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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2012年3月】
 
03/30 包材等の耐久試験用、縦型電動計測スタンドの新製品発売―――イマダ
 
最大荷重を従来機比2.5倍の2500ニュートンに向上
 イマダ(愛知県豊橋市)は、容器や緩衝材などの耐久試験が簡単操作で行える荷重測定器用縦型電動計測スタンドの新製品「MX2-2500N」を発売した。最大荷重を同社従来機比2.5倍の2500ニュートン(約250kgf)に向上し、荷重のある容器や緩衝材などに用途範囲を広げた。同社では、ソルダーペーストの粘着試験、破壊試験や挿抜試験、屈曲試験、強度試験などを1台で対応可能な点などを訴求し、食品や医薬品、自動車・電子機器関連分野など幅広い方面で拡販を展開していく構え。 (3月30日10:00 包装タイムス3月26日号に詳報)
 
 
03/29 水溶性の感熱紙を開発、水洗い前提の物流ラベルなど用途に―――日本製紙パピリア
   日本製紙パピリア(静岡県富士市)は、感熱印字ができ、かつ水ですぐに溶解するという二つの機能を併せ持つ紙「感熱水溶紙」を日本製紙と共同で開発し、同社が販売担当会社として取り扱いを開始した。日本製紙パピリアが保有する紙が瞬時に水に溶ける技術と、日本製紙がこれまでに蓄積してきた感熱紙に関する技術を複合して開発した。同社では、水で洗い流すことを前提とした物流ラベルなどの用途で市場を開拓していく。(3月29日10:00 包装タイムス3月26日号に詳報)
 
 
03/28 段ボ向けIJPの新製品、高解像印字やラベル代替で提案―――ユニオンコーポレーション
 
180dpiの高解像ヘッドを搭載した「APLINKシリーズ」
 ユニオンコーポレーション(大阪府吹田市)は先頃、高解像ヘッドを搭載した段ボール向けインクジェットプリンター(IJP)の新製品「APLINK(アップリンク)シリーズ」を発売した。UV硬化インクなども使用できる180dpiの高解像ヘッドを搭載し、最大70mmの大文字から微細な文字まで印字が可能。印刷やラベル代替として段ボールケースの無地化やローコストオペレーションを提案する。 (3月28日10:00 週刊包装タイムス3月26日号に詳報)
 
 
03/28 自走式ストレッチ包装機開発、シーケンサーやタッチパネル搭載―――積水樹脂
 
積水化学との合同展示会で実演された
ストレッチ包装機「TS-R05」
 積水樹脂(大阪市北区)は、「セキスイストレッチ包装機 TSシリーズ」で新型の自走式タイプ「TS-R05」を本格発売した。バッテリーによる自走式で、包装したい場所にマシンを簡単に移動して作業ができる。同シリーズは国産の単体機では初めてタッチスクリーンを搭載したストレッチ包装機で、新型機も画面を見ながら簡単に各種設定が可能。またシーケンサーの 搭載によりトラブルシューティング機能も充実している。同機は先頃開催された積水化学との合同展示会でも実演され、注目を集めた。 (3月28日10:00 週刊包装タイムス3月26日号に詳報)
 
 
03/27 オンライン商品の包装をリニューアル、省資源化、易開封性を重視―――マルコメ
 
外箱を保管BOXとしても利用
 マルコメ(長野市)は、オンラインショッピングサイト「おいしい通販 みあさ」の取扱商品における包装を3月22日からリニューアルし、環境配慮(エコ包装)と易開封性(楽Pa!)を追求した設計とした。エコ包装の対象商品はフリーズドライ味噌汁「京懐石」のギフトセットおよびお好みセットで、中箱や1食ごとの仕切りをなくし、包装箱を小型化することで、従来品に比べ紙資源を19〜54%削減した。また包装箱を手順どおりに開封すると保管BOXとして再利用できる仕組みとし、再利用性を高めた。一方、開封が容易で商品が取り出しやすく、使用後は解体しやすい工夫を施した「楽Pa!」は、「京懐石」ギフトセット50食をはじめ、「手早くおいしい二年味噌ボトル」、2年味噌を使用した「さばのみそ煮缶セット」に採用した。
(3月27日10:00 週刊包装タイムス3月26日号に詳報)
 
