【2012年8月】 |
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08/31 |
中国拠点を上海に集約/包装プラントなどのメンテ強化―――澁谷工業 |
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澁谷工業(金沢市)は、中国市場で急拡大しつつあるパッケージングプラント製品などのアフターメンテナンスサービスに対応するため、上海と天津にある同社の駐在事務所とグループ会社2社(メカトロジャパン、カイジョー)の上海現地法人を集約統合することを決定した。2カ所の駐在事務所を閉鎖し、メカトロジャパンの現地法人と統合して新会社(仮称)「上海希布亜工業科技有限公司(SBY上海)」に再編する。一方、カイジョーの現地法人は従来通り運営するが、SBY上海と同一事務所に移転する。(8月31日11:00 週刊包装タイムス8月27日号に詳報) |
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08/30 |
タブレット専用梱包資材開発/振動や衝撃を最小限に抑える―――日本通運 |
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日本通運(東京都港区)は、業界初となるタブレット端末輸送用梱包資材「パソコンポ タブレット」を開発、8月20日から販売を開始した。特殊フィルムで製品を挟んで、段ボールの中に吊るした状態で輸送することにより振動・衝撃を最小限に抑える輸送用梱包資材「パソコンポ」従来の機能に加えて、パソコンと比べて本体が薄く、液晶画面が傷つきやすいタブレット端末の特徴を踏まえ、新たに帯電防止ミラーマットを採用して液晶画面の擦り傷を防ぐなど改良を加えた。(8月30日11:00 週刊包装タイムス8月27日号に詳報) |
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08/30 |
中国2子会社の生産設備導入へ/接着剤用樹脂や印刷インキで―――荒川化学工業 |
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荒川化学工業(大阪市中央区)は、中国におけるホットメルト接着剤や粘着剤、印刷インキなどの需要拡大に伴い、子会社2社への生産設備の設置・増強を決定した。「広西梧州荒川化学工業有限公司」(広西壮族自治区梧州市)ではロジンおよびロジン系誘導体、粘着・接着剤用樹脂を製造しているが、今回約4000万円を投じてロジン系接着剤用樹脂の生産設備を増強する。生産能力は約2500tで、12年11月完工予定。「南通荒川化学工業有限公司」(江蘇省南通市)では約2億5000万円を投じて、年産約3000t規模の印刷インキ用樹脂生産設備を新設するもので、完工予定は13年1月。
(8月30日11:00 週刊包装タイムス8月27日号に詳報) |
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08/29 |
インドネシアに製販2社設立へ/MH機器製造拠点を建設―――椿本チエイン |
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椿本チエイン(大阪市北区)は、成長著しいインドネシア市場での事業拡大を図るため、マテリアルハンドリング(MH)機器の製造子会社および、販売子会社をジャカルタに設立することを明らかにした。チェーンをはじめとする機械部品からMHシステムまで、同社グループ全商品を取り扱う販売会社を設立することにより、顧客に密着した販売・技術サービスの一層の強化を図るのが狙い。また、製造子会社も設立することにより現地ニーズに合致した同商品のタイムリーな生産供給体制の確立を目指す。(8月29日16:00 週刊包装タイムス8月27日号に詳報 |
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08/29 |
本みりんでは初/500mlエコパウチ入り発売―――宝酒造 |
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約35%のごみ減量化(同社比)を実現 宝酒造は、本みりんで初めてパウチパックを採用した「タカラ本みりん『醇良』」を8月28日から全国で発売した。採用したパウチパックは、同容量のPET容器商品と比較すると、約35%のごみ減量化(同社比)を実現するほか、使用後は本体・キャップともにプラスチックごみとして捨てることができる。また、形状が自由に変化するため棚の隙間など狭いスペースでも収納することが可能だ。(8月29日16:00 週刊包装タイムス8月27日号に詳報) |
