PACKPIA 1998年7月号目次

■トップの認識/東洋紡績鰹務取締役 福田卓司氏
軟包装業界の新しい“顔”の市場認識。比較の上では恵まれた軟包装市場

■今月の赤丸急上昇
@加速度的に「一貫製版化」に向かうフィルム系コンバ−タ−
A業界関係者を刺激する新・F-PET(耐熱・発泡PET登場)

■川下からの“直言”
日本たばこ産業/新しい視点と感性で飲料市場に新風、「桃の天然水」
ハナマルキ/リサイクル法を鑑み紙カップを採用、価格と価値のバランス

■<特集・一貫製版システム>
供給過剰を最大の背景に、品質管理から独自開発まで、多面的に競合化が加速するフィルム系コンバ−タ−だが、とりわけここ数年、有数の競合化項目として製版まで含めた「一貫ライン」が急速に浮上している。各地で一貫ラインを導入、稼働させるコンバ−タ−が相次いでいるからで、コンバ−タ−“先端地域”中京地区では、この春から新たに2社が「一貫化ライン」の導入、稼働に乗り出し、事実上、同エリアのフィルム系コンバ−タ−にとり「一貫化」は設備上の“常識”となったほど。版代改善の切り札、少ロット・即時対応の決め手等々、その効果は大きいが、現時点で判断すれば、一貫化ラインの導入は競合化の有数の材料であるに違いない。言い換えれば、一貫化導入の是非はすでにテ−マであり、いまや導入時期こそが最大の焦点となっている。フィルム系コンバ−タ−“生き残り”に向けた最大テ−マの最新動向を有力各社のペンで報じる。

■最前線/ミネラルウォ−タ−
前年比26% 増と完全に復調した市場伸長率。サントリ−一躍トップに。

■(社)日本印刷学会技術委員会・グラビア分科会研究会
印刷機、インキ、製版などに関する最新の研究成果。

■話題の包材・機器
メイワパックス/レトルト可能なMWパウチ「レンジでポンシリ−ズ」

■フィルム等検査・機器
CCDカメラやコンピュ−タ制御によって、簡単な操作で革新的に検査精度を高めつつある装置や機器を紹介。

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