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包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2013年4月】
 
04/30 代表取締役に水野和也氏が就任――中央化学
  水野社長
水野社長

 4月1日から中央化学(埼玉県鴻巣市)の代表取締役に水野和也氏が就任した。氏は社長就任に際し、次のようにコメントした。
 「私は当社の現状は、変化していく市場に対応できなかったということに起因していると思っている。そのため代表取締役就任に当たり、まずは従業員に向けて当社の社是である『全員創意』の精神を徹底するということを宣言した。当社の社是『全員創意』の私流の解釈は次の3点です。まず一つ目はチャンレンジ精神であり負けじ魂。これは創業者の故渡辺浩二さんそのもの。二つ目はオープンなコミュニケーションと自由闊達な議論。これは会社として一体感を持って外に向かっていくための基盤。そして三番目がスピードと柔軟性。とにかく良いとも思ったらまずやってみる。間違ったらすぐに直せばいい。うまくいったら例え小さな成功でも皆で喜びあって、即、横展開を図る。
 また、これまでいろいろな経営問題の過程で、戦力を落としてしまったところを全速力で補強していく。貧すれば鈍すると言うような、金勘定を先にするのではなく、未来図に向っての必要な有形無形の投資を行っていく。そのほかにも当社の無形の資産である問屋さんやお客様との関係を、今日的な観点から積極的に活用することを考えている。これからの市場はニーズに対応するためには、コンビニや量販店、外食中食産業といった全国ベースでの業種ごとの対応も重要だが、一方で、今後益々それぞれの地域のニーズや個性に適した対応が大事なのではないかと考えている。
 足元では原料価格の高騰など何とか客先のご理解を得なければならず、今やプライスリーダーのポジションにはない当社にとっては頭が痛いという問題もあるが、まずは『全員創意』の自助努力を徹底することにより、国内市場でのシェア回復を目指すとともに、中国を始めとした海外市場での成長戦略を加速させて行く」(4月30日16:00 包装タイムス5月6日号に詳細)
 
 
04/26 ストーンペーパー供給拡大/新工場稼働、関東での拡販を模索――釜谷紙業
   炭酸カルシウムと高密度ポリエチレン樹脂を原料とするストーンペーパーの国内唯一の輸入元、釜谷紙業(洋紙部=兵庫県姫路市)によると、4月から同素材の供給量が大幅に拡大したもようだ。製造元の龍盟(ロンミン)テクノロジー(台湾・台南市)が中国・瀋陽市に新工場を建設し、4月から稼働。供給規模は最大月産1万tで従来の約10倍という。
 釜谷泰造常務は「提案力・創造力のある顧客に恵まれ、さまざまな用途開発が進んできた。しかし、日本でのストーンペーパー販売量は、まだ毎月100tに満たない。同素材を唯一製造するロンミンテクノロジーは供給可能量が10倍になるので、当社にも一層の拡販を求めている。そのためには、ほぼ“空白地区”となっていた東京を中心とする関東での市場開拓が急務。在庫保管など、当社の全面的バックアップを条件に、当該地区での販売パートナー企業を懸命に探している」としている。 (4月26日16:30 包装タイムス4月22日号に詳報)
 
 
04/25 事業業績、堅調に推移/国産メーカーの優位性発揮――ロールテック
   わが国にアジア唯一のプラスチックスリーブ製造拠点を稼働させるポリウエスト・ジャパン(東京都中央区)の専属専門商社であり、フレキソ、グラビア印刷用各種ロールの再加工、洗浄加工の受託業務も繰り広げるロールテック(東京都中央区)の業績が底堅い推移を続けている。ポリウエスト社のスリーブがフレキソ、グラビア両用途の需要を着実に取り込んでいるほか、事業内容が実体経済の変化に左右され難い事情も見逃せない。不景気時にはメンテナンス業務、そうでない時には新品のスリーブ販売が好調な推移を示す。ロールの国内販売、ロール洗浄の国内販売で比肩なき実績を誇る同社は、今後とも堅調な業績推移を続けそうだ。(4月25日16:30 包装タイムス4月22日号「軟包装通信」面に詳報)
 
