包装タイムス・バックナンバー“1997年3月度”

3月3日号・主な内容の見出し

◇連載「包材リサイクルの危機」D ◇平成8年10月ポリプロピレン出荷実績
分別収集基準「10トン車1台分」に尻込み 食品でOPP(延伸)フィルムが7.4%増に
PETボトルリサイクルの問題点

- 独自に再生業者探す自治体も -

CPP(無延伸)フィルムも約10%増加

- 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 -

◇平成8年11月プラスチック加工機械生産実績 ◇ISO14001取得状況
市場の回復ぶりが鮮明に 電気機械業が6割超す
ブロー機の好調が目立つ

- 通産省 -

都道府県では茨城県がトップ

- 通産省工業技術院 -

◇大文字インクジェットプリンター市場 ◇フィルムに匹敵する機能紙
小文字でトップメーカー参入で激震 オーブン調理も可能な「エコバリー」
勢力図塗り変わる可能性も

- 日立製作所が3月から販売開始 -

航空会社が機内食用に採用

- 興陽製紙 -

◇メタロセン専用の対応装置開発 ◇ナイロンフィルム値上げ
メタロセンL-Lフィルム成形用に 3月21日出荷分から1連当たり500円
年間60台の販売見込む

- プラコー -

原料アップ、円安が背景

- ユニチカ -

◇フィルム製品を値上げ ◇PHS中継機にオール紙包装
PP、L-LDPEなど主力を 積層段ボールを緩衝材に使用
レジン値上げと採算是正が狙い

- 二村化学工業 -

アステル向け製品に採用

- メイセイビジネス -

◇PETボトルを吸音材に ◇発泡スチロールを20分の1に
再生ポリエステル樹脂を利用 小型のプラスチック減容機を発売
三菱化学と共同で開発

- 日産自動車 -

熱風加熱と空気圧縮で減容

- 松下電器産業/九州松下電器 -

◇フィルムくずなどを減容 ◇ユニパック社(伊)と総代理店契約
体積を20分の1に圧縮 チュープ充填封緘機を販売
使用済み農ビや端材などのリサイクル向けに

- 関製作所 -

豊富な品揃えで積極攻勢に

- ガデリウス -

◇「Kissパック」需要が急増 ◇レーザー加工でフィルムに直進性付与
スクリュー式スパウト付きのフィルム袋 易開封化で詰め替え用液体パウチに拡販
専用自動高速製袋機を導入

