デイリーニュース
日本プラスチック有効利用組合と全日本プラスチックリサイクル工業会が共同で進めていた産業廃棄物由来の「再生ポリエチレン(PE)樹脂」および「再生ポリプロピレン(PP)樹脂」のペレットに係る温室効果ガス(GHG)排出量の数値が、カーボンフットプリント(CFP)制度施行事業の共通原単位データベースに登録され、産業環境管理協会を通じ、公表された。再生PE1kgの生産時に排出するCO2量は0.388kg、再生PPは同0.399kg。経済産業省が主体で進めてきたCFP制度施行事業に基づき、両団体は今回初めて自主的に共通の目的で打ち合わせを実施。会員からのアンケート調査などを行ってデータを取得・算出し、報告書を作成したものが認定された。(6月7日10:00 週刊包装タイムス6月4日号に詳報)
富士フイルム(東京都港区)は、グラフィックシステム事業のさらなる体制強化を図るため、今年10月1日付で印刷関連製品のマーケティング・販売・技術サービスを世界的に展開する「富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ」を発足させることを発表した。印刷関連機材の国内販売会社である富士フイルムグラフィックシステムズに、印刷物の制作用ソフトウエアの開発・販売会社である富士フイルムシンプルプロダクツを統合し、さらに海外のマーケティング・販売・技術サービスの機能を新たに設ける。代表取締役社長には富士フイルム代表取締役社長の古森重隆氏が就任。資本金は8億円で富士フイルムが100%出資する。 (6月6日10:00 週刊包装タイムス6月4日号に詳報)