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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2012年5月】
 
05/31 自社内自然林伐採中止/インドネシア自然保護のため―――APP
   インドネシアに本社を置くアジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)は保護価値の高い森林に関して、自社グループが所有するパルプ材コンセッション内での自然林伐採を直ちに中止するなどの新たな方針を発表した。同グループでは、国際的に認知された「保護価値の高い森林(High Conservation Value Forests、以下HCVF)」の基準を採用。主な発表内容は、1.2012年6月1日から、HCVF評価が行われている期間中、自然林の伐採を停止する、2.HCV Resource Networkの最善慣行に従ってHCVF評価を実施するために信頼の高い専門家チームを起用、3.HCVF評価の結果に基づき、特定された全ての保護価値の高い地域を保護する――など。 (5月31日10:00 週刊包装タイムス5月28日号に詳報)
 
 
05/30 カンボジアで2番目の新規飲料缶工場を建設――クラウン・ホールディングス
   金属パッケージ製品の世界的サプライヤーである米・クラウン・ホールディングス社は、カンボジアでの需要増加に応えるため、首都プノンペンから約200km離れたタイ湾沿いにあるシアヌークビルに新規の飲料缶工場を建設すると発表した。新工場には複数の缶製造ラインが設置され、初期生産能力はツーピース330mlのアルミ缶で年産7億2500万個。2013年第3四半期に稼動予定で、プノンペンの2ライン操業に続き、同社のカンボジアにおける2番目の飲料缶工場となる。 (5月30日10:00 週刊包装タイムス5月28日号に詳報)
 
 
05/29 多様な部品輸送効率化/二つの資材を新たに提供―――ボックスチャーター
   ロールボックスパレット(RBP)を用いる輸送サービス「JITBOXチャーター便」を運営するボックスチャーター(東京都渋谷区)は、RBPの内寸調整用板材「Fitボード」と、RBP内を上中下三層に仕切るための組み込み式棚「Fitラック」の提供を5月21日から開始した。ともにヤマト包装技術研究所と共同開発したもので、これにより長尺で幅の狭い機械や、積み重ねることができない精密機械・部品の効率的な輸送を可能とした。 (5月29日10:00 週刊包装タイムス5月28日号に詳報)
 
 
05/28 ベトナムに軟包装の製造拠点/来春稼働、5年後50億円を目指す―――大日本印刷
   大日本印刷はベトナムに軟包装の製造拠点を新設する。投資総額は約40億円、今年の7月に着工し、2013年4月に稼働を開始する。インドネシアでパッケージの製造・販売を繰り広げる合併会社(DNPインドネシア)と有機的な展開を繰り広げ、単納期対応やリスク分散を図りつつ、今後成長が見込まれる東南アジアでの事業拡大に向けた体制拡充に取り組み、5年後50億円の売り上げを目指す。新工場ではシャンプーの小分け袋、柔軟仕上げ剤や洗剤などのスタンドパウチ、歯磨きや化粧品などのラミネートチューブの原反などの製品を生産、インドシナ半島と近隣諸国のグローバル企業、日系企業に製品を供給する。(5月28日14:00 週刊包装タイムス5月28日号)
 
 
05/28 母子一体リストバンド発売/バーコードで正確に管理―――サトー
   自動認識システムとシール・ラベルを販売するサトー(東京都目黒区)は、全国の病院および産婦人科クリニックを対象に、母親と新生児のリストバンドをプリンターで同時発行できる母子一体型リストバンド「koDakara(子だから)」を発売した。母親と新生児のリストバンドを並べて配置したデザインを採用しており、バーコードプリンターで印字後、出産前は母親の手首に装着し、出産時に新生児用リストバンドを切り取り、その場で赤ちゃんに装着する。これにより母子ともにバーコードによる正確な管理が可能となり、手書きのリストバンドによる書き間違いや誤読のリスクを回避することはもちろん、赤ちゃんの取り違えという重大事故を防止する。(5月28日14:00 週刊包装タイムス5月28日号)

 
 
