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包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2019年12月】

12/27 QRコードで情報を“読める”/スマホの設定に応じた言語に――エクスポート・ジャパン
 エクスポート・ジャパンは視覚に障害のある人や外国人でも、QRコードで商品説明や情報を“読める”包装を開発した。QRコードを包装資材の表面に印刷し、手持ちのスマートフォンからコードを読み取るだけで、端末の設定に応じた言語で説明書を音声化して読み上げるシステムを開発した。
 現在のスマホには視覚に障害のある人でも利用可能なアクセシビリティ機能が搭載されている。開発したシステムとスマホ機能を組み合わせることで食品のアレルギー情報などを言語問わず、音声対応できる。(12月27日10:10)
12/27 インドネシア工場が竣工/高品質ラミネートチューブを製造――共同印刷
 共同印刷は2019年4月から建設を進めていた、インドネシア現地法人のアリス社のカラワン工場が12月10日に竣工した。投資額は工場建設費を含み約3億8000万円。主に化粧品・医薬品向けの高品質ラミネートチューブを製造する。
 新工場の製造環境は日本と同等のクラス10〜30万のクリーンルーム仕様で品質管理も同水準を実現している。環境面・品質面で最新鋭のラミネートチューブ製造工場という優位性を生かし、日系、欧米系、インドネシアの化粧品メーカー、医薬品、食品メーカーからの受注拡大を目指す。(12月27日10:10)
12/26 新鮮さを長持ちする新容器/20年1月から中国などで先行販売――明治

“かんたんワンステップキャップ”付き
 明治は、牛乳の新鮮なおいしさを長持ちする新容器を採用した「明治おいしい牛乳(450ml)」を2020年1月14日から中国、四国、九州地区から先行して発売する。同社では新鮮な生乳のおいしさを届けることをコンセプトに「新鮮こだわりパック」を開発した。
 同パックは遮光性に優れ、容器に牛乳を満量充填することで中身が空気と直接触れにくいため、新鮮な生乳のおいしさを維持できる。“かんたんワンステップキャップ”付きで開封後もリキャップ可能なため、香りもキープできる。同製品を通じて顧客満足度を向上させるとともに、新規顧客の獲得と市場活性化を図っていく方針だ。(12月26日10:10)
12/25 生分解性プラのレジ袋などを共同開発/関連受注で20億円目指す――凸版印刷・GSIクレオス

今回開発したレジ袋・ごみ袋・カトラリー
 凸版印刷(東京都千代田区)とGSIクレオス(東京都千代田区)は、生分解性プラスチック「Mater-Bi(マタビー)」を活用したレジ袋などを共同開発した。凸版印刷は2019年12月からレジ袋やごみ袋、日用品を中心とする製品などの販売を開始する。生分解性プラスチック製品製造技術を活用するとともにさらなる研究を進め、さまざまなフィルム製品や成型品を開発する方針だ。25年度に関連受注を含め20億円の売り上げを目指す。
 マタビーは、植物由来ポリマーやトウモロコシでんぷんを原料としている。使い捨てプラスチックの規制が進んでいる欧州では多くの採用実績を有している。GSIクレオスはマタビーの供給を担っている。(12月25日10:15)
12/25 岡山エリアと大分・福岡エリア間の共同輸送を開始/地方間の安定化目指す――JPR
 日本パレットレンタル(東京都千代田区、以下JPR)は、12月11日からエバラ食品工業(神奈川県横浜市)、サッポロホールディングス(東京都渋谷区)と3社共同で、岡山エリアと大分・福岡エリア間の共同輸送を開始した。3社で協業し岡山と大分・福岡エリア間でラウンド運行することで地方の幹線輸送の安定確保を図ります。
 トラックドライバー不足から、岡山エリアと大分・福岡エリア間500km以上の片道運行を確保することが困難になることが予想。2019年7月からのテスト運行を経て共同輸送に踏み切った。運行ルート・スケジュール、輸送商品、車両を固定化し、フォークリフトによる機械荷役を徹底することで、ドライバーの労働環境改善と作業負荷軽減を図る。(12月25日10:15)
12/24 全国7会場で展示商談会開催/テーマは「お客様の声を、未来のカタチに」――中央化学
 中央化学(埼玉県鴻巣市)は、2020年2月12日から全国7か所で「中央化学展示商談会2020」を開催する。東京会場(品川区大崎)を皮切りに、中四国(広島市中区)、東北(宮城県仙台市)、関西(大阪市淀川区)、九州(福岡市博多区)、中部(名古屋市中村区)、北海道(札幌市白石区)の順に行われる。同社では「成長市場へのアプローチ」「汎用容器事業の基盤強化」を事業戦略に掲げ、今回は「お客様の声を、未来のカタチに」をテーマとし、「環境」をキーワードとした。
 「食」を取り巻く環境が変化する中、課題解決や消費者ニーズの変化に対して、容器パッケージでの提案策を披露する。(12月24日11:00)
12/24 ポリスチレンの生産能力を増強/食品容器市場への安定供給へ――DIC

