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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2020年2月】

02/28 新パッケージ、3月発売/表記の工夫で訴求力高める――ライオン

大きな文字で視覚的にも分かりやすく
 ライオン(東京都墨田区)は、ハンドソープブランドである「キレイキレイ」のパッケージデザインを改良し、3月から発売する。
 1つ目の変更点は、キャラクターデザイン。親子の絆づくりと「家族の笑顔と健康を守りたい」という普遍的な価値をキャラクターの表情に込めてデザインした。
 2つ目の変更箇所は、アテンションシールの表記。同商品は、1997年に誕生して以降、清潔習慣の広まりとともに、ハンドソープ市場、売上No.1ブランドへ成長を遂げている。(2月28日11:00 包装タイムス2月24日号に詳報)
02/27 製袋品の受注を開始/世界的なセルロースブランドで――日本紙パルプ商事

無地以外にも最大4色印刷まで対応
 日本紙パルプ商事(東京都中央区)は、フタムラ化学の生分解性セルロースフィルム「NatureFlex」(ネイチャーフレックス)を使用した製袋品の受注対応に乗り出す。
 ネイチャーフレックスは、植物由来のセルロースフィルムとして自然界で水と二酸化炭素に分解されるだけでなく、コート品では印刷適性やヒートシール適性も兼ね備えているため、各種用途の包装資材として背貼り加工品や三方シール加工品、ガゼット加工品で提供できる。(2月27日10:15 包装タイムス2月24日号に詳報)
02/26 PPレトルトパウチ開発/金属探知機、レンジ対応――武田産業

複数のレトルト食品で採用
 武田産業(東京都中央区)は、ポリプロピレンフィルムで金属探知機、電子レンジ対応のレトルトパウチ「BUPP」を開発し、本格的な販売に乗り出した。
 同フィルムはカーボンブラックを練りこんだ黒色層に酸化チタンを練り込んだ白色層を重ねた白黒白の3層で構成され、間のカーボンブラックにより高い遮光性を実現している。表面を白色にしているため意匠性でも高い効果を発揮できる。3層すべてをチタンホワイト層にしたBUPP‐3W(白ポリプロピレン)の製造も可能。(2月26日10:05 包装タイムス2月24日号に詳報)
02/26 「うちは金属缶でいく」/液体ミルク“第3走者”が出走――雪印ビーンスターク

スチール缶入り
「ビーンスターク すこやかM1」
 雪印メグミルクグループの雪印ビーンスタークは、今年4月下旬から「ビーンスターク 液体ミルク すこやか M1」を発売する。育児用の液体ミルクでは、江崎グリコと明治に次ぐ“第3走者”だ。その容器には、スチール缶が選択された。
 1月29日のプレスリリースに続き、同31日に開催された雪印メグミルクの春季新商品発表会で現物を披露。雪印ビーンスタークの稲葉聡代表取締役社長は「災害時の安全と安心を最優先し、堅牢なスチール缶での商品化に踏み切った」と語る。(2月26日10:05 包装タイムス2月24日号に詳報)
02/25 環境配慮型食品包材を開発/再生ナイロン樹脂を原料に使用――ユニチカ

食品包装用ナイロンフィルム
「エンブレムCE」を提案
 ユニチカ(大阪市中央区)はグループで推進する「for the EARTH」(地球のためにとのテーマでエコ素材・環境関連製品と活動の取り組み)活動の一環として、ケミカルリサイクルによる再生資源を活用した食品包装用ナイロンフィルム「エンブレムCE」の開発に成功した。すでに宇治事業所内の既存設備で生産方法を確立し顧客へのマーケティング活動を開始。今年4月から実機で生産を始め、2022年度以降、年間500tの販売を目指す。(2月25日14:10 包装タイムス2月24日号に詳報)
02/25 業界初!脱プラ“POPラベル”発表/自動貼り機と合わせて販売加速――イーデーエム

自立性と耐水性を両立
 大手表示機器メーカーのイーデーエム(東京都板橋区)は近年拡大する海洋プラスチック問題や大手消費財メーカーの動きを背景に、代替素材の情報収集に着手し、ヨーロッパ規格の認証を持つ生分解性タック紙を使ったPOPラベルの製造に成功した。
 2月26日から開催される「インターフェックス大阪」では、業界初となる脱プラPOPラベルを発表。プラ問題に対応する大手消費財メーカーへ、自動ラベル貼り機と合わせた導入を提案する。(2月25日14:10 包装タイムス2月24日号に詳報)
02/21 外袋を紙パッケージに/主力商品3品で切り替え――UHA味覚糖

