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【ニュース分類】
環境関連のニュースは次のように分類されています。
東日本大震災関連 廃棄物・リサイクル 温暖化防止・環境総合

【2017年11月】
11/30 感染性廃棄物収納容器を開発/耐熱性と強度備える――帝人

感染性廃棄物収納容器
 大手素材メーカーの帝人は11月15日、耐熱性と強度を備える感染性廃棄物収納容器を開発したと発表した。同廃棄物の収集運搬事業を行う日本シューター(東京・千代田)が確立した感染性廃棄物処理システム「サイクルペールシステム」に向けたもの。世界で初めてポリカーボネート(PC)樹脂とポリプロピレン(PP)樹脂を混ぜ合わせたコンパウンド樹脂を新開発したことで実現した。(11月30日11:00 循環経済新聞12月4日号詳細掲載)
11/29 生ごみ処理機、小型機営業強化/オリジナルのバイオ菌が分解――ケーアイ工業

「Gomi Magic(ゴミ・マジック)」の小型機
 ケーアイ工業(静岡県富士市)は業務用バイオ式生ごみ処理機である「Gomi Magic(ゴミ・マジック)」について、小型機を中心に営業を強化していく方針を打ち出した。同社のシステムではオリジナルのバイオ菌が生ごみを分解する。バイオ菌群は生ごみを水と二酸化炭素に分解し、また天然の消臭剤の役割を果たし、悪臭などを抑える効果を持つ。特に同社製品はバイオ菌の「家」となるバイオチップを用いている。(11月29日13:15 循環経済新聞12月4日号詳細掲載)
11/28 小型油圧ショベル4機種発売/高い燃費性能実現――キャタピラー

小型油圧ショベル「CAT 312F」
 キャタピラーは、オフロード法2014年基準に適合した小型油圧ショベルのCAT Fシリーズとして4機種「312F/314F/315F L/316F L」の販売を開始した。旧モデルのEシリーズと同等の生産性を確保しつつ、「可変スピードファン」や「高効率ブームエネルギー再生システム」、「旋回リリーフロス低減システム」などを採用し、燃費を低減。アイドリング状態が一定時間続くと、自動的にエンジンが停止する機能と合わせて、運転経費を削減する。(11月28日13:50 循環経済新聞12月4日号詳細掲載)
11/27 化学物質のリスクアセスに/個人用ばく露計を発売――新コスモス電機

個人ばく露濃度計「XV―389」
 新コスモス電機は11月、化学物質の個人ばく露濃度計「XV―389」を発売した。トルエンなどの化学物質の空気中濃度をリアルタイムに測定し、作業場所のリスク低減に貢献する。同測定器は、日本産業衛生学会・産業衛生技術部会の「化学物質の個人ばく露測定のガイドライン」に対応。作業者の呼吸域でトルエンなど主要な17種類の化学物質の気中濃度を測定できる。(11月27日13:30 循環経済新聞12月4日号詳細掲載)
11/24 上越市クリーンセンターが完成/処理能力は1日当たり170トン――日立造船

完成した上越市クリーンセンター
 日立造船は、新潟県上越市向けの上越市クリーンセンターが完成し、運営業務を開始した。新施設は、一般廃棄物等を安定的かつ経済的に焼却処理するとともに、焼却時の熱エネルギーを利用して発電することで循環型社会を構築するための廃棄物処理システムの中核を担う施設。完成後、同社グループの特別目的会社(SPC)である上越環境テクノロジー株式会社が2038年3月までの20年6カ月間、運営業務を担う。処理能力は1日当たり170トン、発電出力は6290キロワット。(11月24日10:15)
11/22 新型油圧式バイブロハンマ/第3次排ガス対策型エンジン搭載――調和工業

バイブロハンマHV-300型
 調和工業(本社・東京)は、新型油圧式バイブロハンマ「HV―300型」の販売を開始した。油圧パワーユニットに第3次排ガス対策型エンジンを搭載し、環境に配慮した。同機種は旧機種の油圧式可変超高周波型バイブロと比較して、打ち込み・引き抜き性能を重視した高周波型モデルとなる。長尺杭、大型傾向にある鋼矢板や鋼管杭に対応するために開発した。大きな振動力を発生する固い地盤の摩擦力を低減し、くいの打ち込み・引き抜きを行う。(11月22日10:35 循環経済新聞11月27日号詳細掲載)
11/21 高圧洗浄機を紹介/2017洗浄総合展に出展――ケルヒャージャパン