 
04/24 新しいパレット包装提案/熱溶着なくシュリンク状に包装――マツボー
   マツボー(大阪支社:大阪市北区)が提案する独・BEUMER製のストレッチフード包装機が、シュリンク包装やストレッチラップ包装に替わる新しいパレット包装として注目を集めている。同機はガゼットの付いたチューブ状フィルムロールを必要量だけ引き出し、被包装物を上部から覆って梱包する。超音波センサーの採用により、パレットサイズ、積み荷の高さに合わせて必要最小限のフィルムの長さを自動計算し、包装するため、品種切り替えの必要がなく、梱包作業を自動化できる。シュリンク包装のように熱溶着する必要がないため、熱に弱い被包装物を傷めず梱包でき、積載物の上部からパレット下部までをフィルムで覆うため積み荷の安定性、安全性が高い。また天面を覆うことにより雨や風など天候を気にせず、屋外での積み荷の保管が可能だ。(4月24日10:00 包装タイムス4月22日号に詳報)
 
 
04/23 和風の巾着型緩衝袋商品化/和紙企業などとコラボ――川上産業
  気泡がハート型のフィルム緩衝シート「はぁとぷち」と和紙を貼合
気泡がハート型の
フィルム緩衝シート
「はぁとぷち」と和紙を貼合
 川上産業(名古屋市中村区)は、和紙メーカーのモリサ(高知県土佐市)および紙卸業の平出紙業(群馬県前橋市)とのコラボレーションにより、和風のレトロな雰囲気を持つ巾着型緩衝袋「風和風和(ふうわふうわ)」を商品化し、販売を開始した。気泡がハート型のフィルム緩衝シート「はぁとぷち」と和紙を貼合して製袋したもので、シール加工部のみ和紙を貼り合わせることで独特のゆったり感を醸し出した。白、赤、ピンクの3タイプがあり、規格は「大」が間口170×深さ400mmの日本酒4合瓶サイズ、「小」が間口140×深さ360mmの500mmPETボトルサイズ。 (4月23日11:30 包装タイムス4月22日号に詳報)
 
 
04/22 世界に一つだけのパッケージ/印刷の印刷加工で実現
   主に菓子や飲料のパッケージにオリジナルデザインを施すというサービスを消費者に提供するサイトが近年急激に増えている。大手ブランドオーナーが“世界に一つだけ”をうたった商品をオーダーできるサイトを自ら開設する動きもある。昨年10月にサッポロビールがオリジナルビールを注文できるサービスを始めたことは記憶に新しいところだろう。実は、これら商品の多くは、中身そのものは既存商品で、パッケージにより“世界に一つだけ”を成り立たせている。つまり、“世界に一つだけ”の商品を生み出すのに、最も大きな役割を担っているのがパッケージ(ラベルも含む)ということだ。そこで、一つひとつ異なる画像をパッケージ(ラベル)にプリントして、“世界に一つだけ”の商品をプロデュースしている現場を取材して、いくつかの重要なポイントをまとめた。(4月22日16:00 包装タイムス4月22日号に詳報)
 
 
04/19 王子コンテナー設備増強/福島工場に総額65億円投資――王子ホールディングス
   王子ホールディングスは、段ボール製品の製造・販売を行う王子コンテナー福島工場(福島県伊達市)の増強工事を決定した。福島工場は、東日本大震災で被災した仙台工場(宮城県多賀城市)の生産をカバーするなど生産量が大幅に増加。また東北地方は各産業の復興の本格化に伴い段ボール需要の回復が予想されるため、現工場の建屋を拡張し、生産設備を増強することを決めた。増強後の敷地面積は6万m2、延床面積3万9千m2。生産設備(貼合機・製函機)、建屋拡張、太陽光発電設備など含め投資総額は約65億円。(4月19日16:00 包装タイムス4月15日号に詳報)
 
 
04/18 アルミパレットを発売/「純国産」で高品質を追求――東邦シートフレーム
   スチールパレットで豊富な実績を持つ東邦シートフレーム(千葉県八千代市)は、「アルミパレット匠(たくみ)」の販売を開始した。構造部材の製造から組み立てまで全てを「純国産」とし、高品質・高性能を追求。食品、薬品、化学業界に焦点を当てたもので、部材の切断面全てに「塞ぎ加工」を施したほか、ユーザーの要望に合わせて寸法や強度設計に対応する。(4月18日13:00 包装タイムス4月15日号に詳報)
 