今回切り替える3商品
 UHA味覚糖は主力製品3品の外袋を、従来のプラスチックから紙を使用したパッケージに変更し、3月中旬から出荷する。
 変更するのは昨年9月に発売30周年を迎えた「特濃ミルク8.2」のほか「同 塩ミルク」「同 抹茶」の計3種類。外袋の構成材質に紙を50%以上使用することで、3品で年間約14トンのプラスチック削減につながるとする(同社の昨年度出荷実績による)。また、印刷にはバイオマスインキを採用した。(2月21日10:00 包装タイムス2月17日号に詳報)
02/20 【速報】新型コロナウイルス感染症が拡大で開催中止に――ラベルミニ機材展
 東京都ラベル印刷協同組合(北島憲高理事長)は、2月29日に東京都台東区柳橋の日商センターで予定していた「ラベルミニ機材展」を新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、開催を中止にすると発表した。(2月20日10:30)
02/20 マッスルスーツの販売開始/つらい作業から作業者の腰を保護――日本パレットレンタル

10万円台を実現した
マッスルスーツEvery
 日本パレットレンタル(=JPR、東京都千代田区)は2月から、空気による補助で重量物の運搬や中腰での作業から作業者の腰を守る「マッスルスーツEvery」の販売を開始した。
 マッスルスーツEveryはイノフィス社が開発した「マッスルスーツシリーズ」の最新モデル。既存モデルと比べて価格は3分の1以下、10万円台を実現している。
 JPRは腰痛を人手不足の一因とにらみ、従業員が長期的に安心して働く環境を作るための提案として、マッスルスーツの販売を進める。(2月20日10:30)
02/20 プラスチック方針を策定/まずはキャップを植物由来に――カゴメ
 カゴメは1月28日、環境負荷低減を目的に「カゴメ プラスチック方針」を策定したと発表した。紙容器飲料のストロー全てを2030年までに植物由来素材や紙素材に置き換えることなどを盛り込んだ。
 方針は、容器の軽量化等によるプラスチック使用量の削減、資源循環が可能なリサイクル素材や植物由来素材への置き換え、排出物のリサイクル推進とゼロエミッション継続、ポイ捨て防止の啓発と環境美化活動の推進の四つを骨子とする。(2月20日10:30)
02/19 紙容器に二つの“初採用”/「屋根型に口栓」と独自形状――雪印メグミルク

国内初採用となる特徴的な
形状の新容器
 雪印メグミルク(東京都新宿区)は、春季にリニューアル発売する乳飲料2品で、二つの“初採用”に取り組む。まず、同社が口栓付きの屋根型液体紙容器を採用するのは今回が初。また、この紙パックは日本製紙(東京都千代田区)が数年前から提案を続けていた機能と形状が特徴的なチルド用液体紙容器で、同製品の国内採用も初となる。
 新容器を採用した商品は「毎日骨太MBP」と「アカディ おなかにやさしく」の2品。(2月19日10:05 包装タイムス2月17日号に詳報)
02/19 再生PET100%ラベル開発/バイオマスラミもラインアップ――リンテック

各種商品の表示ラベルなどに
幅広く使用可能
 リンテック(東京都文京区)はこのほど、再生PET樹脂を100%使用したラベル素材「KP3802L」(透明タイプ)を開発、国内外で2月3日から上市した。
 「KP3802L」は、表面基材に再生PET樹脂を100%使用しながらも、再生PETフィルムを使用していない非再生PETフィルムベースのラベル素材と同程度の物性を実現。しかも、表面基材の厚みが38㎛と、汎用品(50㎛)に比べて薄いため、再生原材料自体の使用量削減になる。(2月19日10:05 包装タイムス2月17日号に詳報)
02/18 首都圏3協組で共催/過去最高の31社が出展――ラベルミニ機材展

併設ブースで製品・技術説明会
も実施(前回の会場風景)
 東京都ラベル印刷協同組合(北島憲高理事長)がこれまで単独で主催してきた「ラベルミニ機材展」が、2月29日に東京都台東区柳橋の日商センターで開催される21回目の今回から、東京都正札シール印刷協同組合(田中祐理事長)と神奈川県シール印刷協同組合(堀木淳一理事長)も加わり、首都圏3協組の共催事業として行われることになった。
 3協組の共催で、出展社数は過去最高の31社(2月10日現在)に達した。(2月18日10:25 包装タイムス2月17日号に詳報)
02/18 ロボットで多品種対応/さらなる自動化向けた提案も――MUJIN

