包装タイムス・バックナンバー“2001年2月度”


2月5日号ダイジェストニュース

<包装機・関連機器>
◇クリーンルームに対応
真空ガス充填シーラー発売

- 富士インパルス -

富士インパルス(大阪府)は、クリーン度クラス1000対応の真空ガスシーラー「CR-600」を発売した。電子機器、半導体、医薬品などの分野でクリーンルーム内で包装を行うケースが増えていることに対応した。埃や粒子などの混入を防ぐため液晶画面に開閉式の透明カバーを取り付けたほか、テーブルをパンチング加工とすることで表面に粒子などが残らないよう配慮した。また本体内部の仕切りにファンを設置し、細かな粒子を外部に排出する構造になっている。



<包装機・関連機器>
◇手動タイプを新発売
袋とじ機「コニクリッパ」

- マックス -

マックス(東京都)は先ごろ、青果物小分け包装用の袋とじ機「コニクリッパ」シリーズで、手動タイプの新製品「CK−130HV」を発売した。電源不要で作業環境を選ばず、店舗バッグヤードなど小ロットの包装現場での使用に適している。同シリーズは、簡単に開封でき、かつ再封も可能という独自発想の留め具「コニクリップ」を使用。手動式専用のコニクリップは 1リールで連続 1,000パックを処理できる。



<フィルム・軟包装>
◇吸水繊維でFDA認可
食品包材向け本格展開

- カネボウ合繊 -

カネボウ合繊(大阪市)は、昨年12月に高吸水・吸湿性繊維「ベルオアシス」で FDA(米国食品医薬品局)の認可を受けたことから、鮮度保持シートなど食品包材向け用途に本格展開を始める。すでに包装業界では原反シートの加工システムの整備に入っており、冷食や惣菜、ファーストフードなどの中食市場(業務用・一般商品)での需要が見込まれている。



<その他容器>
◇植物性トレー試作機完成
本格生産に向け取り組む

- 三日月ナプラス企業組合 -

三日月ナプラス企業組合(兵庫県)はこのほど、雑草などを原料とする植物性トレー成形機の試作機を完成した。乾式製法によるプレス成形機で、河川の堤防に生育する雑草などを主原料にトレーを成形できる。開発協力は神戸産業資材(神戸市)。現状は小型機だが今後さらに改良を加え、本格生産を目指す。



<その他容器>
◇清涼飲料で初のアルミボトル
「ニューボトル缶」を採用

- 日本サンガリアベバレッジカンパニー -

日本サンガリアベバレッジカンパニー(大阪市)は、1月29日発売の「おいしいお茶・ 490gニューボトル缶」で、PETボトルの携帯性にアルミ缶の保存性とリサイクル性を兼ね備えたアルミボトルを採用した。採用されたのは大和製罐(東京都)の「ニューボトル缶」。ビール容器では話題を集めているアルミ缶だが、一部限定商品を除いて、清涼飲料での本格的な商品化は初めて。同社では、近くボトル缶入り商品をさらに数アイテム発表する予定。



<フィルム・軟包装>
◇レジ袋、マレーシアでOEM
静岡工場での生産は中止

- 大倉工業 -

大倉工業(香川県)は、静岡工場のレジ袋生産を中止し、マレーシアでのOEM生産に切り替える。静岡工場で不要になった設備の一部を移設し、2月から月間300t程度を最終製品で輸入する。同社が汎用製品で海外生産品を扱うのは初めてとみられる。同社では年間2,000t程度のレジ袋を国内で生産・販売しているが、輸入品や国内メーカーの海外生産品に押され、大手スーパーなどでシェアを縮小していることが背景。



<樹脂原料>
◇PP事業提携で基本合意
4月に製造合弁会社設立

- 出光石油化学、トクヤマ -

出光石油化学とトクヤマは1月29日、ポリプロピレン事業の提携で基本合意に達したと発表した。4月に製造合弁会社「徳山ポリプロ」を設立し、夏ごろをめどにトクヤマが出光石化に営業権を譲渡する。石化製品の国際競争が一段と激しさを増す中、提携で事業を合理化することにより、国内はもとよりグローバルな競争力を確保し、市場に対するプレゼンスを高めるのが狙い。



