にバリア性を付与し、ガス置換包装を行うことで食品のロングライフ化も実現する。真空成形性に優れ、深絞り包装機、トレー成形品に対応している。(5月14日10:25 包装タイムス5月13日号に詳報)
05/13 再利用できるカップ・ストロー発売/使い捨てプラ削減を広く啓発――スターバックス コーヒー ジャパン
 スターバックス コーヒー ジャパン(東京都品川区)は、4月22日に開始した使い捨てプラスチック削減キャンペーンの一環として、“繰り返し使えるペーパーカップ”をコンセプトとした「リユーザブルカップ」、シリコン製の「リユーザブルストロー」を店舗・期間限定で発売した。PP製の「リユーザブルカップ473ミリリットル」は、スターバックスの象徴とも言える緑のサイレンロゴ入りの紙カップを模したデザイン。「リユーザブルストロー&シリコンバッグ」には専用の洗浄ブラシが付属する。繰り返し洗って使用でき、使い捨てプラストローの削減につながるとしている。(5月13日10:30 包装タイムス5月6日号に詳報)
05/10 軟包装向けの新型IJPを発売/UVインク使用、高速・高精細印字――エムエスティ

各種包装機器への組み込みに柔軟に対応する
 エムエスティ(京都府城陽市)は、高速ラインに対応したUV硬化インクを使用する軟包装向けの新型IJP「JP-400シリーズ」を発売した。毎分60メートルの高速・高精細印字に対応した軟包装向けの新型機で、優れた処理能力とサーマルプリンターに匹敵する高い印字品質を兼備する点が最大の特徴。高精細ヘッド搭載のIJPとUV照射装置で校正されるコンパクトな印字システムとなっており、各種包装機器への組み込みに対応。サーマルプリンターのようなカットピッチに対する制限がなく、さまざまな包装フィルムに超速乾でUVインクを固着させ、高速かつ高精細の印字を実現する。(5月10日10:10 包装タイムス5月6日号に詳報)
05/09 工場移転、生産拠点を一元化/生産能力が従来比約2倍に――システムスクエア

開放的な空間でスタッフが働きやすい環境に
 システムスクエア(新潟県長岡市)は、本社・本社工場を移転し生産拠点を一元化した。4月27日に竣工、5月7日から業務を開始した。分散していた生産拠点を一元化することで部品や機材の搬送など製造工程間のロスを低減。生産能力は従来比で約2倍に向上すると見込む。新工場は壁面をガラス張りにするなど開放的な空間を意識した設計とし、スタッフが働きやすい環境を整えた。労働環境を整備して他社と差別化し、研究開発型企業として人材の確保にもつなげたい考え。(5月9日10:10 包装タイムス 5月6日号に詳報)
05/08 IoT活用の新型IJP発売/安定稼働、現場の効率化・省力化支援――アルマーク
 アルマーク(大阪府吹田市)は、IoTを活用した小文字用インクジェットプリンター(IJP)の新製品「リンクス8900 プリンターネット」を発売した。プリンターの状態監視やリモート操作に対応するクラウドベースの新機能を標準で装備。生産ラインで稼働するプリンターの状態をモニタリングするなどして、工場現場におけるダウンタイムの発生リスクを効果的に低減できる。PCやタブレットを使い、クラウド上からプリンターの状態をリアルタイムでどこからでも確認でき遠隔操作にも対応する。(5月8日11:10 包装タイムス5月6日号に詳報)
05/08 竹原料のストローが話題/ナチュラル感に評価の声――ケーピープラテック
 ケーピープラテック(兵庫県加東市)が提案する「竹ストロー」が話題だ。竹粉とバイオマスプラスチックを原料にストロー状に押出成形。強度や耐水性など従来のプラスチック製ストローと同様の使用感が得られると好評を得ている。一般木材に比べ成木になるまでが早い竹とバイオマスプラスチックを原料に成形し土中環境にもよるが埋めると分解する。飲料時に感じる製品臭も極力抑えて設計されている。(5月8日11:10 包装タイムス5月6日号に詳報)
05/07 好評の液切れキャップに新顔/低粘度に対応で広く用途開拓――日硝実業
 日硝実業(大阪市淀川区)は、液切れを追求したオリジナル容器「SSCシリーズ」の新たなラインアップとして、粘度の低い内容物にも適したヒンジキャップ「SSCライトcap」と、バリア性の高い樹脂容器「SSC多層300ボトル」を開発した。4月から本格発売を開始し、液体調味料など食品分野を中心に広く営業活動を進めている。SSCシリーズはキャップにシリコンバルブを組み込んだ独自構造を採用した高機能ボトル。口部に液体が付着しにくく、蜂蜜など粘度の高い内容物で採用が増えている。(5月7日13:30 包装タイムス4月22日号に詳報)
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