 
04/17 業界的朗報「環境大臣賞」受賞/「地球環境大賞」の栄誉――富士特殊紙業
   第22回地球環境大賞(フジサンケイグループ主催)の授賞式とレセプションが、秋篠宮同妃両殿下ご臨席のもと、4月22日に明治記念館で開催される。今回は富士特殊紙業(愛知県瀬戸市)が同大賞の「環境大臣賞」受賞の栄誉に輝いており、グラビア軟包装業界にも朗報を響かせることになりそうだ。同社が顕彰されるのは“人と環境にやさしい水性グラビア印刷の開発・実用化”への評価。「油性グラビア印刷に比べてインキ使用量を40%削減、油性インキと比較して有機溶剤を85%削減できるなど地球環境負荷の低減や労働環境の大幅な改善を実現し、安全性に配慮した食品包装用パッケージを提供できるようになった」ことが受賞理由となった。(4月17日14:00 包装タイムス4月15日号に詳報)
 
 
04/16 独自折畳プラ段を発売/耐荷重強化で販売の裾野拡大へ――国盛化学
   国盛化学(愛知県小牧市)は、容易に組み立てられるプラ段梱包箱「ノンステップシステムコンテナ」シリーズに、折り畳み可能で耐荷重性に優れる進化版を追加し「NSコンテナアドバンス(AD)」として本格発売する。同シリーズは型抜きされたプラ段に独自のコーナーとフレームをはめ込んで完成する仕組み。リベット打ちや超音波溶着などの設備がなくても製函できるのが特徴だ。新製品は、従来課題であった耐荷重性能を向上するため折り畳む四隅の中間に部材を取り付けて補強。箱がたわみにくく、耐荷重性能が最大40%向上しており、繰り返し使用に適している。(4月16日13:30 包装タイムス4月15日号に詳報)
 
 
04/15 食品表示制度一元化へ/新法案が閣議決定、罰則も強化
   現在三つの法律にまたがっている食品表示制度を一元化する「食品表示法案」が4月5日、閣議決定された。これにより消費者、事業者双方からかねて分かりにくいと指摘されてきた食品表示のルールが整理・統合される。新法では、加工食品の栄養成分表示が原則的に義務化されるほか、違反事業者への罰則も大幅に強化される。同法案が今国会で成立すれば、2015年に施行される見通しだ。(4月15日16:00 包装タイムス4月15日号に詳報)
 
 
04/12 戦略的提携関係を構築/初年度合計4億円の増収効果――岐阜プラスチック工業、コダマ樹脂工業
   岐阜プラスチック工業(岐阜市)とコダマ樹脂工業(岐阜県神戸町)は、物流・産業用資材を中心とした製品の共同開発・相互販売における戦略的提携関係を構築すると発表した。全国33カ所にのぼる販売拠点で製品を相互販売し、拡販を進める。両社合計で初年度4億円の増収効果を見込んでいる。
 岐阜プラスチック工業は、加熱した樹脂を金型に射出して製造する射出成形を得意とし、日用雑貨や工業部品、水道管継ぎ手などを製造販売。コダマ樹脂工業は、加熱した樹脂を金型で挟んでから空気を吹き込んで中空にして製造するブロー成形を得意とし、液体輸送用の物流容器などを製造販売している。両社では製品群に重複がなく、相互販売のメリットが大きいと判断。2013年1月から提携に向けた準備を進め、3月21日から本格展開を開始した。(4月12日10:00 包装タイムス4月8日号に詳報)
 
 
04/11 新バイオPET樹脂、「サントリー天然水」のボトルに採用――豊田通商
   豊田通商は、バイオPET樹脂の新ブランド「GLOBIO(グロービオ)」が、サントリー食品インターナショナルが5月からリニューアル発売するミネラルウォーター3商品「南アルプスの天然水」「阿蘇の天然水」「奥大山の天然水」のボトルに採用されたと発表した。GLOBIOは、植物由来のバイオエタノールを主原料に同社が一貫生産・販売するバイオPET樹脂の総称。植物由来のバイオMEG(モノエチレングリコール)と石油由来のTPA(テレフタル酸)を、それぞれ30%、70%の重量比で縮合重合して生産している。植物由来原料を使用することにより、焼却時のCO2排出量を最大で約30%削減(第三者機関による算定)、石油の使用量も約30%低減できる。また石油由来PETと同等の物性や品質を持つため従来原料との置き換えが容易で、ボトルの場合は石油由来品と同様にリサイクルできるという。(4月11日10:00 包装タイムス4月8日号に詳報)
 
