PACKPIA 2000年2月号目次

■包装改善事例
業界・業界需要家の開発意欲を刺激する
新連載企画第1回
「フィルム包装とピンフォール」


■特集 T 「食品包装表示」
改正JAS法が成立し、今年4月からの実施となる。同法の骨子は、すべての飲食料品に品質表示を義務づけ、生鮮食品には原産地を義務づけるというもの。また、「有機」表示については同法で定義づけ、定義にそったものだけに表示を認めるとともに、遺伝子組換え食品についても表示制度を設けるなど、同改正法にともなった食品包装表示への注目が集まっている。時代ニーズに対応した動きだけに、21世紀の食品マーケットを志向した「食品包装表示」といったものを考えてみい。
概要:寄稿「食品の内容表示の将来図」茂木幸夫、改正法:編集部まとめ「改正JAS法」、取り組み:寄稿「コープ商品と表示」日本生活協同組合、取り組み:インタビュー「包装表示は商品の顔」キユーピー


■特集 U「 電子レンジパウチ」
進軍ラッパが鳴り響き゛狂騒曲"を奏でたかつての"ブーム"が急速に閉幕した後も、「電子レンジ食品」対応包材が業界有数の関心事であった事情は周知の通り。何より「食」に関わる社会消費環境が「レンジ食品」需要を刺激する格好で推移しているからだ。゛第2次"ブームの声も高い現在、パッケージの主役に浮上した「パウチ」、有力各社の市場認識とその製品を紹介。


特集 V 「機能性ラベル」
ラベルの機能は数値の表示だけではなく、その役割は印刷による情報伝達だけには止まらない。パッケージデザインとしての役割や、易開封機能、あるいは宣伝・販促゛媒体"としての効果も見逃せない。有力各社の機能面を重視した最新ラベルを紹介。


■生活者の判断
女性生活者のアンケート調査。こんな容器や包装がほしかった、そんな切なる生活者の実感を訴えるアンケート内容。
今回は「冷凍食品の包装容器」/ビバーチェ


■包装市場実勢調査
有力調査企業による市場実勢の綿密な調査。今回は「飲料用紙容器」。流通ルート別需要量から充填システム容器と特長等々まで詳細な動向調査を報じる。


■包装需要家の市場認識B
食品・飲料メーカーに対する包装アンケート。今回は「電子レンジ食品」。"ブーム"以来すでに15年、食品メーカー人にはまだ「学習効果」の結論は出ていないようだ。


■MARKET
@ニチロ/新しい思考を取り入れたニュー缶詰マーケット、全アイテムの2割をニューデザイン缶に!
AJT/メニュー提案のある冷凍食品、大カテゴリーでの飲料ブランドの構築


■特許紛争最前線
藤本昇弁理士の好評連載第12回
今回は「商標権侵害の成否(商標の称呼と外観の類否判断)」


■テクノンレポート
世界有数調査企業によるPET関連の最新情報。今回は米国、西ヨーロッパ、アジアのレンジ動向と「PET入りビール」の最新動向。


■庶民文化の旗印I
町田忍氏が独自の視点からつづる庶民生活を鋭敏に反映した文化としてのパッケージ。
今回は、<ケロリンおけ>


■食品科学の基礎G
幅広い層の反響を浴びる連載。 今回は横山理雄氏の「食品包装技法と保存技術」


●DATA
日本経済綜合研究センター調べ
「フレキシブルパッケージの成長性分析」からの要約
●新製品情報
●データ
●5分間の情報整理
●バックナンバー紹介 PACKPIA通信