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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2012年1月】
 
01/31 ハイバリアフィルム「MOS」で食品特化の新タイプを追加―――尾池パックマテリアル
   尾池パックマテリアル(京都市南区)は、透明バリアフィルムの需要拡大へ攻勢を掛ける。シリカ蒸着の特性を生かして現在提案を進めている「MOSシリーズ」で、食品パッケージ分野に特化した「TKタイプ」を新らたに追加し提案活動を開始した。高透明・ハイバリア性に加え、搬送想定での屈曲試験・ゲルボフレックステストによるダメージ軽減効果が確認されており、食品に特化したことでコスト競争力も高い。今後受注獲得へ営業提案を本格化する。 (1月31日10:00 週刊包装タイムス1月30日号に詳報)
 
 
01/30 低湿度環境でも性能を維持する持続性帯電防止シート――日本ウェーブロック
 
「エレスタット」加工品のサンプル

 日本ウェーブロック(東京都中央区)は、幅広い環境下で安定的な静電気対策を可能にした持続性帯電防止シート「エレスタット」を製品化し、本格的な提案活動を開始した。抵抗値の湿度依存性など使用環境制限や、経時で引き起こる性能低下の可能性、延伸による抵抗値変動など、制電性能面に求められる従来の課題を克服するもの。工業用搬送トレーなどの加工を行う企業を中心に、認知拡大へ営業展開を進めていく構え。 (1月30日10:00 週刊包装タイムス1月30日号に詳報)
 
 
01/27 月末からSpring Fair2012を開催、新製品などを多数展示―――中央化学
   中央化学(埼玉県鴻巣市)は1月31日〜2月4日、ショールームとキッチンスタジオを併設した東京オフィス(品川区大崎)で「Spring Fair2012」を開催する。同フェアでは、昨年開発のPP系多機能新素材「スマート・ダッシュ(SD)」を使用した新製品、特に丸カップ容器などを提案。すし、刺身容器の新製品、新柄なども発表される予定だ。今回は「スーパーマーケット・トレードショー2012」と会期を合わせることで、関東圏外からの集客も狙う。 (1月27日10:00 週刊包装タイムス1月23日号に詳報)
 
 
01/26 トッパンG嵐山工場が医療機器製造業の許可取得―――凸版印刷
   凸版印刷(東京都千代田区)は、同社のパッケージ関連生産子会社であるトッパンパッケージングサービス(東京都台東区)の嵐山工場(埼玉県比企郡)が1月17日に医療機器製造業(包装・表示・保管)の許可を取得したと発表した。今回の許可取得により、医療機器向けパッケージや薬事法に定められた添付文書の製造から医療機器の封入、包装、保管まで、クリーンで高いセキュリティな生産環境のもとで、トータルな対応が可能になるとしている。(1月26日13:00)
 
 
01/26 大型袋の実績が増加、小口化・短納期で差別化提案―――イデグチ製袋
   イデグチ製袋(大阪市西淀川区)は大型製袋加工で競争優位性を発揮する。広幅原反を常時在庫し、幅5000×長さ10000ミリまでの超大型製袋加工で培ったノウハウを駆使し、大型サイズでも小口化と短納期で加工の差別化提案を進め、需要の拡大を狙う考え。(1月26日10:00 週刊包装タイムス1月23日号に詳報)
 
 
01/25 環境と衛生管理を徹底、国内クレジット活用でも注目―――北四国グラビア印刷
   北四国グラビア印刷(香川県観音寺市)は、独自性の高い事業展開で全国的に認知度を高めている。グラビア印刷業界でいち早く国内クレジット制度の活用を目指してCO2排出量低減に着手し、昨年10月には独自の排出削減方法論がクレジット認証で承認された。また工場環境の整備にも積極的で、加工工程が一方通行となるよう倉庫棟を建設し、異物混入防止対策を増強するなど、企業体質向上への取り組みが関連業界で注目を集めている。 (1月25日10:00 週刊包装タイムス1月23日号に詳報)
 