<物流関連>
◇今夏にも本格展開
軽量リターナブルびん専用クレート

- 三甲 -

三甲(東京都)は今夏にも、軽量リターナブルびん専用クレートの本格展開を開始する。すでに生活クラブ連合会がリターナブル牛乳びんのボトルクレートとして採用しているが、飲料メーカーや農産物加工業者にも拡販を図り、売上規模を30億円程度まで伸ばしていく考え。同クレートは、びん再使用ネットワークと日本ガラスびん協会が推進する“超軽量リターナブルびん合同開発プロジェクト”の協力商品として開発された。



<ISO関連>
◇ISO14001認証取得
RC活動の目標達成

- 三菱樹脂 -

三菱樹脂(東京都)は先ごろ、美祢工場(山口県)と郡山工場(福島県)でISO14001の認証を取得、これにより同社全5工場の環境ISO取得が完了した。同社では昨年3月に「レスポンシブルケア(RC)宣言」を発表し、今年度の活動目標の1つに全工場の環境ISO取得を掲げていた。今後はさらに地域と調和した工場運営を推し進め、企業活動のあらゆる面から地球環境保全に貢献していく方針。



<印刷・印字>
◇小口段ボール印刷用製版システム
樹脂版に代替の版製造/インキ洗浄も不要に

- シャチハタ -

シャチハタ(名古屋市)は、小ロット段ボール印刷用製版システム「インバーン」の本格販売を開始した。特殊多孔体シートを使用するもので、製版を行った後にインキを含浸させて印刷機に装着する方式。樹脂版に比べ低コストで製造できるほか、使用後にはインキ含浸シートを剥がすだけなので洗浄がいらないことなどが特徴。



2月12日号ダイジェストニュース

<シート・プラスチック容器>
◇“アルミ箔レス”カップめん蓋材
電子レンジ加熱、金属検出器管理も可能に

- ポーラステクノ -

ポーラステクノ(埼玉県)は、“アルミ箔レス”を実現した即席カップめんの蓋材を開発した。独自のポーラス(微多孔)加工技術を活かして開発した紙/シーラントフィルム2層構造の包材を適所に活用した。電子レンジ調理、金属検出器による内容物管理を可能にするほか、包材コストの削減も実現する。



<シート・プラスチック容器>
◇レンジ対応の断熱紙容器を共同開発
底部形状に特徴、日清食品が採用

- 三陽パックス -

三陽パックス(静岡県)はこのほど、カップめん最大手の日清食品(東京都)と共同で、電子レンジ対応の断熱紙カップ容器を開発した。カップ底面部に形状的な特殊加工を施し、包材が焦げない仕組みになっている。日清では断熱性については、板紙表面にラミネートのPETフィルムを発泡させる既存方式。2月13日から地域限定発売する「e-noodle豚肉しょうゆ味」で採用し、市場評価を確認後、他の食品分野に水平展開する。



<紙容器>
◇ポケットティッシュ収納箱
一般販売や企業販促品向けに

- ピーエスピー -

ピーエスピー(愛媛県)は、ポケットティッシュをボックス(箱型)ティッシュと同様の使い勝手で使用できる「ポケットティッシュBOX」を近く発売する。ボックス内部に取り付けられたスプリングによりティッシュが下に沈まない構造になっており、一般的なポケットティッシュなら4個まで重ねて収納できる。特殊紙製で組立式。個人向けに一般販売するほか、企業の販促品やキャンペーン品などとしても売り込む。



<外装機器・資材>
◇複合梱包材を全面展開
日本市場の潜在需要見込む

- シールドエアー・ジャパン・リミテッド -

シールドエアー・ジャパン・リミテッド(東京都)は、段ボールとフィルムの組み合わせで緩衝機能を生み出す梱包材「コーヴュー」の国内販売を本格化する。独創的な発想から、世界各国で特許権が認められた製品で、現在、シールドエアーグループの中でも最も需要を伸ばしている。国内ではこれまで、市場投入を前提に営業活動を兼ねたマーケット調査を行ってきたが、輸送包装のトータルコストダウンを志向する需要家層が拡大していると判断し、全面展開していく方針を固めた。