同社の四日市工場(三重県四日市市)
 DIC(東京都中央区)は、四日市工場(三重県四日市市)で製造するポリスチレンの生産能力を、設備強化や生産プロセスの最適化を行い年産208,000tから216,000tに増強させた。2023年にはポリスチレン事業の売上高を2017年比で10%増加を目指す。近年大きな広がりを見せる中食市場へ、安定した供給を実現させる。近年の中食需要が増大する中で食品容器市場への安定供給に向けて増強した。
 同社は高機能タイプのポリスチレン製品「ハイブランチ」ブランドのほか、高い耐熱性を有した新製品などもラインアップしている。(12月24日11:00)
12/23 ラッピング代行サービス提供開始/自宅から手軽に注文可能――結い人

同社専用ECサイト「yuibito.gifts」のトップページ
 結い人(東京都中央区)は、自宅からオンラインでラッピングの注文が行える「yuibito.giftsラッピングサービス」の提供を11月27日にスタートした。同社専用ECサイト「yuibito.gifts」のギャラリーからデザインを選んで品物を送ると、通常3営業日以内に希望のラッピングを施し、発送を行う。他ECサイトから直送が可能で、品物をラッピング後届け先への配送も請け負う。高いデザイン性と自由度が特徴。
 同社は2019年10月設立。ラッピングサービスのほか、包装資材の販売も行っている。(12月23日15:15)
12/20 「共同輸送マッチングシステム」開発へ/人手不足などの問題改善に――JPR
 日本パレットレンタル(東京都千代田区、以下JPR)と群馬大学、明治大学は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した助成事業「Connected Industries 推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」において、「ホワイト物流を実現する業界横断型共同輸送マッチングサービス」を提案し採択された。人手不足など、物流業界が抱える問題の改善に、引き続き取り組んでいく。
 AI技術を活用し、連携・協働するメリットが高い企業同士を結びつけるマッチングシステムを構築する。助成期間は2022年2月28日まで。(12月20日9:40)
12/19 秋田県ご当地チューハイプレゼントキャンペーン/インパクトのあるなまはげデザイン――秋田県醗酵工業

2種類をラインアップしている秋田サワー
 オエノングループの秋田県醗酵工業(秋田県湯沢市)は、秋田県のご当地チューハイ「秋田サワー」シリーズが当たるWEB限定クイズキャンペーンを12月22日まで実施している。クイズに答えて応募すると、「秋田サワー」シリーズ2本セットを24名にプレゼントする。
 秋田県の男鹿半島周辺では、毎年大みそかになると神様の使いである“なまはげ”が家を訪れ、その家に住む人の厄災を払うとされている。パッケージには“なまはげ”のインパクトあるデザインを施した。秋田サワーは塩レモン味とりんご味をラインアップしている。(12月19日10:40)
12/18 円筒ケースをバイオマス化/環境ニーズへの競争力強化――チヨダパック