 
01/24 チョコと米菓のトップがコラボ「明治アーモンド柿の種クランチ」
 

明治と亀田製菓のコラボ商品「明治アーモンド柿の種クランチ」が1月31日から期間限定で発売される。この二社は2008年に「cacao-kome プロジェクト」をスタート。チョコレートの明治と米菓の亀田製菓という二つのカテゴリーのトップ同士がコラボレーションすることで、両社が持つ技術やノウハウを活かした新しいおいしさを提案するのがねらい。
アーモンドをサクサク食感の焼き菓子とチョコレートで包み、粗砕きしたピリ辛の柿の種を重ねることで「チョコなのにうま辛い」新食感を実現した。パッケージデザインはコラボ感を強調する鮮やかな配色のデザインに変更した。ターゲットは20代から40代の男女を中心に幅広い層を想定している。内容量67g。参考小売価格は210円(税込)。
これまで「cacao-kome プロジェクト」から生まれた商品としては、2008年12月の「うす焼ショコラ」「うす焼ショコラ ホワイト」、2009年11月の「亀田の柿の種チョコ&アーモンド」、2010年11月の「明治×亀田の柿の種クランチチョコバー」「亀田の柿の種チョコ&アーモンド」、2011年1月の「明治アーモンド柿の種クランチ」「亀田の柿の種チョコ」、同年11月の「亀田の柿の種チョコ&アーモンド」などがあり、いずれも好評を博した。 (1月24日10:00)
 
 
01/24 中西義之取締役が新社長に―――DIC
 
握手を交わす中西取締役(右)と杉江社長
 DIC(東京都中央区)は1月23日、本社で緊急記者会見を開き、取締役執行役員の中西義之氏が4月1日付けで代表取締役社長執行役員に就くことを発表した。経営層の若返りにより、企業のさらなる活性化を図るのが狙い。現代表取締役社長執行役員の杉江和男氏は同日付けで取締役会長に就任する。中西氏は、昭和29年生まれで現在57歳。コーティング樹脂事業部副事業部長、機能性ポリマー事業部長など歴任し、2010年に執行役員(経営戦略部門)、翌年に取締役執行役員(同)に就いた。(1月24日10:00)
 
 
01/24 4つの重点施策を推進、海外売上比率を4割に―――リンテック
   リンテック(東京都板橋区)は1月10日、東京・文京区の東京ドームホテルで賀詞交歓会を開いた。席上、大内昭彦社長は今期からスタートした3カ年にわたる中期経営計画「LIP-V」で、1. 海外事業の強化・拡大、2. QCD(品質・コスト・デリバリ)強化による国内事業の拡大と高収益化、3. 次世代を担う独創的新製品の創出、4. グローバル経営の強化、の4つの重点施策を推進中であることに言及。このうち海外事業については、今後もアジア地域を中心に地産地消を推進し、前期は約33%であった海外売上高比率を2014年3月期には40%まで高めていきたいとの考えを示した。(1月24日10:00 週刊包装タイムス1月23日号に詳報)
 
 
01/23 2020年には売上5000億円を目指す―――エフピコ
   エフピコ(広島県福山市)は1月13日、同市内の福山ニューキャッスルホテルで新春互礼会を開催した。始めに、同社の代表取締役兼最高経営責任者である小松安弘氏があいさつに立ち、今年の計画の概略を発表。4月には関東新工場を竣工し、OPSと同等の成形スピードと約80℃の耐熱性を持つ2軸、1軸延伸A-PETシートによる成形容器を、5月をめどに上市。また2020年の売上5000億円達成を目指し、ピッキングセンターの拡充を図る旨を述べた。 (1月23日10:00 週刊包装タイムス1月23日号に詳報)
 
 
01/20 1位は東日本大震災、IPP選定の10大ニュース
   日本包装管理士会(IPP)は先ごろ、「2011年 包装界・10大ニュース」を発表した。1位には「東日本大震災、包装業界にも大きな影響を残す」、2位には「欧州財務不安が拡大、ドル安・円高が止まらず」、4位には「タイ洪水で日本企業の被害が拡大」が選ばれ、自然災害や世界経済の混迷により包装産業にとって激動の1年であったことを象徴する内容となった。(1月20日10:00 週刊包装タイムス1月16日号に詳報)
 