05/25 伊トレーシーラー輸入、脱気・ガス充填を標準装備―――ニチモウ
   ニチモウ(東京都品川区)は、伊・イルプラ社のトレーシーラー「Speedy」の輸入販売に乗り出す。欧州を中心に年間150台ほど販売されている人気モデルで、今回が日本初上陸。コンパクト機ながら脱気装置と窒素ガス充填装置が標準仕様で搭載されており、食品の賞味期限延長や鮮度保持を実現する。同社では6月の国際食品工業展での初公開を機に販売を開始する予定。共働き世帯の増加などを背景に市場が拡大する惣菜・RM分野などを対象に、ガスパックによる日持ち延長などのメリットを訴求しながら販売を進めていく構えだ。 (5月25日10:00 包装タイムス5月21日号に詳報)
 
 
05/24 四国パックと合併、震災後の安定供給不安に応える――ギンポーパック
   ギンポーパック(東京都千代田区)は、4月1日に四国パック(香川県高松市)と合併した。今回の合併により同社は西日本地域にも製造拠点を持つことになり、東日本大震災以後に高まったユーザーサイドの安定供給不安に応える供給体制を整えた。またギンポーが得意とするOPSのスピード成形技術と、四国パックが得意とする定置印刷技術など、それぞれ技術協力を行うことで製品競争力の向上に努める。(5月24日10:00 週刊包装タイムス5月21日号に詳報)
 
 
05/23 多色印刷を忠実に再現、パッケージ業界向けに―――GMGジャパン
   GMGジャパン(東京都千代田区)は、独・GMG社がパッケージ業界向けの新たなプルーフィングソリューションである「GMGオープンカラー」を開発したと発表した。GMGのハンノ・ホフスタット博士が率いる研究チームが、オフセット印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷における予測可能なプルーフを作成するという要求に応えるために開発を進めてきたもので、スポットカラーや従来のCMYK4色以上の多色印刷を忠実に色再現するというもの。パッケージ業界においても大きな課題であったスポットカラーのオーバープリント色の正確性に関する課題を解消する。(5月23日10:00 週刊包装タイムス5月21日号に詳報)
 
 
05/22 売上・利益ともに過去最高―――エフピコ
   エフピコ(広島県福山市)は平成24年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比10.6%増の1556億8100万円で149億6100万円の増収、経常利益は11%増の149億5100万円、当期純利益は東日本大震災等の特別損失があったものの1.7%増の80億9300万円となり、いずれも過去最高を記録した。販売面では汎用製品および軽量化製品の拡販に加え、新デザイン容器や新機能容器であるマルチFPの販売が好調であったことや製品値上げ、不採算取引の見直しにより製品売上数量は前期比104.4%と伸長。利益面では、製品原料価格高騰や設備投資などでコスト増となったが、製品売上数量増加や新製品拡販、グループ全体でのコスト改善や製品値上げにより改善額は総額65億円となった。(5月22日10:00 週刊包装タイムス5月21日号に詳報)
 
 
05/21 成長と体質強化徹底、差異化と海外事業で競争優位に―――グンゼ
   グンゼ・プラスチックカンパニー(大阪市中央区)は、差異化、グローバル化による事業推進で、成長戦略に拍車を掛ける。独自技術を駆使したハイブリッドでの差異化商品の拡販や、海外事業の成長拡大と体質強化への取り組みを徹底し、軟包材の環境配慮性、トータルなコスト低減を具体化する提案力で成長軌道を鮮明にする考え。 (5月21日10:00 週刊包装タイムス5月21日号)
 
 
05/21 再生プラ使用の指針を通知、安全性照合の手続きを定義―――厚労省
   厚生労働省医薬食品局安全部は、全国の都道府県知事、政令市市長、特別区区長あてに「食品用器具及び容器包装における再生プラスチック材料の使用に関する指針(ガイドライン)」を通知し、4月27日から運用を開始した。同指針により、使用済みプラスチック製品を原料として製造した「再生プラスチック材料」を食品用器具・容器包装に利用する際、個別の事例ごとに安全性評価を実施した上で使用の可否を決定する制度体系が構築された。 (5月21日10:00 週刊包装タイムス5月21日号)
 