サイズなどの異なる
段ボールが混載した
状態で積み下ろしできる
 多品種小ロットへの対応と、商品形状の規格化などによる自動化推進。人手不足に悩む物流現場・食品工場などが消費者ニーズを満たすにはこの二つの両立が重要だ。ロボット制御システムを手掛けるMUJIN(東京都江東区)は、こうした課題に対応するロボットソリューションの提案を進めている。
 ラインアップはサイズなどの異なる段ボールが混載した状態で積み下ろしできるシステム、構内物流改善に役立つ新開発の「混載通い箱段バラシロボット」など幅広い。(2月18日10:25 包装タイムス2月17日号に詳報)
02/17 開発研究棟が完成/製品開発力の強化へ――ユポ・コーポレーション
 ユポ・コーポレーション(東京都千代田区)は鹿島工場(茨城県神栖市)の隣接地に建設を進めていた開発研究棟が完成し、1月から本格運用を開始した。総工費13億円、鉄筋コンクリート造2階建て、建屋面積は1375m2
 棟内には工場内に分散配置していた各種パイロット・試作・試験設備を集約するとともに各種印字、印刷機からラベリングマシンや加飾装置など実用評価機器、さらに最新の各種分析・検査機器を導入した。(2月17日15:10 包装タイムス2月10日号に詳報)

開発研究棟の外観
02/14 備蓄食品などで提携/包括連携協定を締結――江崎グリコ/大阪府

締結式に出席した(左)
吉村知事と(右)江崎社長
 江崎グリコは1月29日、大阪府との包括連携協定を締結。同日、大阪府庁で調印式を行い、同社代表取締役社長の江崎勝久氏と大阪府知事の吉村洋文氏が出席した。同社はこれまでにも生産工場所在地など、市町村単位での同様の提携は行ってきたが、都道府県との提携は初。2022年の創業100周年を前に「事業を通じて社会に貢献する」という姿勢をさらに強化する。(2月14日11:25 包装タイムス2月10日号に詳報)
02/14 物流用途で特殊和紙実用化へ/サンプル提供で共同開発進める――和玄

着物の保管で長く使われてきた
 着物の保存などに使用される特殊和紙の製造販売を行う和玄(京都市下京区)は、特殊和紙のサンプル提供を開始した。各種機能性を生かせる緩衝材などの包装資材をはじめとした他の用途での実用化を目指す。
 「漢方敷」の名称で和装保存用資材として和装業界で活用される同製品。同社が今回注目したのは物流資材としての活用だ。防カビや除湿紙製品ならではの形状や他素材との組み合わせなど柔軟性がある。天然由来の素材で作られ、機能は加熱再生することからSDGsにも対応し、プラスチック資材を制限する国などに向けた輸出にも最適だ。(2月14日11:25 包装タイムス2月10日号に詳報)
02/13 コロナウイルス感染対策で開催延期/SINO中国華南国際段ボール展」など6展――Reed Exhibitions
 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大防止策として、Reed Exhibitions(上海励欣展覧有限公司)は、4月に中国・東莞市で開催を予定していた包装関連の6展示会の開催を7月22日〜24日に延期すると発表した。
 会期が変更されるのは、東莞厚街・広東現代国際展覧センターで開催が予定されている「SINO中国華南国際段ボール展」/「SINO中国国際紙器展」/「SINO中国包装容器展」/「SINO中国華南国際ソフトバック展」/「SINO中国華南国際紙展」/「SINO中国華南内部物流&プロセス管理展」の各展。広東省商務庁が発表した「新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大防止策に関する追加通知」に伴う措置だという。(2月13日15:40)
02/13 水に強く、ご飯が付きにくい/紙製ワンウェイ容器の新製品――ヨネヤマ

パルプモールド容器内側に
PLAフィルムを貼着
 ヨネヤマ(東京支店=東京都港区)は2月1日から、水に強く、ご飯がこびり付きにくい紙製ランチボックス「BPM」シリーズの販売を開始した。プラスチック削減機運の高まりを受けて開発したワンウェイ用の新アイテムで、スーパーやデパ地下の弁当惣菜コーナーのほか、イベント、宅配弁当、フードトラックといった新規分野での採用を目指す。
 なお同社は2月12〜14日に開催のスーパーマーケット・トレードショーに出展し、BPMシリーズを初披露する(2月13日10:10 包装タイムス2月10日号に詳報)
02/13 新容器は易開封バリア缶に/70年続いた“枕缶”は終売へ――川商フーズ