- 菱阪包装システム -

一部分のみをレーザー加工でカット

- 大日本印刷 -

◇JA岡山が「カルラコード」採用 ◇「自主行動計画」案を発表
スイートピーのデータ管理に 環境に配慮した内容で策定
共選化の推進も視野に

- アレックスジャパン -

二酸化炭素の吸収固定と炭素の循環利用など

- 日本製紙連合会 -

◇ラベル業界のフレキソ印刷動向 ◇物流機器に本格参入
選択肢増える外国製印刷機 パレタイザー、デパレタイザーを発表
周辺技術の工場で普及に弾み

- ユーザーの満足を得られるかが課題 -

大手工作機械メーカーが物流分野に

- オークマ -

<特集>

◇「表示機器」
改正食品衛生法が本格実施へ
“活字レス”ニーズが急加速


3月10日号・主な内容の見出し

◇連載「包材リサイクルの危機」E ◇炭酸飲料JAS格付容器別平成9年1月
“じり貧”止まらぬリターナブルびん ガラスびんが減少
一升びんは最盛期の半分以下

- PETボトル、紙パック化で問題点浮き彫りに -

PETボトルに500ミリリットルの項目新設

- 日本炭酸飲料検査協会 -

◇新型パルプモールド成形機を開発 ◇再商品化委託の締切り迫る
“電気浸とう式”で高精度の成形品得られる 3月14日付け消印有効
優れた脱水率で省エネ効果が大

- 富士電機テクノエンジニアリング
富士電機総合研究所
斎藤鐡工所 -

1997年度の契約は、4月までに締結必要

- 日本容器包装リサイクル協会 -

◇大阪自動機製作所を吸収 ◇“針”不要のホッチキスを発売
2月24日からグループに 縦振動超音波で化繊も溶着
包材加工企業が包装機械メーカーを吸収

- フジシール -

自動車メーカーが包装分野の製品を

- スズキ -

◇ナイロンフィルムなど価格修正 ◇PPバンドの第2次価格改定
3月21日出荷分から実施 原料の再々値上げが背景
ナイロンで1連500円、L-Lで15%のアップ

- 三菱化学・興人パックス -

4月出荷分から一律10%

- 宇部日東化成 -

◇フィルム包材の動向 ◇「収集見込み量より少なく」
メタロセン樹脂の本格展開進む 畔上・日本包装容器リサイクル協会事務局が説明
他素材から置き換え需要が好調

- 凸版印刷 -

東京商工会議所・日本商工会議所がシンポジウム開催

- ISO14001取得の体験談も -

◇ソニーのリモネン方式を採用 ◇廃プラ油化プラントが完成
魚箱、トレーを再資源化 分別収集のプラごみを処理
2000年までに全店で実施

- 西友フード -

2000年からのプラ包材再商品化実施を見据えて

- 東京・立川市に年間3000トン規模 -

◇超小型シュリンク包装機開発 ◇延伸ブロー成形機市場の展望
確実パックで開封は容易 加速する需要増大の勢い
コンパクトでも高性能発揮

- ハナガタ -

増える小型PETボトルに対応

- リサイクル関連技術にも脚光 -

◇包装設計の見直し進む ◇あて名プリンターを開発
大手菓子メーカーで進展中 宅配用伝票などに自動印字
加工紙採用でプラの個包装を削減

- 紙も使用量削減の方向に -

作業者の負担軽減、誤記載も防止

- 東プレ/太幸 -

◇段ボールパレットを拡販 ◇抗菌シート・タオルを発売
自動機設置し量産体制も 光触媒セラミックスを使用
パルプモールドと合わせ積極販売

- 日本紙工業 -

抗菌効果の減衰無く、洗濯も可能

- 小林製袋産業 -

◇ガラスびん事業を再構築へ
特性生かし新需要開拓へ
ロスの削減、輸送コスト削減などに努力

- 山村硝子 -

<特集>

◇「関西地区包装商社特集」 ◇「ザッツ・フィルム包装97」
包材流通に変革のうねり フォローの風受け、いざ進まん!
“技術”の舵取り、進路は未来へ!


3月17日号・主な内容の見出し

◇96年飲料用アルミ缶実績見込み ◇平成8年12月度プラ加工機生産実績
ビール戦争が急伸 全体としては安定起動に
その他飲料でも高い伸び

- アルミ缶リサイクル協会 -

真空・圧空機などが伸びる

- 通産省 -

◇平成8年段ボール需要別製箱投入量 ◇リサイクル活動団体を表彰
対前年103.1%記録 埼玉県川越市、滋賀県甲西市、東京都江東区など
電機・加工食品・通販向けが好調

- 日本段ボール工業会/全国段ボール工業組合連合会 -

PETボトルの収集に貢献

- プラスチック処理促進協会 -

◇合成ガスから生分解性プラ ◇「A-PACK '97」出品ほぼ固まる
低コストの技術開発に成功 海外有力紙にPR展開
食品容器の製造も可能

- 工業技術院/地球環境産業技術研究所 -

海外来場社用のラウンジも設置

- 日報 -

◇外装箱と緩衝材を一体化 ◇水現像フレキソで技術提携
組立紙器段ボケースの新製品 原料と製品の国際分業体制を確立
包材使用量を10〜15%削減

- 中央紙器工業 -

世界市場でのフレキソ水現像化に弾み

- 日本ゼオン/デュポン -

◇新型空袋ラベラーを開発 ◇合樹加工の新会社を設立
薄手のプラ袋を確実に給袋 主力のプラ段などを拡販
20ミクロン厚でも確実に

- 友巧社 -

新会社名は「住化プラスチック」

- 住友化学工業 -

◇食品ラップを値上げ ◇包材ディーラーの展望
塩ビストレッチフィルム1本120円以上 増える印刷事業への進出
4月21日出荷分から

- 日本カーバイド -

販売ルートと知識を活用

- 印刷で高収益確保する大手包材流通企業 -

◇中国福建省で“竹”トレー生産 ◇プラ使用量を40%削減
環境適性、抗菌性も良好 環境配慮のボトルで新製品
4月から九州で国内販売開始

- 日本エスコ -

LCAに配慮してエコシリーズ「セウ」製品化

- 資生堂 -

◇転写蒸着の新包材が脚光 ◇佐野第2新工場が竣工
抜群の高級感で焼却可能 21世紀を支える主力拠点に
「アルグラス」を本格展開

- 日本たばこ産業/JTメタリック印刷 -

フィルム新工場が本格稼働

- 伊藤忠サンプラス -

◇自動給袋・袋入れシール機開発 ◇新型ストレッチ包装機を公開
袋詰め作業を省力化 フィルム1本で大小トレーに対応
ヘッダー付開閉自在袋の

- アルパック・リミテッド -

サイズに合わせ伸縮を強弱

- フジキカイ -

◇期待のFFSシステム ◇レーザー彫刻機の出力2倍に
新構想の包装機が日本上陸!?D スピードアップで汎用性高まる
国内では“レジ印刷”必要

- 美しい印刷採用の潮流へ期待 -

フレキソ用ゴム印をオンデマンドで製造

- 中沢商会 -

<特集>

◇「鮮度保持企画」 ◇「静岡県特集」
ワサビ・竹抽出物などに関心 日本をリードする先端技術


3月24日号・主な内容の見出し

◇連載「包材リサイクルの危機」F ◇ポリカーボ製ボトルでリユース
ガラスびんリサイクル
隠される回収コスト

- リターナブルびんが不利に-

スーパー・生協などと共同でモデル事業を年内に実施

- 環境庁 -

◇ポリプロピレンフィルム平成8年11月出荷実績 ◇LCA、6月国際規格発行へ
食品向けでOPPが5%弱、CPPが10%の伸び インベントリー分析も来年に
輸出はともに2桁増に

