| 開催のごあいさつ | 開催要項 | 出品要領 | 出品社一覧 | 会場案内図 | 出品申込 | TOP | BACK |




 デフレ経済下で苦しんでいた日本経済も昨年より構造改革による企業収益の改善を反映し、株価の高騰、積極的な設備投資へと景気回復への確かな一歩を踏み出しました。BSE、食品表示問題、鳥インフルエンザと包装業界を取り巻く環境は、いまだ厳しい状況下にあり、消費者の「食」への関心は否応なく高まっております。これらの諸問題のソリューションであるリスクマネージメント、トレーサビィリティー、品質管理は、取り組むべき重要なキーワードといえます。このうえで消費者に「食」への安心、安全を取り戻すための役割として包装は大きな責務を担っております。
 2007年問題として「団塊の世代」の高齢化への移行による高齢化社会への対応、またリデュース・リユース・リサイクルの3R、グリーン購入などの循環型社会からの要請、これらの問題に応えうるユニバーサルデザインの包材、環境に配慮した・軽量化した包材がユーザーのニーズ・需要ともに増大しております。これらに適した包装開発、包装設計への取り組みが積極的に包装業界では推し進められております。
 こうしたなかで包装業界において「高齢化・環境への対応」「安全性の追求」が主題となり、高付加価値のマーケットを創出するポイントになると思われます。
 そして今回は「環境に適した包装と安全・安心の食生活」をテーマとし、ユーザーにソリューションの提案の場として札幌パック2007は、開催されます。「札幌パック」は回を重ねるごとに、充実した内容のものになってきており、包装業界だけではなく北海道産業における一大イベントとして高く評価されるまでに至りました。
 社会の要請、時代のニーズに対応した包装業界の優れた製品、最新の技術や情報を結集し提供してまいります。包装や物流をはじめ製菓、製パン、農産物、水産、食品加工、流通・情報機器、販促、店鋪、厨房などの関連産業のシステムや情報技術も展示されます。
 札幌パック2007が北海道産業の発展に大きく寄与し、貢献できるものとして確信しております。
 つきましては、開催の趣意をご理解たまわり、関係各位には本展示会の成功のためのご支援とご協力をお願いして、開催のあいさつと致します。

平成18年5月吉日
日報アイ・ビー株式会社