 
03/27 接合間隔外観検査システム納入、A式段ボールの一括検査実現―――アルキスト
 
1号機を納入した接合間隔概観検査システム
 アルキスト(千葉県柏市)は、「A式ケース接合間隔外観検査装置」の1号機を関東地区の段ボールメーカーに納入したことを明らかにした。シャープマニファクチチャリングシステム(大阪府八尾市)が開発した装置で、フレキソグルア(FFG)で製函されたA式ケースの接合間隔を、結束後に一括検査すると同時に結束枚数を検査することなどが特徴。かねて関連企業である武田紙器のFFGに装備され順調稼働していたが、対外的に1号機が導入されたことで今後の動向が注目されている。
(3月27日10:00 週刊包装タイムス3月26日号に詳報)
 
 
03/26 4層構造のボトル採用、17年ぶりに容器を刷新―――カルピス
 
包装紙に包まれた瓶をイメージ
 カルピスは、濃縮タイプの乳酸菌飲料「カルピス」の容器を17年ぶりに全面刷新して4月9日から全国で発売する。新容器「ピースボトル」は、4層構造のプラスチックボトルで、内側から順に無添加PP(ポリプロピレン)、遮光PP、エバール、バイオPE(ポリエチレン)で構成されている。酸素を通しにくく、遮光性の高い容器でカルピス本来の風味を保持する。 ボトル側面をゆるやかなカーブ状に、ボトル中央部にはくびれを作ることで小さな手や、握る力が弱い場合にも持ちやすいよう容器形状を工夫。キャップもボトルと一体型になっており、開け閉めしやすい。デザインは、紙容器に変更するまで約70年間愛されてきた水玉の包装紙に包まれた瓶の「カルピス」をイメージ。包装紙を巻いたような斜めの線やシルエットに瓶の面影を持たせた。また、ボトル原料の6〜12%にバイオPEを使用しており、「バイオマスマーク」を取得している。(3月23日16:00 週刊包装タイムス3月23日号に詳報)
 
 
03/26 バイオPETを本格販売、植物素材含有率の調整が可能―――岩谷産業
   岩谷産業(東京都港区)は、植物由来原料を使用したバイオPET樹脂を大日本印刷(東京都新宿区)など3社で共同開発し、販売を本格化する。このバイオPET樹脂は、サトウキビの廃糖蜜を利用した植物由来素材のバイオエチレングリコール(EG)をテレフタル酸と縮合したもので、インド企業が製造したバイオEGをタイ企業がPET樹脂に縮合。大日本印刷が同樹脂を使用したフィルムを展開し、岩谷産業はシートや不織布、食品用途での展開を図る。 (3月23日16:00 週刊包装タイムス3月23日号に詳報)
 
 
03/22 超薄厚アルミ箔にも対応、関心呼ぶ高性能スリッター―――イリス
 
伊・IMSデルタマティック社の製品
 超薄厚のアルミ箔にも高速、正確に対応するスリッターが上陸し、関係者の関心を呼んでいる。有力国産メーカーが覇を競い合うわが国スリッター市場だが、超薄厚アルミ箔対応の機能を備える高機能スリッターが発売されるのはおそらく初めて。有力専門商社のイリス(東京都品川区)が今年1月から販売に乗り出した。ラップフィルム専用ワインダーメーカーの世界的ブランド、ロトマックの親会社であるイタリア・IMSデルタマティックの製品。フィルムや紙のスリットの適性にも優れ、機種も豊富に揃うが、最大の特徴はアルミ箔のスリットで、6μmの薄箔まで、高速で正確なスリットを実現する。 (3月23日10:00 包装タイムス3月19日号に詳報)
 
 
03/22 宅配・配食分野で高評の結束機、イタズラ防止で効果―――昌弘機工
 
全自動フィルムテープ結束機「SFM-30N」(標準)
 紙テープも使用可能な昌弘機工(大阪府四條畷市)の全自動フィルムテープ結束機「SFM-30N」が食品関連分野で採用の裾野を拡大している。帯び掛けによりイタズラを防止するというニーズが増大したためで、特に宅配・配食サービス分野で高い評価を得ている。同社では今後、この分野での展開をさらに強める構えだ。(3月22日10:00 包装タイムス3月19日号に詳報)
 
