【2011年11月】 |
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11/30 |
独自機構で薄い袋も安定搬送―――エムエスティ |
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 ジャパンパックで評価を集めた 「シートプリンタPS-500シリーズ」
エムエスティ(京都府城陽市)は先ごろ、空袋に自動で連続印字する卓上型サーマルプリンターの新製品「シートプリンタPS-500シリーズ」を発売した。厚み20μmの薄い袋の安定搬送を実現する独自の新機構を搭載し、袋の搬送ミスを効果的に抑止し、連続印字を実現した。先のジャパンパック2011でも一連の機能性が高く評価され、内外の関係者らから大きな関心を集めた。
(11月30日10:00 週刊包装タイムス11月28日号に詳報) |
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11/30 |
創業50周年記念の式典催す―――ヤマガタグラビヤ |
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ヤマガタグラビヤ(大阪府八尾市)は11月18日、大阪市内で「創業50周年記念の集い」を開催した。これには仕入先など取引先をはじめ、すでに同社を定年退職したOBやグループ企業社員が招かれた。この中で代表取締役社長の山形勇仁氏は、来賓をはじめ遠来の出席者に謝辞を述べ、出席のOB社員に対し、創業者で現相談役の山形一紀氏とともに困難を乗り越え50年という歴史を刻んだとして感謝の意を伝えた。「創業者が作り出した当社の“何事にも挑戦する”という社風に敬意を表し、厳しい経営環境の中にあっても会社を成長させることが皆様方への恩返しだと考え、今後も開発型企業として成長を続けていきたい」とし、医療分野の開発企業と同社の開発技術の連携で製品化した商品がマーケットに投入されると発表した。
(11月30日10:00 週刊包装タイムス11月28日号に詳報) |
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11/30 |
富士包装を完全子会社化―――折兼 |
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折兼(名古屋市西区)は11月1日、西東京エリアを中心に営業活動を行っている食品包装資材および衛生商品販売の富士包装(東京都東村山市)の全株式を取得し、完全子会社とした。
同社が2008年に完全子会社化した協トレ(埼玉県入間郡)も近接地域を営業拠点としており、今後連携を図りながら同地域で展開を図る。
(11月30日10:00 週刊包装タイムス11月28日号に詳報) |
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11/29 |
「号外」をパッケージデザインに エースコック、産経新聞とカップめんを開発 |
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 それゆけ大阪ラーメン
エースコック(本社:大阪府吹田市)は産経新聞と共同開発したカップめん「産経新聞 それゆけ!大阪ラーメン」を12月5日からを全国のコンビニエンスストア、スーパーで発売する。
「大阪にご当地ラーメンがないのはなぜか?」という疑問から、産経新聞大阪社会部の若手記者30名が企画記事の一環として「大阪ラーメン部」を発足。大阪人の嗜好を分析し“甘辛”味と食材を使い切る大阪の食文化“始末”の心をコンセプトにまず生めんを開発、今年1月に地元ラーメン店主らの協力を得てイベント会場で販売したところ、用意した1000食が5時間で完売し、反響を呼んだ。さらなる認知を図るため、大阪に本社を置くエースコックとタイアップし、半年をかけカップめんの開発を実現した。
パッケージデザインは、産経新聞の本紙の号外をモチーフに、コンセプトである「甘辛」と「始末」を記事に見立てて説明している。希望小売価格は税抜き190円。 (11月29日11:00)
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11/29 |
リッター社が最優秀賞受賞、独「今年の包装アワード」で |
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 ポケットや鞄に入れて携帯しやすく、 中身のチョコレートがこぼれる心配もない
ドイツ「今年の包装アワード(Verpackung des Jahres)2011」の授賞式が10月26、27日にベルリンのドイツ包装博物館で行われ、リッタースポーツ社(ドイツ)の人気チョコレート「Ritter Sport(リッタースポーツ)」の包装が最優秀賞を受賞した。真四角の形状が特徴的なこのチョコレートに採用されているパッケージは「Knick-Pack(クニック・パック)」と呼ばれるもので、両手で中のチョコレートを折ると、パッケージの綴じ目部分が開く仕組みになっている。開け口を再度閉じることができるため、一度に食べ切ることができない場合も簡単な保存が可能。ポケットや鞄に入れて携帯しやすく、中身のチョコレートがこぼれる心配もない。同アワードでもこれらの点が評価された。
(11月29日10:00 週刊包装タイムス11月28日号に詳報) |
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11/29 |
