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    開催挨拶
 
沖縄県は第3次産業の構成比が突出している反面、製造業の比率が極めて低い経済構造を示しています。観光・リゾート産業などは好調に推移しているように見えますが、外的要因に依存し左右されることも多く、さらに県経済の体質を強化することが強く求められており、地域経済への波及効果の大きい製造業を振興することが急務になっていると思われます。

産業クラスター計画として健康、IT、加工交易、環境の4分野で沖縄振興を図る「OKINAWA型産業振興プロジェクト」も始動。沖縄の豊かな自然特性や固有の優れた文化を最大限活用し、健康アイランド(食品・保養・医療産業関連のビジネス創出)、ITアイランド(ソフト、IT関連企業の集積化、高度化)、加工交易アイランド(日本とアジアの中間地点としての企業の拠点化)、ゼロエミッションアイランド(自然環境を維持・保全する企業の創出)の構築を目指す、これらの取り組みにも注目が集まっています。

こうした製造業を活性化させる取り組みが行われる中、地域特性を生かした「OKINAWA型産業」を振興させるため、特に沖縄の"食文化"を広く全国に、そしてアジアへ向けて情報発信することが重要ではないかと思われます。

そこで食品加工産業が抱える下記のトータルな諸問題について
1. 食品加工(特に安全、保存)に求められる高度な加工技術(HACCP)
2. 食品の安全性、便利性、販促性に優れた包装技術
3. 環境保全に適した包装材料とその加工技術
4. 食品加工から発生する食品残さのリサイクル技術および装置
5. 包装廃棄物の再資源化、リサイクル技術
6. 沖縄健康食品の紹介

などの最新技術の展示を通して紹介し、食品加工工場、外食産業、小売流通などが抱えている川上から川下に至る課題を啓発し、沖縄県産業振興の促進を側面から支援することを目的に、(株)日報アイ・ビー主催により平成22年5月28日(金)~30日(日)までの3日間、第3回「2010沖縄食品産業振興展」を開催するものです。

本展は、単に包装材料・包装機器・食品加工機械を紹介するだけでなく、沖縄県下の食品産業が将来にわたり、日本、世界の食品産業のモデルケースにつながるような多彩な展示内容で開催を予定しています。つきましては、開催の趣旨を十分にご理解頂き、絶大なるご協力とご支援をお願いするものです。
2009年8月
(株)日報アイ・ビー
 
 
 
 

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