 
04/10 海外展開の新会社設立/SPLG社長に千田HD副社長――サトー
  千田SPLG社長
千田SPLG社長
 自動認識システムとシール・ラベル印刷を手掛けるサトーグループは、海外においてシール製品の拡販を支援する「サトープライマリーラベルインターナショナル株式会社」(=SPLG、東京都目黒区)を4月1日に設立した。資本金は1000万円で、代表取締役社長にはサトーHD副社長の千田浩三氏(55歳)が就任した。同社グループは、世界23カ国に営業・製造拠点を持っており、SPLG設立により印刷機や原紙などの購入交渉を一本化し、スケールメリットを活かしながら購買力を高めるほか、各国におけるサプライ製品に対する需要に合わせて設備を更新し、生産性向上に努めることでグループのより安定的な収益基盤確立につなげていく。さらにRFIDなどの技術を応用した高付加価値商品の企画・開発のほか、パッケージも視野に入れ、事業範囲の拡大を目指す。(4月10日10:00 包装タイムス4月8日号に詳報)
 
 
04/09 新リターナブル梱包材を開発/再生エンジンで5月から――NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
   再生自動車部品を販売するNGP日本自動車リサイクル事業協同組合(東京都港区)は、再生エンジン用のリターナブル梱包材を開発した。樹脂パレットの上にラチェット式ベルトを取り付けた構造で、外装には段ボールを使用し、その上からPPバンドで固定する。従来の再生エンジンの梱包形態はワンウェイ用木材パレットと番線(剛性に優れた固定用針金)を使用しており、納品先ではパレットを廃棄処理しなければならず、番線は荷解きの手間を要したという。新梱包材はパレットを樹脂化、ベルトを取り付けることで繰り返しの使用を可能とし、廃棄処理と荷役作業の課題を解消した。同社では2009年4月にドア・フェンダー、2011年2月にバンパー2種類で、それぞれリターナブル梱包材を開発、運用しており、今回のエンジン用はそれに次ぐもの。5月1日からレンタル出荷サービスを開始する。(4月9日11:00 包装タイムス4月8日号に詳報)
新開発のリターナブル梱包材(左)とエンジンを積載した状態(右)
新開発のリターナブル梱包材(左)とエンジンを積載した状態(右)
 
 
04/08 包装体に2種類の偽造防止を一体化/中国「産品防偽監督管理弁法」にも対応――凸版印刷
  専用フィルターをかざすと「OK」の文字が浮かび上がる
専用フィルターをかざすと
「OK」の文字が浮かび上がる
 凸版印刷は、2種類の模造防止技術を組み合わせた高セキュリティパッケージを開発した。目視で真贋判定できるホログラム「S-White(エスホワイト)」と、検証フィルターをかざして真贋判定できる潜像機能を持つ「リバースグラム」とを組み合わせることで、よりセキュリティ性を高めた。この二つの模造防止技術を包装材自体に転写する技術を確立。包装体と一体化することで、貼り替えや再利用などが不可能な形状を実現した。また、セキュリティデバイスを帯状に転写できるため、製品が小分けに分割できる包装材であっても、個々に分割してからの真贋判定もできる。なお、いずれの技術も中国国内で流通する模造防止対策商品の中国当局への事前登録を義務化した法令「産品防偽監督管理弁法」に対応している。(4月8日14:00 包装タイムス4月8日号に詳報)
 