「バイオマス円筒ケース」のイメージ
 チヨダパック(広島県北広島町)はこのほど、植物由来の原料を配合し、環境に配慮した「バイオマス円筒ケース」を上市した。従来のA‐PET製クリアケースと同様の透明感や性能を有し、食品をケースに直接入れて使用することもできる。バイオマスマーク認定を取得したことから、洋菓子など食品業界を中心に営業活動を本格化する考えだ。
 円筒ケースの口径・高さなどは、顧客の要望に応じて調整できる。ケース本体へのフルカラーでのオフセット印刷にも対応する。(12月18日10:10 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/18 包装業界でも注目浴びる/広色域や高階調等に高まる期待――エプソン販売
 エプソン販売(東京都新宿区)が新発売したフォト・プルーフ対応の新商品「SC-P9550/P7550」が、包装業界でも注目を浴びている。高画質と生産性を兼ね備えた水性大判インクジェットプリンター(IJP)の最上位モデルで、圧倒的な広色域や高い階調を備え、紙器用途での効果が期待できる。同社は大判IJP・SureColorシリーズに、既存モデルの優位性を継承しつつ学習効果も盛り込んだ各種新開発機種を投入、大判IJP市場でさらなるシェア拡大を目指す。(12月18日10:10 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/17 樹脂製品メーカーを子会社化/工業・物流分野開拓へ前進――シモジマ
 シモジマ(東京都台東区)は、化学樹脂製品の製造・販売を行う朝日樹脂工業(千葉県流山市)の株式を所得し、子会社化する。株式の譲渡は12月19日に行われる予定だ。これにより工業・物流分野開拓に弾みをつける。朝日樹脂工業は1968年創業。パレット用ストレッチフィルムや食品包装・クリーニング包装および産業資材向け自動包装用フィルムなどを製造している。2019年7月期の売上高は16憶8200万円。(12月17日10:05 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/17 12月2日から販売開始/環境配慮合成紙「ユポグリーン」に統合――ユポ・コーポレーション
 ユポ・コーポレーション(東京都千代田区)は、オレフィン系バイオマス樹脂を一部配合した環境配慮型合成紙「ユポグリーンシリーズ」のラインナップを拡充、現在販売中の「ウルトラユポ」、「スーパーユポ」、「アクアユポ」の全ラインナップをユポグリーンシリーズに統合リニューアルし、12月2日から販売を開始した。今回のラインナップ拡充により、計3製品・12型番がユポグリーンシリーズに加わる。(12月17日10:05 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/16 カットキャベツ用フィルム好調/独自技術で通気性と衛生性担保――グンゼ

臭気と変色を抑制する
 グンゼ(大阪市北区)がこのほど開発したカットキャベツ用フィルム「FRESHVALUE FVタイプ」が注目を集めている。フィルムの表面に開けずに通気性を持たせることでカットキャベツの臭いを除去し、退色やしおれを抑制。衛生性を担保し、商品のロングライフ化によりフードロスも低減できるとあって、10月の発売以降、すでに小売店や流通からの引き合いが相次いでいる。(12月16日15:25 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/13 輸送効率化マテハンを新開発/荷役の負担も軽減――TDS

折り畳めて回収がしやすい
 TDS(大阪市淀川区)は、ジェイカス(兵庫県西宮市)と共同で、フォークリフトによる荷物の積み替え作業をパレットなしで行えるマテハン「スリットコンテナー」(特許出願中)を開発した。荷降ろし作業などの効率化が図れる。同製品は、コンテナーの底部分にスリットを設け、内部の荷物に触れることなくフォークリフトのアームに吊り下げる形で、移動・保管・積み替え作業を行える特殊な形状となっている。(12月13日10:25 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/12 IoTセキュリティを支援/新社長には八子氏が就任――INDUSTRIAL‐X SECURITY

挨拶する八子氏
 製造現場のデジタル化を推進するINDUSTRIAL-X(東京都渋谷区、以下IX)は、IoT化を目指す製造現場などに向け、トータルセキュリティソリューションを提供する新会社「株式会社INDUSTRIAL-X SECURITY」(東京都港区)を設立した。現場のIoT化が進むことで懸念されるセキュリティ面のサポートを行う。代表取締役にはIXの八子知礼氏が就任した。外部からのデータ書き換え、個人情報の抜き取りなどの脅威に対応したソリューションを提供する。(12月12日10:10 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/11 「工場」を全て見せます/「おもてなし経営企業選」にも選ばれる――北四国グラビア印刷

