PACKPIA 1997年2月号目次

■トップの認識/グンゼ梶E岩田紀治取締役事業部長
業界人は「包装」に誇りを

■川下からの“直言”
カルビー/おいしさ訴求の商品づくり
東ハト/スペックを維持した簡素化

■特集・抗菌包材
産業社会全体で見れば、抗菌はすでに3年程前から、熱い関心を浴びていたようだ。 講演会などでは、有数の人気テ−マであり、市場規模及びその成長率などもまことしやかに喧伝されてもいた。
要するに、長引く実体経済の低迷の中、期待の成長株と見込まれていたわけだが、 事情は包装業界でも、期待への温度差こそあったものの、同様ではあったようだ。
吉井詢二氏の堅調な筆が自在に伸びる小誌好評連載『特許に見る包装開発動向と展望』 昨年1月号(PA522)掲載の内容は、その辺りの動きえを伝えて雄弁だろう。 かねて抗菌に関わる特許は、公開・公告・公報合わせ、すでに少なからず認められたのだ。 だが、昨年の一連の社会的な事件により、事態は一変。 いわば水面下にあった抗菌関連の包材・包装製品の存在は一挙に浮上、抗菌包材はいまや “ブ−ム”のスポットライトを浴びる。 しかし、“ブ−ム”は人気商品誕生を促すが、その誕生を保証しないし、 そもそも一般消費者に向けた「抗菌」訴求がどこまで効果的かはそれこそ保証の限りではない。 むしろ、一部の関係者は一連の“ブ−ム”を“新市場の目をつむ材料”と不安視するほどだ。 膨れ上がる“ブ−ム”と軌を一つにして膨れる上がる懸念。
抗菌に関わる有力企業・関連企業が、 それぞれの立場それぞれの商品を通じて抗菌包材最前線の状況を報告する。

■企画・抗菌包材
戦略的な抗菌包材・関連製品を一挙に紹介。

■消費者の眼A
新連載企画、第2回の今回は“接着部分がつよすぎる─”プラ容器

■有力市場・スナック用包装フィルム
賞味期限の短縮化を機に単層化?。

■最前線
清酒市場回復の兆しなし、混迷の清酒市場

■特許に見る包装開発動向と展望
ラミネ−ト金属缶 吉井詢二

■業界ニュース ■NEWカマー業界・需要家 ■データ ■特許