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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2012年11月】
 
11/30 新バラ物自動仕分けシステム/同じアイテムをまとめて仕分け――ホクショー
   ホクショー(営業本部=石川県白山市)は、能力アップと仕分け精度の両立を実現した円筒対応バラ物仕分けシステム「PASU AIR TRAY(パス・ツー・エアー・トレー)」を発売した。ピース単位の小さな商品を店舗別やカテゴリー別に仕分ける作業を自動化するもので、高能力のピースソーターに情報管理システムをセットアップした。同一アイテムの商品が多数を占める場合、複数個の商品をベルトコンベヤーの四角いマーカーの中にまとめて投入することにより仕分け能力を高められる。加工食品や化粧品、医薬品などの配送センターでの使用に適している。 (11月30日17:00 週刊包装タイムス11月26日号に詳報)
 
 
11/29 今年発売も30台突破/平圧ユーザーで高い評価――三條機械製作所
   三條機械製作所(新潟県三条市)が今年1月に発売した超小型間欠式凸版輪転機「CS-200」シリーズの納入台数が30台を突破した。国内のプリンター・コンバーターに納入したもので、ラベル印刷機として2012年に最も売れた機種ではないかといった観測もある。従来の間欠式凸版輪転機は、ユーザーのさまざまな品質要求に応えるため、色数を多くしたり、特殊加工装置を搭載した仕様で設計したりするケースが増えているが、実際の現場では機械仕様をフル活用する生産は1〜2割で、残りの8〜9割はこの特殊仕様部分をほとんど使っていないのが実態。そこで必要最小限の機械でローコストを実現したのがCS-200シリーズだ。3色ユニットにラミネートと抜き加工を標準装備しながら、機械寸法はフレキシブルダイユニットタイプ「同3CLFx」が全長2694mm、平抜きユニットタイプ「同3CLF」が同3000mmで、機械全長を3m以内に収めた。またUV乾燥システムを最終1灯に絞り込み省電力化を図るとともに、輪転式印刷方式の“ウェット・オン・ウェット”により大幅なコンパクト化を実現したことが特徴。平圧機をメインにしてきたプリンター・コンバーターの間では、平圧機から間欠式輪転に更新するケースが増えており、平圧機の小さなスペースにも置ける同機への評価は長く続きそうだ。 (11月29日16:00 週刊包装タイムス11月26日号に詳報)
 
 
11/28 第四次中期経営計画を策定/「関西オークラ」で新工場建設――大倉工業
   大倉工業(香川県丸亀市)は、平成25年度を初年度とする3カ年の新中期経営計画「第四次中期経営計画」を策定した。連結合計で売上高937億円、営業利益37億5000万円を目標に次年度から3年間での達成を見込む。「国内市場は量」、「海外市場は質」を基本的な事業戦略とし、合成樹脂事業、新規材料事業などのセグメントに応じた施策を実施する。設備投資(工事ベース)の水準は減価償却費の範囲内とすることを原則に、タッチパネル市場および汎用製品市場での競争力強化に向けて、新規材料事業および合成樹脂事業の「関西オークラ」の新工場建設をはじめ必要な投資を実施していく。 (11月28日16:30 包装タイムス11月26日号に詳報)
 
 
11/27 中国で不織布を拡充/製造ライン増設し販路を拡大――大黒工業
   大黒工業(愛媛県四国中央市)は、中国事業を一段と拡充する。上海の関連企業「旭耀紙業(上海)有限公司」で高品質天然パルプを原料とする不織布製造ラインを2013年秋までに増設する。稼働すれば月産能力は550t規模になる予定。旭耀紙業は、キッチンペーパー、おしぼりで使用する不織布の素材開発から加工までを行い、中国国内マーケットを中心に製品を出荷。2009年の稼働以後、順調に生産量を増加している。現有製造ラインで最大生産能力の月産250t体制で製品供給を続けており、早くから2号機の増設が検討されていた。今回導入を決めたのは月産300t規模の設備で、現工場を増築して設置する計画。早ければ2013年9月から稼働する。2ラインが順調稼働すれば年間7000t近い生産体制を有することから、今後は中国国内への提案にとどまらず、台湾や東南アジア地域への不織布の原反販売や加工製品の輸出にも取り組む考え。 (11月27日17:00 包装タイムス11月26日号に詳報)
 