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08/28 |
TOKYO PACK2012、前回上回る590社・2269小間/東京ビッグサイトで10月2日から |
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10月に開催されるTOKYO PACK2012(=2012東京国際包装展、主催・日本包装技術協会)の概要がこのほど発表された。開催規模は前回を上回る590社・2269小間(前回比107%)で、10月2〜5日の4日間、東京ビッグサイトの東ホール全館を使用して開催される。今回も包装資材と包装機械を中心に、印刷・包装加工機械、食品・医薬品加工機械、検査・計測・包装関連機材、包装デザイン&コミュニケーションサービス、流通・物流システム機器&サービスなどの分野から最先端の技術と情報が一堂に結集する。今回は「繋がる」を開催コンセプトに、ビジネスにおけるさまざまな出会いを演出するための新たな仕組みやサービスを導入。来場者が館内出展者ブースを余すことなく視察できるように会場レイアウトに縦型・横型の複合配置方式を採用したほか、10月3〜5日に西ホールで開催される食品開発展2012と相互に無料で入場できるようにした。また機能や技術、デザイン、市場トレンドなど包装に関する最新情報をキャッチできる展示企画やセミナー、フォーラムなど多彩な併催イベントが目白押しで、来場者にとって見どころの多い催しとなりそうだ。(8月28日16:00 週刊包装タイムス8月27日号) |
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08/28 |
飲んでも安全な除菌水/アンモニア臭も消える―――鳥繁産業 |
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鳥繁産業(大分県津久見市)は、除菌効果に加えて消臭効果も発揮する除菌水「アクアサニター」の全国展開を進めている。森永乳業の技術で誕生した除菌水で、飲んでも安全な微酸性次亜塩素酸水をベースにしている。除菌効果は次亜塩素酸ナトリウムの80倍で、有効成分の次亜塩素酸が10〜30ppmという低い濃度でありながら一般細菌(大腸菌やブドウ球菌)やサルモネラ菌、コレラ菌、カビ、さらにはインフルエンザといったウイルスまでも除菌できる。Phも5.0〜6.5という素肌に近い値で、ほとんど無味無臭で、飲んでも体に問題がない安全な水として、歯科医院などでは洗口剤として使っているケースもあり、また虫歯菌、歯周病菌に対しても効果があるとされている。(8月28日16:00 週刊包装タイムス8月27日号) |
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08/27 |
サーマルで少量実印刷実現/最大幅212mm、8色まで可能―――シンメイ |
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シンメイ(東京都台東区)は、軟包装コンバーターを主力ターゲットに定め、新たな開発装置「ロールフィルムプリントシステム」の積極的な訴求に乗り出す。同社の「サーマルダイレクトプリント」の技術を活かした戦略装置で、パソコンで作成した印字データを入力すれば、即時にサーマルリボン熱転写方式による絵柄などの実際印刷ができる。必要な時に必要な数の印刷もオンデマンドで可能。印刷フィルムの指定箇所に追加捕捉もできる。カラーは8色(白含め)まで可能、印刷面積は最大幅212mm×長さ200mm。同社ではグラビア軟包装市場で膨らみ続ける超少量ニーズの取り込みを本格化する。(8月27日16:00 包装タイムス8月27日号、軟包装通信9月6日号に詳報) |
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08/27 |
中国でPTP包装機を本格展開/現地市場向けに戦略機を新たに開発―――CKD |
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中国向けに開発した「エコブリスタFBP-600E-V」 CKD(愛知県小牧市)は、中国でPTPブリスター包装機の本格展開に乗り出す。機能や導入コストを抑えた現地市場向けの戦略機「エコブリスタFBP-600E-V」を新たに開発。中国・無錫の工場で生産し、来年4月から現地向けに拡販していく。膨張する経済とともに、中国の医薬品関連産業も年率10%以上の成長が続いている。加えて昨年3月に施行された中国版「新GMP」が医薬品の生産条件や品質管理などで先進国並みの厳しい認証基準を課す中、生産システムの高度化への対応機運もここにきて一段と加速しているもようだ。