 
01/19 今春「レイケン」を子会社化―――カワタ
   カワタ(大阪市西区)は今年4月上旬をめどに、チラー・冷温調機、金型温度調節機などを手掛ける「レイケン」(東京都)の株式100%を取得し完全子会社化する。これによりプラスチック加工関連業界だけではなく、レイケンの熱管理技術や水処理技術を生かした太陽光発電、環境等のエネルギー関連、半導体関連業界へのアプローチ強化などを図る。(1月19日10:00 週刊包装タイムス1月16日号に詳報)
 
 
01/18 真空成形機の拡販に注力、中国企業と連携しメンテも対応―――ワイコム
 
販売する真空成形機
 ワイコム(大阪市東成区)は、ブリスター加工などシート成形に最適な真空成形機の拡販に力を注ぐ。機械のベース部分は中国で設計製造するが、サーボモーターなど主要部品は日本製を使用し、メンテナンスなどサービス部門を設置し迅速に要望に応える。「日本製機械に比べ2〜3割程度安価に提案でき競争力を持つ」として順次、関連業界に営業活動を進めていく考え。提案するのは、中国・上海の「上海新仙波机械有限公司」製の真空成形機。同社は創業から9年ながら日系企業中心に中国で50台以上を販売し、日本国内でも数件の販売実績を持っている。(1月18日10:00 週刊包装タイムス1月16日号に詳報)
 
 
01/17 花卉輸送容器、水漏れしにくい内外嵌合採用―――スミ
   スミ(愛知県一宮市)は、新たなはなき花卉輸送容器「フラワーコンテナ2」の営業提案を本格的に開始した。食品容器で培ったシート成形技術を駆使し、水漏れしにくい内外嵌合を採用して製品化。湿式ながら一時的な横置きにも対応できるといった特徴を訴求し、認知拡大へ販売展開を進めていく考え。(1月17日10:00 週刊包装タイムス1月16日号に詳報)

 
 
01/16 紙器向け易接着ラミフィルムを拡充―――トーツヤ・エコー
 
顧客向けアピール用サンプル
 トーツヤ・エコー(埼玉県戸田市)は、紙器向け易接着ラミネートフィルムの品揃えを拡充し、顧客への柔軟な展開に打って出た。東レ製品を用いた易接着PPフィルムラミネーションを「GAF(ジーエーエフ)シリーズ(GAFPおよびGAFMP)」とし、他社製フィルムを用いて印刷適性を付与した廉価版を「GAFP・L(ライト)」とする。また同様に東レ製品版の易接着PETフィルムラミネーションを「GAFPET」、その廉価版を「GAFPET・LL(ライト・プリコート)」として、顧客への提案を開始した。(1月16日10:00 週刊包装タイムス1月16日号に詳報)
 
 
01/13 画びょうなしで掲示物が貼れる―――住友3M
 
 住友スリーエム(東京都世田谷区)は、掲示物をかわいく楽しく演出する「スコッチR掲示用デザインタブ」の新デザイン3種類(ハート、サークル、クローバー)と、メモ用紙などの小型掲示物に最適な「スコッチRくり返し使えるメモ掲示用タブ」を新発売した。「掲示用デザインタブ」は、画びょうやピンで壁や掲示物に穴を開けることなくしっかり貼れ、はがす際も壁を傷めずきれいにはがせる掲示用粘着テープ。「くり返し使えるメモ掲示用タブ」は、掲示物や壁を傷めずに貼って、きれいにはがすことができる両面粘着タイプの掲示用テープ。 メーカー希望小売価格(税込)は「くり返し使えるメモ掲示用タブ」(タブ8片、165×64×2o)が462円、「くり返し使えるメモ掲示用タブ」(タブ27片、165×59×2o)が294円。(1月13日14:00)
 
 
01/12 粘着フィルム業界初「ICS保証プログラム」提供―――エイブリィ・デニソン
   粘着材料やラベル製品を提供するエイブリィ・デニソン・ジャパン(東京都港区)は、同社のグラフィックス製品について、納品後から加工から施工、廃棄までの一連の製品サイクルにおける製品機能を保証する「ICS 保証プログラム」の提供を粘着フィルム業界としては初めて、2012 年1 月より開始。なお、グラフィックス製品の事業は2012 年1 月1日に設立の新会社、エイブリィ・デニソン・ジャパン・マテリアルズ(東京都港区)に移管した。 (1月12日14:00 DAILY NEWS 12月26日参照)
 
