産業廃棄物基礎データ(平成7年度)
−平成10年10月厚生省発表−

6.産業廃棄物処理施設の設置状況について
〔産業廃棄物行政組織等調査(平成8年4月1日現在)による〕

1. 調査方法
(1) 調査対象機関 47都道府県、33保健所設置市
(2) 調査内容 産業廃棄物処理施設の設置数、産業廃棄物処理業者の許可件数、行政処分等
2. 調査結果の概要
平成8年4月現在において許可を受けた産業廃棄物処理施設の数は、全体で14,473施設(前年度13,946施設)となっており、前年度より527施設(前年度比3.8%)増加している。


@ 産業廃棄物の処理施設数

●中間処理施設
  •  中間処理施設数  11,741(対前年 515増)
許可を受けた中間処理施設の設置数は、全体で11,741施設となっており、前年度との比較では515施設(前年度比4.6%増)の増加となっている。中間処理施設のうち汚泥の脱水施設が、54.9%、廃プラスチックの焼却施設が19.8%を占めている。

●最終処分場
  •  しゃ断型処分場施設数   43(対前年 3増)
  •  安定型処分場施設数  1,688(対前年 12増)
  •  管理型処分場施設数  1,001(対前年 3減)
許可を受けた最終処分場の施設数は、全体で2,732施設となっており、前年度との比較では12施設の増加となっている。


産業廃棄物の処理施設数

区分 件数
(平成8年4月1日現在)
平成7年度
新規施設数 変更許可数 廃止施設数
中間処理施設 11,741(11,226) 905 68 390

汚泥の脱水施設 6,449(6,250) 431 23 232
汚泥の乾燥施設(機械) 205(192) 19 0 6
汚泥の乾燥施設(天日) 97(95) 2 1 0
汚泥の焼却施設 551(529) 37 4 15
廃油の油水分離施設 289(287) 9 0 7
廃油の焼却施設 560(535) 35 8 10
廃酸・廃アルカリの中和施設 180(177) 8 1 5
廃プラスチック類の破砕施設 345(301) 51 2 7
廃プラスチック類の焼却施設 2,325(2,170) 244 17 89
コンクリート固型化施設 52(54) 0 0 2
水銀を含む汚泥のばい焼施設 5(5) 0 0 0
シアンの分解施設 274(275) 5 2 6
その他の焼却施設 409(356) 64 10 11
最終処分場 2,732(2,720) 137 89 129

しゃ断型処分場 43(40) 3 0 0
安定型処分場 1,688(1,676) 102 53 92
管理型処分場 1,001(1,004) 32 36 37
合計 14,473(13,946) 1,042 157 519
( )内は前年度の調査結果



A 最終処分場の残存容量

○いぜんとして厳しい状況

最終処分場の残存容量は約20,984万m3であり、前年度より1.2%減少している。
  •  全国  20,984万m3(対前年 245万m3減、3.0年分*)
  •  首都圏 1,979万m3(対前年 191万m3減、1.1年分*)
* ; 残存容量は減少したが、中間処理による減量化量が増加して最終処分量が減少したため、残余年数は微増


最終処分場の残存容量(平成8年4月1日現在)

(単位:m3)
最終処分場 残存容量
しゃ断型処分場 38,560
(20,836)
安定型処分場 総数 84,027,137
(79,550,471)
管理型処分場 総数 125,774,042
(132,720,200)


海面埋立
45,786,949
(43,416,580)
209,839,739
(212,291,507)
注) 1.法第15条第1項の許可を受けた施設である。
2.「海面埋立」は、総数のうちの海面埋立分の内数とする。
3.( )は、前年度の調査結果である。




B 最終処分場の残余年数

平成7年度の最終処分量、平成8年4月現在の最終処分場の残余容量から、最終処分場の残余年数を推計すると、全国では3.0年、首都圏では1.1年と前年度と同様に厳しい状況にある。


産業廃棄物の最終処分場の残余容量と残余年数(平成8年4月現在)

区分 最終処分量(万t) 残存容量(万m3) 残余年数(年)
首都圏 1,855 (2,128) 1,979 (2,170) 1.1 (1.0)
近畿圏 1,038 (1,159) 3,419 (4,266) 3.3 (3.7)
全国 6,900 (8,000) 20,984(21,229) 3.0 (2.7)

@首都圏とは、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県をいう。
近畿圏とは、三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県をいう。
A首都圏、近畿圏の産業廃棄物の最終処分量は、6,900万t×26.8%(首都圏)、15.0%(近畿圏)(平成7年度排出量の比率)とした。
B残余年数=残余容量/最終処分量としている。(tとm3の換算比を1とする)
C( )内は、前年度の調査結果である。