高圧洗浄機「HDS10/19M」
 清掃機器の最大手メーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャージャパン(神奈川県横浜市)は11月29日から12月1日まで東京ビッグサイトで開催される『2017洗浄総合展』(主催=(公社)日本洗浄技能開発協会ほか)にブース出展する。同展示会は日本の洗浄技術に関する展示会。今回のブースでは温水タイプ中心に高圧洗浄機の幅広いラインナップを紹介する。注力商品は、ビルや工場の床清掃などで優れた性能を発揮する高圧洗浄機「HDS10/19M」。(11月21日10:40 循環経済新聞11月27日号詳細掲載)
11/20 新バッグ2種類を発売/石綿廃通達への対応も――インターアクション

「石綿含有産業廃棄物専用リレーバッグ」
 リレーバッグ(フレコンバッグ)の製造販売を中心に事業展開するインターアクション(大阪市)は10月、新たなリレーバッグのバリエーションとして「石綿含有産業廃棄物専用リレーバッグ」と「スモールリレーバッグ」を発売した。「石綿含有産業廃棄物専用リレーバッグ」は、バッグ表面に石綿含有廃棄物の取り扱い注意事項を印字。今年6月9日に厚生労働省が出した「建設物等から除去した石綿含有廃棄物の包装等の徹底について」の通達が求める基準を満たした容器となっている。(11月20日16:30 循環経済新聞11月27日号詳細掲載)
11/17 日本初、感染性廃棄物処理容器を再利用/システム販売を本格化――日本シューター
 医療廃棄物の処理事業を展開する日本シューター(東京)は、繰り返し使用できる耐熱性と強度を備えた感染性廃棄物収納容器「サイクルペール」を日本で初めて開発した。また、回収した感染性廃棄物を処分場に設置した機械で容器から自動的に取り出して処分し、容器を滅菌・再利用する容器循環型感染性廃棄物処理システム「サイクルペールシステム」の販売を本格化した。(11月17日17:00 循環経済新聞11月20日号詳細掲載)
11/16 3D制御の新商品を披露/秋の大展示会を開催――コベルコ建機

「コベルコ秋の大展示会2017」のもよう
 コベルコ建機は10月29日・30日の2日間、千葉県市川市の東日本コベルコ建機本社で「コベルコ秋の大展示会2017」を開催、多くの関係者が来場した。業界最先端技術の一つとして最新システムを搭載した新商品が披露された。披露されたのは通常ショベルSK200シリーズの最新機種。(11月16日11:40 循環経済新聞11月20日号詳細掲載)
11/15 小型トラック搭載型クレーン発売/液晶ラジコンで遠隔操作――古河ユニック
 古河ユニックは10月から、トラック搭載型クレーン「ユニッククレーン|G―FORCE」を小型トラック向けにフルモデルチェンジした「URG290シリーズ/URG260シリーズ」を発売した。2シリーズ合計で年間3000台の販売を目指す。連動操作性が好評だった機器の進化版である「液晶ラジコン」と「液晶ラジコンJOY」を新たにラインナップ。販売する全機種へ新たに標準装備した「デジタル式荷重計」と連動可能で、遠隔操作をしながら吊り荷重を確認できる。(11月15日11:30 循環経済新聞11月20日号詳細掲載)
11/14 中型ハイブリッド油圧ショベル/PMなどの排出量を大幅削減――コマツ

中型ハイブリッド油圧ショベル
「HB205/215(LC)-3」
 コマツは、オフロード法2014年基準をクリアした中型ハイブリッド油圧ショベル「HB205/215(LC)-3」の販売を開始した。同機種は、コマツディーゼル酸化触媒と選択触媒還元を組み合わせ、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)を除去する「建設機械用排ガス後処理システム」を新たに採用。これらの有害物質の排出量を大幅に低減させる。(11月14日13:40 循環経済新聞11月20日号詳細掲載)
11/13 シナジー創出を早期に/新会社説明会を開催――三菱ロジスネクスト
 旧ニチユ三菱フォークリフトと旧ユニキャリアが経営統合した新会社「三菱ロジスネクスト」は10月、メディア向けに新会社事業説明会を開催した。代表取締役社長の御子神隆氏をはじめ、同社経営陣が新会社の特徴や事業戦略、ビジョンになどについて説明。シナジーを早期に創出し、世界トップクラスの総合物流機器メーカーを目指すとした。(11月13日15:10 循環経済新聞11月20日号詳細掲載)