 
11/26 来期中に関東工場建設/「セット販売」事業の強化拡大――ショーエイコーポレーション
   ショーエイコーポレーション(大阪市中央区)は、「パッケージサービスの一気通貫メーカー」として「セット販売」事業における東日本エリアの強化拡大を掲げ、来期中に関東工場を建設稼働することを明らかにした。「投資額は10億円を超える規模になる予定」(芝原英司社長)という。同社はフィルムパッケージを商材の中心に、パッケージを企画・製造するほか、商品の企画提案から製・商品を受託包装するセット販売まで複合販売を強化している。現在、関東エリア向け製品の出荷は神奈川工場で対応しているが、出荷量の増加に伴い手狭になってきており、品質の高いサービス提供と高効率の生産体制による即時対応を狙いに、かねて懸案だった関東工場の建設稼働を来期中に行うことを決めた。建設地には、1万5000m2級の敷地面積を持つ埼玉、千葉などの工業団地が候補に挙がっている。 (11月26日17:00 包装タイムス11月26日号に詳報)
 
 
11/22 三つ折りの省スペースカート/機能性、利便性で消防署などが採用――森山鉄工所
   各種金属加工品の製造販売を行っている森山鉄工所(石川県加賀市)が開発した、コンパクトに折り畳めるアルミ製カート「MTカートウィング」シリーズが埼玉県の大宮消防署に採用されるなど、実績を増やしている。持ちやすさや作業効率、コンパクト設計を考慮して開発した製品で、これまでにない三つ折り構造が最大の特徴。取っ手部を倒し、荷台部を折り畳むことで、従来品に比べ省スペースを実現した。最大積載量は200kgで、使用時寸法はH900×W590×D760mm、収納時寸法はH170×W300×D825mm。 (11月22日13:30 週刊包装タイムス11月19日号に詳報)

三つ折り構造で省スペース実現
 
 
11/21 柿渋含有で特許取得/抗ノロウイルス剤に弾み期待――アルタン
   アルタン(東京都大田区)は、広島大学と共同で、柿渋を含有する抗ノロウイルス剤に関する特許「抗ノロウイルス剤およびこれを含有する組成物」(特許第5092145)を取得した。両者は、人に安全な抗ノロウイルス製剤の開発を目的に、数々の殺ウイルス効果があるといわれる成分をエタノール製剤に含有させ、その効果を検証。この結果、生柿から抽出した柿渋含有のエタノール製剤が99%以上のノロウイルス遺伝子を消滅させることを発見し、同特許を2008年6月に出願していた。低濃度で効果を発揮するため安全性が高く、ノロウイルスでの食中毒にかかりやすいとされる高齢者や乳幼児にも安心して使えるという。同社が2007年11月に発売した製品は、ホテルやレストラン、介護施設、居酒屋チェーン、食品工場などで広く使用され、現在までに500ml換算で累計約100万本を出荷している(同社調べ)。 (11月21日17:00 包装タイムス11月19日号に詳報)
 
 
11/20 包装機械分野に深耕/「押さえベルト」の実績増加――タイヨウ
   ベルトの特殊加工で知られるタイヨウ(大阪市住吉区)は、包装機械分野に向けた製品出荷実績を伸長している。ピロー包装機の内部工程で使われる「押さえベルト」で採用実績が増加。国内で認知度の高い包装機メーカー4社で採用され、他メーカーからも多くの引き合いが寄せられている。同ベルトは、6ナイロンジャージ布を芯体部に、50μmの熱可塑性ポリウレタンフィルムでラミネートした伸縮性に富んだ特殊ウレタンシートを基材に使用。この特殊シートを樹脂ベルトに熱溶着し、従来の縫製品などとは比べて耐久性を大幅に向上させた。今後は社内に設置したショールームも機能的に活用し、さらに提案活動を積極化する考え。 (11月20日13:00 包装タイムス11月19日号に詳報)
 