PETボトルの生産拡充―――富川化学工業 |
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富川化学工業(愛知県小牧市)は500ml、1L容量のPETボトルの生産体制を拡充した。今年10月までにボトル用プリフォーム成形機2台を新たに設置し、先に設置稼働した延伸ブロー設備との連動で多品種、小ロットなどマーケットニーズへの対応力を高めた。引き続き高い需要が見込める炭酸飲料やミネラルウォーター、ドレッシングなどに向けて今後、安定高品質に配慮しながら供給責任を果たしていく考え。
(11月29日10:00 週刊包装タイムス11月28日号に詳報) |
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11/29 |
省エネの乾燥システム、コンバーター向けに販売開始―――サカタインクス |
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 省エネ乾燥システム「WECON」
サカタインクス(包装・グラビア事業技術部、大阪市西区)と日本電技(東京都墨田区)は、コンバーター向けの省エネ乾燥システム「ヒートポンプ乾燥システムWECON(ウィーコン)」の販売を11月15日から開始した。熱風と冷水を同時に作成する高効率システムで、従来の蒸気加熱方式と比べ、エネルギーコストやCO2排出量を大幅に削減できる。今夏実施したユーザーでの実証実験でも大きな効果が確認できている。
(11月29日10:00 週刊包装タイムス11月28日号に詳報) |
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11/28 |
業界初起立するPOPシール―――大東マーク工業 |
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 容器天面で起立するPOPシール(特許出願)
シール・ラベル印刷コンバーターの大東マーク工業(東京都墨田区)はこのほど、容器やチューブなどの蓋の上で、しっかりと起立するPOPシール「ウェービングアップシール」(意匠登録中)を考案、特許として出願した。素材が薄い紙やフィルムでも、起立(自立)する仕組みのPOPシール・ラベルというのは、ウェービングアップシールがおそらくシール業界で初めてのもの。
(11月28日10:00 週刊包装タイムス11月28日号に詳報) |
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11/28 |
“化学的手法”を選択、液体コーヒー容器に再生PET順次導入へ―――AGF |
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 新ボトル入り「ブレンディ」を手にするAGFの村林社長
PET“ボトルtoボトル”のトレンドに、新たな風が吹く公算が大きくなってきた。味の素ゼネラルフーズ(AGF、本社・東京)が11月21日、「ブレンディ」ボトルコーヒーの主力製品すべてに、使用済みPETボトルからの“ケミカルリサイクル”で作った新PETボトル「フレンドリーボトル」導入を発表したからだ。来年2月から順次切り替えを開始し、12月までには完了の見込み。同社の村林誠社長は「当初は創業40周年となる2013年に導入を予定するも、東日本大震災後の消費者の意識変化に対応、社会的意義を考慮し導入時期の前倒しに踏み切った」と語った。
(11月28日10:00 週刊包装タイムス11月28日号、月刊食品包装2012年1月号以降に詳報) |
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11/28 |
世界初のロールラベラとの兼用機、ロールオンシュリンクラベラを開発―――澁谷工業 |
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 インハウスショーで公開されたロールオンシュリンクラベラ
澁谷工業(金沢市)とシブヤマシナリー(金沢市)は、世界初のロールラベラとの兼用型「ロールオンシュリンクラベラ」(AHR型シリーズ)を開発、11月15、16日の両日、本社および津幡工場内で「インハウスショー」を開催し公開した。非収縮のロールラベルとロールオン(巻きシュリンク)方式によるシュリンクラベルの装着を1台で行えるラベラで、大手飲料メーカーなど延べ約250人が出席するなど注目を集めていた。
(11月28日10:00 週刊包装タイムス11月28日号に詳報) |
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11/25 |
南極観測隊に段ボール提供―――レンゴー |
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レンゴー(東京都港区)は、南極観測船「しらせ」が11月11日に第53次観測隊として南極に出発することに関連して、食糧や身の回り品など膨大な物資の輸送用に段ボール箱を提供。提供する段ボールケースは2種類、L560×W390×H290o(AB段)が3300ケース、L360×W270×H270o(A段)が3200ケースで、国立極地研究所南極観測センター(東京都立川市)へ届けた。
(11月25日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報) |