<外装機器・資材>
◇多関節アーム導入で省スペース化
収縮包装専用の全自動開梱機

- 王子製袋 -

王子製袋(東京都)は、シュリンクフィルム包装専用の全自動開梱機で、多関節アームを導入した省スペース型機種「SO-182」の本格販売に乗り出す。従来機を改良し、アームの関節を増やすことでアームの稼動範囲を縮小、本体寸法をコンパクト化した。すでに顧客数社に納入し、その機能性が高く評価されたことから幅広く需要が得られると判断し、一挙にシェアを抑える考え。



<外装機器・資材>
◇花卉選別・結束機を開発
ゴムひも結束で茎を傷めない

- 石井工業 -

石井工業(愛媛県)は、重量別花卉選別・結束機「フラワーグレーダー」を開発した。コンパクトながらカットから下葉取り、選別、ゴムひも結束、重量測定までを一貫して全自動処理できる。結束材にゴムひもを使うので、茎を傷めず、伸縮性を持つため結束の修正も簡単に行えることなどが特徴。すでに1号機をスプレー菊を生産する栃木県の「JAはがの」に納入している。



<シール・ラベル>
◇空袋ラベル貼り作業を代行
経費削減、貼り位置も正確

- 山一 -

山一(大阪市)は、特殊空袋ラベラーを導入し、シール・ラベル貼り作業の代行業務を開始した。食品加工現場において、これまでパートなどの手作業で行ってきた空袋へのラベル貼付を代行するもので、ユーザーにとっては人件費を含めたコストを削減できるほか、貼り位置のバラツキなどの問題を解消できる。同社では、袋とラベルの供給はもちろん、デザインも請け負っている。



<環境・包材リサイクル>
◇ライナーに雑誌古紙を全面導入
ビデオカメラのカラー印刷カートンで

- ソニー -

ソニー(東京都)は、ビデオカメラ“ハンディカム”シリーズのカラー印刷カートンの段ボール表層部(ライナー)について、輸出製品を含めこれまでの漂白紙から雑誌古紙再生紙に全面的に切り替えるとの方針を発表した。今春発売の国内向けモデルを皮切りに、全世界のすべてのモデル(2000年度見込みで年間400万台)を切り替える。同時に使用インキについても、VOC(揮発性有機化合物)ゼロの植物型インキに置き換えていく。



<環境・包装リサイクル>
◇プラ用破砕減容機を発売
PETボトル、薬品容器を3〜5分の1に

- スギヤス -

スギヤス(愛知県)は、プラスチック用破砕減容機「ルミネ−ター・サイレンス」を発売した。点滴用の薬品容器やPETボトルなどを3分の1から5分の1に減容できる。オールステンレスで錆に強く、カッターは低速回転で低騒音・低振動。キャスター装着で移動が容易に行え、設置場所を選ばないコンパクト設計となっている。



<特集・低成長時代に対応する簡易包装機>
◇付加価値機能がポイントに
用途により多様化進む

包装機業界全体が低迷する中で、シール機などをメインとする簡易包装機は、生産台数で前年を上回るなど回復の兆しを見せている。簡易包装機は他の包装機に比べて価格が低いため、大型投資を手控える需要家であっても、補助的な設備として容易に導入できるというのがその理由であろう。ただしメーカー各社にとっては、 1台当たりの価格がいまだ下がる傾向にあるため、新たな市場開拓が最大のテーマとなっているのも事実。すでに各社とも機能の多様化を進め特殊性、独自性を打ち出しているが、今後さらに高度化するユーザーニーズに対して、どこまで対応できるかが今後のポイントになるといえる。



2月19日号ダイジェストニュース

<包装機・関連機器>
◇パーツ交換が不要
新型の半自動計数充填機を発売

- 小池鉄工 -

小池鉄工(大阪市)は、充填物切り替え時のパーツ交換を不要とした新タイプの半自動計数充填機「CE-350型」を発売した。同機は、パーツ交換が不要のため、多品種少量品目の計数充填効率向上を実現する。計数充填の設定はタッチパネル操作で簡単に行え、15種類の数値を記憶させることができる。