 
05/18 ラベル業界に参入、UV・IJ仕様印刷機で―――大日本スクリーン製造
 
最大322mmの印字幅に対応

 大日本スクリーン製造(京都市上京区)はこのほど、独自の組み込み技術を採用したワンパスヘッド搭載のラベル業界向けUVインクジェット印刷機「Truepress Jet L350UV」を開発、ラベル印刷業界に本格的に参入する。同機は最大322mmの印字幅に対応し、ラベル用デジタル印刷機としては世界最高クラスとなる印刷スピード毎分50mを達成。最小3ピコリットルの液滴をコントロールできる多値ヘッドの採用に加え、独自の高画質スクリーニングと高度なカラーマネジメント技術を融合することにより、ざらつきのない鮮やかで滑らかな階調を実現した。 (5月18日10:00 包装タイムス5月14日号に詳報)
 
 
05/17 曲面に機能塗料など転写、パッド印刷で新技術―――特殊阿部製版所
 
導電ペーストの転写例

 特殊阿部製版所(東京都江東区)は、シルクスクリーン方式やディスペンサー方式ではこれまで難しいとされてきた曲面に接着剤やレジストインキなどの機能性ペーストを転写できる技術を開発した。パッド印刷方式によるもので、対応する機能性ペーストは無電解メッキやメッキ下地材、シリコン系塗料などさまざま。曲面や形状が複雑なものに転写が可能で、薄膜の転写にも対応する。電子機器類の薄型化や軽量化をはじめとするさまざまな需要への展開が期待される。 (5月17日10:00 包装タイムス5月14日号に詳報)
 
 
05/16 通い箱4000箱導入、年間28万箱の段箱削減―――ユナイテッドアローズ
 
取っ手を付けることで持ち運びも便利に

 セレクトショップ大手のユナイテッドアローズ(東京都港区)は4月から、全国の物流センターから各店舗への配送用に独自の通い箱「エコBOX」4000箱を導入した。コスト削減と環境保全の観点から進めてきた包装改善の一環で、同社では年間28万箱の段ボールを削減、3年間で4400万円のコスト削減を見込む。同通い箱は、女性スタッフの持ち運び時の負担を極力減らすため「より軽く、より頑丈に」をコンセプトに設計されており、重さは2kg以下、約300回繰り返し利用できる強度を備える。 (5月16日10:00 週刊包装タイムス5月14日号に詳報)
 
 
05/15 保冷カゴ車を本格発売、作業性向上で流通大手も注目―――紀文産業
   紀文産業(東京都港区)は、保冷カバー付きカゴ台車「輸きち48(フォーティーエイト)」を改良し、本格発売した。保冷カバー付きカゴ台車にもかかわらず容易に折り畳めるうえ、固定ベルトにより搬送途中に折り畳んだ状態が解ける心配がないことなどが特徴。とりわけ作業性に対する評価は高く、早くも食品流通大手が導入を検討している。(5月15日10:00 週刊包装タイムス5月14日号に詳報)
 
 
05/14 酒井化学に事業譲渡、気泡緩衝材「エアーキャップ」―――宇部フィルム
   宇部フィルム(山口県山陽小野田市)は、6月1日付けで、気泡入りフィルム緩衝材「エアーキャップ」事業を酒井化学工業(福井県鯖江市)に譲渡することを明らかにした。宇部フィルムの事業再構築計画と、酒井化学の気泡入りフィルム緩衝材事業強化の方向性が合致して合意に至った。酒井化学は、従来から気泡入りフィルム緩衝材「ミナパック」を製造販売しているが、新たにエアーキャップを加えて今後2アイテムで事業展開していく。 (5月14日14:00 週刊包装タイムス5月14日号)
 
 
05/11 全体の再商品化率は96.3%、市町村の分別収集状況発表―――環境省
   環境省は、容器包装リサイクル法(以下容リ法)に基づく平成22年度の市町村における容器包装の分別収集および再商品化に関する実績を発表した。容リ法対象品目となる市町村分別収集量の合計は約287万トン(21年度比1.01倍)、リサイクル業者などに引き渡した再商品化量の合計は約277万トン(同1.00倍)と、ともにほぼ横ばい。市町村の分別収集量に対する再商品化量の割合(再商品化率)は、スチール製、アルミ製、段ボール製、飲料用紙製の容器が99%以上で、全体の再商品化率は、96.3%となった。 (5月11日10:00 包装タイムス5月7日号に詳報)
 
