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「惣菜を自分でパックに入れるタイプの売り場が増えているが、パッケージサイズのバリエーションが少ないため、少量買う場合、パッケージに余裕があり、もったいないような気がする(コロッケ一個買っても、六個ぐらい入るパッケージしかなかったり)」(二十代男性)
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「HMR/MSの浸透はある程度仕方がないが、あくまでもサブであってメーンではないとの意識が必要。これによってゴミの量が増えることも事実だから、その処理に関しても意識を高め、リサイクル活動や資源活動に参加する必要があると考える」(二十代男性)
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「あまりおいしくないと思いながらも、手間を省くためについ惣菜などをスーパーで購入してしまうが、こうした商品はそれほど栄養がなかったり、ゴミが増えるなどデメリットは多い。もう一度、自分の生活を改めてみたいと考えている」(二十代女性)
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「現代の日本は世界とは逆の方向(食生活、環境問題、対動植物に関して)に向かっている」(三十代男性)
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「転勤などで一人暮らしになったらよく利用しそう」(三十代男性)
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「防腐剤や合成着色料の多い食品を食べると、吐き気を催すのであまり食べない」(三十代男性)
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「弁当、惣菜にかかわらず、食品用発泡トレーに梱包されている食品は極力買わない(ゴミの増加はもとより食品の鮮度が確認できないため)。食品はもっぱら肉屋や魚屋、豆腐屋に容器を持って行き、店頭で計量してもらい、必要な量だけ購入している。容器は新聞紙や薄手のポリ袋など、最低限のものでも十分機能を果たしていると思う」(三十代男性)
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「各家庭においてHMR・MS商品の利用頻度は増加する」(四十代男性)
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「環境を考えている企業の商品を買っていきたいと思う。そうした企業はもっとPRすべき」(四十代男性)
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「米国のMSは、大競争で差別化が進んでいるが、日本のものはすべてが中途半端でトータルの支出額に対する満足度が低い。テレビCMのようなイメージと味覚・栄養(ヘルシー)・量・価格満足度がかい離している」(四十代男性)
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「便利になるのはいいが、栄養のバランスの偏り、また不要な過剰包装になりがちで、安易にものを捨てるという習慣になっているように思える。われわれは便利な生活を享受してきているが、一度立ち止まり根底から考え直す時期だと考えている」(四十代男性)
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「一番気になるのは、防腐剤などの食品添加物が多いこと。揚げたてが買えるスーパーでは惣菜も買えるが、コンビニなどでは買う気になれない。トレイなどがゴミになるので、生野菜などは計り売りにしてもらっても構わない」(四十代男性)
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「家庭では簡単に作れないもの、塩分を少なめにしたもの、包装パッケージの減量化、カロリーや含有塩分量などの表示を希望する」(四十代男性)
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「できるだけ簡単に手間を省きたい、でも飲食店にまではいく気になれないというときに非常に便利なものだとは思う。しかしながら、これからの子供たちにとっての家庭の味、おふくろの味が、コンビニの味、スーパーの味となってしまうという懸念もある」(五十代男性)
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「家庭で食事の準備を行う人の手間を省くのには好都合だが、あまりにもアメリカ的な大量生産・大量消費が進み、合理面だけを追求しすぎると人と人とのつながりが殺伐となっていくような気がする。家庭の温かさを食事の場に求めるのは時代錯誤なのだろうか」(五十代男性)
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「来年から完全施行される容器包装リサイクル法に対応できるようにするためには、パッケージに材質名の表示を行い、家庭での分別を簡単にしなければ実際問題として分別排出が難しいと考える。また、全体に廃棄物の量を減らす努力が必要であり、そのためにはメーカー側での容器包装の簡素化やリサイクルしやすいパッケージの開発が望まれる」(五十代男性)
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「できあいのものはとにかく味が濃すぎる」(五十代男性)
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「ピザ、にぎり寿司、弁当、惣菜は今後、増えることはあっても減ることはない」(六十代男性)
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「欧米でできた概念であるHMRが、独自の文化を持つ日本でどのように展開されるのか。日本流HMRの確立に何らかの形で参画できればと考えている。」(女性)
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「ゴミの大半は包装ゴミ。いくら塩ビ製のゴミではなくても、燃やせば環境に悪く、食品と直接接しているのだから環境ホルモンも心配。なるべくパックやトレーのない物を買ったり、あるいは生協で頼んでいる。これからは、環境のことを考えた企業が生き残っていく、いや生き残っていかなくてはならないと思う。」(三十代男性)
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「消毒薬や保存料などの残留率、安全性などがどこまで確保されているのか不安。某メーカーのパンを1ヶ月包装紙にくるまれた状態で放置したところ、カビが生える兆しさえなかった。コンビニ弁当は、ほかの弁当と違い、まずく、保存料をたくさんかけていると聞く。最近は環境ホルモンの件もあるので、できるだけ熱加塑性の包材を使用した弁当、食品類は購入しないようにしている。やはり、できるだけコーティングを使用していない食器を使用しているような弁当店は非常に好意を感じるし、それだけ気配りが見られる物は安全であろうと推測される。是非、このような観点から包装メーカー、使用業者を含めた討論、提言があってもいいだろう。単に塩ビを使わないというような安直な考え方を持ったメーカーは排他されるべきである。」(三十代男性)
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