 
04/05 ボイスピッキングシステムを発売――アドバンスト・メディア
   アドバンスト・メディア(東京都豊島区)は3月25日、音声認識技術AmiVoice®を活用したボイスピッキングシステム「AmiVoice®Picking」を発売し、物流業界向けパッケージシステムの本格展開を開始した。小型、軽量、低価格が特徴のモトローラ・ソリューションズ社製MC2180(別売り)に対応しているので、音声によるハンズフリー操作と通常のタッチ操作を使い分けるなど、現場用途に合わせて運用できる。また、このMC2180は2.4GHz帯のIEEE802.11b/g、および高速通信が可能なIEEE802.11nの無線LAN規格に対応しており、将来の拡張も可能だ。販売価格は1ライセンスあたり20万円(税抜き)。(4月5日12:00)

利用イメージ
 
 
04/04 新たな感覚を与える飲用容器――日本テトラパック
 
口部に快適なフィット感PMコード
 日本テトラパック(東京都千代田区)の新容器「テトラ・プリズム・アセプティック容器330mlドリームキャップ」を採用した製品が日本で初めて発売された。採用したのは森永乳業で商品名「TBC食物繊維アップル+キウイ」と「ヒアルロン酸+コラーゲン ピーチ」の2種。同商品は既に2012年末時点で累計3.5億パック以上の販売実績がある。同容器はPETボトルやボトル缶と同じく、紙容器でありながらキャップ付いている。キャップデザインは行動分析調査に基づき、角度やそれによる流量などを計算し設計された。これにより快適な飲みご心地の良さを実現する。(4月4日13:30)
 
 
04/03 ニベア花王が選ばれる――ガラスびんアワード2012
   日本ガラスびん協会主催の「ガラスびんアワード2012」で、最優秀賞にニベア花王の「ニベアフォーメン リバイタライジング ローション Q10」「ニベアフォーメン リバイタライジング バームQ10」が選ばれた。「ガラスびんの可能性や近未来的なガラスびんのあり方を感じる商品」という点が評価された。2009年から現在の名称で行われる同アワードは、前身の「ガラスびんデザインアワード」から数えて今回が9回目。近年は食品・飲料の最優秀賞受賞が続く中、今回は珍しくも非食品分野からの受賞となった。(4月3日15:00)
 
 
04/02 縦・横両方向から引き裂ける新機能性タックフィルム――王子タック
  新機能性タックフィルム「POC20/OPL10/GW64」
横からも、縦からも裂ける
 王子タック(東京都中央区)はこのほど、縦方向・横方向のいずれからも軽い力で引き裂けるポリオレフィン(PO)系の新機能性タックフィルム「POC20/OPL10/GW64」を商品化し、全国発売した。開発したPOC20/OPL10/GW64は耐水性があり、厚みが20μmの特殊PO系フィルムでありながらも手で簡単に裂ける。注文のロットは長さが200、400、600m巻の3種で、幅はフリー。(4月2日17:00)
 
 
04/01 カイト化学などを4月1日付で吸収合併――メイワパックス
   メイワパックス(大阪府柏原市)は、グループ会社のカイト化学工業、フィルテクノスを4月1日付けで吸収合併した。同社を存続会社とする合併で、従業員数900人を有する国内有力総合包装資材メーカーとして顧客の信頼を第一に、これまで以上に事業の拡大に力を注ぐ意向だ。存続会社の商号は「株式会社メイワパックス」で代表者は増田淳代表取締役社長。資本金は3.5億円。これにより関東から九州まで8生産拠点を整える国内有数のコンバーターとして一層の事業推進を図っていく。(4月1日16:30)
 
 
04/01 間欠式オフ輪転の「mini版」を開発――岩崎鉄工
   ラベル印刷機の岩崎鉄工(大阪府東大阪市)は原反ロスを極力減らし、小ロットの印刷にも対応できる原紙幅が180oという業界初の小型間欠式オフセット輪転機を開発、2013年10月2〜5日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「JGAS2013」で初公開すると発表した。
 原紙幅が180oはオフ輪転としては国内最小で、いわば間欠式オフ輪転の「mini版」といえるもの。印刷機全体がコンパクトで機長が短くなれば、紙通しが短くなり、仕事(ジョブ)の切り替え時のヤレの発生を抑えることができる。また面付けを減らすことで、印刷加工の煩雑な作業工程を軽減することにもなる。同社では国内はもちろん海外での展開も視野に入れ、今回発表した間欠オフ輪の「mini版」は、「水ありオフ」の仕様だけでなく、「水なしオフ」の仕様にも対応していく。(4月1日10:00)
 
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