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11/25 |
カラーテープが好評―――オカモト |
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環境配慮製品の開発に積極的なオカモト(東京都文京区)が昨夏発表した「オカモトクラフトテープ 環境思い224WCカラー」が、姉妹品「224WCホワイト」のユーザーなどを中心に浸透し、高く評価されているという。同シリーズは、ポリエチレンをラミネートしていないため、燃焼時のCO2発生量を削減する、環境保全ニーズに対応した製品群だ。当初、品番はホワイトのみであったものの、昨夏一挙に10色へと拡充し、ここにきて高く評価されているという。
(11月25日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報) |
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11/25 |
応急給水システムを開発―――ワタコン |
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各種包装資材の販売を手がけるワタコン(埼玉県川口市)は3層段ボールとポリエチレン内袋で構成される応急給水システム「ミズコン」を開発、各自治体向けに提案を行っている。東日本大震災を契機に、企業や自治体の危機管理体制が改めて問われている。特に水の確保は最優先事項。こうした状況を背景に、すでに複数の自治体から積極的な引き合いが来ているという。
(11月25日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報) |
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11/24 |
東京事務所(横浜市)を開設――ディレク・シュレーダー氏(エアハルトジャパン)
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エアハルト ライマー ジャパンのドイツ本社で印刷・フィルム部門営業責任者のディレク・シュレ―ダー氏のインタビューから。
「当社は1919年にドイツのアウグスブルクで創設、主な製造品目はウェブガイド、テンションコントロール、検査装置など、印刷機や巻き取り機に装備して品質の安定を図るシステムを提案。エアハルトライマー ジャパンは100%出資の子会社として2000年に設立、今年で11年目になる。関東地域の営業拡大を図るために9月1日より東京事務所(横浜市都筑区)を開設、新体制により、サービスも充実させていく」
(11月24日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報) |
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11/24 |
仕上げ加工機国内外で注目―――岩崎鉄工/岩通 |
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岩崎鉄工(大阪府東大阪市)が、岩崎通信機(東京都杉並区、以下岩通)の産業用デジタルラベル印刷機「Label Meister(ラベルマイスター)EM-250A」向けに開発したフィニシング装置、ロータリーダイカットマシン「MD-250」が国内はもとより海外でも注目を集めている。2011年1月にリリースした岩通のEM-250Aは、操作性、コンパクト性、コストパフォーマンス性などに加え、最大50m/mという高速印刷(印字)を実現し業界の話題に。それに連動させて毎分50m/mで仕上げ加工するロータリーダイカットマシンMD-250を岩崎鉄工が開発し、業界関係者を驚かせた。9月28日〜10月1日にベルギーで開催された「Labelexpo Europe2011」に、EM-250AとMD-250をフルラインで出展し、海外の来場者の関心を集めた。
(11月24日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報) |
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11/24 |
「ジャパンパックアワーズ」受賞のシステム―――三和自動機製作所 |
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三和自動機製作所(大阪府摂津市)は、パウチに貼付されたテープを剥がして中身を取り出し、その後はテープを剥がした後部分の粘着力でパウチの開口部を半折りにすれば再封できるパウチをピロー包装機のライン上で実現するシステム「ユニテープ貼付装置」を開発、これが話題を呼んでいる。10月の「ジャパンパック」開催期間中に発表された「ジャパンパックアワーズ2011」で、同システムが実行委員長賞受賞の栄誉にも輝いた。
(11月24日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報)
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11/22 |
独自梱包箱を本格発売―――ワナミテック |
