【2013年11月】 |
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11/29 |
栄晃、日量12トンの焼却炉が受入開始、50キロワット出力の太陽光発電パネルも |
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 太陽光パネルを設置し、 温暖化防止にも貢献する新焼却施設 産廃の収集運搬や特別管理産廃処理、一般廃棄物収集や処理でも実績を重ねる栄晃(広島県呉市)は日量12.36トン(24時間稼動)の処理能力を持つ焼却施設を完成、本格的な受け入れを開始した。約50キロワット出力の太陽光発電パネルも設置し、温暖化防止にも力を入れる。(11月29日09:45 循環経済新聞12月2日号掲載予定)
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11/28 |
三重県産廃協の青年部が韓国のリサイクル施設を視察 |
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 韓国のリサイクル施設を見学する一行 (一社)三重県産業廃棄物協会青年部は11月14-16日、韓国・ソウルで北勢地区事業海外視察研修会を行った。青年部会員14人の他、日報ビジネス、韓国工業新聞社、スポーツソウルなどから約5人が参加し、現地の産業廃棄物処理施設2社を訪問。同国の建設廃棄物やプラスチックのリサイクル動向について熱心に学び合った。(11月28日10:00 循環経済新聞12月5日号掲載予定)
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11/27 |
BDF生産を3倍に、稼働3年後めどに採算ベースへ |
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 牛久市のBDF製造施設 家庭や学校などから出る廃食油の回収、BDF(バイオディーゼル燃料)の生産・供給事業を進める茨城県牛久市は2013年度までにBDFの生産ラインを増強、生産能力を3倍にするための準備を開始する。市のBDF製造施設の製造能力は1日当たり200リットルで廃食油230リットルからBDF200リットルを製造。12年度は約36万円の赤字となったが、13年度中に生産設備の増強工事に入り、1日あたり400リットル製造の生産設備を追加、生産能力は1日当たり600リットルになる見込み。(11月27日15:00)
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11/26 |
「今後のごみ発電のあり方研究会」を設立 |
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(一財)日本環境衛生センターは、これからの電力自由化時代を見据え、ごみ発電の増強を通じてエネルギー問題や低炭素化の取り組みに貢献すべく、「今後のごみ発電のあり方研究会」を設立、11月20日に初会合を開いた。今後、ごみ発電施設における送電端電力増強方策、ネットワーク化など、ごみ発電の拡大に向けた課題を抽出しつつ、対応の検討を進め、2014年度末にごみ発電施設の運営のあり方についての提言をまとめる予定。(11月26日15:00)
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11/25 |
長寿命で電気代を大幅減、工場などの高天井省エネライト |
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エコ商品などを取り扱う大作商事(東京・千代田区)は、工場や倉庫などの高天井に設置されている照明の電気代を大幅にカットし、明るさを確保しながら、まぶしさやギラつき感がない新しい省エネ照明「iEL(インダクションエコライト)」を発売し、順調に売り上げを伸ばしている。導入費用は2-3年で回収が可能で、低い管球温度は夏場の空調負担低減に貢献するという。(11月25日10:00 循環経済新聞12月2日号掲載予定)
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11/22 |
高精度の光学選別機を採用、埋立て率3割削減へ |
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 光学選別機を採用した高精度選別ライン 産廃の収集から中間処理、最終処分まで総合処理で実績を重ねる京都環境保全公社(京都市伏見区)は、光学選別機を採用した高精度選別ラインの改修を終了し、本格稼動をスタートした。埋立て物の削減が目的で混合廃棄物の選別率を92%まで実現することで、埋立て率を7割から3割まで削減する計画だ。(11月22日10:00 循環経済新聞11月25日号掲載予定)
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11/21 |
CO2オフセットを継続強化、「環境貢献企業でありたい」 |