 
03/21 紙器向け枚葉IJを開発、最大0.6mmの厚紙印刷可能に―――大日本スクリーン
   電子プリンター、ラベラー、各種シールなどの製造販売を行っている新盛インダストリーズ(東京都北区)は、先ごろ開催されたリテールテック2012に出展し、流通・小売業者向けのソリューションシステム「セルフマークダウン」の提案を行った。同システムは、アンドロイド端末を使用したデジタルサイネージにその場で値引き情報を書き込み、金券化、クーポン化し出力できる。同社が、家具や什器の製造・販売を行っている岡村製作所(横浜市西区)、デジタルサイネージシステムなどの開発を行っているトーキシスムテLLP(岡山市北区)に依頼し、システムを構築した。 (3月21日10:00 週刊包装タイムス3月19日号に詳報)
 
 
03/21 非熱処理式ストレッチ結束機、凹凸形状でもしっかり梱包―――積水樹脂
 
合同包装機器展で公開された
「パック・イン・ストレッチ(PIS)シリーズ」
 積水樹脂(産業資材事業部=東京都港区)は、梱包物の形状を選ばない非熱処理式ストレッチ結束機「パック・イン・ストレッチ(PIS)シリーズ」を開発、2月下旬に東京で開催した積水樹脂・積水化学合同の包装機器展示会で公開した。凹凸のある形状でもしっかりと結束・梱包できることから、セル生産や通販などの梱包現場での使用に適しており、早くもニーズが高まっている。 (3月20日10:00 週刊包装タイムス3月19日号に詳報)
 
 
03/19 紙器向け枚葉IJを開発、最大0.6mmの厚紙印刷可能に―――大日本スクリーン
 
5月開催の「drupa2012」にも実機を出展
 大日本スクリーン製造のメディアアンドプレシジョンテクノロジーカンパニー(京都市上京区)は、B2サイズ対応のフルカラーバリアブル枚葉プリンティングシステム「Truepress JetSX(トゥループレス ジェット エスエックス)」で、主に紙器印刷向けとなる新型機を開発した。多値ヘッドによる非接触印字技術と同社独自の用紙搬送技術を進化させ、最大で0.6mmまでの厚紙に直接印刷できる機能を新たに搭載。紙器材料として最も普及しているコートボール紙やカード紙をはじめ、さまざまな厚紙への印刷を実現した。
 同機は5月にドイツ・デュッセルドルフで開催される国際総合印刷機材展「drupa2012」に出展される。(3月19日16:00 週刊包装タイムス3月19日号に詳報)
 
 
03/19 四つの柱を軸に展開、パッケージ印刷は成長戦略の一つ―――コダック
 
2月1日に就任した藤原社長
 コダック(東京都千代田区)は、3月12日に東京・小川町の明治大学・紫紺館で「日本市場におけるビジネス戦略とdrupa2012の出展概要」に関する記者発表を開催した。この中で、今年2月1日に代表取締役社長に就任した藤原浩氏は、日本市場では「デジタル印刷」「ソリューションビジネス」「プリプレスビジネス」「アライアンスOEM」の四つの柱を軸に展開していくことを説明。また成長戦略の一つとして、フレキソのパッケージ印刷への展開も明らかにした。 (3月19日16:00 週刊包装タイムス3月19日号に詳報)
 
 
03/16 冷蔵庫10〜15%節電、2〜8℃で凍結するポリマーを使用―――トライカンパニー
   保冷材メーカーのトライカンパニー(静岡県沼津市)はこのほど、2〜8℃の冷蔵温度で凝固するポリマーを原材料に、冷蔵庫の電気使用量を抑える節電ツール「節電タモツ・冷蔵キーパー」(仮称)を開発、商品化に成功した。一般な保冷材は、マイナスの温度帯(冷凍庫)で凍結させ、保冷容器や保冷袋と組み合わせで使う。一方、今回の開発製品は、冷蔵庫内で凍結することから、わざわざ冷凍庫で凍らしてから取り出して冷蔵庫に入れるという手間が省ける。400g入りタイプを一般家庭向け冷蔵庫に2個または4個入れて12時間の間に扉を4回開閉するという設定で測定した結果、2個の場合はおよそ10%、4個の場合は約15%の節電効果があることが実証されたという。(3月16日10:00 包装タイムス3月12日号に詳報)
 