 
05/10 新規ピオセラン開発、高耐熱・高倍率を実現―――積水化成品工業
   積水化成品工業(大阪市北区)は、発泡樹脂原料「ピオセラン」で、さらに高耐熱・高倍率を実現した新規グレードの開発に成功した。ピオセランは、ポリスチレンとポリオレフィンの複合発泡樹脂原料。新グレードは、1.耐熱性が従来品と比べ約10%向上、2.発泡倍率が40倍まで(従来品は、20倍まで)、3.EPPと比較して強度(曲げ、圧縮)が向上(肉抜きなどによる軽量化が可能)、4.新たに耐燃焼性に優れたグレードを加えることで鉄道車両や航空機での採用が可能――などが特徴。すでに同原料を使用した成形品が国内大手自動車メーカーで採用されている。 (5月10日10:00 包装タイムス5月7日号に詳報)
 
 
05/09 PET容器用トップ材、イージーピール性備え規格化―――中部日本化学
   中部日本化学(名古屋市守山区)は、「イージーオープン用トップフィルム」のアイテム拡充に乗り出した。従来のPP、PS容器用に加えてPET容器用の規格原反を新たにラインアップし、漬物や加工麺など用途分野の広がりに合わせた製品化を求める声に対応した。ナイロンとPETをベースフィルムにする2種類で、これらを表基材にポリオレフィン樹脂を内面に直接押し出しで剥離層を構成。安定したヒートシール性や滑らかな剥離性を備え、充填・熱殺菌後のフィルムの張りが良く商品外観も良好だ。今後、製品提案を進めながら受注獲得に力を注いでいく。 (5月9日10:00 週刊包装タイムス5月7日号に詳報)
 
 
05/08 版両端の汚れを防止、洗浄時間や作業負担を大幅軽減―――丸東産業
   丸東産業(福岡県小郡市)は、多品種小ロット要求が強まるグラビア印刷の作業負担軽減に貢献する新たな製品提案を行う。グラビア版シリンダーの両端面をインキ汚れから保護する「MARU-PAD(マルパット)」を製品化し、提案を開始した。透明のラベルシール状でシリンダーの両端に貼り付ければインキが直接付着する面積を最小限に抑えられるため、洗浄時間を大幅に短縮できる。従来比で3分の1から4分の1に洗浄時間を短縮できることが社内で実証されており、今後関連業界への周知を図る考えだ。 (5月8日10:00 週刊包装タイムス5月7日号に詳報)
 
 
05/07 PET to PETリサイクル、店頭に自動回収機を設置―――セブン&アイ・ホールディングス、トムラ・ジャパン
   セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区)とトムラ・ジャパン(東京都大田区)は、セブン&アイグループのイトーヨーカドーおよびヨークマートの各店舗に、新しいPETボトルの店頭回収・リサイクルシステムを導入する。その場でPETボトルを選別・減容し、資源価値の高い資源を大量に回収出来る自動回収機を設置する。飲料・容器メーカーやリサイクル・物流パートナーと連動した「PETボトル to PETボトル」の循環型リサイクルは、大手小売チェーン全体での取り組みとしては初。4月にイトーヨーカドー25店、ヨークマート11店の計36店舗に導入を開始し、2013年2月までにこれら2社の関東エリア内の全店約200店舗に拡大する予定だ。さらにグループのヨークベニマルについても今後導入を検討していく。 (5月7日12:00 週刊包装タイムス5月7日号)
 