(8月27日16:00 包装タイムス8月27日号に詳報) |
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08/24 |
携帯式の新型超音波溶着器/フードパックを瞬時にシール―――富士インパルス |
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富士インパルス(大阪府豊中市)は、携帯式の小型超音波溶着器「US-60C」を発売した。狭小スペースでの使用など柔軟な作業性を確保し、フードパックをはじめとしたさまざまな熱溶融性包材を金属針(ホチキス針)やテープ、輪ゴム等を使用せずに簡単操作で安全かつ瞬時にシールする。新型機は従来機をさらに小型・軽量化したほか、新たに電池仕様をオプションで追加した。(8月24日16:00 週刊包装タイムス8月20日号に詳報) |
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08/24 |
底ガゼットの新型機/溶断クズのトリミング装置を搭載―――キョウエイ |
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キョウエイ(大阪府富田林市)は、新たな製袋機を開発した。青果や果実、食パンなどの立体袋に用途が多い底ガゼット袋を製造するもので、ガゼット折込部の角底舟型に加工時に発生する溶断クズをトリミングする装置を搭載している。V溶断シール、シール溶断のどちらにも対応でき、製袋スピードに応じた精度の高いトリミングを実現するとともに異物混入を限りなく抑えた。本社工場でも実演運転による見学を行っており、性能面の高さを広く訴求していく。(8月24日16:00 週刊包装タイムス8月20日号に詳報) |
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08/23 |
食品業界待望のオールステン製/新型パラレルロボットを今秋発表―――東京食品機械 |
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フレームまで全てステンレス製でCIPにも対応可能 食品業界待望のオールステンレス製パラレルリンクロボットが登場する。東京食品機械(東京都中央区)が今秋発表を予定している製品で、食品包装工程のさまざまなハンドリング作業を高効率かつ衛生的に自動化できる。フレームまでオールステンレス製となっており、FDA(米国食品医薬品局)コンプライアンスに準じた衛生構造を特徴とする。全てのユニットを洗浄することができ、CIP(定置洗浄)への対応も可能。省人化などを狙いに食品製造ラインにもここにきてロボット導入の機運が高まっていることから需要業界で高い関心を呼びそうだ。(8月23日13:00 週刊包装タイムス8月20日号に詳報) |
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08/23 |
封緘作業の“イライラ”解消/粘着テープ用カッター発売―――積水テクノ商事東日本 |
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粘着テープ用ディスペンサー「STSテープカッター」 積水テクノ商事東日本(東京都中央区)は、粘着テープ用ディスペンサー「STSテープカッター」を8月下旬から本格発売する。テープをはめ込む円の外側に「山」と「バネ」を設け、従来の同種の器具と比べてテープの端を見つける手間を省いたのが特徴。テープ封緘作業のイライラを解消し、効率化を実現する。幅50mm以下のOPP、クラフト粘着テープに対応する。(8月23日13:00 週刊包装タイムス8月20日号に詳報) |
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08/22 |
“プルトップなし”で開発/開封容易、省エネ型ヒンジキャップ―――栄康 |
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完成キャップを底から覗いた状態のCG画像 栄康(横浜市南区)は、流量調整とタンパーフプール(いたずら防止)機能を兼ね備える新発想のヒンジキャップを開発した。食品調味料容器に多く使われるヒンジキャップは密封性確保のためプルトップとの併用キャップが主流だが、新キャップにはプルトップがない。1ピース構造で、まずキャップ胴部のつまみからテープを剥がす要領でキャップを開栓。この時点までは中身の密封性が確保される。キャップ頂部の裏面にはインナーリングが形成され、このスリット溝の幅が流量調整で重要な役割を果たす。また従来のキャップと中栓との構成にする手間を省き、組立機やピンホール検査を必要とせず、この分の電力を使用しない。また使用後の分別廃棄も容易。コストは1個3円以下が可能で、調味料や飲料水分野に提案する。(8月22日14:00 週刊包装タイムス8月20日号、月刊食品包装8月号に詳報 |
