デイリーニュース
日本パッケージデザイン協会(JPDA、フミ・ササダ理事長)は、東京・文京区の印刷博物館P&Pギャラリーで「日本のロングセラー商品展」を11月6日まで開催している。この展覧会は協会創立50周年記念事業として印刷博物館と共同で開催しているもの。パネル展示による「パッケージデザインの勘ドコロ」を併設している。展示では1500年代末の商品から1980年までに誕生したロングセラー商品の現行品約300点を年代ごとに展示している。開催前日のレセプションであいさつしたフミ・ササダJPDA理事長は「ブランドの寿命は30年と言われ、展示されている商品は0.02%以下の確立を生き残ってきたつわもの。中身の商品力とパッケージデザインの力を備えたものだけがロングセラーとなり得る」と述べた。 併設の「パッケージデザインの勘ドコロ」は、デザイナーが自ら手がけたパッケージデザインについてのコメントをパネルで紹介する催し。JPDA50周年記念出版として、123商品の作られ方がまとめられた同名の単行本も8月に刊行された。 (9月12日10:00 月刊カートン&ボックス9月号に詳報)