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輸送用のスチール容器製造の老舗メーカー、ワナミテック(愛知県春日井市)は、堅牢ながら軽量でもある独自の梱包箱「シャフトボックス」を開発、本格発売に乗り出す。同容器はボトルレスの梱包箱で、簡単組立、安価、軽量という特性を兼備する。1人で組立可能なほか、天井以外は工具不用なのも大きな特長だ。結果として物流費低減効果を発揮するもので、小中大のサンプルサイズを用意。同社では、一品一様の箱の製造から梱包まで、一括して行える
(11月22日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報) |
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11/22 |
PP素材の鍋型容器―――シンギ |
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トータルパッケージの企画・提案などを行っているシンギ(広島市中区)は、PP素材の鍋型容器「HOT POT」を販売。同容器は鍋型の意匠を採用。その意匠通り電子レンジでの加熱調理にも対応することができる耐熱性を有している。色柄はブラックとオレンジを揃えた。サイズは直径100o、高さ75o。
(11月22日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報) |
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11/22 |
緩衝材市場に新規参入―――野村綜合商事 |
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食品容器などの企画・販売の野村綜合商事(埼玉県越谷市)は、蓋を閉めるだけで密閉状態になる納豆容器「サントレー40」にさらに改良を加えた「サントレー50」を開発し、販売へ。同容器は蓋を閉めるだけでほぼ密閉状態になるそのため皮膜フィルムを必要としない「サントレー40」にさらに改良を加え底部に突起を持たせることで、空気留まりを作った。この改良により、中の大豆は順調に発酵する。また、臭いも控えめになり、白い斑点状のチロシンも出にくくなる。
(11月22日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報) |
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11/21 |
PPF+サトウキビの容器を開発―――リスパック |
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リスパック(愛知県犬山市)は素材に植物由来樹脂を使用したバイオ食品容器の開発に注力し、PPF素材ベースのバイオPPFなどを開発、さらに来年度にはPET素材ベースのバイオPETなどの上市を予定している。
(11月21日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報) |
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11/21 |
緩衝材市場に新規参入―――テクノトゥールズ |
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テクノトゥールズ(東京都武蔵村山市)は、米・包装機器メーカーで緩衝材などで豊富な販売実績を持つFOLDEDPAK社の製品について、日本国内における代理店契約を締結し、緩衝材市場に新規参入した。同社が取り扱う梱包用緩衝材「エクスパンドOS」は、原料となる再生紙に米国SFI承認バージンパルプ繊維を使用。容器包装リサイクル法における古紙リサイクル適正Bランクに該当するため、段ボールや板紙にリサイクル可能など、環境保全効果に優れる特長を持つ。
(11月21日16:00 週刊包装タイムス11月21日号に詳報) |
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11/18 |
燃焼時にCO2吸収―――サトーの新型ラベル |
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自動認識システムとシール・ラベル販売のサトー(東京都目黒区)はこのほど、焼却時に発生するCO2を吸収するラベル「エコナノ」シリーズの販売を開始した。東京理科大学 阿部正彦教授と東京理科大学発のベンチャー企業 アクテイブ(本社・千葉県野田市)とサトーが開発したもので、通常のラベルに比べ、CO2を20%以上削減する効果が確認されている。
(11月18日16:00 週刊包装タイムス11月21号に詳報) |
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11/17 |
高品質PHAの展開加速―――G5JAPAN |
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G5JAPAN(大阪市西区)は、植物由来を主原料とする微生物産生系バイオマスプラスチック「新型PHA(ポリヒドロキシアルカン酸)」の展開を強めている。新型PHAの国内生産を目指すとともに、ポリ乳酸(PLA)や澱粉など他素材との相容化を図る中で機能性を強化。化粧品容器や農業用マルチフィルム分野などに展開し実績を高めている。
(11月17日10:00 週刊包装タイムス11月14日号に詳報) |
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11/17 |
