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9全国一般廃棄物の排出・処理状況?2014年度は1.2%減、4,432万tに?東京ドーム119杯分に相当2014年度における全国一般廃棄物(ごみ及びし尿)の排出及び処理状況等の調査結果(国庫補助による災害廃棄物の処理量、経費等を除く)によると、ごみ総排出量は4,432万tで、前年度から1.2%の減となっている。2000年度以降、ごみ総排出量が継続的に減少していたが、2011年度以降は微減傾向が続いている。基本方針でベースラインとしている2007年度の5,082万tを7年連続で下回った(図5)。2013年度のごみ総排出量4,432万tは、東京ドーム約119杯分に相当する。一方、1人あたりのごみ総排出量は947g。2012年度から総人口に外国人人口を含めた数値を算出しているが、外国人を含まない1人あたりのごみ総排出量は963gで、前年度から9g減となっている。排出形態別でみると、2014年度に生活系ごみが2,874万t、事業系ごみが1,307万tで、生活系ごみが約65%を占める。直接焼却率はごみの総処理量の79.6%ごみの総処理量は4,184万t。そのうち、焼却、破砕・選別等により中間処理された量(中間処理量)は3,924万t、再生業者などへ直接搬入された量(直接資源化量)は208万tで、この両者でごみの総処理量の98.7%(減量処理率)を占める。・中間処理量のうち、中間処理後に再生利用された量(処理後再生利用量)は455万tで、これに直接資源化量と集団回収量を合計した総資源化量は913万tとなっている。・中間処理により減量化された量は3,091万t、中間処理されずに直接最終処分された量は52万tで、直接埋立率はごみの総処理量の1.2%となっている(図6)。・2014年度に容器包装リサイクル法に基づい■集団回収量■事業系ごみ排出量■生活系ごみ排出量ごみ処理量(万t)60005000400030002000100004487258131229174432250130728745427283169534495338292165433925272300162533495202306158033165082305150932684811293140031184625279132830184536273129729664543268130529704522265131029492013年2014年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年図5生活系ごみと事業系ごみの排出量の推移