 
01/11 蛍光灯照度アップフィルムが好評―――JMT
 
 JMT(大阪市淀川区)が提案する機能性フィルム製品「アカルクス」が好評だ。使用方法は、蛍光灯の上から被せて設置するだけ。照度アップを目的にした「Jタイプ」(蒸着フィルム+UVカットフィルム)と、輝度・反射効率を向上させた「Mタイプ」(反射フィルム+UVカットフィルム)、光の均一照射を実現する「Tタイプ」(反射フィルム+UVカット/光拡散フィルム)など、さまざまな製品をラインアップ。すでに大手自動車メーカーの工場や食品メーカーの製造現場・微細部品の検品工程などでも採用されており、今後活躍の場が広がりそうだ。(1月11日14:00 包装タイムス1月23日号で詳報)
 
 
01/10 環境配慮型ベルト式シーラー―――キムラシール
 
 キムラシール(兵庫県宝塚市)は、環境配慮型ベルト式シーラー「KSバンドシーラーeco」を発売する。新製品は、稼働時の電力消費を最小限に抑え低ランニングで高い省エネ効果が期待できる環境配慮型ベルト式シーラー。シール部熱版に断熱材を追加するなどしてヒートシール時の放熱を効果的に抑える独自の新シール機構を採用した。これにより蓄熱効率が大幅に向上し少ない消費電力で安定かつ高効率でのシーリングを実現する。
 同社では新シール機構の搭載などで従来機と比べ約25%の電力消費の削減につながるとしている。発売は今年2月を予定し、食品業界などを軸に拡販を展開していく構え。(1月10日16:00 週刊包装タイムス1月1日号に詳報)
 
 
01/06 口栓付きパウチ採用で差別化に成功―――ミツカン
   大手食酢メーカーのミツカン(愛知県半田市)が販売している、ユズ果汁を使用したジュレ(ゼリー)状の味付けポン酢「ぽんジュレ 香りゆず」が好評だ。先行他社がボトル容器のジュレ状ぽん酢を展開する中、同社は口栓付きパウチ容器を採用している。中身を“もんで”使用する用途を新提案するなど、既存商品との差別化を図ることで新規需要を開拓。2011年8月の発売以後、3カ月半で下期(2011年8月〜12年2月)売上目標の約2倍の売り上げを達成した。(1月6日16:00 週刊包装タイムス1月1日号に詳報)
 
 
01/06 びん軽量化とラベル易剥離を実現―――資生堂
 
 資生堂(東京都港区)は、美容ドリンク「ピュアホワイトW」の中身のリニューアルに合わせて、ガラスびん軽量化とラベル易剥離化を実現した。強度を保ちながらも極限まで軽量化した新しいガラスびんは、1本あたり約10%の軽量化に成功。剥がれにくく、飲用直後に手で簡単に剥がすことができるラベルは、改ざん防止のため一度剥がすと元に戻せない仕組みで、既存の設備に手を加えることなく、そのままのラインで製造できる点も大きなメリットだ。(1月6日16:00 「季刊シール&ラベル」新年号に詳報)
 
 
01/05 植物由来製品の成功実績としてリスパックの大松氏が講演―――リスパック
   ネイチャーワークスの植物由来製品を自社のブランドに取り入れた企業の実績を発表する「Innovation Takes Root (イノベーション・テイクス・ルート) 2012」に、食品容器メーカーのリスパックの常務取締役である大松栄太氏が講演者として招かれることとなった。同会は2月20〜22日に米国フロリダ州オーランドの、オムニ・オーランド・リゾートで開催される。 (1月5日16:00)
 
 
01/05 2012年3月に第4工場竣工へ―――テクノロール
   工業用および印刷用ゴムロールを製造販売しているテクノロール(大阪府和泉市)は、現在本社敷地内に建設を進めている第4工場を2012年3月に竣工させる。これは生産能力の強化が主な目的でもあるが製品開発や市場開拓などの新事業分野に傾注していく狙いもある。(1月5日16:00 週刊包装タイムス1月9日号に詳報)
 
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