 
11/20 メンテ子会社を設立/予防保全などサポート業務強化――CKD
   CKD(愛知県小牧市)は、自動機械装置のメンテナンス子会社「CKDフィールドエンジニアリング」を設立した。メンテナンス需要の拡大に迅速に対応するため、これまで同社自動機械事業本部内にあったサービス部門を独立させ、新たに子会社として設立した。新会社では、主力のブリスター包装機など自動機械装置の予防保全やテクニカルサポート業務を強化し、メンテナンス需要を取り込む。営業開始は2013年1月からの予定。(11月20日13:00 包装タイムス11月19日号に詳報)
 
 
11/19 3期連続増収増益/食品容器産業の可能性示す――エフピコ
   エフピコ(広島県福山市)は先頃、平成25年3月期第2四半期の決算発表を行い、今期も増収増益を達成した。成熟が指摘される食品容器市場で、同社が好業績で推移を続けていることは、同産業の可能性を示すものといえそうだ。円高や欧州債務危機の長期化など景気の先行きが不透明な状況の中、「マルチFP」などエフピコフェア2012以降に上市した新製品約2000アイテムの拡販が好調に推移。第2四半期連結累計の売上高は790億8700万円で、前年同期比2.9%増の22億400万円の増収となった。また経常利益は同8.8%増の75億2800万円で、6億1000万円の増益。これで3期連続の増収、5期連続の増益を記録した。(11月19日16:00 包装タイムス11月19日号に詳報)
 
 
11/19 PR用PETボトル水2000本寄贈/デジタル印刷により富山の風景を再現――チューエツ
   軟包装デジタル印刷事業を展開するチューエツ(富山市)は、富山県観光キャンペーン用に500mlPETボトル入りのオリジナルミネラルウォーター2000本を県に寄贈した。同キャンペーンは、北陸新幹線開業を2年後に控え、首都圏を中心に同県の名所、名物をアピールするもの。今回寄贈したミネラルウォーターは、キャンペーンイベントで配布物として使用されるもので、ラベルには同社のデジタル印刷技術の特徴である版レス、可変印刷機能を生かし、県内の名所、旧跡、おわら風の盆の祭り風景など50種を印刷した。 (11月19日16:00 包装タイムス11月19日号に詳報)
 
 
11/16 天理工場の一部が完成/発泡素材のプラスチックコンテナ製造――三甲
 
関西第3工場の外観
 プラスチック製パレットと産業用コンテナの国内最大手、三甲(岐阜県瑞穂市)が天理福住工業団地(天理市福住町)に建設中の関西第3工場(敷地面積21万5000m2)の一部が稼働した。2棟ある生産施設のうち1棟が9月25日に完成、発泡素材の緩衝材や樹脂製コンテナの製造を10月から開始した。関西第3工場は同社が西日本に置く生産拠点では最大規模を誇り、全国で25カ所目。先頃稼働した1棟目は鉄骨平屋建てで、建築面積は約1万8900m2。プラスチックパレット製造のもう1棟(建築面積2万1600m2)は来年1月の完成を予定している。 (11月16日15:00 週刊包装タイムス11月12日号に詳報)
 
 
11/15 耐熱PSPで製品提案/耐熱性と軽量化で差別化図る――ヒノマル
 
電子レンジ対応「デリプレート」などを追加
 ヒノマル(福岡市博多区)は、耐熱PSPシートを素材に用いた機能性容器の拡販活動に乗り出した。−30℃から110℃までの耐熱性能を備え、冷凍した素材をそのままレンジで加熱できるという特徴を持つ「HTシリーズ」に、新たに「ILD」「BN」「デリプレート」タイプを加えてラインアップの充実を図った。耐熱性と軽量化という特性をマーケット提案し、差別化に拍車を掛ける考え。 (11月15日16:30 週刊包装タイムス11月12日号に詳報)
 