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 本社ビルの屋上に設置した 太陽光発電システム 汚泥の中間処理などを手がけるスイーピングサービス(東京都あきる野市)は、自社の事業から出るCO2の全量266トンをカーボン・オフセット、環境貢献の取り組みを継続、強化する。田邉昌志社長は「産廃処分業には依然、グレーなイメージがつきまとうが、当社はあくまで環境改善に貢献する企業でありたい。オフセットはそのシンボルと思っている」と語る。(11月21日16:00 循環経済新聞12月2日号掲載予定)
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11/20 |
埼玉で森林・林業・環境機械展、2日間で約1万5000人が来場 |
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 晴天の下、大勢の来場者が入場、 盛況となった (一社)林業機械化協会(東京・文京)と埼玉県は11月17日18日の2日間、埼玉県熊谷市の妻沼西部工業団地内で「第37回全国育樹祭記念行事2013森林・林業・環境機械展示実演会」を開催、約1万5000人が来場した。今回は出展したのは77社850機種。森林バイオマス活用へ破砕機や切断機なども注目を集めた。(11月20日11:15 循環経済新聞11月25日号掲載予定)
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11/19 |
「3R推進へ、ごみ有料化は重要」山谷教授が3R研究発表会で |
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 ごみ有料化の重要性を訴える山谷教授、 3R推進研究発表会で 東洋大学大学院経済学研究科経済学専攻環境学研究コースは11月14日、東京・文京の同大学白山キャンパス2号館で「3R研究発表会」を開催した。東洋大学経済学部の山谷修作教授が家庭ごみ有料化の現状や成果について発表。有料化により13-17%の減量効果があり、導入自治体へのヒヤリングからリバウンドも見られない。ごみ自体は減少傾向にあるが、さらなる3R推進のために有料化の手法が重要と述べた。(11月19日10:00)
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11/18 |
新設の小水力発電施設を一挙紹介、「小水力発電事例集2013」を刊行 |
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 小水力発電事例集2013 クリエイト日報は11月1日、今年開設した小水力発電所の特徴やスペックを紹介した「小水力発電事例集2013」を発行した。再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)開始後に新設した発電所を取水タイプ別に検証したトレンド情報のほか、地域で取り組む事業モデルなど最新14事例を掲載している。(11月18日11:15)
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11/15 |
首都圏に再資源化施設を増強 |
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建設汚泥の処理リサイクルなどを手がける京葉鈴木グループ(KSG)は首都圏に新たに再資源化施設を確保した。常総企業(埼玉県三郷市)の「未来改良土センター」で建設汚泥の中間処理後物と建設残土をブレンドし、再生砂・再生土を製造する。(11月15日10:00 循環経済新聞11月18日号掲載予定)
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11/14 |
巨大災害廃棄物処理へ緊急時は規制簡素化を、産廃業の視点で課題示す |
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11月11日東京都内で開かれた「巨大地震発生時における災害廃棄物対策検討委員会」の第2回会合で業界団体のヒヤリングが行われ、産廃処理理の代表が今後の課題を示した。災害廃棄物は一般廃棄物だが、民間施設でも十分対応が可能であることから、廃棄物処理法に基づく規制を簡素化すれば処理の迅速化が図れるとした。(11月14日13:15 循環経済新聞11月18日号)
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11/13 |
グリーン発電大分、FIT対応の発電所が完成 |
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 新設されたバイオマス発電所、 西日本初の山林未利用材専焼施設 グリーン発電大分(大分県日田市)は11月8日、日田市天瀬町に建設を進めていた木質バイオマス発電所が完成したため、関係者の施設見学会と祝賀会を開催した。天瀬発電所の本格稼働は11月12日から。発電出力は約5700キロワットでうち5000キロワットを売電、残りの700キロワットは自家消費する。山林未利用材を専焼する発電所は西日本初(全国で2例目)で地域の林業活性化や森林整備が進む期待は大きい。(11月13日10:00 循環経済新聞11月18日号掲載予定)
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11/12 |
秋の叙勲、廃棄物業界から福島県産廃協副会長ほか2人が受賞 |