軽梱包テープ本格発売、価格と機能両立―――ダイヤテックス |
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ダイヤテックス(東京都千代田区)は、軽包装用粘着テープ「パイオランBP」を本格発売した。手切れ性に優れる上、適度な強度を確保し、粘着力を損なっていないことなどが特徴。同社の従来製品と比較して安価な価格設定としており、より広範な需要家にすそ野を広げる方針だ。主に軽量物から中量物向けの梱包用途を想定している。
(11月17日10:00 週刊包装タイムス11月14日号に詳報) |
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11/16 |
給袋式包装機の新製品、コンパクトで使い勝手追求‐ゼネラルパッカー |
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ゼネラルパッカー(愛知県北名古屋市)は先ごろ、給袋式包装機の新製品「GP−9(ナイス)」を発表した。ダウンサイジンク化を追及した本体機構は、柔軟な設置対応力に加えシンプル構造で清掃性にも優れる。工具レスで簡単に品種切り替えに対応できるほか同社従来機比で大幅な省エネ効果が期待できる点なども大きな特徴。先のジャパンパックでは小型化や省エネ対応といった一連の機能性が内外の関係者から評価を受けた。
(11月16日10:00 週刊包装タイムス11月14日号に詳報) |
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11/16 |
歴代機のノウハウ基に新機能搭載―――大成ラミック |
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大成ラミック(埼玉県白岡町)は、液体・粘体用の高速自動充填機「DANGAN(ダンガン)」シリーズで待望の新機種「DANGAN-G」を本格発売した。前モデル「TYPE-V」をはじめ歴代シリーズ機で培った運用実績やノウハウを基に新たなアイデアやコンセプトを新機能として随所に導入した。お披露目となったジャパンパックでも大きな注目を集めたことから今後の展開が注目される。
(11月16日10:00 週刊包装タイムス11月14日号に詳報) |
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11/15 |
香りや薬効を逃さない「非吸着フィルム」開発―――共同印刷 |
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共同印刷(東京都文京区)は、香りや薬効を逃さない「非吸着性フィルム」を開発した。非吸着樹脂のEVOHとヒートシール性をもつポリオレフィン樹脂をポリマーアロイ化することで、非吸着性・保香性・ガスバリア性などに優れるフィルムにヒートシール性を加えた。 内容物の成分がフィルム容器に吸着することがないため、薬効や香りを保つことが可能。医薬品や化粧品などの直接包装に適しており、同社では素材となる樹脂の柔軟性を生かしフィルム包装以外での形状への展開も企画している。
(11月15日10:00 週刊包装タイムス11月14日号に詳報) |
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11/15 |
加工の差別化に拍車―――イデグチ製袋 |
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イデグチ製袋(大阪市西淀川区)は、増加基調にある小ロット需要に応えるため生産の効率化や製品在庫の拡充を進め、“小口化と短納期”で加工の差別化提案に拍車を掛ける。得意とする大型製袋品や広幅特殊袋品で培ったノウハウを強みに50枚、100枚単位での受注にもスピード出荷の体制を構築。「1枚からでも出荷が可能」(出口忍社長)として独自性を最大限に訴求する。
(11月15日 10:00 週刊包装タイムス11月14日号に詳報) |
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11/14 |
BCP策定最優秀賞を受賞―――生出 |
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緩衝材・梱包材などの設計・製造・販売を行っている生出(東京都西多摩郡)は、10月20日に東京ビッグサイトで行われた東京都主催の「中小企業BCP策定推進フォーラム」で対象企業35社の中から最優秀賞に選ばれた。包装関連企業としては初の試み。同社がBCP策定に取り組んだのは、多摩地区にある立川断層の危険性が以前から指摘されているため。従業員の生命と安全、工場もしくは関連工場が被災した場合のユーザーへの製品供給体制の確保を重要項目に対応策を策定した。
(11月14日10:00 週刊包装タイムス11月14日号に詳報) |
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11/14 |
バイオPE本格化、ヘアケア商品のパウチで採用―――メイワパックス |
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メイワパックス(大阪府柏原市)は、サトウキビなど植物由来のバイオマスポリエチレン(PE)を使用したシーラントフィルムを製品化し、詰め替えスタンディングパウチで提案を開始した。独自の製膜技術を駆使してLLDPEフィルム原料59%を代替化して製造。シール強度など石油由来フィルムと同等の物性、加工適性を持つ。すでに全国的に認知度の高いブランドオーナーが採用を決め、来年2月からシャンプー、コンディショナーなどヘアケア商品の発売に向け準備を進めている。同社では今後受注拡大へ営業活動を本格化する。