 
11/15 新物流センターが竣工/手袋需要などの増大に対応――エブノ
 
完成した新物流センター
 エブノ(大阪府泉佐野市)は、各種手袋など衛生関連製品の需要増大に対応するため本社屋近くに「新物流センター」を竣工、11月から入出庫作業を開始し、2013年から本格稼働に入る。同センターは国道26号線(第2阪和国道)沿いに立地。敷地面積は約2800m2で、A棟とB棟(総建築面積約1600m2)の二つの倉庫を建設した。ともに最長約11mの4段積みのラック施設を設置し、合わせて4万2000ケース程度の保管能力を備えている。新物流センターの完成により、本社倉庫、関東倉庫、一部外部委託(関西国際空港近辺)と合わせて全社的な保管能力は12万ケースを優に超える。 (11月15日16:30 週刊包装タイムス11月12日号に詳報)
 
 
11/14 新型パラレルリンクロボを発売/小型で高速、三品業界軸に提案――川崎重工
 
広い動作範囲に対応する「YS02N」
 川崎重工業(神戸市中央区)は11月1日、デルタ型パラレルリンクロボットの新製品「YS02N」を発売した。従来機の「YF03N」と比べて設置面積やアーム寸法をダウンサイジングし、小型でありながら広範囲での高速動作を実現した。高速・連続搬送、袋物の搬送など幅広い用途に対応するほか、小型軽量設計で狭小スペースなどへの設置も可能。食品や医薬、化粧品といった三品業界向けを軸に拡販する。 (11月14日16:00 包装タイムス11月12日号に詳報)
 
 
11/13 杉山仁朗フジトク社長が「旭日小綬章」を受章/水性グラビアけん引を国家も顕彰
   富士特殊紙業(=フジトク、愛知県瀬戸市)の杉山仁朗社長が「旭日小綬章」叙勲の栄誉に輝いた。秋の叙勲受章者の一人で、11月3日付で政府が発表した。同日発令された功労概要では「中小企業振興功労」と記されているが、叙勲が授与された理由は世界に先駆けて実用化した水性グラビア印刷。決して平坦ではなかった未踏の分野への挑戦と成果とが、国家からの栄典授与という形で顕彰された。グラビア軟包装業界にとり業界的な栄誉・朗報である事情はいうまでもない。 (11月13日16:00 包装タイムス11月12日号、軟包装通信11月15日号に詳報)
 
 
11/13 小宮山全日シール連会長が「旭日小綬章」を受章/国際交流や環境問題に尽力
   全日本シール印刷協同組合連合会会長で、東京都正札シール印刷協同組合理事長の小宮山光男氏が「旭日小綬章」を受章した。組合における組織強化に向けた支部・委員会活動の活性化を図ったことや、共同購買事業の積極利用を呼びかけるとともに売上高増によって組合事業収益確保に取り組んだ点、また連合会会長として「組織の強化」「事務局独立などの改革」「国際交流への対応」「環境問題への迅速なる対応」に尽力したことなどが功績として認められた。 (11月13日16:00 包装タイムス11月12日号に詳報)
 
 
11/12 弁当や宅食に容器提案/ロングライフ要望に応える――彫刻プラスト
   彫刻プラスト(大阪府寝屋川市)はこのほど、店頭販売や宅配食などで差別化を図る弁当・惣菜向け密封容器「ボリュームアップトレー(VUT)」の提案活動をスタートした。フタ材となるフィルムやシートをヒートシールする密封タイプのトレー製品で、MAP(Modified Atmosphere Packaging)包装への対応も可能となり、ロングライフ化を実現する。またフランジの相対する面を凸形状にすることで容器としてのボリューム感も演出する。同社では電子レンジ調理用パッケージ「せいろパック」などで培った加工技術と商品化実績で、多様なニーズに応えながら市場開拓に力を注ぐ考え。 (11月12日15:30 包装タイムス11月12日号に詳報)
 