<シート・プラスチック容器>
◇「ウォークマン」電池に新機能パッケージ
1本使用で携帯ケースに早変わり/ブリスターをスライドケースタイプに

- ソニーマーケティング -

ソニーマーケティング(東京都)は、2月10日に発売した「ウォークマン」専用電池の新製品「ニューウォークマンバッテリー Aシリーズ」で、利便性の高い新機能パッケージを採用した。同パッケージは、ブリスターパックをスライドタイプとし、2本パックのうち1本を取り出すと1本入り携帯ケースとして使用できる設計。



<その他容器>
◇新シンボルをエンボス処理
今春発売「KB(ケイ・ビー)」の缶とびんラベルで

- キリンビール -

キリンビール(東京都)は、今春発売するビールの新ブランド「KB(ケイ・ビー)」で、ニューシンボルマークの「立ち麒麟」をエンボス処理した缶とラベルを採用した。ブランドキャラクターが浮かび上がった若者向けのデザインで、缶は350mlと500ml、びんは片手で飲める小びん(344ml)となっている。缶は三菱マテリアル、びんは日本山村硝子、ラベルはトッパン印刷が供給する。



<紙器・段ボール>
◇紙粉除去装置を発表
平盤打抜機の後ラインに接続/チヨダコンテナーが1号機導入

- 旭マシナリー -

旭マシナリー(大阪府)は、段ボールの打ち抜き加工時に発生する紙粉を除去する「紙粉除去装置(殺菌・静電気除去機能搭載)」を発表した。従来の紙粉対策といえば機械本体に付属的にブラシやバキュームを取り付ける程度だったが、単独の紙粉除去装置としては同機が初。すでに1号機がチヨダコンテナーの本社工場(大阪府)に導入されている。



<フィルム・軟包装>
◇オレフィン系包材の表面改質・機能性改善を実現
水系コーティング材「プロテインコートFGシリーズ」

- 出光テクノファイン -

出光テクノファイン(東京都)はこのほど、透明性阻害やブロッキング、加工適性不良など、オレフィン系包材のネックを解消する水系コーティング剤「プロテインコートFGシリーズ」を発売した。表面特性に関する従来の難点を解消しただけでなく、箔押し出し加工を実現し、印刷作業性が向上することなども特徴。



<フィルム・軟包装>
◇携帯カイロに透明蒸着採用
脱PVDCコートで先鞭

- ロッテ電子工業 -

ロッテ電子工業(東京都)は今シーズンから、携帯カイロ「ホカロン」の個包装を透明蒸着 PETフィルム(東洋メタライジング製)に切り替えた。空気に触れることで発熱する携帯カイロの包装袋には高いバリア性(酸素・水蒸気)が求められるため、従来はPVDCコート OPPが多く使われてきたが、業界大手の同社が先鞭をつけたことで、今後、市場で脱PVDCコートの動きがどこまで進むかが注目されている。



<フィルム・軟包装>
◇5層構造で耐熱性アップ
新PO系ラップを市場投入

- 日立化成フィルテック -

日立化成フィルテック(東京都)は3月1日、電子レンジ加熱などに対する適性を改善したポリオレフィン(PO)系ラップフィルム「ビューラップ 5」を発売する。従来の単層PO系製品は、現在主流の塩ビ系に比べて電子レンジ適性やカット性、粘着性など基本機能の充足性が不足していたが、新製品は特性の異なる 3種類のPO系樹脂を 5層に配し、これらの問題を解消した。



<フィルム・軟包装>
◇軟質POの薄番手
「フィルムグレード」を上市/ヒートシール・超音波で連続加工

- 出光ユニテック -

出光ユニテック(東京都)は、軟質ポリオレフィンシート「ピュアソフティ」の薄番手「フィルムグレード」を上市した。Pグレード(軟質)とVグレード(半硬質)の2タイプで、厚さは80〜150μm 。溶着加工はヒートシール(溶断シールも可能)と超音波で、自動機による連続加工が行える。



