PACKPIA 1998年5月号目次

■トップの認識/(株)ヒラノテクシ−ド・中川久明社長
逆風下でも過去最高の受注量を記録した国際的企業のトップが説く、"市場への絶えざる対応”の重要性

■コンバ−タ−の認識/日新シ−ル工業(株)
新たな生産拠点稼働、躍進に拍車がかかるコンバタ−新興勢力の現状と今後

■川下からの“直言”
メルシャン/シリカ蒸着を使用したリサイクル対応パッケ−ジ
日本リ−バ/「Pears」100%使用再生樹脂を使用したPEボトル

■<特集・塗替わる包材流通勢力図'98 >
平成氷河期不況に見舞われ、あまつさえ山一ショックが加わり、とりわけ昨年11月からは、消費低迷が増した小売業ことにス−パ−だが、実はス−パーの経営は未曾有の不況や大型倒産が生じなくても、厳しい。老齢化が進むこの国でス−パ−はすでにオバ−ストア、にもかかわらず量販店の宿命というべきか各社ともスケ−ルメリット追求は止めず、出店ラッシュはいよいよ加熱する状況。要するに、“年末までには4割が赤字に転じる”と喧伝されるほど、ス−パ−(広く食品生鮮小売業)業界は過酷なサバイバルゲ−ムの渦中にある。瀬戸際の生き残り局面。こうした最大需要家の状況が直接間接、包材・包材流通業界に影響を及ぼしていることは言うまでもない。ス−パ−かたコンビニ、また外食など代表的な小売流通業の最新動向を「包材」という視点で報じ、「包装」側の対応を紹介する恒例の特集“'98年版”。

■最前線/即席麺
ポイント3ダウン!混迷する即席麺48億食市場( 非JAS品含む)の神話

■品質管理新時代(5)
新時代の包装材料製造施設(三菱化学エンジニアリング)、粉体の品質管理(テクニカ)

■話題の包材・機器/クラレ
水に溶けるプラスチック、クレポバ−ル〜CPシリ−ズ〜

■業界羅針盤
RACOONブランドで知られる三田理化工業が“衛生”管理を切り札に包装分野に新規参入

■特許の焦点
固定同社の多い「特許」のワイド版で,“明日の競合項目”あるいは“明日の成長分野 ”がうかがえると関心が高い<特許公開>の中から戦略的と思われる項目をピックアップし、<発明の名称><出願人><要約・課題>を紹介する。