 
11/12 仕上がり均一化、コストも低減/カム駆動採用の新型テープ結束機――ニューロング
 
アグロ・イノベーション2012に
参考出品される「NK-12型」
 ニューロング(東京都台東区)は、青果物などを入れた袋の口を粘着テープにより結束する自動テープ結束機で、ユーザー待望のカム駆動タイプ「NK-12型」を開発した。チェーン駆動方式と比べて、奇麗かつ均一な仕上がりを実現し、包材コストのさらなる低減も可能とする。同機は11月14日から東京ビッグサイトで開催されるアグロ・イノベーション2012に参考出品される。 (11月12日15:30 包装タイムス11月12日号に詳報)
 
 
11/09 今年は全98件を表彰/3Rに取り組む団体などが対象――リデュース・リユース・リサイクル推進協議会
   リデュース・リユース・リサイクル推進協議会は、21回目を迎える「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」の表彰式を10月30日にKKRホテル東京で行った。今回は、内閣総理大臣賞2件、文部科学大臣賞2件、厚生労働大臣賞1件、農林水産大臣賞1件、経済産業大臣賞3件、国土交通大臣賞5件、環境大臣賞1件、リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞82件の計98件を表彰。内閣総理大臣賞は、兵庫県神戸市にある特定非営利活動法人ごみじゃぱん(受賞テーマ「無理なく容器包装廃棄物の発生抑制を実現する『減装(へらそう)ショッピング』」)と、宮城県石巻市にある西北プライウッドおよび仙台市にあるイトーキ(受賞テーマ「Econifa+RE(エコニファ アールイー)〜みどりの復興支援プロジェクト〜」)が受賞した。同協議会では毎年、循環型社会の形成に向け、3Rに率先して取り組み、継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている個人・グループ・学校・事業所・地方公共団体などの活動を奨励するために表彰を行っている。 (11月9日13:00 週刊包装タイムス11月5日号に詳報)
 
 
11/08 高速全自動製函機を開発/段取り替え約3分に大幅に短縮――アイセル
 
多品種・小ロット製品に対応
 アイセル(大阪府八尾市)は、高速全自動函折機「IPF-42」を開発した。従来機の場合はスケールなどを用いた手作業で段取り替えに1時間程度を要することもあるが、同機はサーボモーターの搭載によりこれを最速約3分に大幅短縮し、多品種・小ロット製品に対応した。またサーボモーター化により、データの管理が可能となり、タッチパネルによるワンタッチ操作で全自動セッティングが可能となった。先に公開した東京パックでも紙器業界を中心に大きな反響を得た。 (11月8日13:30 週刊包装タイムス11月5日号に詳報)
 
 
11/07 松岡新体制正式に発足/基礎・専門知識学べる勉強会も開催――日本保冷剤工業会
 
勉強会のもよう
 日本保冷剤工業会は10月24日、東京・品川区大井のアワーズイン阪急・会議室で臨時総会および勉強会を開催した。同工業会は今年が改選期で、6月の総会で松岡正昭氏(アイスジャパン社長)を新会長に選出しており、今回の臨時総会で理事や会計などの他の役員を選出し、松岡会長とする新執行部が正式に発足した。臨時総会終了後には恒例の勉強会を開催。三光機械(相模原市中央区)、中央(埼玉県川口市)、大成ラミック(本社・埼玉県白岡町)が、包装機械の技術や専門知識について講演を行った。 (11月7日17:00 包装タイムス11月5日号に詳報)
 
 
11/06 狭いスペースに設置可/カッターや剥離仕様も品揃え――サトー
   自動認識システムとシール・ラベル販売のサトー(東京都目黒区)はこのほど、オフィスなどの狭いスペースにも容易に設置できる小型4インチラベルプリンター「バートロニクスCF408T」を11月1日にリリースした。印字速度が毎秒150mm(6インチ)、ヘッド密度(解像度)が203dpiで、従来の小型4インチプリンターと比較しても設置スペースを約3 割削減した。標準仕様のほか、枚数を指定してカットできるカッター仕様や、印字したラベルを1枚ずつ剥離できる剥離仕様をラインアップしている。 (11月6日17:30 包装タイムス11月5日号に詳報)
 