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11月3日、2013年秋の褒章における受賞者が発令された。廃棄物業界から、旭日双光章で元富山県環境保全協同組合理事長の中條忠雄氏、旭日単光章で元(社)福島県産業廃棄物協会副会長の梅宮吉男氏がそれぞれ受賞した。11月13日環境省内で伝達式、宮中で拝謁が行われる予定。(11月12日09:45)
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11/11 |
県下初、兵庫県洲本市、新設BDFプラントが稼動開始 |
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 式典でBDFを供給する竹内洲本市長(右) 兵庫県洲本市は10月29日、ウェルネスパーク五色(同市)で「洲本市産バイオディーゼル混合燃料(B5)供給開始式」を行った。同パーク内に新設した酵素触媒法によるバイオディーゼル燃料(BDF)精製プラントを稼動させ、燃料供給を開始する。式典には20数名の関係者が参加し、新たな地域循環システムのスタートに期待を寄せた。(11月11日11:00 循環経済新聞11月11日号詳細掲載)
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11/08 |
西洋環境開発、新方式の大型選別施設設置 |
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 新たに導入した混合廃棄物の選別施設 産廃の中間処理と最終処分で実績を持つ、西洋環境開発(和歌山県紀の川市)は、自社のリサイクル工場で日量131立方メートルの処理能力を持つプラントシステム製の選別施設「PIMTER602」を導入し、本格稼動をスタートした。がれき類に木くずや廃プラ、繊維くずなどが混ざった建設系や土木工事などで発生する混合廃棄物を選別して、再資源化処理を可能にした。(11月8日10:30 循環経済新聞11月11日号詳細掲載予定)
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11/07 |
11月21日微細藻類バイオマス利用で国際シンポジウム |
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農林水産省と中央大学研究開発機構は11月21日午前10時から中央大学駿河台記念館(東京都千代田区)で「微細藻類バイオマス利用国際シンポジウム」を開催する。同省は「微細藻類」からバイオ燃料等を製造する技術等を開発する委託プロジェクト研究「微細藻類を利用した石油代替燃料等の製造技術の開発」を実施。同シンポジウムではそこで得られた研究成果を微細藻類バイオマス利用研究に関心がある人々を対象に広く発信する。(11月7日10:00)
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11/06 |
災害廃棄物、13道県で約70%処理完了 |
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環境省は10月25日、今年9月末時点の災害廃棄物等処理の進捗状況を公表、13道県で発生した災害廃棄物約2000万トンの約85%、津波堆積物約1000万トンの約70%を処理したことを明らかにした。13道県239市町村のうち、174市町村では処理完了となったが、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、千葉県では災害廃棄物処理を継続している。(11月6日10:00)
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11/05 |
リユースまつりに「ecoたろうくん」が登場 |
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大阪府は11月30日、大阪市のドーンセンターでRびん大会2013「モット・キット リユースまつり」を開催する。一般市民を対象に、国産ワインのリユースびん使用に関するシンポジウムやリユースびん入り飲料の試飲コーナーなどでリユースびんに対する理解を深めてもらう。会場では大阪府のキャラクター「モットちゃん・キットちゃん」とともに、NEW環境展公式キャラクター「ecoたろうくん」が登場し、ダンスなどを披露する予定だ。(11月5日10:30)
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11/01 |
最終処分場跡地にメガソーラーを設置 |
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中部電力グループのシーテック(名古屋市)は、愛知県知多市の廃棄物最終処分場跡地にメガソーラー発電施設を設置する。計画出力は直流で約1万2855キロワット。10月23日、名古屋港管理組合が公募した「南5区II工区メガソーラー設置運営事業」の事業候補者に選定されたと発表。2014年4月の着工に向けて準備を進める。(11月1日10:30 循環経済新聞11月4日号掲載予定)
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