 
03/15 移動中の飲用に最適、落下防止の新キャップを採用―――JR東日本ウォータービジネス
 
開栓後もボトルから離れない
 JR東日本ウォータービジネスは、ミネラルウォーター「FROM AQUA(フロムアクア) 〜谷川連峰の天然水〜」に国産初の“落ちないキャップ”付きのPETボトルを採用し、3月6日にリニューアル発売した。下部の「リング」部分とキャップをバンドでつなぎ、開栓後もボトルから離れない形状が特徴。キャップの落下を防ぎ、片手がふさがれないため移動中の飲用に適している。消費調査で“移動中での飲用”が多く、約70%が移動中にキャップを落とした経験があることから導入した。(3月15日10:00 包装タイムス3月12日号に詳報)
 
 
03/15 完全密封と易開封を両立、独自パック形態で半自動機を開発―――藤村工業
   藤村工業(東京都板橋区)は、テープ状剥離フィルムによってブリスターパックや勘合容器を封緘シールし、完全密封性と易開封性を同時に付与する独自の形態「開楽ブリスター/開楽パック」で、封緘自体を行う包装機、あるいは容器蓋側のみにテープ装着を行うプレ加工機として兼用できる半自動機「TKR-SA型」をこのほど開発した。 (3月15日10:00 包装タイムス3月12日号に詳報)
 
 
03/14 韓・パスコと代理店契約、現地販売を本格化―――共立物流システム
   国内最大手の複合コンテナ製造販売商社の共立物流システム(大阪市中央区)は、韓国の食品系商社パスコ(ソウル市)と代理店契約を締結し、液体輸送用折り畳み容器の韓国での本格販売に乗り出した。近年、韓国を中心に海外市場で需要が拡大していることから、海外企業と初めて提携し、現地販売を本格化する。初年度の納入目標は100台。事業が軌道に乗り次第、現地でのライセンス生産も検討する。(3月14日10:00 週刊包装タイムス3月12日号に詳報)
 
 
03/13 営業用ラップで樹脂刃に切り替え―――信越ポリマー
 
切れ味は従来と同等
 信越ポリマー(東京都千代田区)は、主に外食産業などで使用される営業用塩ビ系食品包装ラップ「ポリマラップ」で、従来の金属カッターから植物由来の生分解性樹脂を使用したプラスチックカッターへの切り替えを行い、3月1日から販売を開始した。金属刃から樹脂刃に切り替えることで、より安全で分別廃棄が簡単になる。従来と比べて切れ味にも変化はないという。(3月13日10:00 週刊包装タイムス3月12日号に詳報)
 
 
03/12 竜洋工場を9月増設稼働へ―――須田産業
   主に食品向け包材を製造するグラビアコンバーターの須田産業(浜松市中区)は今夏、竜洋工場(静岡県磐田市)の隣接地に新工場を増設する。原反の入庫から最終製品の出荷まで製造フロー全体を再構築し、生産効率の向上や衛生管理水準の高度化、短納期対応などを一段推し進めるのが狙い。建屋完成は6月予定でその後設備の移設などを行い、同社が新年度を迎える9月初めの本格稼働を目指す。(3月12日10:00 週刊包装タイムス3月12日号に詳報)
 
 
03/12 新型「ネットレー」を開発―――ユーシー販売
   ユーシー販売(大阪府八尾市)は、ネット袋とトレー容器を融合・一体化した包装形態「ネットレー」の新タイプ「SSネットレー」を開発し、本格販売を開始した。従来品「YSネットレー」が横ガゼットタイプだったのに対して、新製品は底ガゼットタイプを採用。これによりトレーを置くスペースを確保し、装填した果物など商品の安定性も大幅に向上した。また、上部の両側に楕円形の切り込み(提げ手部)を設け、持ち運びが格段に容易となった。カラーは赤・ピンク・黄・ライトグリーンなど非常に色彩が鮮やかで、需要家からは「売場が明るくなりイメージがアップする」「持ち運びが簡単」など早くも評価が高まっている。(3月12日10:00 週刊包装タイムス3月12日号に詳報)

カラフル、持ち運びも容易
 
 
03/09 新型キャリーを発売―――岐阜プラスチック工業
   岐阜プラスチック工業(岐阜県岐阜市)はオーダーメードでサイズ加工可能なコンテナ運搬用台車「アングルキャリーL」を発売する。小売流通業の出荷配送などに使用される汎用的な台車だが、従来の同社製品と比較して、約30%軽量化。作業者の負担をより一層軽減する工夫が施されている。 (3月9日16:00 週刊包装タイムス3月5日号に詳報)