(11月14日10:00 週刊包装タイムス11月14日号に詳報) |
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11/11 |
県のモノづくり遺産に認定―――澁谷工業 |
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本社営業棟で公開予定の「二連式壜洗機」
澁谷工業(金沢市)は、石川県が今年創設した「いしかわモノづくり産業遺産」制度で、「二連式壜洗機」「竪型セライト濾過器」が第1回目の認定を受けた。10月27日県庁で行われた認定書交付式では、谷本正憲知事が各社の代表に認定書とパネルを贈呈。認定企業を代表して、澁谷弘利社長が「遺産を県民に公開して、モノづくり産業の発展に寄与したい」とあいさつした。
(11月11日13:00 週刊包装タイムス11月7日号に詳報)
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11/11 |
加速する表示ニーズの多様化 |
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産業用印字・マーキング機器市場を概観すれば、景気低迷の局面にあっても他の機器市場に比べて需要は堅調だといえる。08年秋からの景気後退の局面にあっても、多くの産業用機械の受注が大きく落ち込んだのに対し、印字・マーキング機器は食品や医薬品業界を中心に堅調に推移した。
(11月11日13:00 週刊包装タイムス11月7日号に「印字・マーキング特集」を詳報)
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11/10 |
北関全線開通は今後の大きな期待 |
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包材の最大消費地である東京に近接する北関東エリア。2011年には関東地域を環状に結ぶ北関東自動車道が全線開通し、製造業と流通業の戦略が交錯するエリアとなった。北関東エリアの有力包装関連企業のトピックスなどを紹介していく。
(11月10日13:00 週刊包装タイムス11月7日号に「北関東特集」詳報)
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11/10 |
3Rへの取り組みを表彰―――リデュース・リユース・リサイクル推進協議会 |
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リデュース・リユース・リサイクル推進協議会(東京都港区)は、「平成23年度 リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」の受賞者を発表した。全国から多数の推薦案件が寄せられ、審査の結果、各大臣賞計15件、会長賞85件の計100件が表彰された。
(11月10日13:00 週刊包装タイムス11月7日号に詳報)
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11/09 |
新転写システム提案―――パイオテック |
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従来の転写プリント(右)と新システムの転写プリント
パイオテック(神戸市中央区)は、微細なデザインを容易に転写することができるプリントシステム「Piotec WoW(パイオテックワウ)」を発表した。透明トナーを搭載した専用プリンターをカシオ電子工業(埼玉県入間市)と共同開発し、システム全体で初年度1.5億円の売り上げを目指す。
(11月9日13:00 週刊包装タイムス11月7日号に詳報)
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11/09 |
果物の高級感を演出―――なかむら |
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高級フルーツ「ルビーロマン」の包装は木箱で豪華に
青果物・フルーツデザート販売企業の「なかむら」は、果物の高級感を演出する包装や店頭のディスプレー方法に力を入れている。「ルビーロマン」をはじめとする高級フルーツの包装に、木箱および紙製の黒い化粧箱を採用。陳列の際には、果物の下にカラフルな布を敷いて装飾するなど、視認性の高いディスプレーにもこだわりを見せる。
(11月9日13:00 週刊包装タイムス11月7日号「需要トレンド最前線」より。月刊食品包装11月号に詳細)
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11/08 |
「ぴたっとシート」の採用増―――木村アルミ箔 |
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ケーキBOXの荷滑り防止に効果
木村アルミ箔(大阪市生野区)は、「ぴたっとシート」のマーケット開拓へ営業提案が奏功している。紙と樹脂コーティングによる防滑紙として800×1100mmなどパレットサイズへの提案が包材商社筋から「移送時の破損による商品ロスを防ぐ」「荷崩れ、荷滑り防止に効果的」と評価を集めるほか多用途で採用が広がり、出荷実績が伸長している。