 
05/02 オンデマンドの包装加工機を7月27日から発売―――富士ゼロックス
 
オンデマンドで印刷/ニス加工/型抜きができる

 富士フイルムグループの富士ゼロックスは、パッケージ市場向けにオンデマンドパッケージングソリューション「Xerox Automated Packaging Solution powered by Stora Enso GallopTM」を2012年7月27日より発売する。このシステムは、ニス加工機(Epic Products 社製)に、スタッカーコンベアと型抜き機(いずれもStora Enso 社製)で構成されており、同社のプロダクションプリンターである「Xerox iGen4 Press」とインラインで接続することで、必要な時に、必要な数だけ、オンデマンドで印刷/ニス加工/型抜きし、パッケージを製作できる。また、デジタル印刷の特徴であるバリアブル印刷により、1点ごとに内容を変えたパッケージができるほか、点字加工やエンボス加工といった型押しもでき、販促効果の高いオリジナルのパッケージ製作もできる。(5月2日11:00)
 
 
05/02 B2枚葉インクジェット印刷機を小森と共同開発―――コニカミノルタIJ
 
「drupa 2012」で技術展示するB2対応のIJ印刷機

 コニカミノルタIJは、B2枚葉インクジェット印刷機「KM-1(開発名称)」を小森コーポレーションと共同開発し、独・デュッセルドルフで開催される国際総合印刷機材展「drupa 2012」(5月3日〜16日)に技術展示する。同機は、シングルパス印刷用途向けに新たに開発した「HS UVインク」と新開発高性能ヘッドを搭載。プリント基幹部に反転機構を装備しており、データ内容に応じて両面、片面印刷を自動切り替えで行う。コニカミノルタIJ独自のプロセス技術と小森コーポレーションの搬送技術と印刷見当精度を融合し、3300sph(片面印刷時)、1650sph(両面印刷時)の生産性と1200dpi×1200dpiの解像度でオフセット品質に迫る高品質を実現する。紙厚は0.06oから0.45o(0.6oまで対応予定)、紙サイズは530o×750oから280o×400oの用紙に対応。さらにコート紙、非コート紙、アート紙などの印刷本紙にプレコート、ポストコートなしで印刷が行えるほか、UVインク仕様なので印刷後、すぐに後工程に移行することもできる。 (5月2日11:00)
 
 
05/01 ラベル業界向けUVインクジェット印刷機開発―――大日本スクリーン
 
毎分50mの印刷スピードを達成

 大日本スクリーン製造はこのほど、独自の組み込み技術を採用したワンパスヘッド搭載のラベル業界向けUVインクジェット印刷機「Truepress Jet L350UV」を開発した。同印刷機は最大322oの印字幅に対応し、ラベル用デジタル印刷機としては世界最高クラスとなる毎分50mの印刷スピードを達成。最小3ピコリットルの液滴をコントロールできる多値ヘッドの採用に加え、独自の高画質スクリーニングと高度なカラーマネジメント技術を融合することにより、ざらつきのない鮮やかで滑らかな階調を実現した。また、新たに開発した広色域インキにより、従来は特色で表現していたラベル印刷の幅広い色域をCMYK4色のインキでサポートする。後工程のラミネート機や型抜き機などへのインライン接続にも対応する予定で、より一層の効率化が期待できるとしている。(5月1日11:00)
 
 
05/01 新規9工場認定でGP認定工場は280に―――日印産連
   日本印刷産業連合会(猿渡智会長、以下日印産連)は4月25日、東京・新富の日本印刷会館内で第23回グリーンプリンティング(GP)工場の認定式を行った。3月14日に行われたGP工場認定委員会で認定されたもので、新規は9工場、更新は13工場で、これにより全体のGP認定工場は280工場となった。ちなみに新規に認定された9工場は、エヌ・ティ・ティ・クオリス 関西工場(大阪府守口市)、同 九州工場(熊本県菊池市)、吉田印刷所 本社工場(新潟県五泉市)、精興社 本社・青梅工場(東京都青梅市)、同 朝霞工場(埼玉県朝霞市)、大川印刷 本社・工場(横浜市戸塚区)、同 横浜営業所(横浜市西区)、クオリス製本 熊本事業所(熊本県玉名市)、日経印刷 グラフィックガーデン(東京都板橋区)。また、GP資機材認定制度においては、洗浄剤8製品、エッチ液3製品、プレート3製品および4月から新たに運用を開始するプレートクリーナー13製品の計27製品が認定され、全体の認定製品は253製品となった。 (5月1日11:00 軟包装通信5月3日号に詳細)
 
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