工場見学を案内するチラシ
 北四国グラビア印刷(香川県観音寺)は、香川県観音寺市の本社工場を“すべて見せます”として、社内の見学と研修を目的とする事業を行っている。工場見学にあたり「相談の内容や要望に合わせたプログラム提案も可能」としており、今後さらに充実を期していく考え。同社のITを活用した事業活動は、経済産業省が進める“攻めのIT経営中小企業百選”と経産省の「おもてなし経営企業選」にも選ばれるなど、関連業界で広く認知されている。(12月11日10:40 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/11 周年式典を晴れやかに/高品質製品を一貫提供――ダイシン化工

あいさつする真柴社長
 ダイシン化工(奈良市)は今年11月に創業40周年の佳節を迎え、グループ企業「木津化成工業」も同じく11月に設立50周年の節を刻んだ。大手コンビニエンスストア・冷凍食品メーカー・乳業品メーカー各社にシーティングから高品質製品を一貫提供し、「開発提案型企業」として信頼も厚い。衛生・品質・安全といった要請に即時対応の生産体制を構築する注目の企業に迫った。(12月11日10:40 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/10 第3回が盛況裏に閉幕/「月刊食品包装」メディアパートナーとして招聘――swop 2019 上海国際加工・包装産業総合展

開会時から詰めかける来場者たち
 世界最大規模の国際加工・包装産業展「interpack」の品質を中国・上海で実現する「swop 2019 上海国際加工・包装産業総合展」(メッセ・デュッセルドルフ・上海=MDSおよびAdsales Exhibition Services=雅式集団の共催)が、11月25〜28日まで、上海新国際博覧中心(SNIEC)で開催された。
 なお同展示会のメディアパートナーとして招聘された「月刊食品包装」(包装タイムス姉妹誌)も会見に出席、昨今の海洋プラスチックごみ問題が中国の包装産業に与えるインパクトや、展示会内容に与える今後の影響について質問した(関連記事は「月刊食品包装」20年1月号以降に随時掲載)(12月10日10:30 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/10 バリア性、安全性に高評価/紙容器、引き合い件数5倍増――昭和丸筒

紙容器を手にバリア性と安全性
の高さを強調する長崎次長
 昭和丸筒(大阪府東大阪市)は、紙容器ビジネスの強化に乗り出している。同社が手掛ける直詰め可能なバリア性を持つ紙容器「スパイロ・パック」に対し、食品加工・調味料メーカーなどから多数の問い合わせが寄せられているという。その引き合い件数は、前年比約5倍に伸長。脱プラスチックを巡る社会潮流の変化を商機と捉え、スパイロ・パックの普及に力を入れる。(12月10日10:30 包装タイムス12月9日号に詳報)
12/09 世界の食品マークを学ぶ/小学校で多文化共生モデル授業実施――神戸市

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 神戸市は学校での食育の一環として、食を通じた国際理解・多文化共生モデル授業を市内2校の小学校で実施した。同市中央区は外国人居住者が10人に1人を占めており、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどでも訪日外国人観光客の増加が見込まれている。各国の食品パッケージやメニューの表示を通じて、子どもたちに世界の多様な文化や価値観を学んでもらうため、フードピクト(神戸市中央区)のスタッフが授業を行った。(12月9日14:20 包装タイムス12月2日号に詳報)
12/06 バイオマス包装を採用/化粧水ブランドで順次切り替え――ロート製薬