<外装機器・資材>
◇デジタルAV機器で初導入
新エア緩衝包装材「QOOPAQ」/ヤマトエスロン、サンエー化研と共同開発

- 松下電器産業 -

松下電器産業(大阪府)は、ヤマトエスロン(大阪府)、サンエー化研(東京都)と共同開発したフィルム型エア緩衝包装材“エアーモールド”「QOOPAQ(クーパック)」を、携帯型デジタル多用途ディスク(DVD)プレーヤーで採用した。新構造の逆止弁を装着した3層シートにインラインで空気を充填し、優れた緩衝・包装機能を持たせたもので、デジタルAV機器分野をはじめ広範な用途に採用していく考え。



<印刷・印字>
◇オフセット機事業から撤退
小森コーポレーションに譲渡

- 東芝機械 -

東芝機械(静岡県)、4月1日付で小森コーポレーション(東京都)にオフセット輪転機事業を譲渡することで基本合意に達した、と発表した。同市場は現在、需要の縮小傾向に加えて価格競争も一段と激化しており、東芝機械は市場シェアも10%に満たないことから事業の将来性が薄いと判断した。一方、高いシェアを持つグラビア輪転機事業は従来通り継続する。



<流通革命下の包装産業の変貌(後編)>
◇カギ握る来るべき危機への対応
絶えざる成長に必要な滋養

流通業界の変動が包材調達システムの切り替えを促し、包材供給サイドにも従来の戦略の転換を迫っていることは前編で指摘した。包材分野にあっても、卸・ディーラーを介さない“中抜き”いわばメーカー直販へのシフトは、大手量販店との取引において進行中だが、抜かれる側の卸・ディーラーも黙ってはいない。来るべき危機に対する準備こそがその企業の将来を大きく左右するからだ。その点、2匹のネズミと2人の小人を登場させた短い寓話で、1999年度の全米ビジネス書ベストセラー第1位に輝いた「チーズはどこに消えた?」(スペンサー・ジョンソン/扶桑社)は多くの示唆を与えてくれている。「チーズ」(需要、顧客など)はいつまでもそこにあるわけではないのだ。危機感はむしろ企業を絶えざる成長へと向かわせる滋養である。そこでここでは、逆風あるいは順風さまざまな環境の下で、次なる戦略を打ち出した包材供給企業の現在を報告する。



2月26日号ダイジェストニュース

<包装機・関連機器>
◇新方式トップシール包装機を開発
液漏れ防止と透明度アップ

- イシダ -

イシダ(京都市)は、ラップ・アンド・トレー包装で、オーバーラップ方式ではなくトップシール方式の自動包装機「I-TOP(アイ−トップ)」を開発した。同方式の採用により、油やタレなどの液漏れを防止。透明度が高く、張りのあるストレッチフィルムを使用することで見栄えの良い包装形態を実現した。



<包装機・関連機器>
◇出力60%アップで印字時間短縮
LDレーザーマーカーの新製品/従来機種との互換性も確保

- サンクス -

サンクス(愛知県)は2月13日、LD(レーザーダイオード)レーザーマーカーの新製品「LP-D20」を発売した。同じLD方式の従来機からレーザー出力を60%アップし、印字領域を広げるなどの改良を行った。また従来機とデータの互換性を確保するとともに、形状・サイズを同じにし、置き換えを容易にしたことなどが特徴。



<シート・プラスチック容器>
◇4号機を7月下旬導入へ
A-PETシート製造装置/年間実働1万7,600t体制に

- ポリテック -

ポリテック(和歌山県)は、7月下旬をめどに本社工場内にA-PETシート製造装置の第4号機を導入する。旺盛な需要に対応したもので、さらに同社では“特殊なシートを製造する”としている。4号機は、第2工場に3号機と平行して設置される予定。本格稼働すれば、単純計算で月間実働約1,470t(年間実働約1万7,600t)体制が確立する見通しだ。