(11月8日13:00 週刊包装タイムス11月7日号に詳報)
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11/08 |
印刷内容の視認性向上―――リンテック |
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白インキで文字と柄を印刷
リンテック(東京都文京区)は、ラベルに独特の色彩変化による視覚効果とメタリック調の風合いをプラスする、光沢ラミネートフィルム「REVI(レヴィ)」の新アイテムとして、細かい文字や図柄の視認性向上を実現するという印刷ができるタイプの製品をラインアップ。11月1日から全国販売した。表面に印刷コート層を付与し、下地の“魅せたい部分だけ色彩変化する”ラミネートフィルムでキャラクター印刷や、コーポレートカラーの再現にも適している。
(11月8日13:00 週刊包装タイムス11月7日号に詳報)
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11/07 |
新ジャンルの結束機械「薄PPテープ梱包機」を初公開―――ニチロ工業 |
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ニチロ工業(横浜市神奈川区)は、バンド梱包機と帯掛機の中間に位置づけられる新ジャンルの結束機械「薄PPテープ梱包機」を開発し、先ごろ開催されたジャパンパックで初公開した。柔軟さと強度を兼ね備えた新規格のPP製透明テープを使用するもので、対象物を傷つけずに軽量物からある程度の重量物までタイトな結束が行える。発売時期は来春以降の予定で、価格は自動梱包機と同程度になる見込みだ。
(11月7日10:00 週刊包装タイムス11月7日号に詳報) |
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11/07 |
PLA容器、今年度中に1億パック達成か―――JA全農 |
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全国農業協同組合連合会(=JA全農)の果実・青果物出荷容器で、植物由来プラスチック(ポリ乳酸=PLA)製品導入は、いよいよ今年度中に“1億パック台”が現実味を帯びてきた。2010年度でイチゴ用に4500万パック達成の勢いを維持しつつ、今年度はトマト用でも一部の産地で予想以上に採用が活発化しているからだ。(吉沢文雄)
(11月7日10:00 週刊包装タイムス11月7日号、月刊食品包装11月号に詳報) |
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11/04 |
新タイプのIJPを発売―――日本製図器工業 |
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新型IJP「0mega1」
日本製図器工業(大阪市西区)は、シート印刷もロールtoロール印刷もこなすハイブリットタイプのインクジェットプリンター「0mega1」の販売を開始した。最大資材厚み50o、最大印刷幅1600o(印刷長は制限なし)、最小シートサイズはA3まで印刷できる。
(11月4日13:00 週刊包装タイムス10月31日号に詳報) |
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11/04 |
リードR罫を来年発売へ―――塚谷刃物製作所 |
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塚谷刃物製作所(大阪府八尾市)は、9月に開催されたIGASで、トムソン刃、ピナクルダイ、ビジネスフォーム刃、製袋用パンチ部品など多種多様な刃物を紹介、打抜用刃物では、鏡面加工刃スーパーGタイプを中心に展示したが、新アイテムとして「リードR罫」を発表した。
(11月4日13:00 週刊包装タイムス10月31日号に詳報) |
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11/04 |
伊東選手が技能五輪印刷職種で金獲得―――日印産連 |
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メダルを手にする伊東さん
日本印刷産業連合会は10月18日、日本印刷会館にて英国・ロンドンで開催された第41回技能五輪国際大会「オフセット印刷職種」の部門で金メダルを獲得した日本代表選手の伊東真規子さん(亜細亜印刷)、エキスパートの大塚成二さん(同)の凱旋記者会見を開催した。
(11月4日13:00 週刊包装タイムス10月31日号に詳報) |
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11/02 |
絵本に絵てがみセット/被災地の子ども支援プロジェクト―――印青連 |
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童画作家ちくいこずえの「おえかきかきかき」