バイオマス原料を
一部使用したパウチ
 ロート製薬(大阪市)は、スキンケアブランド「肌ラボ」に、植物由来の原料を一部に用いたバイオマス容器・パウチを採用すると発表した。対象となるのは、化粧水・乳液シリーズの本体および詰め替えの全品。11月下旬以降、順次切り替えて発売する。まずは同ブランドの「極潤」シリーズ、「白潤(シロジュン)」シリーズの詰め替えアイテムの一部で変更を行う。(12月6日10:10 包装タイムス12月2日号に詳報)
12/05 形状工夫で実績増加/“らくらく作業”で包装――ベルグリーンワイズ
 ベルグリーンワイズ(名古屋市中区)は軟包材の形状工夫で"時短"や"省力化"を訴求し、実績を増やしている。同社ではこのほど、接着テープ止め、袋を裏返すだけの“らくらく作業”で包装できる訴求力の高い農産物包材「白菜 手間なし包装シート」を提案している。作業は容易で4分の1などにカットされた白菜をフィルム端部に置いて、もう一方の端部に備えた接着テープの離型紙を外すだけ。後はクルクルと巻き上げれば“らくらく作業”で口止めができる。(12月5日10:10 包装タイムス12月2日号に詳報)
12/04 350mm長2丁取り製袋機を開発/より効率的(多量)な製袋――西部機械
 西部機械(名古屋市守山区)は、従来多くの業界企業で対応の困難だった350ミリ長の2丁取りの製袋が可能な製袋機を開発した。印刷ラミ基材を半切(ハンセツ)することなく、異なった印刷ラミ原反の上下ロールを2枚合わせで製袋する仕組み。開発機は700ミリ幅の印刷ラミ原反(上下それぞれ)ならば同サイズ幅のパウチが完成、工程の最終でセンター部分を切れば、より効率的(多量)な製袋もできる。(12月4日10:10 包装タイムス12月2日号に詳報)
12/04 新型フォークリフト発売/実演を交えて性能を発表――三菱ロジスネクスト

無理のない姿勢で運転できる
「ALESIS(アレシス)」
 三菱ロジスネクスト(京都府長岡京市)は11月12日から、新型カウンターバランスタイプバッテリーフォークリフト「ALESIS(アレシス)」を販売している。多機能集中制御システム「SiCOS」による「カスタムフィーリング機能」を備えており、使用状況やオペレーターのスキルに合わせて感覚を調整可能。販売に際して11月12日に京都本社、14日に新川崎事業所で記者発表会を開催、実演を交えながらアレシスの性能を披露した。(12月4日10:10 包装タイムス12月2日号に詳報)
12/03 水溶性フィルムを増産/欧米市場など需要増に対応――アイセロ

水溶性プラスチックフィルム
「ソルブロン」の生産体制を拡充
 アイセロ(愛知県豊橋市)は、差別化製品の生産を増強し、競争優位性に拍車を掛ける。欧米などグローバル市場で引き続き需要増大が期待される水溶性プラスチックフィルム「ソルブロン」の生産体制を拡充したことを明らかにした。同製品はPVA(ポリビニルアルコール)を主成分に持つ同社の独自技術を駆使し開発された機能性フィルム。今後も高品質製品の安定出荷に努め関連業界で存在感を鮮明にする考え。(12月3日10:10 包装タイムス12月2日号に詳報)
12/03 高粘度対応のコンパクト充填機/高出力、柔軟な設置対応力――ナオミ
 ナオミ(大阪府箕面市)は、あんこや味噌などの高粘度の食品を充填できるコンパクトで高出力の新型充填機を12月3日に発売する。狭い工場でも設置できる本体サイズをはじめ、扱いやすい操作性や優れたメンテナンス性などを備える。あんこや味噌などの高粘度食品の充填が可能なハイパワーシリンダを採用、食品工場現場で深刻化する人手不足の解消や設備更新における課題解決に貢献する。(12月3日10:10 包装タイムス12月2日号に詳報)
12/02 ラベル投入機を初公開/速乾IJPと検査装置を搭載――モリコー

ラベルやカードを1枚ずつ分離
させ印字・検査・投入を実行
 モリコー(東京都目黒区)は先のJAPAN PACK2019で、高解像度インクジェットプリンター(IJP)と文字検査装置を搭載したラベル投入機「LI-312」を初公開した。同機はラベルやカードをホッパーにスタックすると、1枚ごとに印字と文字検査を行い、小箱などに投入する。郵政事業向けの自動押印(消印)機で培ってきた同社のコア技術「分離機構」がワークを確実に1枚ずつ分離して投入までを実行、この投入装置とIJPおよび文字検査装置を初めて一体化させた。印字部には、速乾性の染料インクを使用するIJP「HELIOS DRY(ヘリオスドライ)」が採用されている。(12月2日14:00 包装タイムス11月25日号に詳報)
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