'98廃棄物処理展・福岡
開催のご挨拶

現代の大量生産、大量消費というライフスタイルが生み出した深刻なごみ問題は、行政の様々な施策や地域住民の環境、リサイクルに対する意識の高揚や取り組みにもかかわらず、依然として厳しい状況にあります。
全国の市町村では、いかにごみの発生を抑制するか、また、ごみをどのように資源化するかを模索しており、福岡市におきましても、市民、享業者、行攻が一休となった様々な坂り組みを進めております。
こうしたなか、今回、本年度の廃棄物処理展が、5月の東京、9月の大阪に続いてここ福岡で開催の運びとなりましたことは、まことに喜ばしく、歓迎申し上げるしだいです。
この廃棄物処理展を通しまして、住民、事業者、行政の垣根を越え、それぞれの役剖分担をしっかり把握し、三者が一休となったリサイクルヘの取り組みが進み、資源循環型のごみゼロ祉会への転換が一層促進するものと期待いたしております。
また、福岡のみならず九州全域、中国方面からも多数の来場者をお迎えし、大成功裡に終わりますことを祈ってやみません。

平成10年1月

福岡市

環境局長 高橋 宏和

当社主催の廃棄物処理展は、本年5月に東京(ビッグサイト)、9月に大阪(インテックス大阪)で開催されますが、ひきつづき11月に福岡(マリンメッセ福岡)での初めての開催をすることとなりました。
これは福岡市のご熱心な開催要請があったための開催ですが、福岡市はかねてより環境行政、そして廃棄物対策には先進的にとりくんでおり、'98「廃棄物処理展・福岡」と連動、併行して、廃棄物についての市民への行政からのアッピール、さらに市民参加型のイベント、行事なども計画されております。
また本展開催について行政の立場から全面的にバック・アップしていただけることも心強い限りです。
廃棄物問題は21世紀にかかわる大きい問題であり、かつ地方政治の時代へと移行しつつある現在、地方での廃棄物への積極的、先駆的とりくみは今後の日本の環境を守るためには、欠かせない重要な事業であります。
本展の開催が、福岡のみならず九州全域、中国においても有益な催しとなり、また大成功裡に開催されることは疑いありません。
関係各位の積極的な出展参加をいただきますようにお願い申し上げます。

平成10年1月

株式会社 日 報

代表取締役社長 河村 博