PACKPIA 1997年1月号目次

■トップの認識/ダイセル化学工業梶E森田俊一常務
化学メーカーとしての新たなフィルム事業を模索

■特集・供給過剰時代の進路
PARTT=フィルム系コンバーターの市場認識
わが国近代包装の急速な発展を代表する一方の主役、フィルム系コンバーターの 市場が決定的な踊り場に直面しているようだ。その最大の背景は供給過剰。 乱売が拡大する情勢の市場は今後、どのような様相を呈するのか。 有力コンバーター・トップが現状の各課題に対し“大討論”を交わし、この発言を受け、 基材フィルムメーカー大手首脳がその立場から、市場認識等を縦横に語る。

PARTU=需要刺激期待製品一覧
需要の成熟化が説かれ、あるいは市場の岐路が叫ばれてすでに久しい。 だが、そもそも右肩上がりの成長が続く市場などあるわけもなく、 より厳しく言えば業種業態を超えほとんど全ての産業にとりこの 40年間はいわば特例的な追い風相場だったに違いない。 従って、その反動も大きいのは当然。だが、曇り空に映る昨今の市場にも 快進撃を記録する包装製品は決して少なくない。相場閉幕後にも ストップ高の期待がかかる包装業界版有力銘柄を紹介する。


■消費者座談会
時代はユーザー志向の商品開発、まさに市場を左右するエンドユーザーの 購買志向を探る、流行商品への率直な意見が飛び交う座談会。

■有力市場・紙缶
リサイクル法の施行を背景に今、注目される紙製飲料容器。 特異な国内市場に対応する新たな多様化時代を迎え、一歩先行く紙缶のゆくえ。

■全国包装技術研究大会
業界の明日をリードする話題の包装技術。先に、東京ビッグサイトで行われた 日本包装技術協会主催による研究大会での東洋アルミ、ユニチカ、サッポロ、 サントリー、丸美屋、東洋製罐、5社の発表を紹介する。

■話題の包材・機器
サンパックス・蓄積した嵌合技術を活かした「パックカップ」など。

■特許に見る包装開発動向と展望
新世代のポリオレフィン樹脂包材

■消費者の眼
新連載企画、第1回の今回は“なんとかしてよコンビニおにぎり”

■業界天気図・私の予報
新連載企画、第1回は軟包装業界の実力者、睦化学工業・和田考雄常務

■業界ニュース ■環境にやさしい消費生活に関する調査 ■川下からの“直言”/ '96ダイジェスト: 好評連載中の川下からの直言、'96年の2−12月に掲載された包装ユーザー22社を 一挙掲載のダイジェスト ■NEWカマー業界・需要家 ■データ ■特許 ■5分間の情報整理'96インデックス