中国包装市場概況
世界で最も成長が著しい中国市場
1996年のGNP成長率は9.7%、外貨準備高1050億米ドル(前年30%増)、輸出額1510億米ドル、輸入額1390億米ドルの中国市場は包装業界も順調な成長を遂げ、1980年の生産高が金額べ一スで72億元(1080億円)から1996年は1260億元(1兆8千900億円)に急増しました。
2000年の中国包装産業は3兆円に!!
96年の紙包装製品の生産量は630万トン、プラスチック包装製品は210万トン、ガラス包装製品は710万トン、金属包装製品は151万トン。包装業界は、第16位にランクされている。
2000年までには紙包装製品920万トン、金属包装製品230万トン、包装機械55万台に達することが予測されている。社会主義市場経済の進展によって、中国国民の生活水準の向上は急速な上昇が予想され、国内外の包装業界にとっては、中国市場は大きなビジネスチャンスとなるものと思われる。
関税引き下げで追い風
中国税関は1997年10月1日から平均関税をこれまでの25%から17%に引き下げました。それに伴って乾燥機械、押出機、2軸延伸フィルム製造機とワインダー、段ボールコルゲーター、抄紙機、コーター、スリッター、ラミネーター、スリッター巻取機、キャストフィルム製造用多層押出機、フレキソグラフ印刷機、多色グラビア印刷機、など26品目の包装関連機械が大幅な関税引き下げが決定しました。これは中国国内の包装関係業界には朗報であるばかりか、海外のサブライヤーにも大きなチャンスの到来となりました。 |