御子神隆社長

新会社説明会
11/10 海外案件が好調に推移/環境ソリューションで受注増――新日鉄住金エンジニアリング
 新日鉄住金エンジニアリングは10月27日、2017年度第2四半期の業績を報告した。連結受注高が前年同期比約459億円増の1469億円、連結売上高が前年同期比約176億円増の1341億円になった。受注高に関しては環境ソリューション事業での海外案件増加が寄与している。(11月10日9:50)
11/09 認定リサイクル製品の募集実施/11月24日まで、事前相談も随時――大阪府
 大阪府は11月24日まで、「大阪府認定リサイクル製品」の申請について、2017年度第2回の募集を実施している。循環型社会の形成に寄与する事業者を育成し、リサイクル製品の普及を図るもの。事前相談は随時受け付けており、早めの相談を呼び掛けている。(11月9日10:00)
11/08 パレットから燃料を製造/4軸破砕と分別等を組合せ――MSC

「コンパクトブリケットプラント」
 プラスチックリサイクル事業や環境機器製造事業を手掛けるMSC(仙台市)は、木製パレットなどを対象とした4軸破砕機型分別木質ブリケット製作機「コンパクトブリケットプラント」(製造・SOYU)を来年3月から販売する。価格は1600〜1800万円(税込み)になる予定。自動ホッパーを備えることで木製パレットを破砕部へ自動投入できる。市販のパレティーナ(鉄かご)の活用も可能だ。(11月8日14:55)
11/07 新型フォークリフトを2機種発売/稼働時間延長や積載重量追加――トヨタL&F

「リノバラックストッカー」(左)
と「リノバオールウェイ」(右)
 トヨタL&Fは0.7〜1.5トン積フォークタイプ電動フォークリフト「リノバラックストッカー」と1〜2.5トン積リーチタイプ電動フォークリフト「リノバオールウェイ」の販売を開始した。新型2機種では、稼働時間の延長やバッテリーを長寿命化し、積載重量のバリエーションを追加。また、旋回速度制御機能や簡易荷重計を標準搭載するなどのモデルチェンジで、物流現場で高まる保管効率向上のニーズに応える。(11月7日11:40)
11/06 豊島の教訓、学ぶ/11月22日都内でシンポ――(公財)東京都環境公社
 東京都の許可業者を対象に「産業廃棄物処理業者向け特別シンポジウム〜豊島(てしま)の教訓を産業廃棄物処理業の未来に引き継ぐ〜」が11月22日午後2時から東京・豊島のとしまセンタースクエア(豊島区役所1階)で開催される。香川県豊島の不法投棄事件の解決に尽力した関係者を迎え、事件の教訓や処理業者が地域産業として発展する未来を考える。受講費無料。定員60人。定員になり次第締め切り。問い合わせは(公財)東京都環境公社(電話03-3634-4030)まで。(11月6日13:00)
11/02 グラップルローダー新型/フックローダーも本格化――日本パルフィンガー
 日本パルフィンガー(横浜市)は、EPSILONグラップルローダーの新型M12Zの販売を開始した。あわせてフックローダー(脱着ボディ)の販売も本格化する。EPSILONグラップルローダーは、林業用・スクラップ用クレーンとして世界一のシェアを誇る。一般的なトラック積載型クレーンより力強く、スピーディーかつ正確な作業が行えるため、生産性が向上するのが特長。新型M12Zは、フード&サスペンションシート付きトップシートを標準装備し、重機のような快適な複合操作を実現。(11月2日10:15)

EPSILONグラップルローダーの新型M12Z

フックローダー(脱着ボディ)
11/01 新素材資源化でセミナー/11月9日札幌市内で――北海道循環資源利用促進協議会ほか
 北海道循環資源利用促進協議会とエコロジア北海道21推進協議会は11月9日午後、札幌市のアクセスサッポロ1階小展示場で資源リサイクルセミナー2017「新素材・複合素材のリサイクルに向けて」を開催する。主な内容は、使用済み太陽光発電モジュールの収集網導入モデル事業はじめ、自動車や航空機用途で急拡大する炭素繊維複合材料(CFRP)と廃棄CFRPのリサイクル技術開発状況など。(11月1日14:40)
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