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08/22 |
本社・物流センター新設/ピッキング機能拡充し提案力向上へ―――積水技研 |
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積水技研は、かねて進めてきた新社屋(兵庫県伊丹市)の建設が終了し、8月20日に本社を移転した。新社屋は敷地面積4781m2、建築面積2465.28m2、延べ面積7555.66m2の鉄骨造5階建て。物流センターを併設することで物流機能の合理化・効率化を図るとともに、オール積水化成品グループ商材を中心とした品揃えの強化とピッキング機能の拡充により提案力を強化した。(8月22日14:00 週刊包装タイムス8月20日号に詳報) |
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08/21 |
輸入事業を開始/9月から中国製プチケース発売―――ポルテックス |
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ポルテックス(千葉県稲毛区)が輸入事業に乗り出す。従来から構築してきた国内外のネットワークを活かし、中国製プチケースの輸入販売を本格化する。第1弾商品の「OPPケース」は9月から、第2弾の「純白PETケース」は10月から、相次いで国内販売を開始する。独自製品の開発製造からスイーツ店舗の運営まで、多彩な事業を繰り広げ着実な浮上を続ける同社だが、新たに取り組む輸入事業は、提案型包装企業の展開にさらに弾みを付ける可能性も高そうだ。(8月21日14:00 週刊包装タイムス8月20日号) |
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08/21 |
1ヘッドで2色同時印刷/クラス最速の新型IJPヘッド―――京セラ |
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京セラ(京都市伏見区)はこのほど、1ヘッドで2色同時印刷が行えるクラス世界最速の新型インクジェットプリント(IJP)ヘッド「KJ403T」を発表した。解像度は300dpiで、毎分152mの高速処理を実現。1ヘッドで2色同時印刷に対応したことで印刷機に搭載するヘッド数を半減できるほか、配線やインク配管など部品点数の削減も可能なため機器全体の小型化にも貢献する。(8月21日14:00 週刊包装タイムス8月20日号) |
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08/20 |
エアー緩衝材を二次加工/フィルムに最大7層タイプも―――パックウェル |
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薄型テレビなどのEPS代替に パックウェル(埼玉県志木市)はこのほど、薄型テレビや精密機械、レーザープリンター用トナー容器などの緩衝材用途に、落下強度や突刺強度に優れた多層フィルムのエアー梱包材「AIR-PAQ(エアー・パック)」を発売すると発表した。比較的重量のある製品の緩衝材として使われている発泡スチロールやパルプモールド、段ボールの代替として提案していくもので、フィルムには最大で7層構造の強度のあるものを使用する。ユニークなのは、あらかじめフィルムにシール加工を施し、逆止弁構造のチューブが多列(連続)に並ぶエアー緩衝材を基材(原反)として使っている点。この基材をそれぞれの製品形状に合わせて、コナー状や箱状、袋状に二次加工して、製造現場に納品する。(8月20日16:00 包装タイムス8月20日号に詳報) |
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08/20 |
デジタル印刷機でコラボ/ソルテック、フナミズとの3社で―――エプソン販売 |
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エプソン販売(東京都新宿区)は、ラベル専用のデジタル印刷機「SurePress(シュアプレス)L-4033A」に、ソルテック工業(栃木県那須塩原市)が開発したフラットベット方式のダイカットマシン「SFP-W350EP」を連動させた、熟練のオペレーターがいなくてもワンパスで印刷からフィニシングまでを行えるシステムソリューションの提案を始めた。同システムでは、ゼンマイ刃を強力な磁石でチェス盤にセットするというフナミズ刃型製版(埼玉県朝霞市)が開発した「エコマグ」を採用。実際の印刷工場の現場でそのまま運用できる印刷加工システムだとして、7月末に開催された「ラベルフォーラム」でも注目を集めた。(8月20日16:00 包装タイムス8月20日号に詳報) |
