PACKPIA　1997年9月号目次

■川下からの“直言” 鐘紡／市場ニ−ズに即応したパッケージ開発に挑戦 協同乳業／付加価値を生む開発

■特集・包装機械'97 バブル崩壊直後には約12%の落ち込みをみせた包装機械市場だが、'96 年にはようやくその後遺症かた抜け出したようだ。21世紀を眼前にして同市場がシュリンクすることはもうないとの認識が一般的で、先延ばしされてきた更新や設備投資需要で、ここに来てにわかに活況をみせてきた感もある。社会全体には、衛生・品質といった点での強い関心が急速に広がっており、総需要の約60〜70% を食品が占める包装機械業界でも、こうした関心への対応は大きな課題となっている。食品製造ではＨＡＣＣＰによる、医薬品製造ではＧＭＰ・バリデ−ションによる品質管理が進む中、包装機械メ−カ−のＩＳＯ9001の認証取得が急務とみる向きもある。その先には、21世紀に相応しい包装機械及びシステムラインが志向されており、完全ＦＡ化への努力が進められているようだ。将来、歴史的な視点から、包装機械業界各社の現在の取組みが高く評価される時が必ず来ると指摘する関係者も少なくはない。

■コンバーター情報 丸東産業／福岡工場竣工 シンク・ラボラトリ−／デザインコンテスト開催

■業界羅針盤 大倉工業／満を持した新たな飛躍、「機能製品本部」スタ−ト

■話題の包材機器 昭和パックス／帯電防止から抗菌機能まで各種戦略的フィルム製品 ダンフォス／ボトル・缶振り分け排出装置

■ラミネ−ト機器／周辺機器 モダンマシナリ−／フレックスロール式透明薄物ｼ-ﾄ 製造装置 富士機械工業／タンデム型ドライラミ「モデルＬ２−125−２」

■ＰＥＴボトルリサイクル機器・技術 500mｌボトル人気で一層待ったなしの課題となったＰＥＴボトルの環境対応。有力リサイクル機器・技術の最新動向を紹介

■特許に見る包装開発動向と展望 ナイロン系フィルム�A　■吉井詢二

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