現行の「枕缶」(左)と
リニューアル後の「アルミック缶」
 川商フーズ(東京都千代田)の「ノザキのコンビーフ」シリーズの容器形態が、70年ぶりにリニューアルされる。巻き取り鍵が特徴的な台形型の、いわゆる「枕缶」は終売し、開封性とバリア性に優れた「アルミック缶」に一新する。新容器形態は3月16日発売。
 新パッケージのアルミック缶はアルミ箔と樹脂を貼り合わせたもので、ガスバリア性に優れている。保存期間も現行缶よりも6カ月長い3年6カ月となっている。(2月13日10:10 包装タイムス2月10日号に詳報)
02/12 シールを使わずに改ざん防止/美粧性高いワンタッチ箱――中央製版

化粧品などのいたずら
防止に役立つ
 中央製版(新潟県三条市)は、シールやテープを使わずに改ざん防止に役立つ紙箱を開発した。開封口のデザインに工夫を凝らすなど美粧性を高めた。テープなどの貼付が不要で、また底面の組み立てがワンタッチで済む構造のため作業負担の軽減につながる。
 新開発の「エンジェルゲート」は、蓋を開封口に差し込むと蓋がロックされて開かなくなる仕組み。蓋を開けるには天使の羽根をイメージしてデザインされた開封口を手で切り取る必要があり、開封したかどうかを一目で判別できる。(2月12日10:10 包装タイムス2月10日号に詳報)
02/12 内面塗装で脱BPAを実現/環境負荷物質未使用の保管容器――田岡製罐

新世代の大型缶「NAEHSC」
 ビスフェノールフリーの内面塗装を実現した大型金属塗装缶への関心が、赤丸急上昇の拡大を続けている。話題の大型金属缶の商品名は「NAEHSC(ナエスク)」。18リットル缶など業務用大型缶メーカーとして知られる田岡製罐(埼玉県八潮市)が開発に漕ぎ付けた。脱BPAを基材のラミネートで対処する(PETラミネート缶)ではなく、内面塗装によるBPAフリーの大型缶(18リットル缶)の開発は世界初の快挙だ。(2月12日10:10 包装タイムス2月10日号に詳報)
02/10 3社へ見舞金贈る/台風19号で被災した組合員――全日シール/東北シール協組
 全日本シール印刷協同組合連合会(=全日シール、田中祐会長)は、台風19号で甚大な被害を受けた東北シールラベル印刷協同組合(=東北シール協組、池原賢吾理事長)の組合員であるアイワ・コーポ(福島県郡山市)、ネットアンドプリント(福島県郡山市)不二印刷(福島県郡山市)の3社に見舞金を贈った。
 見舞金は1月17日に仙台で開かれた東北シール協組の臨時総会の終了後に、池原理事長からそれぞれ手渡された。(2月10日15:50 包装タイムス2月3日号に詳報)
02/07 毎時1千箱を積み下ろし/新開発のロボハンドで実現――MUJIN

「マルチピックハンド」で段ボールの
デパレタイジングを行う様子
 ロボット制御システムを手掛けるMUJIN(東京都江東区)は、段ボールの積み下ろしが最大毎時1千箱可能なデパレタイズロボットシステムの提案を進めている。同社によれば処理能力は世界最速という。ロボットアーム先端に新開発の「マルチピックハンド」を取り付けることで実現した。
 マルチピックハンドは積み下ろしを行う際、1回の動作で段ボールを二つ把持できるもの。作業効率が上がり、生産能力を飛躍的に高めた。(2月7日9:50 包装タイムス2月3日号に詳報)
02/06 ハーフ蒸着タイプを開発/光を透過する金属調ラベル――リンテック

透明容器に貼った際、ラベル越しに
中身を確認することが可能
(左:新製品、右:従来の蒸着ラベル素材)
 リンテック(東京都文京区)はこのほど、2016年に子会社化した機能性フィルムメーカーのVDI社(米国・ケンタッキー州)が持つ、金属薄膜層の形成技術を活用したハーフ蒸着タイプのラベル素材を開発。金属調でありながら光を透過するため、透明感を生かしたデザインが可能なラベル素材として、国内外で販売を開始した。
 高級感を演出しつつ、環境配慮のニーズに応える高付加価値ラベル素材として、日用品、化粧品、各種商品の表示ラベルやPOP・アイキャッチラベルなど、用途は多岐にわたる。(2月6日10:10 包装タイムス2月3日号詳報)
02/05 梱包資材にSRPを採用/人手不足対応と環境配慮のため――味の素AGF