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08/10 |
白インキ対応機を発表/ラベル印刷可能性高まる―――岩崎通信機 |
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岩崎通信機(東京都杉並区)は、透明フィルム印刷に欠かせない白インキ搭載のラベル用デジタル印刷5色機「LabelMeister・EM-250W」を発表した。「LabelMeister」は、シングルパス方式のインクジェットヘッドを搭載し、国産機としては最速の毎分50mの高速印刷を実現した印刷機で、今回発表した白インキ対応のEM-250は、アルミ蒸着フィルムや透明フィルムなどにも印刷できることから、さまざまなデザイン表現ができる。既存の紙やフィルムにそのまま印刷できるので、印刷前のプレコートが不要。またデジタル印刷ならではの長尺印刷(1ジョブファイルサイズ=220mm×2m)が可能で、画像間隔を0mmに設定すると、基材が続く限り、継ぎ目のないエンドレス印刷もできる。(8月10日16:00 週刊包装タイムス8月6日号に詳報) |
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08/10 |
印刷業に全数調査/胆管がんの発症を受けて―――厚労省 |
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厚生労働省は7月25日、大阪府の印刷事業場での胆管がんの発症を受けて実施している原因究明に関し、医学的調査の実施や全数調査などの取り組みの具体的内容を発表した。印刷業で洗浄作業を行う561事業場を対象に実施した一斉点検の結果を踏まえ、有機溶剤を使用する全ての事業場に対して、有機溶剤中毒予防規則等の遵守を徹底させることを目的に、全国の印刷業事業場(製本業および6月に実施した一斉点検の対象事業場を除く)約1万6000カ所を対象に、8月20日までには都道府県労働局宛に回答を求める内容の調査票を7月下旬に送付した。さらに有機則等に関する集団説明会を今年9月から10月にかけて全国各地で実施。その取り組みの結果、法令の周知が十分でないと考えられる事業場等をリストアップし、労働基準監督官、労働衛生専門官等が個別に事業場を往訪して有機則等の遵守状況を現場で確認、法令違反があれば是正措置を実行していく。(8月10日11:00 週刊包装タイムス8月6日号に詳報) |
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08/09 |
10月に新工場稼働/一本化により生産現場を最適化―――中央製版 |
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パッケージ印刷・紙器加工を行っている中央製版(新潟県三条市)は、本社工場、本成寺工場、下田工場(いずれも三条市)を統合・集約した新工場を10月から稼働させる。3工場を一本化することにより、生産体制の最適化、コミュニケーションコストの削減を図り、スムーズな生産が行える体制を整える。新工場では防虫対策、防塵対策を強化することで、市場が拡大傾向にある健康食品や医薬部外品などの分野を狙う。(8月9日14:00 週刊包装タイムス8月6日号に詳報) |
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08/09 |
上海子会社の開業式開催/5年後に売り上げ30億目指す―――共同印刷 |
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共同印刷(東京都文京区)は7月18日、中国・上海市に設立した子会社「共印商貿(上海)有限公司」の開業式を開催した。同子会社では食品、日用品、化粧品、医薬品、建材などさまざまな機能性包装資材の中国国内販売と原材料輸出を軸に事業展開する。販売分野は段階を経て産業資材に拡大し、東南アジア市場への展開を図ることで5年後には30億円の売り上げを目指す。なお、共同印刷では同日から同市内で開催された「ProPack China 2012(第18回国際加工・包装・ラベリング印刷技術展)」に生活・産業資材系分野における高機能製品群「KYODOプレミアム」を出展した。
(8月9日14:00 週刊包装タイムス8月6日号に詳報) |
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08/08 |