印刷産業青年連絡協議会(印青連)は、3・11の東日本大震災の被災者に、「印刷産業だからこそできる支援の形」、また「子供達が心を癒す絵本を作りたい」、さらに「被災地と気持ちをつなぐコミュニケーションツールを作りたい」という思いから、『絵本』と『手紙』を使ったプロジェクト「えほんとてがみ」を立ち上げた。これまでに多くの時間をかけて意見交換をし、協力者を募り、1冊の絵本が完成。それが「おえかきかきかき」(作・絵 /ちくいこずえ)。この絵本のテーマは、「手紙」で、ストーリーはもちろん販売スキーム自体にも「手紙」を仕掛けた。印青連が立ち上げた今回のプロジェクトは、『絵本』(2冊)を購入すると『絵てがみ』(4枚)がついてくる、この絵てがみに、被災地の子供たちへの手紙を書いて投函(事務局宛)、送付した手紙は事務局からもう1冊(事務局預かり)の絵本をセットにして、被災地へ届ける』というもの。
(11月2日13:00 週刊包装タイムス10月31日号に詳報) |
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11/02 |
義援シール1000円で頒布―――東北シールラベル印刷協同組合 |
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透明と白(中・下)に特別サービス仕様(上)
東北シールラベル印刷協同組合(渡邉正昭理事長)は、3・11東日本大震災の復興を支援するシールとステッカーを制作、年度内(平成24年3月頃)まで頒布し、売上金の一部を義援金として、全国中小企業団体中央会を通じ被災した中小企業のために寄付する。
(11月2日13:00 週刊包装タイムス10月31日号に詳報) |
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11/02 |
走行ウェブの静止画像装置―――エアハルト ライマー ジャパン |
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エアハルト ライマー ジャパン(石川県能美市)は、カメラにツインフラッシュを搭載することで反射素材への写り込みを解消したタイプの静止画像装置「ELSCAN(エルスキャン)OMS4120」の販売を開始した。
(11月2日13:00 週刊包装タイムス10月31日号に詳報) |
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11/01 |
シンプルな新包装を採用―――WASARA |
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やさしい風合いの紙製パッケージを採用
WASARAは、紙製の皿「WASARA(わさら)」の新パッケージ商品を10月17日に発売した。これまで販売用に使用していたボックス型の包装から、簡易な紙製のパッケージへ変更。資源の使用量およびごみを削減し、環境負担軽減を実現している。同社の主力製品「WASARA」は、アシ・竹・バガス(サトウキビの搾りかす)を原料にした紙の食器。08年の発売以来、デザインやエコ、食やライフスタイルにこだわる消費者から高い評価を獲得してきた。
(11月1日13:00 週刊包装タイムス10月31日号に詳報) |
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11/01 |
高速・高精度打抜きを実現―――三和製作 |
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IGASで実演中の「アクシア」
三和製作(本社・広島県福山市)は、新タイプの自動平盤打抜機「TRP-1060-SCB AXIA(アクシア)」を発表した。同機は高生産性、高品質を誇る同シリーズに、ブランキング機能を搭載した打抜機。主な構造としては、フィーダーは高性能オリジナルで、セパレーションの無給油化を実現、紙端位置自動制御装置を採用して、正確な給紙を行う。
(11月1日13:00 週刊包装タイムス10月31日号に詳報) |
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11/01 |
低調も包装用は底堅く推移―――PS及びSMの9月需給実績(日本スチレン工業会)
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日本スチレン工業会は9月のPS及びSMの需給実績を発表。PSは先月に続き生産量が5万tを割る4万7902tで、前年同月比では-17%と大幅な減産となった。包装用資材であるOPSも4〜6月では前年同月比で109%あったが、7〜9月では92%と落ち込みを見せた。包装用は低調ながらも底堅い需要を見せた。
(11月1日16:00 週刊包装タイムス10月31日号に詳報) |
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11/01 |
新型サーボ駆動カートナー拡販加速―――ミューチュアル |
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メンテ性にも優れる「Promatic P91」
ミューチュアル(大阪市北区)は、サーボ駆動の新型間欠モーションカートナー「Promatic P91」の拡販を加速する。同機は優れた操作性やメンテナンス性、柔軟な品種切替え対応力などあらゆるユーザーの使い勝手を追求した伊・ROMACO社製の最新鋭サーボ式間欠モーションカートナーだ。
(11月1日13:00 週刊包装タイムス10月31日号に詳報) |
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