 
11/05 軟包装にも威力発揮/スリーブ式オフ輪転発表――ミヤコシ
 
LED-UV搭載でフィルム印刷も可能に
 ミヤコシ(千葉県習志野市)は、ラベル業界向けに高品質の可変タイプでスリーブ式オフセット輪転機「MHL13A-3000」を開発した。独自の新技術クイックチェンジ式メタルスリーブ(特許申請中)を採用し、連続式でありながらジョブチェンジのダウンタイムを大幅に短縮することで、オフセットの高品質と間欠式の生産性を兼ね備えた高コストパフォーマンスを実現。またLED-UV搭載により、フィルムなど熱に敏感な基材への印刷も可能になることから、軟包装分野にも威力を発揮する。11月27〜29日の3日間、ミヤコシテクノセンター(千葉県八千代市)で開催のオープンハウスで、新開発の高速IJPとともに一般公開される。 (11月5日14:00 包装タイムス11月5日号に詳報)
 
 
11/05 技能五輪代表選手候補を決定/前回に続き女性選手が選出――日印産連
 
日本代表候補の谷本まりのさん
 日本印刷産業連合会(=日印産連、足立直樹会長)は日本印刷会館で10月25日、ドイツのライプツィヒで来年7月に行われる第42回技能五輪国際大会の印刷職種日本代表選手候補の選考会表彰式を開催した。選出されたのは、トッパンコミュニケーションプロダクツ(名古屋工場 製造部刷版・印刷チーム)の谷本まりのさん。前回大会で金メダルを獲得した伊藤真規子さん(亜細亜印刷)に続き2大会連続で女性選手が選ばれた。谷本さんは「代表選手に選考されたことは大変光栄であり、責任の重さも感じている。前回のロンドン大会では伊藤真規子さんが初の金メダルを獲得したことで日本の印刷技能の裾野の広さを世界にアピールしてくれた」とし、大会に向けては「今後さらに技術・メンタル面を鍛え、日本代表選手として恥ずかしくない成績を残せるよう努力していく」と豊富を語った。 (11月5日14:00 包装タイムス11月5日号に詳報)
 
 
11/02 東京パック2012にみる紙器・段ボール企業/「機能性」と「美粧性」で存在感
   10月2〜5日に開催された東京パック2012(主催・日本包装技術協会)では、紙器・段ボール企業も存在感を放った。590社2269小間の規模で開催された今回、紙器・段ボールに代表される紙系包装資材では、段ボールと液体紙パックの出展が増加。このほか包装用原紙17社、各種加工紙10社、紙袋8社、紙製蒸着加工品5社、抗菌紙2社が出展し、紙を素材とした機能性包装材料が多数出展された。段ボールも保冷段ボール3社、鮮度保持段ボール3社、耐水・撥水段ボール4社、ハニカム・高強度段ボール3社、バルク輸送用段ボール6社、ノンスリップ紙3社などの出展があり、段ボールの機能性があらためて評価された。 (11月2日14:00 週刊包装タイムス10月29日号に詳報)
 
 
11/01 食材を高温のままパック/卓上真空包装機の新製品――TOSEI
 
加熱調理後すぐにホットパックできる「HVP-382」
 TOSEI(静岡県伊豆の国市)は、チャンバー式の卓上型真空包装機「トスパックシリーズ」で、加熱調理したばかりの食材を高温のままパックできる新製品「HVP-382」を11月1日から発売する。チャンバー内は真空工程時に減圧となることから食材の沸点が下がる。従来機では加熱調理後すぐに真空パックすると食材が急速に沸点に達して吹きこぼれが起こるため、調理後に食材を10℃以下に冷却してからパックする必要があり、作業に手間と時間がかかっていた。新製品は、従来機のようにパック前の冷却工程がいらないため、手間の軽減と作業時間の大幅な短縮が可能。また調理後すぐに高温パックするので落下菌や浮遊菌の付着・混入リスクも低減できる。 (11月1日13:00 週刊包装タイムス10月29日号に詳報)
 
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