台紙レスで省資源、省コスト/新型オートラベラーを発表――シンメイ |
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 鶏卵ラインにも対応する高速性を備える
シンメイ(東京都台東区)は先頃、剥離用台紙がないロールラベル用のオートラベラーを発表した。台紙レスにより省資源、省コストを実現するほか、鶏卵パックラインにも対応可能な高速性を持つことが特徴。6月に開催された国際養鶏養豚総合展でプロトタイプを初公開したもので、発表以来、大きな反響を得ていることから今後は製品化に向けて改良を重ね、今秋の発売を目指す。(8月8日15:00 週刊包装タイムス8月6日号) |
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08/08 |
組み合わせ計量機の新製品/使い勝手追求、遠隔操作に対応―――イシダ |
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 1台の端末機で複数台の操作に対応する
「CCW-RVシリーズ」 イシダ(京都市左京区)は先頃、組み合わせ計量機「CCW-RVシリーズ」を発表した。安定した処理能力や優れたユーザビリティを誇るシリーズ最新機種で、最大毎分210回の高速かつ高精度の組み合わせ計量を実現するほか、リモート操作で各種設定などの調整作業ができる。オペレーターはタブレット端末から操作設定が可能。1台の端末機で複数台の操作に対応できる。(8月8日15:00 週刊包装タイムス8月6日号) |
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08/07 |
食品表示一元化で合意/原産地表示拡大は先送り |
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食品衛生法、JAS法、健康増進法で別々に規定されている食品表示が一元化される見通しとなった。消費者庁の食品表示一元化検討会は先月20日、都内で11回目の会合を開き、現行3法の食品表示にかかわる部分を統合して新たな食品表示制度を作ることでほぼ同意した。新法では消費者にとってより重要な情報をできる限り簡明に表示することを基本とし、用語および定義を統一・整理するほか、文字の大きさも引き上げる。また包装された全ての加工食品を対象に栄養表示を新たに義務付ける。一方、検討会で大きな論点となった原料原産地表示の対象品目の拡大については、今回の一元化とは別の事項に位置づけることが適当として結論は先送りされた。同庁では検討会が現在まとめている報告書を受けて、来年1月の通常国会に新法案を提出する予定。(8月7日16:00 週刊包装タイムス8月6日号) |
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08/07 |
ベトナム工場が順調始動/現地向け製造のライセンスも取得―――昭栄印刷 |
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ベトナム現地工場の外観 昭栄印刷(新潟県新発田市)は、2009年に設立したベトナムの関連会社「SHOEI VIETAM」に約7億円を投じてパッケージ印刷を中心に各種印刷物に対応可能な工場を建設し、同社が今まで対象としてこなかったパッケージ印刷市場に参入する。これまでは一般印刷やチラシ、ポスターなど広告の印刷で売上を伸ばしてきたが、デジタルメディアの普及によってこれらの市場が縮小傾向にあることから、底堅い需要があるパッケージ印刷分野に参入することを決めた。ベトナム工場の特徴は、安価な人件費を背景にしたコストメリットだけでなく、同国内市場に向けた製品を製造できるライセンスを取得している点。今後伸長が見込まれる同地域への進出拠点としての展開も視野に入れている。
(8月7日16:00 週刊包装タイムス8月6日号) |
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08/06 |
ガンマ線で牛の生レバー殺菌/食品への照射、認可の可能性浮上 |
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放射線照射による食品の殺菌処理が国内で認可される可能性が浮上してきた。7月から販売が禁止となっている牛の生レバーの販売再開策をめぐり、厚生労働省は7月27日、放射線の一種であるガンマ線などを牛肉に照射し殺菌効果や味の変化などを確認するための研究チームを新たに設置する案を固めた。ガンマ線照射は、加圧・加熱殺菌などと比べて食品の風味や品質を損なうことなく最終の包装形態で殺菌処理ができる。海外では殺菌処理を目的に香辛料や肉、水産品で広く普及している技術だが、国内ではこれまで、食品への照射はジャガイモの発芽防止用途以外で禁止されてきた。生レバーへの照射が認可されれば、今後国内でもさまざまな食品で放射線技術を活用した殺菌処理が広がる公算は大きい。