- 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 -

注目される京都総会での審議

- ISO/TC207分科会 -

◇環境管理システム導入で成果 ◇国内初のプラパレ洗浄機
段ボール削減、レジ袋有料科など タテ型でコンパクト化を実現
1997年度環境事業報告書まとめる

- コープこうべ -

今春に4台の納入決まる

- 坂部梱包資材 -

◇ポリオレフィンフィルム平成8年11月出荷実績 ◇自動成形包装システムを開発
全体で4.2%の増加 取り出しから個包装・外装まで
HDPEが9.6%伸長

- 日本ポリオレフィンフィルム工業組合 -

1号機は容器成形工場で採用

- スター精機 -

◇PPバンド価格を再修正 ◇「豊明新工場」が完成
原料樹脂の第3次値上げを吸収 3ラインで日産30万食規模
4月分から約10%値上げ

- 積水樹脂 -

安全、衛生的な新鋭工場が稼働

- 寿がきや食品 -

◇メタロセン展開が急進 ◇日本での販売を強化
L-LDPE市場で年内にも30%置き換えへ 包装用布粘着テープなど
年産12,000トン規模の設備が既に80%稼働に

- 二村化学 -

市場開拓をさらに積極化

- 韓国・大河産業 -

◇メタロセンL-LDPE対応フィルム成形装置
ダイ・エアリングを新開発
高精度、高品質フィルムを高い生産性で

- プラコー -

<特集>

◇「段ボールケーサー特集」 ◇「シール・ラベル特集」
安定需要ベースに新市場にも期待高まる 新たな潮流に乗り遅れるな!
目前の課題克服と将来展望を


3月31日号・主な内容の見出し

◇連載「包材リサイクルの危機」G(最終回) ◇炭酸飲料JAS格付平成9年2月実績
ガラスびんリサイクル PETボトル入り好調続く
行き場のないガラスびんの山

- 保管施設であふれる事態に-

ワンウェイびんは2桁の減少

- 日本炭酸飲料検査協会 -

◇廃プラボトルの高炉利用実験が成功 ◇塩ビ静電分離装置が実用化へ
プラ包材のリサイクルに道開く PETとの高純度分離をめざす
フィルム類も対象に研究へ

- 日本化学工業協会 -

鐘淵化学工業の大阪工場で試運転

- 塩化ビニルリサイクル推進協議会 -

◇飲料紙容器リサイクル協議会が設立 ◇包材の自主基準を大幅に見直し
紙パックの再商品化に対応 社会情勢の変化に対応して
理事長に雪印乳業福社長・湯山氏が就任

- 4月からの回収本格実施を前に -

落下菌測定などを必須項目に

- 軟包装衛生協議会 -

◇包材の抗菌化事業に乗り出す ◇現場の声に即した小袋充填機を開発
フィルムから紙、板紙、合成紙まで 最大公約数ニーズに対応
銀系抗菌剤をコーティング

- トーツヤ -

名古屋パックで初公開

- 小松製作所 -

◇年産80万枚のトップメーカーに ◇低価格の生分解性樹脂が上陸
4月1日に「日本プラパレット」設立 1kg当たり400円を切る
◇国内最大のプラパレットメーカー

- 三菱化学/大日本インキ化学工業/日精樹脂工業 -

30〜80%がデンブンの「ワンダースターケン」

- ワンダーカンパニー -

◇抗菌フィルム「ハイラミナーNBZ」 ◇提案型営業を強力推進
5種の樹脂を5層にする製造技術生かす 軟包材の製造部門も積極活用
多様なフィルム構成で多機能を発揮

- クリロン化成 -

段ボールから個装まで総合的に

- 大日本紙業 -

◇ガセット給袋式充填機を開発 ◇収縮ラベル装着機を初公開
低価格、コンパクト化を実現 各種形状のボトルに対応
体制強化のため代理店募集中

- 日清エンジニアリング -

生産ラインの合理化機械として売り込む

- キソー -

◇多彩な管理機能の新型ラベラー ◇高機能の製版フィルム出力装置
医薬業界向けに充実した設計 処理液のトータル管理システム搭載
ラベル自動計数巻取機も同時に発売

- STKトレーディング -

高品質の製版フィルムを安定して出力

- 大日本スクリーン製造 -

<特集>

◇「塩化ビニル樹脂特集@」 ◇「名古屋パック97特集」
プラスチックの用途拡大の立役者 115社、335小間の規模で開催
環境対応包材など多彩な出展


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