PACKPIA 1998年10月号目次

■川下からの“直言”
森永製菓/チョコボール大活性化、秋の商戦に向けて 日本水産/素材と技術を活かした商品開発を志向

■特集・メタロセンLL元年
従来メーカーの生産本格化さらに新規メーカーの参入により、とにもかくにも、メタロセン・リニアがこの国の市場に大量に流通することになった。一部からは「すでに限りなく従来リニアに近い存在」との声も浴びるメタロセン・リニアだが、揺れ動くフレキシブルパッケージ業界から見て、量ベースでメタロセン・リニア時代が幕開けする事態は、有数の“事件”に違いない。三井化学(エボリュー/優れた性能と易加工性の両立で展開に勢い)・日本ポリケム(メタロセンポリエチレン「カーネル」の用途展開について)・住友化学工業(ポリエチレン系材料の高性能化と応用展開)・宇部興産(UBEメタロセンポリエチレン樹脂“UMERITTM”)・日本ポリオレフィン(シングルサイト系触媒LLDPEハーモレックス LL順調に展開中)・東セロ(T.U.Xメタロセングレードについて)・アイセロ化学(スズロンLメタロセン系シーライトフィルムグレードについて)・関フィル(HR−フィルムについて)・メイワパックス(メタロセン触媒LLDPE市場包材について)

■業界羅針盤/(株)ケミックス・マシナリー・ジャパン
PETボトル需要の拡大を背景に、世界的にワンステージ、ツウステージを問わず、新たなPETボトル成形機メーカーが誕生しているが、こうしたニューカマーの中でも有力と評されているのが、(株)ケミックス・マシナリー・ジャパン。すでに欧米から中近東まで、世界的な販売網を確立、東南アジアでは販売実績をあげているし、そのワンステージ機もツウステージ機も関係者の評価が高いからである。いきおい、同社も国内市場も含め一挙に積極的な販売に打って出始めているが、ここでは同社の市原貞雄社長の市場認識を紹介する。

■話題の包材機器
東罐興業(株)/コストダウン・エコロジー・イノベーションを実現、8角A式ケースによる「OTORシステム」。

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