(8月6日14:00 包装タイムス8月6日号に詳報) |
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08/06 |
人気“空弁”で本格採用/芋原料トレーを中仕切りに―――佐藤水産鮨 |
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北海道で代表的な“空弁(空港弁当)”メーカーの佐藤水産鮨(千歳市)はこのほど、人気の海鮮幕の内弁当「北海楽膳」の仕切りトレーに、タピオカでんぷんから作った成形容器を本格採用する。従来使用していたプラスチック容器の在庫が終了次第、切り替える予定で、8初旬にはリニューアルされた容器入りの人気空弁が新千歳空港にお目見えする。(8月6日00:00 包装タイムス8月6日号、月刊食品包装9月号に詳報) |
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08/03 |
新PETフィルム開発/リサイクル樹脂を最高レベル80%使用―――東洋紡 |
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東洋紡(大阪市)は、PETボトルリサイクル樹脂の使用比率を世界最高レベルの80%に高め、厚さ12μmに薄肉化したPETフィルム「サイクルクリーン」の新グレードを開発した。サイクルクリーンは、2010年からPETボトル用ラベルとしてサントリーホールディングス販売の「サントリー天然水〈南アルプス〉」などで採用されている。従来品はフィルム厚さが18μm、リサイクル樹脂使用比率は60%だった。今後はPETボトル用ラベル用途でのさらなる販売拡大と、印刷基材やラミネート基材などその他用途での市場開拓を図り、売上高10億円を目指す。
(8月3日12:00 週刊包装タイムス7月30日号に詳報) |
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08/02 |
訃報 深澤勇氏(全日本シール印刷協同組合連合会前専務理事)が死去 |
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深澤勇氏(ふかざわ・いさむ=全日本シール印刷協同組合連合会前専務理事、東京正札シール印刷協同組合筆頭副理事長、信陽堂代表取締役)入院加療中のところ、8月1日午前2時45分に死去した。73歳。告別式は8月6日、東京都荒川区町屋1-23-4の町屋斎場で執り行う。喪主は妻弘子(ひろこ)さん
(8月2日13:00)
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08/02 |
米コンベヤー企業3社を買収/マテハン事業の国際化を促進―――椿本チエイン |
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椿本チエイン(大阪市北区)は、マテハン事業のグローバル競争力強化のため、米国の有力搬送用コンベヤーメーカーであるメイフラン・ホールディングスから同グループ傘下の基幹3社を買収することを明らかにした。買収額は約70億円で8月末までに完全子会社する意向。これにより同グループが現在、欧米を中心に展開しているチップコンベヤー事業、スクラップコンベヤー事業などの強化を図るとともに、中国をはじめとする成長市場の開拓を本格化する。
(8月2日11:00 週刊包装タイムス7月30日号に詳報) |
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08/01 |
デュポンパッケージング賞受賞/世界が顕彰、独自包材に栄誉―――睦化学工業 |
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睦化学工業(名古屋市西区)が第24回デュポンパッケージング賞受賞の栄誉に輝いた。味覚適性に優れた冷凍食品を実現する新システムの中核機能を担う包材(伝導性フィルム「K-1-B」)が評価されたもので、同社関係者は米国デュポン社内で先頃開催された授賞式に参加、世界中の関係者から熱い称賛を浴びた。同賞は革新的な包装技術を毎年1回顕彰、包装関係では世界屈指の権威を誇るが、日本企業に栄冠が輝くのは、同社が3社目。
(8月1日14:00 週刊包装タイムス7月30日号、軟包装通信8月2日号で詳報) |
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