PACKPIA 1997年8月号目次

■川下からの“直言”
カルピス味の素ダノン/マ−ケットニ−ズに即応した包材を志向
グリコ共同乳業/消費者を重視した環境パッケ−ジ

■<特集・PET>
ロケットダッシュの人気ぶりを維持する500mlボトルも刺激剤となり需要の拡大に拍車のかかるPETボトルだが、この成長市場は現在、オ−ル包装業界を象徴する有数の存在でもあるに違いない。たとえばレジンからパリソン、さらに空ボトルに及ぶ輸入品攻勢、ムキ出しの価格競争、待ったなしの環境対応、あるいはインプラント化の着実な拡大等々。リサイクル対応からボ−ダ−レス化の対策まで、要するに包装百業界に打ち寄せる時代的な荒波を南北に浴び東西に受けているからだ。もちろん、PETボトル市場が抱えるテ−マがあげて時代的であり、特効薬的な対策の打ち出し難い事情は、言うまでもないだろう。
レジンメ−カ−の市場認識、インラインブロ−アセプライン導入企業の生の声、500mlボトル狂騒曲、パリソン成形機メ−カ−の市場判断、あるいは大きな関心事に浮上している再生用途の現状まで、揺れ動く成長市場の現状を立体的に報じる。

■コンバーター情報
生産日本社/新たな戦略製品各種を発表大協樹脂/茨城工場竣工

■有力市場/スパウト付きスタンディングパウチ
ゼリ−商品のヒットとともに独自の市場が形成され、さらなる飛躍が見込まれる文字通りの有力市場。

■最前線/冷食
1兆円市場の新しい風。新たな食シ-ン の提案による商品開発で機能性包材に注目が。

■話題の包材機器
PIB(ス−パ−BIB)/CKグル−プ
IDナンバ−付き多層ラベル/シ−レックス

■包材商社明日への模索
東北大栄プラスチック・竹内和彦社長/“存続が困難な従来型包材ディ−ラ−”

■特許に見る包装開発動向と展望
畜肉加工品等コンシュマ−パックの包装の最新動向 ■吉井詢二

■業界ニュース■NEWカマー業界・需要家■データ■特許