コンテナ運搬用台車「アングルキャリーL」(PDF)
 
 
03/08 「(株)アクト印刷」がスタート―――アクト石原
 
 アクト石原(大阪府高槻市)は、新たに印刷紙器会社を立ち上げ、「株式会社アクト印刷」として本格的な生産活動を開始した。所在地は大阪府高槻市須賀町27-3で、代表取締役には石原樹夫氏(アクト石原社長)が就任。新会社そのものは旧木村印刷の経営を引き継いだもので、事業継承による創業は平成23年9月1日。工場内設備および従業員は原則、引き継ぎ、準備期間を経て今年から本格的なスタートとなった。(3月8日16:00 週刊包装タイムス3月5日号に詳報)
 
 
03/07 韓国に合弁企業設置―――大黒工業
   大黒工業(愛媛県四国中央市)は今年2月、韓国における販売拠点として合弁企業「ダイコク・コリア」を開設した。大黒工業が扱う業務用雑貨製品を中心に、日本円換算で初年度1億5000万円の販売を目指す。新会社「ダイコク・コリア」は、韓国パートナー企業および出資比率は明らかにしていないが、現在、金浦市に新たに本社兼倉庫を建築中としており、今春までに完成、本格的な営業活動に入る見込み。 (3月7日16:00 週刊包装タイムス3月5日号に詳報)
 
 
03/06 店頭回収の実証事業を開始―――環境省
   環境省では、店頭回収によるプラスチック製品リサイクルの実証事業を今年の2月から3月にかけて行う。この事業は日本環境設計(東京都千代田区)が事務局となる「PLA-PLUS(プラプラ)プロジェクト」として実施される。参加企業は、アスクル、ジェイアイエヌ、スターバックスコーヒージャパン、タカラトミー、らでぃっしゅぼーや、良品計画の6社で、それぞれの店頭でプラスチック製品の回収を行い、リサイクルの可能性などを調査する。 (3月6日11:00 週刊包装タイムス3月5日号に詳報)
 
 
03/05 煮炊きができる不織布袋―――栄和化学工業
 
 押出ラミネート加工で定評のある栄和化学工業(静岡県沼津市)が開発した不織布/PE/耐水紙の3層構造の耐熱包装袋「EI-パック」が電子レンジで煮魚や肉じゃがなどを煮炊きできるとして注目され、竹原製缶(大阪市)が電子レンジで調理できる「レンジスチームバッグ」に採用、一般消費者向けに販売を始めた。その際にも「蒸気を通し、水分を通しにくい、不思議なバッグ」であることを強調。 (3月5日16:00 週刊包装タイムス3月5日号に詳報)
 
 
03/02 上下ベルト方式の廉価版、簡易型製封緘機に新タイプ追加―――ストラパック
 
税別定価は48万円

 ストラパック(東京都中央区)は先頃、簡易型製封緘機「ASシリーズ」で、上下ベルト搬送方式の「AS-723」を本格発売した。同じ搬送方式の「同223」(税別定価60万円)のエコノミータイプとして新たに追加したもので、シリーズの特徴であるきれいな仕上がりやシンプルかつ省スペース設計はそのままに税別定価48万円を実現した。製封緘機市場の低価格化に対応するとともに、従来はコスト面で機械化を断念していた潜在ユーザーに導入の裾野を広げるのが狙い。 (3月2日10:00 包装タイムス2月27日号に詳報)
 
 
03/01 形状記憶付与のPOP、視認性高い80°で自立―――シーレックス
 
重ねても折れ曲がらずに自立する

 シール・ラベル印刷のシーレックス(東京都台東区)は、生産ラインで貼られたスタンドPOPラベルが梱包や輸送中に折り曲げられた状態でも店頭で陳列すると元通りに自立する「セルフスタンドPOPラベル」3種類(ピンク、ブルー、ゴールド)を商品化し、2月から本格発売した。印刷加工技術でラベル表面に形状記憶機能を付与。アイキャッチを高めるため自立する角度も直角ではなく80°の傾きとした。 (3月1日10:00 包装タイムス2月27日号に詳報)
 
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