<紙器・段ボール・紙包材>
◇段ボール子会社2社を設立
近江段ボールと長野パッケージ

- 大王製紙 -

大王製紙は、段ボール製造子会社2社を1月22日付で設立した。取引関係にあった日本段ボール(滋賀県)とその子会社である三洋紙業(長野県)の資産譲渡を受けたもので、それぞれ100%出資の子会社、近江段ボール(滋賀県)、長野パッケージ(長野県)として業務を開始した。大王製紙は現在、段ボール事業の再編強化を進めており、今回の2社を加え、同事業におけるグループ企業は計11社、12工場となった。



<紙器・段ボール・紙包材>
◇共栄ダンボールを傘下に
全株式取得、長野県南部の新生産拠点

- レンゴー -

レンゴーは、製函メーカーの共栄ダンボール(長野県)の全株式を取得し、傘下に収めた。今後、共栄ダンボールを同県南部における同社の生産拠点と位置付け、レンゴー長野工場を中心として、松本パッケージ(松本市)、クボタ印刷紙器(松本市)、甲府大一実業(山梨県)などを含めた地域戦略を新ため組み立る考え。



<紙器・段ボール・紙包材>
◇自動平盤打抜機2機種を発表
BOXメーカーターゲットに/多品種・小口対応で

- 旭マシナリー -


旭マシナリー(大阪府)は、低コスト化と多品種・小口対応を図った段ボール専用自動平盤打抜機「カートンマスターAP-1300-BNG」「同-BSG」の2機種を発表した。それぞれ 1号機は2月までに大阪府と愛知県のボックスメーカーに納入される。BNGは“ストリッピング装置”無し、BSGは同装置付きで、E段からABダブルまでの段ボールシートに対応する。



<環境・包材リサイクル>
◇自動梱包機付き圧縮減容機を開発
包装廃棄物を3分の1〜10分の1以下に

- スギヤス -

スギヤス(愛知県)は、自動梱包機付き圧縮減容機「プレスキーA(エース)」を開発した。PPバンド結束の新タイプで、より強固な梱包を可能にした。約10tの加圧力で、段ボールをはじめPETボトルやプラスチックフィルム、紙袋、布袋、紙くず、繊維くずなど、かさばる包装廃棄物の体積を3分の1〜10分の1以下に減容する。



<環境・包材リサイクル>
◇段ボなどの梱包材全廃
省資源・ゼロエミッション実現へ

- 積水ハウス -

積水ハウス(大阪市)は、建設資材の運搬に使用する段ボールなどの梱包材を今年中に全廃する。住宅業界では初の試みで、地球環境へ貢献する姿勢をアピールする。同時に梱包材の購買費や人件費などで年間約 3億円の経費削減を見込んでいる。さらに同社では、住宅建築現場のゼロエミッション実現を目指す意向。



<特集・生産管理システムを追う>
◇製造業活性化の切り札か?
導入実績は緩やかだが増加の傾向

国内需要が低迷する中、製造業各社は生産工程の見直しや経費削減などを断行することで、新時代における生き残りを模索している。日本の製造業はまさに今、巨大な分岐点にさしかかっていると言える。各社のそうした取り組みの中、今回は「生産管理システム」に注目した。本紙調査によると、中堅包装機械メーカー数社で、すでに資材調達や生産工程、製品輸送などの場面でコンピューターによる管理方式を導入し、コスト削減や生産技術の向上などに活用しているケースが見られる。同様の動きは今後、緩やかにではあるが、着実に進むと予測される。本特集では、「生産管理システム」を開発、供給している企業を紹介する。



<製袋機総力特集>
◇設備投資の意欲高まる
最新型機導入で生産性向上を図る

不況が長期化する中で低迷していた製袋機需要が回復しつつある。コンバーター、フィルムメーカーさらには製袋加工業者の中からも、21世紀の生き残りをかけて、生産性の向上とローコスト体制を確立すべく、最新の設備を導入する動きが出てきたためと思われる。製袋機メーカーも、機械性能を大幅に向上させた新型機や、業界の構造変化に対応し、操作性の向上や生産の多様化に対応した新型機を相次いで開発上市している。こうした各社の最新型機を中心に最近の製袋機動向を紹介する。



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