従来品と比べて作業性などが向上、
プラスチックテープは不要
 味の素AGF(東京都渋谷区)は、ホームサイズPETボトルコーヒーおよびインスタントコーヒー袋(業務用を除く)の梱包資材に、人手不足対応・環境配慮型段ボール「SRP(シェルフ・レディ・パッケージ)」を採用する。レンゴーと王子コンテナーの協力の下、2月下旬から全国で順次導入していく。ホームサイズPETボトル飲料には、国内初の導入になるという。
 主な対象商品は「ブレンディ」ボトルコーヒー、同インスタントコーヒー袋、「マキシム」インスタントコーヒー袋など。(2月5日10:00 包装タイムス2月3日号に詳報)
02/05 幅1.3メートルのラベル後加工機/卓上IJPとセット販売で攻勢――兼松

コンパクトな機体に複数の
加工機能を集約「ヴァーゴ」
 総合商社の兼松(東京都港区)は、卓上型のデジタルラベル後加工機「VIRGO(以下、ヴァーゴ)」の販売強化に乗り出している。販売目標は3000台規模。各社プリンターメーカーが展開する卓上型LEDプリンターの専用後加工機として提案に取り組む。コンパクトな機体サイズや操作性の高さなど、日本のラベル市場に合わせた機械であることを強調する。(2月5日10:00 包装タイムス2月3日号に詳報)
02/04 LEDラベルプリンター納入/浜松市のクラフトビールに――OKIデータ

5種類の銘柄ラベルを印刷
 OKIグループのプリンター事業会社OKIデータ(東京都港区)は、クラフトビールの浜松アクトビールコーポレーション(浜松市、以下浜松アクトビール)に、卓上型カラーLEDラベルプリンター「Pro1040」を納入した。
 浜松アクトビールは、昨年11月から初の瓶ビール販売を開始した。瓶ビールの種類は5種類。そのパッケージラベルはそれぞれの売れ行きに合わせて製作しなければならない。そこで内製化で対応するためにラベルプリンターの購入を検討。インクジェットプリンターやサーマルプリンターなどでも検証をしてきた結果、対候性・耐水性・耐擦過性に優れているトナー方式の「Pro1040」を採用した。(2月4日10:10 包装タイムス2月3日号に詳報)
02/04 特許を包装企業と共同出願中/レンジ袋入り調味料で蒸気孔など改良――味の素

「スチーミー Steam Me」
(豚チャーシュー用)
 味の素は3月19日から、圧力スチーム調理パウチ入り商品「スチーミー Steam Me」(豚チャーシュー用)を1都9県の一般チャネルおよび通販サイトで発売する。いわゆる“電子レンジ対応パウチ”を同社が採用して商品展開するのは、これが初めて。パウチは既存のものをベースとしつつ、今回の商品化に合わせて包材メーカーと共同開発の形を取り、特許も両社が共同で出願している。(2月4日10:10 包装タイムス2月3日号に詳報)
02/03 汎用性高い画像処理ソフト/ロボット展などでアピール――キヤノン
 キヤノン(東京都大田区)の提案する画像処理ソフトウェア「Vision Edition」シリーズが実用化の可能性を拡大している。「2019年国際ロボット展」ではユニバーサルロボット(以下UR、本社・デンマーク)ブースとデンソーウェーブ(愛知県刈谷市)ブースで各社の協働ロボットと連携したソリューションを紹介し、高い汎用性をアピールした。
 同シリーズでは1台のカメラで複数処理の画像処理が可能。URのブースでは、昨年8月下旬に発売したUR製協働ロボット専用画像処理ソフトウェア「Vision Edition-U」でボトルを使った検品作業のデモを実施。ワークの到着検知、QRコード読み取り、重量検知(数字認識)をカメラ1台が担い、アームで移載を行った。(2月3日15:10 包装タイムス1月27日号に詳報)
02/03 人の眼に映らない波長で検査/画像処理ソフトウェアを販売――キヤノンITS
 キヤノンITソリューションズ(=キヤノンITS、東京都港区)は2019年12月、人の眼に映らない波長での画像検査を可能にする、統合ハイパースペクトル画像処理ソフトウェアの販売を開始した。
 ハイパースペクトルイメージング技術は、一般的なカラー撮像で利用するRGBの可視光線波長だけでなく、目には見えない波長からも幅広く情報を取得できる撮像技術で、さまざまな分析や研究用途に用いられている。
 同ソフトウェアの主な機能は光の特性を利用した検査対象の素材・成分の分類や品質管理、計測・測定。波長ごとに細かく刻んで撮像・検査を行うことで、ピーナッツの中身と分類などの同形同色の異物の素材分類などを測定できる。(2月3日15:10 包装タイムス1月27日号に詳報)
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